2011年、最初の石鎚山系の山は伊予富士へ出かけた。手軽な山なので雪があってもなんとかなるだろう。ただ、旧寒風山トンネルまでの道路が心配だ。
<伊予富士>
■行先・位置
伊予富士 (三等三角点 [伊予富士] 1756.0m)
高知県いの町・愛媛県西条市、北緯33度47分17秒・東経133度14分53秒
■コースタイム
登山口 9:27(47分)→ 桑瀬峠 10:14(1時間38分)→ 伊予富士 11:52(昼食)/12:34(1時間8分)→ 桑瀬峠 13:42(24分)→ 寒風山 14:06
【行き 2時間25分 帰り 1時間32分 計 3時間57分/4時間39分(昼食含む)】
■コース水平距離 7.2㎞
■天気 晴れ
■楽しさ ★★★★★(満点!)
垂直プロファイルの真ん中が富士になっている。
登山口に着いたのは9時を回っていて、すでに10数台の車が駐車していた。
まわりの登山者を見ると、アイゼンとストック (ピッケル) が標準装備のようだ。
スノーシューは車に積んではいるが、山の状態が分からないので持って行くべきかどうか少し悩んだ(結局アイゼンだけザックに入れて登頂開始)。
スタート直後の急登は踏み固められて滑りやすいが、アイゼンが無くても大丈夫だ (アイゼン装着をおすすめします) 。
桑瀬峠まで47分 (コースタイム50分) 、雪の時期としてはまずまずのペース。
峠から寒風山をバックに伊予富士へのトレースを追う。
主稜線直下の登山道は積雪が多く、トレースを外すと足が深く沈んでしまう。
鷹ノ巣山へ南下する支尾根を左に分け鞍部を越えると一気に視界が開ける。
ここから見る伊予富士の姿は美しいがどう見ても富士には見えない。
朝の淡い射光に照らされた冬の伊予富士は、ゴツゴツした稜線が剱岳にも少し似ていてかっこいいと思う。
少し暖かいとはいえ、半袖で登っているのは暑がりの自分だけのようだ。
山頂直下には広い笹原の鞍部があり休憩や食事にちょうどよい。
鞍部からは標高差 165mの急登を登り切れば山頂だ。
ほとんどの人がアイゼンを付けストックを使っている。
つぼ足、手ぶらで登っているのは自分たちだけ?
11時52分、寒風山登山口から2時間25分で伊予富士到着。
後方中央に寒風山、笹ヶ峰、その右にちち山、左には沓掛山を望む。
寒風山手前の一番低い所が桑瀬峠。左下に旧国道が見える。
三等三角点の山頂からは 360度遮るもののない展望が得られる。
蛇行しながら西へ延びる稜線は東黒森、ジネンゴノ頭(黒森山)、西黒森、瓶ヶ森へと続く。
中央奥に石鎚山、二ノ森、左に岩黒山、筒上山、手箱山も見える。
石鎚山を切り取ってみた。
風があって少し寒いのでみんなすぐに下りていくけど、ランチタイムは展望のよい山頂でとりたい。
今日の 「有名店が推す一杯 九段斑鳩 豚骨魚介しょうゆ」は、
「上品な豚骨スープのコクと鰹節をメインとする魚介醤油スープ、めんの色や具材にも徹底的にこだわり、お店の色を再現しました。」
という謳い文句だ。
エネルギーは 505kcal で食塩相当量は 6.4g、有名店かどうか知らないが、
普通のカップヌードルが食べやすい。
12時34分下山開始。
頂上直下の急斜面(特に右側)は転がると止まりそうにないので慎重に。
雪の上にうつぶせになると、とても気持ちがよいものだ。
でもそのまま眠ってしまわないように注意しよう!
桑瀬峠から登山口までのタイムが24分と、雪のない時期より速かった。
アイゼンをつけてないからこそのスピードではあるが、滑ってなかなか止まらないのでバランスに注意!
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石立山 2011.2.2
2011-02-06 21:23:27 (13 years ago)
今日は 4日前(1月29日)に登ったばかりの石立山に再び出かけた。
月曜日に雪が降ったばかりだが、今日は寒気も緩んで暖かい。
<本峰から西峰と捨身ヶ嶽・右奥の白い山は三嶺>
■行先・位置
石立山 (二等三角点 [石立山] 1707.7m)
高知県香美市・徳島県那賀町、北緯33度47分5秒・東経134度3分18秒
■コースタイム
別府峡登山口 9:58(27分)→ 竜頭谷 10:25(37分)→ 岩場 11:02(1時間10分)→ 西峰 12:12(17分)→ 石立山 12:29(昼食)/12:57(11分)→ 西峰 13:08(39分)→ 岩場 13:47(22分)→ 竜頭谷 14:09(16分)→ 別府峡登山口 14:25
【行き 2時間31分 帰り 1時間28分 計 3時間59分/4時間27分(昼食含む)】
■コース水平距離 8.5㎞
■天気 晴れ
■楽しさ ★★★★★(満点!)
標高差 1200mの石立山はほぼ登りっぱなし。
9時過ぎに大栃のふれあいプラザ前を通過、登山口の別府渓谷を目指して国道195号を県境へと向かう。
登山口を出発したのは、9時58分で石立山登山としては遅い。
始めて登る場合は余裕を持って往復7~8時間をみておいてもらいたい。
登山口に猟師の車があったのだが、どうやら竜頭山の方に入っているらしく、竜頭谷にさしかかったとき右岸上部から犬の声が聞こえてきた。
10時46分にガメラ石、11時2分には岩場に着いた。
「岩場」 はルート上もっとも見晴らしの良い場所だ。
出発から2時間14分で西峰に着いた。
いつも目にとまるゾウのような木は西峰の手前直下にある。
西峰から本峰までは約500mでコースタイムは20分となっているが、雪があるのでスタスタとは歩けない。
2時間31分とまずまずのタイムで山頂に到着、土曜日のトレースはすっかり消えていた。
ランチはコンビニで売っているラーメンではもっともお手頃な価格のしょうゆラーメン118円とスパイシービーフカレーパン105円の合計223円だ。
ランチを済ますと何もすることがないので下山開始。
少し雲が出てきたが次郎笈や一ノ森がよく見えている。
太郎 (剣山) は次郎の後ろに隠れている。
岩場まで下るとアンテナのついたビーグルが登ってきた。
ビーグルが行方不明になった話は良く聞く。
これ以上登ったら県境を越えて帰れなくなるので、
「いっしょにおりよう。」 と誘ってみると素直についてきた。
4輪駆動は下りに強く後輪のみの人間よりはちょっと速い。
先に進んでは振り向いて待ってくれる。
迎えに来てくれた?「ビーグル石立号」のおかげで往復4時間と、この時期にしては割と早いペースで往復できた。
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月曜日に雪が降ったばかりだが、今日は寒気も緩んで暖かい。
<本峰から西峰と捨身ヶ嶽・右奥の白い山は三嶺>
■行先・位置
石立山 (二等三角点 [石立山] 1707.7m)
高知県香美市・徳島県那賀町、北緯33度47分5秒・東経134度3分18秒
■コースタイム
別府峡登山口 9:58(27分)→ 竜頭谷 10:25(37分)→ 岩場 11:02(1時間10分)→ 西峰 12:12(17分)→ 石立山 12:29(昼食)/12:57(11分)→ 西峰 13:08(39分)→ 岩場 13:47(22分)→ 竜頭谷 14:09(16分)→ 別府峡登山口 14:25
【行き 2時間31分 帰り 1時間28分 計 3時間59分/4時間27分(昼食含む)】
■コース水平距離 8.5㎞
■天気 晴れ
■楽しさ ★★★★★(満点!)
標高差 1200mの石立山はほぼ登りっぱなし。
9時過ぎに大栃のふれあいプラザ前を通過、登山口の別府渓谷を目指して国道195号を県境へと向かう。
登山口を出発したのは、9時58分で石立山登山としては遅い。
始めて登る場合は余裕を持って往復7~8時間をみておいてもらいたい。
登山口に猟師の車があったのだが、どうやら竜頭山の方に入っているらしく、竜頭谷にさしかかったとき右岸上部から犬の声が聞こえてきた。
10時46分にガメラ石、11時2分には岩場に着いた。
「岩場」 はルート上もっとも見晴らしの良い場所だ。
出発から2時間14分で西峰に着いた。
いつも目にとまるゾウのような木は西峰の手前直下にある。
西峰から本峰までは約500mでコースタイムは20分となっているが、雪があるのでスタスタとは歩けない。
2時間31分とまずまずのタイムで山頂に到着、土曜日のトレースはすっかり消えていた。
ランチはコンビニで売っているラーメンではもっともお手頃な価格のしょうゆラーメン118円とスパイシービーフカレーパン105円の合計223円だ。
ランチを済ますと何もすることがないので下山開始。
少し雲が出てきたが次郎笈や一ノ森がよく見えている。
太郎 (剣山) は次郎の後ろに隠れている。
岩場まで下るとアンテナのついたビーグルが登ってきた。
ビーグルが行方不明になった話は良く聞く。
これ以上登ったら県境を越えて帰れなくなるので、
「いっしょにおりよう。」 と誘ってみると素直についてきた。
4輪駆動は下りに強く後輪のみの人間よりはちょっと速い。
先に進んでは振り向いて待ってくれる。
迎えに来てくれた?「ビーグル石立号」のおかげで往復4時間と、この時期にしては割と早いペースで往復できた。
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石立山 2011.1.29
2011-02-01 00:01:25 (13 years ago)
先週末は博多へ行っていたので山をお休みした。1週間休むとなんだか体がなまってしまったような気がする。しかも昨日の宴会のお蔭で体調がイマイチだ。
ここ数日の雪で、剣山系の山は真っ白、林道も凍結の恐れがあるので主稜線から南に外れ道路も安全な石立山に出かけた。
<石立山山頂>
■行先・位置
石立山 (二等三角点 [石立山] 1707.7m)
高知県香美市・徳島県那賀町、北緯33度47分5秒・東経134度3分18秒
■コースタイム
別府峡登山口 7:41(34分)→ 展望台 8:15(11分)→ 竜頭谷 8:26(48分)→ 岩場 9:14(1時間22分)→ 西峰 10:36(27分)→ 石立山 11:03/11:12(17分)→ 西峰 11:29/11:33(1時間00分)→ 岩場 12:33(17分)→ 昼食(1,090m地点)12:50/13:23(20分)→ 竜頭谷 13:43(31分)→ 別府峡登山口 14:14
【↑3時間33分 ↓2時間25分 計 5時間58分/6時間33分(昼食・休憩含む)】
■コース水平距離 8.5㎞
■天気 晴れ時々曇り
■楽しさ ★★★★★(満点!)
石立山は急峻な石灰岩の岩山で標高差 1200mに及ぶが、水平距離は往復 8.5㎞しかない。
シーズンオフで空っぽの駐車場に車を置く。
登山口の吊橋を7時41分に出発。登山口周辺に雪はほとんど残っていない。竜頭谷手前の小ピークの展望台から山頂方向を望む。山頂は右手の北谷をつめた左側なので尾根に隠れて見えない。
猿の足跡があった。冬の竜頭谷はすっかり涸れて一滴も流れていないが、上流の方から水の音が聞こえるので、地下を流れているのだろう。石灰岩の山なので小さな洞穴ぐらいは存在するかもしれない。
竜頭谷左岸の尾根に取り付くと相変わらず急峻な岩場が続く。石立山は「四国一厳しい」などと言われ、苦労されている方を見かけたこともある(特に下山時)が、初夏の一時期を除き登山者の姿を見かけることの少ない静かな山だ。しかし植生の豊かさは三嶺より上で個人的にはお気に入りの山だ。
小鳥?の足跡と人間の足跡。大男だ。いや、男と断定してはいけないが数日前に単独で登ったようだ。
左は前後の足をそろえて跳ねるように点々と続く小動物の足跡 (イタチ位の大きさか?) 。右は超小型の足跡。
登山口から1時間33分で「岩場」に着いた。
「岩場」は標高約 1,220mで登山口から約 660m、行程のほぼ中間にあたり、展望がよく休憩に丁度よい。ここからは北西の竜頭山越しに北西の白髪山 (中央) や三嶺 (右端)を望むことができる。
南には北谷を挟んで尾根の向こうに行者山が見える。この時は良く晴れて暖かかったのだが・・・・・・。
ビャクシンの尾根を通過し、しばらく登ると鹿が会合を行った場所があった。エサの場所などの情報交換?してから四方八方へ解散した様子だ。
石立山の名物と言えば “イシダテクサタチバナ” だが冬はこんな感じ (左) 。トリカブトの一種 “シコクブシ” (右) も 。
10時36分、登山口から2時間55分で西峰に着いた。少し東の本峰(写真右)へは雪のない時期だと20分足らずの行程だ。
後方には別府渓谷を挟んで口西山を望む。西峰の東面は 「捨身嶽」 と呼ばれる急峻な岩場になっている。さっきまで良い天気だったのに三嶺 (中央奥) から剣山へと続く主稜線は雪雲に覆われつつある。
11時3分、足跡のまったくない石立山山頂に着いた。西峰と本峰間の雪が意外と深くて 30分近く掛かった。山頂でお昼にしようかと思っていたけど、少し風が出てきて寒いのでとりあえず「岩場」まで下ることにした。
西峰から岩場への標高差は約 500mで 1時間の下り。滑りやすいので慎重に下る。太陽が隠れ北から雪雲が迫って来た。
岩場も寒いので更に 100mほど下ってやっとランチタイムをとった (^0^) 今日は 1月24日に新発売の 「濃いミルクシーフードヌードル」 と 「鉄人こだわりの一品」 のあんぱん。ヌードルは少々 “むつこい” が鉄人のパンはいける。
※注: “むつこい” は四国の方言で (味が) くどい、しつこいという意味。
下山後のビールはまた格別 !
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ここ数日の雪で、剣山系の山は真っ白、林道も凍結の恐れがあるので主稜線から南に外れ道路も安全な石立山に出かけた。
<石立山山頂>
■行先・位置
石立山 (二等三角点 [石立山] 1707.7m)
高知県香美市・徳島県那賀町、北緯33度47分5秒・東経134度3分18秒
■コースタイム
別府峡登山口 7:41(34分)→ 展望台 8:15(11分)→ 竜頭谷 8:26(48分)→ 岩場 9:14(1時間22分)→ 西峰 10:36(27分)→ 石立山 11:03/11:12(17分)→ 西峰 11:29/11:33(1時間00分)→ 岩場 12:33(17分)→ 昼食(1,090m地点)12:50/13:23(20分)→ 竜頭谷 13:43(31分)→ 別府峡登山口 14:14
【↑3時間33分 ↓2時間25分 計 5時間58分/6時間33分(昼食・休憩含む)】
■コース水平距離 8.5㎞
■天気 晴れ時々曇り
■楽しさ ★★★★★(満点!)
石立山は急峻な石灰岩の岩山で標高差 1200mに及ぶが、水平距離は往復 8.5㎞しかない。
シーズンオフで空っぽの駐車場に車を置く。
登山口の吊橋を7時41分に出発。登山口周辺に雪はほとんど残っていない。竜頭谷手前の小ピークの展望台から山頂方向を望む。山頂は右手の北谷をつめた左側なので尾根に隠れて見えない。
猿の足跡があった。冬の竜頭谷はすっかり涸れて一滴も流れていないが、上流の方から水の音が聞こえるので、地下を流れているのだろう。石灰岩の山なので小さな洞穴ぐらいは存在するかもしれない。
竜頭谷左岸の尾根に取り付くと相変わらず急峻な岩場が続く。石立山は「四国一厳しい」などと言われ、苦労されている方を見かけたこともある(特に下山時)が、初夏の一時期を除き登山者の姿を見かけることの少ない静かな山だ。しかし植生の豊かさは三嶺より上で個人的にはお気に入りの山だ。
小鳥?の足跡と人間の足跡。大男だ。いや、男と断定してはいけないが数日前に単独で登ったようだ。
左は前後の足をそろえて跳ねるように点々と続く小動物の足跡 (イタチ位の大きさか?) 。右は超小型の足跡。
登山口から1時間33分で「岩場」に着いた。
「岩場」は標高約 1,220mで登山口から約 660m、行程のほぼ中間にあたり、展望がよく休憩に丁度よい。ここからは北西の竜頭山越しに北西の白髪山 (中央) や三嶺 (右端)を望むことができる。
南には北谷を挟んで尾根の向こうに行者山が見える。この時は良く晴れて暖かかったのだが・・・・・・。
ビャクシンの尾根を通過し、しばらく登ると鹿が会合を行った場所があった。エサの場所などの情報交換?してから四方八方へ解散した様子だ。
石立山の名物と言えば “イシダテクサタチバナ” だが冬はこんな感じ (左) 。トリカブトの一種 “シコクブシ” (右) も 。
10時36分、登山口から2時間55分で西峰に着いた。少し東の本峰(写真右)へは雪のない時期だと20分足らずの行程だ。
後方には別府渓谷を挟んで口西山を望む。西峰の東面は 「捨身嶽」 と呼ばれる急峻な岩場になっている。さっきまで良い天気だったのに三嶺 (中央奥) から剣山へと続く主稜線は雪雲に覆われつつある。
11時3分、足跡のまったくない石立山山頂に着いた。西峰と本峰間の雪が意外と深くて 30分近く掛かった。山頂でお昼にしようかと思っていたけど、少し風が出てきて寒いのでとりあえず「岩場」まで下ることにした。
西峰から岩場への標高差は約 500mで 1時間の下り。滑りやすいので慎重に下る。太陽が隠れ北から雪雲が迫って来た。
岩場も寒いので更に 100mほど下ってやっとランチタイムをとった (^0^) 今日は 1月24日に新発売の 「濃いミルクシーフードヌードル」 と 「鉄人こだわりの一品」 のあんぱん。ヌードルは少々 “むつこい” が鉄人のパンはいける。
※注: “むつこい” は四国の方言で (味が) くどい、しつこいという意味。
下山後のビールはまた格別 !
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博多 in 2011.1.22-23
2011-01-28 07:09:39 (13 years ago)
2011年1月22(土)~23日(日)は山を一週休んで街へ行った。
<屋台が並ぶ中州を那珂川に架かる春吉橋から>
■ 1月22日(土) ■
出発時刻は早朝5時50分だが早起きには慣れているので問題ない。
旨い料理を目の前にして箸を付けられなかった苦い経験から、バスでのやり過ぎだけは要注意だ。ビールを軽くやりながら行こうと思っていたのだが、出発直前の想定外の差し入れに事態は急変した。ゲゲゲ会のM氏から届いたのはウイスキー2本。ウイスキー祭りをやれと言うことか!泥棒ヒゲ(この日はなぜか剃っていた)のK氏とストレートで飲み始めたのは出発直後の5時55分。
酔ってくると時間の感覚が鈍ってくる。川之江を通過したことは記憶があるのだが・・・。
ビールでアルコール濃度を薄めつつチビチビ?四国を離れるまでに2本のウイスキーは空になった。
いつの間にか八幡浜に着き、いつの間にかフェリーに乗っていた。
食後の時間はほとんど甲板でウロウロ。外は寒いのだが感覚が麻痺している(山よりは暖かい)。
あっという間に別府港に入港、3時間近い船旅が30分位にしか感じられなかった。
大宰府とは飛鳥時代に確立された政府機関の名前なのだそうだ。朝廷の出先だが行政上重要な地域に置かれ、外交と防衛を主任務とし大きな権限を持っていたとされる。
初めて訪れた大宰府八幡宮は観光客で大賑わい。季節柄合格祈願の人も多いのかな?太宰府天満宮は京都の北野天満宮とともに天神様の総本社だそうで、双方とも菅原道真を祭神としており学問の神様として有名だ。名物の梅ヶ枝餅も美味しかった (^0^) 梅ヶ枝餅は道真の好物だったそうな。
宴会会場はホテルから少し中洲寄りの「酔灯屋」。人気店らしく料理も旨い。写真のイカはまだ生きていて目がにらんだ!
宴会がはねてからは、お楽しみ?のラーメン。
蛇行運転のTい氏を含む6人で向かった先は、Kちゃんが7年前に食い損ねて念が残っているという「一風堂」だ。
メニューは赤と白。自分は赤を注文 (写真はFさんが注文した白) 、旨いのか旨くないのか良く分からなかった。
一風堂を出て向かったのはスイーツのお店 「和café Rokuyou Tei (六葉亭) 」。
まだ食べるの?女子の2次会はスイーツも有りなんだとか。
六葉亭はもともとは釜揚げうどんの店としてオープンしたらしいがメニューにカレーのセットもあったらしい。それがいつの間にか和風カフェになっていたということだ。
丼の中もスイーツだがうどん屋のときの丼かな?
みんな好みのスイーツを注文した中で悩んだ末、なぜかメニューにあった「チキンときのこの和風カレー?」こんな名前だっけ?を注文。はっきり言って酔狂だが、食べきれずにKちゃんとTい氏に手伝ってもらった f^_^;
■ 1月23日(日) ■
翌日は8時20分出発、「博多観光会館」でお土産の買い物を済ませ、九州最大級というアウトレット「マリノアシティ福岡」へ。
オープンと同時に各自目当て?の店に散らばっていった。アウトドア関係はモンベル、フォックスファイヤー 、エーグル、スノーピークなど少数。モンベルの規模は高知店より小さくアウトレットはカスばかりだ。
昼食はロイヤル ホットキューブ ダイナーで名前に惹かれてカシミールビーフカレー (またカレーかよ!) 、なぜカシミールなん?カラコルム山脈やK2を連想する名前だ。
博多を出ると後はビールを飲みながらの読書タイムだ。持ってきたのは高村馨の「マークスの山」、南アルプスで起こった殺人事件をきっかけに数年後に不可解な殺人が発生・・・。
帰ってから写真を確認して大チョンボが発覚!
記録画素数はいつも最大にしているのに、酔っ払った川之江あたりからの画素数がなぜか最小なっていた (*_*) 最悪だー!
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<屋台が並ぶ中州を那珂川に架かる春吉橋から>
■ 1月22日(土) ■
出発時刻は早朝5時50分だが早起きには慣れているので問題ない。
旨い料理を目の前にして箸を付けられなかった苦い経験から、バスでのやり過ぎだけは要注意だ。ビールを軽くやりながら行こうと思っていたのだが、出発直前の想定外の差し入れに事態は急変した。ゲゲゲ会のM氏から届いたのはウイスキー2本。ウイスキー祭りをやれと言うことか!泥棒ヒゲ(この日はなぜか剃っていた)のK氏とストレートで飲み始めたのは出発直後の5時55分。
酔ってくると時間の感覚が鈍ってくる。川之江を通過したことは記憶があるのだが・・・。
ビールでアルコール濃度を薄めつつチビチビ?四国を離れるまでに2本のウイスキーは空になった。
いつの間にか八幡浜に着き、いつの間にかフェリーに乗っていた。
食後の時間はほとんど甲板でウロウロ。外は寒いのだが感覚が麻痺している(山よりは暖かい)。
あっという間に別府港に入港、3時間近い船旅が30分位にしか感じられなかった。
大宰府とは飛鳥時代に確立された政府機関の名前なのだそうだ。朝廷の出先だが行政上重要な地域に置かれ、外交と防衛を主任務とし大きな権限を持っていたとされる。
初めて訪れた大宰府八幡宮は観光客で大賑わい。季節柄合格祈願の人も多いのかな?太宰府天満宮は京都の北野天満宮とともに天神様の総本社だそうで、双方とも菅原道真を祭神としており学問の神様として有名だ。名物の梅ヶ枝餅も美味しかった (^0^) 梅ヶ枝餅は道真の好物だったそうな。
宴会会場はホテルから少し中洲寄りの「酔灯屋」。人気店らしく料理も旨い。写真のイカはまだ生きていて目がにらんだ!
宴会がはねてからは、お楽しみ?のラーメン。
蛇行運転のTい氏を含む6人で向かった先は、Kちゃんが7年前に食い損ねて念が残っているという「一風堂」だ。
メニューは赤と白。自分は赤を注文 (写真はFさんが注文した白) 、旨いのか旨くないのか良く分からなかった。
一風堂を出て向かったのはスイーツのお店 「和café Rokuyou Tei (六葉亭) 」。
まだ食べるの?女子の2次会はスイーツも有りなんだとか。
六葉亭はもともとは釜揚げうどんの店としてオープンしたらしいがメニューにカレーのセットもあったらしい。それがいつの間にか和風カフェになっていたということだ。
丼の中もスイーツだがうどん屋のときの丼かな?
みんな好みのスイーツを注文した中で悩んだ末、なぜかメニューにあった「チキンときのこの和風カレー?」こんな名前だっけ?を注文。はっきり言って酔狂だが、食べきれずにKちゃんとTい氏に手伝ってもらった f^_^;
■ 1月23日(日) ■
翌日は8時20分出発、「博多観光会館」でお土産の買い物を済ませ、九州最大級というアウトレット「マリノアシティ福岡」へ。
オープンと同時に各自目当て?の店に散らばっていった。アウトドア関係はモンベル、フォックスファイヤー 、エーグル、スノーピークなど少数。モンベルの規模は高知店より小さくアウトレットはカスばかりだ。
昼食はロイヤル ホットキューブ ダイナーで名前に惹かれてカシミールビーフカレー (またカレーかよ!) 、なぜカシミールなん?カラコルム山脈やK2を連想する名前だ。
博多を出ると後はビールを飲みながらの読書タイムだ。持ってきたのは高村馨の「マークスの山」、南アルプスで起こった殺人事件をきっかけに数年後に不可解な殺人が発生・・・。
帰ってから写真を確認して大チョンボが発覚!
記録画素数はいつも最大にしているのに、酔っ払った川之江あたりからの画素数がなぜか最小なっていた (*_*) 最悪だー!
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大ボシ山 2011.1.16
2011-01-21 23:33:47 (13 years ago)
寒波がやってきて四国の山も「雪山」といえるぐらいの積雪になった。三嶺などでは腰の高さを越す雪でルートファインディングに時間をとられたり、吹雪で顔を上げることができないほどのこともあるので要注意だ。大ボシ山なら軽いと思って行ってみたが・・・
<26番鉄塔付近>
■行先・位置
大ボシ山(大星山) (二等三角点 [怒田] 1431.7m)
高知県香美市・大豊町、北緯33度44分39秒・東経133度48分57秒
■コースタイム
林道ゲート 10:01(45分)→ 登山口 10:46(22分)→ 20番鉄塔 11:08(39分)→ 22番鉄塔 11:47(30分)→ 23番鉄塔 11:54(7分)→ 25番鉄塔 12:30(36分)→ 26番鉄塔 12:42(11分)→ 大ボシ山 12:53/12:59(6分)→ 26番鉄塔 13:05(47分)→ 20番鉄塔 13:52(昼食)/14:18(10分)→ 登山口 14:28(20分)→ 林道ゲート 14:48
【行き 2時間52分 帰り 1時間23分 計4時間15分/4時間47分(昼食含む)】
■コース水平距離 10.1㎞
■天気 晴れ時々雪
この日の高知県の天気予報は晴れで最高気温が 4.7℃となっている。南の空に雲はないけど冬型の気圧配置で山は雪雲に覆われて見えない。
林道の積雪はゲートの少し手前でロードクリアランスをオーバー、バックして方向転換しようとしたとき左側の素掘りの側溝 (積雪で埋まっていてみえない) にはまり亀さん状態で身動きが取れなくなった。雪の下は前日までの雪が凍ってアイスバーンだ。これじゃ帰れないよん (>_<)
かなりあせったけど少し掘れば土の路面があるし、雪も甲子園一杯分もあるわけじゃない。気を取り直して雪を掻き分け、車に積んだまま使ったことのないストックで凍った路面を掘って悪戦苦闘の末に無事脱出!
出鼻をくじかれ意気消沈気味。でも「昼から晴れで!」の一言で、そりゃあ登らずに帰るわけにゃいかんわねえ!1時間以上のタイムロスで出発は10時1分。
オモ谷を右岸に渡ってすぐのゲートから二つ目のヘアピンで分岐を左にとり柚ノ木林道へ。登山口までのわずか2.2kmの道程に45分を要した。時折、青空も見えてはいるが稜線上は・・・。
最初の20番鉄塔を過ぎると積雪が少しずつ深くなる。昼前には余裕で着くつもりだったのに昼を告げるサイレンの音が風に乗って聞こえて来た。
ブナの小さなうろの中で窮屈そうに生えていたキノコ(ヒラタケ?)はどうなっているか少し気になっていたが、乾燥した状態でそのまま存在した。
ブナの巨木も雪に包まれて・・・・・・。
積雪は 25番鉄塔手前で膝あたりまでになり、 26番鉄塔手前では腰のあたりまで深くなった・・・・・・。
26番鉄塔が建つ分岐に出たとたんに強風が吹きつける。雪が顔に刺さって痛いほど冷たい。この稜線鞍部は風が強いので雪は浅いが凍り付いている。周辺のブナ林も風に耐えている。
しかし、分岐からの小ピークを越えた鞍部が胸の高さほどの深さで、正直、もう帰ろうかと思った。でもあと 200m足らずで山頂なのだ。写真を撮る余裕もなく雪の壁に体当たりをくわせながら少しずつ前進。12時53分、樹林帯を抜け山頂 (1431.7m) になんとかたどり着いた。
お腹が空いているけど顔が痛いほど寒いので早々に下山開始。 20番鉄塔まで下ってやっとランチタイム、手袋をはずすと指先が凍傷になりそう。今日は「チリトマトヌードル」とランチパック「CoCo壱番屋監修ポークカレー」。残り時間が少ないし寒いのでビールは帰宅後までお預けだ (T_T)
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<26番鉄塔付近>
■行先・位置
大ボシ山(大星山) (二等三角点 [怒田] 1431.7m)
高知県香美市・大豊町、北緯33度44分39秒・東経133度48分57秒
■コースタイム
林道ゲート 10:01(45分)→ 登山口 10:46(22分)→ 20番鉄塔 11:08(39分)→ 22番鉄塔 11:47(30分)→ 23番鉄塔 11:54(7分)→ 25番鉄塔 12:30(36分)→ 26番鉄塔 12:42(11分)→ 大ボシ山 12:53/12:59(6分)→ 26番鉄塔 13:05(47分)→ 20番鉄塔 13:52(昼食)/14:18(10分)→ 登山口 14:28(20分)→ 林道ゲート 14:48
【行き 2時間52分 帰り 1時間23分 計4時間15分/4時間47分(昼食含む)】
■コース水平距離 10.1㎞
■天気 晴れ時々雪
この日の高知県の天気予報は晴れで最高気温が 4.7℃となっている。南の空に雲はないけど冬型の気圧配置で山は雪雲に覆われて見えない。
林道の積雪はゲートの少し手前でロードクリアランスをオーバー、バックして方向転換しようとしたとき左側の素掘りの側溝 (積雪で埋まっていてみえない) にはまり亀さん状態で身動きが取れなくなった。雪の下は前日までの雪が凍ってアイスバーンだ。これじゃ帰れないよん (>_<)
かなりあせったけど少し掘れば土の路面があるし、雪も甲子園一杯分もあるわけじゃない。気を取り直して雪を掻き分け、車に積んだまま使ったことのないストックで凍った路面を掘って悪戦苦闘の末に無事脱出!
出鼻をくじかれ意気消沈気味。でも「昼から晴れで!」の一言で、そりゃあ登らずに帰るわけにゃいかんわねえ!1時間以上のタイムロスで出発は10時1分。
オモ谷を右岸に渡ってすぐのゲートから二つ目のヘアピンで分岐を左にとり柚ノ木林道へ。登山口までのわずか2.2kmの道程に45分を要した。時折、青空も見えてはいるが稜線上は・・・。
最初の20番鉄塔を過ぎると積雪が少しずつ深くなる。昼前には余裕で着くつもりだったのに昼を告げるサイレンの音が風に乗って聞こえて来た。
ブナの小さなうろの中で窮屈そうに生えていたキノコ(ヒラタケ?)はどうなっているか少し気になっていたが、乾燥した状態でそのまま存在した。
ブナの巨木も雪に包まれて・・・・・・。
積雪は 25番鉄塔手前で膝あたりまでになり、 26番鉄塔手前では腰のあたりまで深くなった・・・・・・。
26番鉄塔が建つ分岐に出たとたんに強風が吹きつける。雪が顔に刺さって痛いほど冷たい。この稜線鞍部は風が強いので雪は浅いが凍り付いている。周辺のブナ林も風に耐えている。
しかし、分岐からの小ピークを越えた鞍部が胸の高さほどの深さで、正直、もう帰ろうかと思った。でもあと 200m足らずで山頂なのだ。写真を撮る余裕もなく雪の壁に体当たりをくわせながら少しずつ前進。12時53分、樹林帯を抜け山頂 (1431.7m) になんとかたどり着いた。
お腹が空いているけど顔が痛いほど寒いので早々に下山開始。 20番鉄塔まで下ってやっとランチタイム、手袋をはずすと指先が凍傷になりそう。今日は「チリトマトヌードル」とランチパック「CoCo壱番屋監修ポークカレー」。残り時間が少ないし寒いのでビールは帰宅後までお預けだ (T_T)
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