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三嶺さんぽ通信

大ボシ山(大星山) 2012.1.29

1月最後の日曜日は、(石立山か、大ボシ山か・・・。)少し悩んだ末に「オオボシ」に出かけた。時間的には大差はないのだが、この時期の「イシダテ」は、これといって見るものもなく、「修行」のようで、あまり面白くない。

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<大ボシ山山頂>

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■行先・位置
大ボシ山(大星山) (二等三角点 [怒田] 1431.7m)高知県香美市・大豊町、北緯33度44分39秒・東経133度48分57秒
■コースタイム
林道ゲート 10:05(17分)→ 19番鉄塔 10:22(7分)→ 林道分岐 10:29(6分)→ 登山口 10:35(14分)→ 20番鉄塔 10:49/10:56(8分)→ 21番鉄塔 11:04(20分)→ 22番鉄塔 11:24(3分)→ 23番鉄塔 11:27(8分)→ 24番鉄塔 11:35(17分)→ 25番鉄塔 11:52/12:01(12分)→ 26番鉄塔 12:13/12:15(10分)→ 大ボシ山 12:25(昼食)/12:54(4分)→ 26番鉄塔 12:58(5分)→ 25番鉄塔 13:03(9分)→ 24番鉄塔 13:12/13:19(4分)→ 23番鉄塔 13:23(2分)→ 22番鉄塔 13:25(9分)→ 21番鉄塔 13:34(3分)→ 20番鉄塔 13:37/13:42(7分)→ 登山口 13:49(4分)→ 林道分岐 13:53(4分)→ 19番鉄塔 13:57(10分)→ 林道ゲート 14:07
【行き 2時間2分 帰り 1時間1分 計3時間3分】
■コース水平距離 10.1㎞
■天気 晴れ時々曇り

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ゲートから登山口までの林道 2km と送電線鉄塔の尾根道 3㎞ の片道 5㎞。標高差は、林道ゲートから 730m、登山口から 530m。

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「吉井勇記念館」のある猪野々から日比原川を上流へ向かう。
「轟の滝」を通過して大久保に差し掛かると、鉄塔尾根が見えてくる。
見えている鉄塔は、林道横の19番、尾根の20、21番鉄塔。
鉄塔尾根は、22番鉄塔が立つ「標高点・1217」付近から緩くなり、23番鉄塔で少し左に折れて山頂へと続いている。
ただし、送電線は山頂の東を通っているので、登山道も25番鉄塔の手前から右にトラバース、26番鉄塔の鞍部で稜線に出る。(上は、雪雲で寒そう・・・。)

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集落を抜け未舗装の国有林林道を約2km、オモ谷に架かる「いののやま橋」を渡ると、ゲートがあるので近くの路肩に車を置く。

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19番鉄塔を過ぎて、林道の分岐は左の柚ノ木林道へ。

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林道歩きで足慣らし。

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ゲートから登山口までは、約2kmで30分ほど。

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人工林の中を登ってゆくと、少しずつ自然林が混じってくる。

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登山口から、15~20分程度で20番鉄塔に着く。

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アップがすんだ頃なので、一息入れてるのに丁度よい。ここでスノーシューを装着。今回は登山道を外れた21番と24番鉄塔にも寄り道しよう。

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21番鉄塔は、登山道の東側(右)に少し登った所にある。白髪山が見えた。

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いつも仲の良い、ヒメシャラとブナ。ヒメシャラが「姫」か?

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22番鉄塔と23番鉄塔は、勾配の緩い尾根上に立つ。

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24番鉄塔は、登山道から東に少し下る。正面に中都山(1440m)が見える。

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仲の悪い、ブナとシロヤシオ。食いちぎられた?シロヤシオの枝が痛々しい。

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木々の間から山頂が見えてきた。雪雲も消え、青空が広がった。

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25番鉄塔まで来ると、展望が開けてくる。

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ここはまだ、風がないので歩いていると寒くない。もう少しで稜線に出る。

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気持ちよい青空とブナ。

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神賀山の尾根上には三嶺、綱附森、白髪山などが頭を並べる。

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26番鉄塔の立つ鞍部に出ると、途端に強い風が吹きつけてきた。大ボシ山の稜線は、南にくびれていて、この鞍部が風の通り道になっている。冬場は強烈な北風が吹き抜けるので、鉄塔周辺の積雪は少ないが、とにかく寒い。

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鞍部で左に折れ、西に向かって急勾配を登ると、1400mラインの小さな鞍部に出る。雪が吹き溜まっているので、軽いラッセルになることもあるが、もう一息なので頑張ろう!

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ブナの森を抜けると、南東方向が開けてくる。

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12時25分、2時間20分(休憩・写真撮影含む)で山頂到着。気温は低いが、風は強くないので山頂でランチタイムをとった。

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今日の一杯は、40周年記念商品「カップヌードルキング」
これはでかい!(大きさは右で比較を!)
「通常よりも太い麺を使用し、カップヌードル史上最大の麺重量とすることで、食べごたえを追求しています。大盛りカテゴリーのメインユーザーである10代~30代の男性が強いインパクトを感じられる商品に仕上げました。」
ということで、「ターゲットの年代から少し外れてしまった。」のが残念だが、この程度の量なら「へっちゃら。」だ。
「ランチパック・しょうが焼き マヨネーズ入り」と一緒に軽く食べ終えた。

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寒くて手が痛くなってきたので、食事を終えると急いで下山開始。
指は、じっとしていると、-2℃で凍り始めるらしい。

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山頂から26番鉄塔鞍部へ。また、少し雲が出てきた。

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鉄塔鞍部はほんとに寒い。(とっとと下りよう。)
帰りはスノーシューを使わない方が早い。
「右足が滑る前に左足を出し、左足が滑る前に右足を出す。」といった感じ!?

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帰りは登山口まで55分、ゲートまで1時間13分(休憩含む)。雪道は速い。

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猪野々集落から綱附森が見えていた。雪がないと気がつかないかも。



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綱附森 2012.1.22

近頃、冬しか足が向かなくなった綱附森で、スノーシューハイクを楽しんだ。
年が明けてから、週末は冴えない天気ばかり。今週も良くない予報で、土曜日は雨だったけど、日曜日は好転して、申し分のない登山日和に恵まれた。

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<綱附森山頂>
このところ、暖かい日が続いていて、綱附森の雪も少し融けたようだ。

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<牛ノ背~石立山のパノラマ (7枚合成)>

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<参考:大栃から見る降雪後の綱附森>

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■行先・位置
綱附森 (二等三角点 [安野山] 1643.1m)
高知県香美市・徳島県三好市、北緯33度47分57秒・東経133度56分28秒
■コースタイム
綱附森登山口 08:34(1時間33分)→ 標高点 [・1421] 10:07(1時間13分)→ 標高点 ・1460 11:20(1時間18分)→ 綱附森 12:38(昼食)/13:54(50分)→ 標高点 [・1460] 14:44(39分)→ 標高点 [・1421] 15:23(40分)→ 綱附森登山口 16:03
<行き 4時間4分 帰り 2時間9分 計6時間13分>
■コース水平距離 約 9.6㎞
■天気 晴れ時々曇り
■楽しさ ★★★★★(満点!)

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矢筈山登山口の駐車場から南東へ約400m、東笹林道のゲート手前が登山口。
往復の距離は約9.5㎞。登山口の標高は約1250で標高差は約400m。県境尾根の緩やかなアップダウンが続く。
登山口の標高が高いと、(手軽に登れて)いいように思えるが、冬場はそれが難点にもなる。綱附森登山口は標高1250mと、光石登山口の910mより340m高い。この差が登山口までチェーンなしで「行けるか、行けないか」を左右する。

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県道 49号大豊物部線終点の明賀集落からは、九十九折りの林道「笹笹上線」が矢筈峠へと続く。四輪駆動とはいえ、1000mを越えた辺りからノーマルタイヤでは走行困難になったので、買ったばかりのチェーンを装着。

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山には興味がなくても、積雪があるとオフロード車を転がしに来る人たちがいるので、駐車場は車の轍だらけ。

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矢筈山登山口の駐車場とトイレの位置は、徳島県(管理は香美市)で綱附森登山口は、高知県。1998年に開催された「インターハイ登山大会」の幕営地とし整地された広場に車を置く。

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靴は今回、初使用のトリオレ プロGTX。今日はその履き心地も試してみたい。

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すでに日も高くなった、8時34分に登山開始。曇りの予報だったけどそんなに悪くない天気。

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南南東に進んでいた尾根道が、南からの尾根を合わせて、北北東(左)に折れる(「標高点・1421」へ向く)と樹林帯を抜ける。左手に矢筈山、笹越の鞍部には雲海上に浮かぶ石鎚山系の山々が頭を出す。

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右手前方には、天狗塚・三嶺・綱附森。

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「標高点・1421」 はピークを通って真っ直ぐ進みたくなるが、直前で大きく右に折れて、鞍部へと下る。登山道に残されているのは動物のトレースのみ。

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南に太平洋が見える。

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「標高点・1421」から少し下った鞍部(1370m)の南側には、田んぼのような湿地があるので様子を見に寄り道。

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「ピーク1430」の南を通過し、左に牛ノ背と天狗塚を眺めながら広い鞍部を進む。この鞍部へは東笹林道からの登山道があり、麓の久保安野尾へ続いている。

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鞍部で振り返ってみる。右がピーク1430。

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「標高点・1460」の少し手前で少し雪が深くなったのでスノーシューを装着。
「標高点・1460」を通過すると再び三嶺も見え始めた。

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矢筈山の北に見えるのは、国見山(1409.0m)と中津山(1446.6m)。

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山頂はもう目の前。展望の良い綱附森だが、植物が少ないからか、人気は今ひとつで、夏場の登山者も多いとは言えない。

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山頂からの展望はすばらしく、三嶺や天狗塚、白髪山はもとより、東に剣山や次郎笈、西には石鎚山系、南に高知平野、太平洋も一望できる。
北アルプスに例えると、穂高連峰、槍ヶ岳の展望台、蝶ヶ岳のような存在。
のんびり歩きすぎて山頂到着は12時38分、山頂付近だけは風が強くて寒い。

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左から牛ノ背(1757.1m)・天狗塚(1812m)・地蔵ノ頭(1800m)。

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西熊山(1815.9m)と三嶺(1893.4m)。

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左から西熊山・三嶺・カヤハゲ(1720m)・白髪山分岐(1730m)・白髪山(1769.7m)・後方には剣山(1954.7m)と次郎笈(1930.0m)(3枚合成)。

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風を避けるため少し南に下った斜面でランチタイム。
伝説の一品。 カップヌードルに「そば」があった!
ということで、今日の一杯は1月16日(月) に復刻発売された「カップヌードル 天そば」
カップヌードル発売40周年記念企画として実施された『歴代カップヌードル復活総選挙』で第1位となった、シリーズ唯一の和風カップ麺で1972年12月に発売されている。
商品特徴は、のどごしの良い縮れそばに、かつおだしとほのかなユズの香りが特徴のオーソドックスなそばつゆ。具材にエビミンチ天、シイタケ、ネギ。
カップヌードルに「そば」が存在したとは知らなかった。3位のスパーシーカレーが好きだけど、これはこれで良いかも。期間限定でなくても売れるのでは?

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13時54分、展望を楽しみながら下山。

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午後になると太平洋がオレンジ色に輝きはじめる。

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牛ノ背~三嶺のパノラマ(2枚合成、山頂直下から)。

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なぜか立ち止まってしまう3本の木。

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魚のような雲が泳ぐ。

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太陽が西に傾いて、シルエットになったブナ。

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黒い雲の右側に淡く彩雲が・・・。

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最後にもう一度牛ノ背を・・・。

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寄り道が多すぎて下山は16時3分で往復6時間13分(ランチタイム除く)。
撮影枚数は約400枚。

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旧型の「トリオレGTX(左)」と新型の「トリオレ プロGTX(右)」を並べてみた。
写真を見てもらったら分かるようにつま先の形が全く違っている。新型は明らかにワイドになっていて、「日本人向け足型」で人気の定番、ローバーの「タホー」同様5本の指を自由に動かせる感じでつま先にゆとりがある。
少々地味なローバーと比べ、Made in Italy のスカルパは細身でかっこいいけど、典型的な「日本人の足」には合ってなかったようで、小指が当たってよくまめができていた。靴紐をきつめにしておくと緩和されるのだが、小指が痛くなるという人は10人中3人はいるらしい。
しかし、新型の「トリオレ プロ」は別物!足が幅広でスカルパを諦めていた人も是非試してもらいたい。

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東光森山 2012.1.9

三連休最後の成人の日、東光森山(大川村・新居浜市)に発登頂!

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<東光森山山頂>

予報では7日、8日が晴れ時々曇、9日が晴れで3連休のうち天気が一番良い「はず」だった。そこで2012年の2番目は展望が良いといわれる国見山(三好市西祖谷山村1409m)へ向かった。
ところが、県境が近づくと雲が広がり始め、大歩危付近の山は雪で麓は時雨。前日が良すぎたので少し不安はあったのだが・・・。雨は避けたいのでUターンして高知県へ引き返す。次の候補は白髪山、大座礼山、稲叢山といったところだが、登ったことがない東光森山が急浮上。

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■行先
東光森山 (三等三角点 [東三森] 1486.1m)
高知県大川村・愛媛県新居浜市、北緯33度50分24秒・東経133度24分54秒)
■コースタイム
東光森山登山口 10:15(32分)→ 1270m補点ピーク 10:47(1時間6分)→ 東光森山 11:53(昼食)/13:04(42分)→ 1270m補点ピーク 13:46(18分)→ 東光森山登山口 14:04
【行き 1時間38分 帰り 1時間00分 計 2時間38分】
■コース水平距離 4.1㎞
■天気 曇り時々晴れ
■楽しさ ★★★★★(満点!)

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ルートは県境の峠から東に尾根どおしの片道約2㎞、登山口の標高は約1110mなので標高差はわずかに376m!

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県境峠(大田尾越)が近づくと道路の雪が多いので慎重に進む。大座礼山林道基点の広場から東光森山(右奥)を確認する。コース水平距離は片道で約2㎞となっているが、もっと遠く険しく見える。「あれに登るの!?」って感じで登頂意欲を掻き立てられる山容だ。

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登山口は高知県道・愛媛県道6号高知伊予三島線の最高地点(大田尾越、標高点・1113)から20mほど手前の高知県側で標高は約1110m。
10時15分登頂開始、昼までに着くかな?

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尾根に取り付くといきなりの急登が「1250m」ピークに向かって突き上げている。
次の岩は左を巻く。

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「1250m」ピークから小さなアップダウンを繰り返して次の「1270m補点」ピーク(中央のなだらかなピーク)へ向かう。左奥が東光森山。
三角点網を作る際には、まず三角形の一辺が45km程度になるよう一等三角点が設置され、必要に応じて25kmほどの間隔で一等の「補点」が設置された。その後、約8km間隔で二等三角点、約4km間隔で三等三角点、約2km間隔で四等三角点と順次設置されていった。

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「1270m補点」ピークから東光森山を望む。中央の尾根に登山道を確認できるが、まだまだ遠く感じる。

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「1270m補点」ピークの緩やかな尾根から東光森山との鞍部へと下る。
補点ピークから70m降った鞍部(1200m)からが東光森山本峰への本格的な登りとなる。地形図で見ると等高線がなかなか詰んでいる。

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時々現れる尾根上の「でっぱり」は左右どちらかを巻いて登る。その内の1つを巻いてから「でっぱり」の上に出て、「1270m補点」ピークと「大座礼山」を望む。

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時々は陽が差して青空が広がることも・・・。

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連続する雪の急登はよく滑る。
空が近づいてきて勾配が急に緩くなると山頂に出た。

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山頂には山名の道標が2つ。
登山口からの標高差は376mだが、累積標高差は約480m。

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すぐ西に「三ツ森山1429.5m」があるからか、三等三角点の基準点名は「東光森」ではなく「東三森」となっている。
県境尾根の南を嶺北地方(高知県)、北を嶺南地方(愛媛県)という。南を嶺北、北を嶺南と呼ぶのは基準とする山脈(嶺)が違うから。高知では高知平野の分水嶺から北側を嶺北と呼び、愛媛では法皇山脈(赤石山系)の南側を嶺南と呼んでいる。

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今日の一杯は日清の「カップヌードルマイ・レンジタイム エビトマトクリームヌードル」(2回目)。
「コシとつるみのある、平打ちパスタ風麺に、濃厚なトマトの煮込み感のさわやかなクリーム系スープがよく合います。」ということでトマトの酸味が利いた穏やかな味わいのスープはなかなか美味い。カロリーも控えめの318kcal。

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雪がちらつき始め、寒くなってきたので早々に下山開始。

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これは・・・?バクチノキ?

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「1270m補点」ピークで東光森山を振り返ると山頂は雪で見えなくなっていた。

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帰りは転げるよう (ほんとにこけこけ) に下ったのでタイムは1時間丁度。
あまり急ぐと危険なので要注意!

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帰りは本山町の「本山さくら市」へ寄り道。
田岡清さんの米を1回は食べてみにゃあ「いかん」と思っていたので、本山町吉延の棚田米『にこまる』を購入。
土佐天空の郷・田岡清さんの「にこまる」は、「お米日本一コンテストin静岡2010」で最優秀賞に輝いている。「こしひかり」以外の品種での日本一というのは史上初の快挙ということだ。
四季菜館」のドレッシングと野菜も忘れずに買い物かごへ。



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三嶺 2012.1.3

2012年山始めはホームトレイルの三嶺へ。

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<カヤハゲ(1720m)からの三嶺>

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■行先
カヤハゲ (標高点 1720m)
高知県香美市、北緯33度49分41秒・東経133度59分25秒
三嶺 (二等三角点 [三嶺] 1893.4m)
高知県香美市・徳島県三好市、北緯33度50分22秒、東経133度59分16秒)
■コースタイム
光石登山口 6:14(21分)→ 堂床分岐 6:35(45分)→ さおりが原 7:20/7:28(35分)→ フスベヨリ谷分岐 8:03(1時間39分)→カヤハゲ 9:42/9:54(1時間29分)→ 三嶺 11:23/11:29(17分)→ 三嶺ヒュッテ11:46(昼食)/12:41(18分)→ 三嶺 12:57/13:01(1時間38分)→ さおりが原分岐 14:39(1時間1分)→ 八丁 15:40/15:44(30分)→ 光石登山口 16:14
<三嶺まで 行き 4時間49分 帰り 3時間9分 計 7時間58分>
<ヒュッテまで 行き 5時間6分 帰り 3時間27分 計 8時間33分>
■コース水平距離 15.4㎞
■天気 曇り時々晴れ
■楽しさ ★★★★★(満点!)

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今回は光石登山口から尾根ルートで堂床、さおりが原、カヤハゲ(東熊山)を経て山頂へ。三嶺ヒュッテで昼食後、フスベヨリ谷ルートを下山、さおりが原分岐、八丁を経て光石へ帰る周回コース。
カヤハゲは通過点だけど、麓からも確認できるピークを持っていて「東熊山」という別名もあるので「行先」に上げておく。

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林道の凍結を心配したが、日当たりの悪い場所意外は問題ないレベルだった。
光石出発は6時14分、沢のルートをとることが多いので、今回は久しぶりにさおりが原経由とした。このコースは山頂直下を除き勾配は緩やかだが、距離が長くカヤハゲ付近からラッセルを強いられることも多い。
動物の足跡が堂床にむかって点々と下っている。
長笹谷の橋を渡るとすぐの、分岐を右へとり尾根に取り付く。

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すっかり夜が明けた頃、さおりが原に着いた。雪のさおりが原は食害の痛々しさも隠されて静かで美しい森の姿を見せている。

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さおりが原からは再び尾根に向かって登る。
途中、ニホンリスを何度か見かけた。ニホンリスは冬眠しないの?

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樹間から見えるのは雪を被った綱附森。

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カヤハゲ直下の積雪は20~30㎝。昨年はこの尾根で転倒して11針縫ったのだった。

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三嶺は雪雲に覆われて寒そう。

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登ってきた尾根の後方に綱附森、矢筈山、天狗塚。

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カヤハゲ到着は光石出発から3時間28分後の9時42分。雪のない時期の倍近くかかっている。三嶺は近づいてきたけど、まだ中央に見える尾根を登らなければならない。ここからが本番。

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雪の多い西熊山。

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地蔵ノ頭を中央に左に天狗塚、右に牛ノ背。アルプスみたいでかっこいい。

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「下らなくていいけど」と思いながら、カヤハゲの鞍部(標高差60m)へ滑り落ちるように下って再び登る。

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稜線上が雲に覆われつつある。

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天狗岩直下の登りは、積雪40~50㎝(膝下)。トレースがないので少しきつい。腰まである吹き溜まりは、泳ぐように進む。

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稜線を覆っていた雲にぽっかりと開いた青い窓が一気に広がると白い稜線が輝く。青と白のコントラストが美しい。

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天狗岩上部、鎖場付近の積雪は50~60㎝(膝辺り)、膝の高さを超えている所もあって、疲れた頃なのでちょっとしんどい。

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11時23分、登山口から5時間9分(休憩含む)で山頂到着。下から見上げたときと同じように雲に閉ざされて視界は悪い。
山頂には、下山準備中のスノーシューを履いた年配の方が1人。
「寒うないかえ?えらいねー。しかもツボ足で!雪があったろう?」
暑がりなのでジップシャツ1枚になっていた(行動中)。スノーシューも車に置いてきてしまった。

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ランチタイムは、ヒュッテでとりたいので下りないといけない。でも雪は多いし、ヒュッテ付近は雲の中なので少々ためらわれる。それでも「三嶺の池」がどうなっているか、ちょっと気になる。

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少し青空がのぞいた山頂を振り返る。

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雪に埋まった、三嶺の池と三嶺ヒュッテ。

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三嶺の池は真っ白で、その存在はほとんど分からない。あまり足跡はつけたくないけど、池の上を歩けるのはこの季節だけなので、真ん中辺りまで行ってみる。

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中食(ちゅうじき)を取るため、三嶺ヒュッテに草鞋(わらじ)、いや登山靴を脱ぐ。

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今日の一杯は、徳島製粉の「金ちゃんヌードル 旨みカレー」。
香辛料が適度に効いたスープは、「カップヌードル カレー」ほどのとろみはないが旨い。 “カレースープ” という感じで、すんなり飲み乾せる一杯になっている。基本的にカレー好きの自分としては、「定番」に入れても良い感じ。
名頃からの登山者たちも加わって、にぎやかなひと時。

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食事が済むと、ヒュッテをあとに山頂へ登り返さなければならない。

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束の間、山頂に日が当たった。わずかな日差しでも暖かい。太陽はえらい!

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今日は西熊山からお亀岩へ回る時間的余裕が無さそうなので、すぐ先の鞍部からフスベヨリ谷へ下ることにする。

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フスベヨリ谷上部の小さな沢は凍っている。

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持ってきたお茶もいつの間にか凍ってしまった。

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第3渡渉点(下流側からの順)は水量が少ないので楽に渡ることができる(右岸 → 左岸)。

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渡るとすぐに「さおりが原分岐」なので、右にとって沢沿いに八丁方面へ。

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第2渡渉点を渡る(左岸 → 右岸)。

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数頭のシカが、警戒音を発して逃げ去った。シカのいた場所は足跡だらけで、木の根元が齧られていた。
ヌスビト沢の丸太橋を渡るとすぐの、フスベヨリ谷右岸が少し崩壊しており、登山道が上部へ付け替えられていた。

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第1渡渉点を通過(右岸 → 左岸)。

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吊橋を渡る(左岸 → 右岸)と八丁は近い。

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16時14分、光石登山口に下山すると、自分の車しか残っていなかった。
まだそんなに遅い時間じゃないけど、冬は「シーズンオフ」なので、登山者は少ない。自分にとっては、年中「シーズン」だけどね・・・。



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モンベル スノースパイク10

一番近い雪山エリアはなんといってもホームトレイルの「三嶺」だ。でもアイゼンやスノーシューを携行するのはちょっとめんどう・・・。

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<mont-bell スノースパイク10>

冬型の気圧配置が強まって、
関門海峡から瀬戸内海を経て多量の水蒸気を含んだ北西の季節風が四国山地に達すると、山間地では大量の雪が降り、1mを超える積雪となることもある。

そのためアイゼン(クランポン)を必要とすることもあるのだが、荷物になるのでめったに持って行かない。だから現在持っているグリベルのエアーテックは出番が無い。

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2~3月になって冬型が緩んだ頃、積もったり溶けたりを繰り返した雪が固くなる。沢の上部や稜線直下などの斜面は凍っていて危険だ。そんなときこそ、必要な装備がアイゼンなのだが・・・。

そこで今回、登場したのが携帯性の高いモンベル コンパクトスノースパイク10。
装着が超簡単で、なんといっても軽くてコンパクト。

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本格的なアイゼンより少々小振りな爪だけど、アイスクライミングや本格的な雪山を目指すのでなければこれで十分。

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ほんとはアイゼンの中では軽いカジタックスを物色に行ったのだが、こちらの方がもっと軽くて収納しやすいので「これはえい!」ということでお買い上げ。

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装着はラチェット式でいたって簡単。1月は雪の表面が凍ってないので今のところ出番はないが、購入以来携行するようにしている。

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同時に購入したLIFE-KINK スノーショベル。これは車を雪道から脱出させるための道具。



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