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三嶺さんぽ通信

三嶺 2013.7.14

「コメツツジを見たい」 Tさんと
「三嶺がどんな所なのか、現地を見ておきたい」Sさんを案内して
梅雨明け直後の三嶺に登った。

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<西熊山から三嶺>

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■行先・位置
西熊山 (三等三角点[西熊山] 1815.9m)
高知県香美市・徳島県三好市、北緯33度50分06秒・東経133度57分50秒
三嶺 (二等三角点[三嶺] 1893.4m)
高知県香美市・徳島県三好市、北緯33度50分22秒・東経133度59分16秒
■コースタイム
光石登山口 6:45(41分)→ 八丁ヒュッテ 7:26/7:37(24分)→ 渡渉点 8:01/8:06(1時間21分)→ お亀岩避難小屋 9:27/9:41(31分)→ 西熊山 10:12/10:21(23分)→ 大タオ 10:44/10:47(1時間00分)→ 三嶺 11:47/11:57(19分)→ 三嶺ヒュッテ 12:16(昼食)/13:03(10分)→ 三嶺 13:13/13:16(46分)→ カヤハゲ 14:02/14:12(59分)→ さおりが原 15:11/15:24(44分)→ 光石登山口 16:08
<三嶺まで 行き 4時間20分 帰り 2時間29分 計 6時間49分>
■コース水平距離 16.2㎞
■天気 曇り時々晴れ一時雨
■楽しさ ★★★★★(満点!)

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光石を起点にお亀岩から西熊山を越えて三嶺へ登頂後、三嶺ヒュッテへ。
帰りは、カヤハゲ、さおりが原を経て光石へ戻る周回コース。
【水平距離16.32㎞、沿面距離17.04km、累積標高差(+)1544m (-)1549m】

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今回は、初めてでも無理のない時間設定でと考え、「MAPPLE 山と高原地図」の標準コースタイムに休憩を加えた行程とした。
そのため、いつもより早い6時に奥物部ふれあいプラザに集合し光石登山口へ。
初登頂のSさんの体力は未知数だが、頑丈そうなので大丈夫だろう。

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梅雨明け直前の雨で崩れていた登山道が補修されていた。

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堂床野営場から見上げる青空!
午前中はいい天気だった。

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光石登山口 6時45分(41分)→ 八丁ヒュッテ 7時26分(標準 50分)。
いつもより少しゆっくりめのペースで八丁へ。
小屋の近くに生えていたツチアケビは、神出鬼没でどこに出るか分からない。

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カンカケ谷に出合う付近から見上げた西熊山は、(あんな所まで登るの?)っていう感じで高く遠い。

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八丁ヒュッテ 7時37分(24分)→ 渡渉点 8時01分(標準 30分)。
渡渉点は石伝いに渡る。

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短い柄に見えるリング状の隆起帯からするとツキヨタケか?
若いうちは、ムキタケやシイタケに似て美味しそう (^^;)
色はシイタケっぽく、形状はムキタケっぽい。
老成すると黒っぽくなる。

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渡渉点 8時06分(1時間21分)→ お亀岩 9時27分(標準 1時間40分)。
モリイバラ(森薔薇)は、バラ科バラ属の落葉低木で本州(関東以西)・四国・九州に分布、やや高い山地の林縁に生える。
シラホシヒメゾウムシ(小型の訪花性ゾウムシ)が2匹とまっている。

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お亀岩の鞍部に出ると左手に地蔵ノ頭(最近、聞いたような名前)と
躄峠(天狗峠)の稜線が夏らしい。

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お亀岩避難小屋 9時41分(31分)→ 西熊山 10時12分(標準 35分)。
三嶺上空に灰色の雲が広がってきた。
予報では、昼頃、三嶺付近を小さな雨雲が通過するようになっているので、小雨ぐらいは想定内だが、できたら降らないでもらいたい。

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西熊山 10時21分(23分)→ 大タオ 10時44分(標準コースタイム 20分)。
向かいから大タオに下ってくる団体は、兵庫県立三木高校山岳部の一行だ。
インターハイに向けての訓練か?

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イブキトラノオ(伊吹虎の尾)は、タデ科イブキトラノオ属の多年草。
亜高山から高山帯の草地に生え、三嶺では尾根上で見かけることが多い。
山頂にも数人の人影が見える。

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大タオ 10時47分(1時間0分)→ 三嶺 11時47分(標準 50分)。
11時47分、ちょっと心配したSさんも含め概ね設定どおりのタイム(4時間20分/5時間2分 休憩含む)で三嶺山頂に到着。

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山頂周辺のコメツツジ、ちょっとピークは過ぎたかな?

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「三嶺・天狗塚のミヤマクマザサ及びコメツツジ群落」は、1994年に国の天然記念物に指定されている。

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イワキンバイ(岩金梅)は、バラ科キジムシロ属の多年草で北海道から九州の山地の岩場や礫地に生える。
この仲間は似たものが多いが、三嶺のものは、まずイワキンバイで間違いない。
3小葉の鋸歯は、尖り具合がミヤマキンバイより低くて葉柄がない。

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ホソバシュロソウ(細葉棕櫚草)は、ユリ科シュロソウ属の多年草で本州(関東以西)・四国・九州の山地の草原に分布する。
1cmほどの暗褐色の花は地味であまり目立たない。

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三嶺の池を眺めながら三嶺ヒュッテへ。

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このアングルもいいね!

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三嶺ヒュッテ前からの池と三嶺。
一時期は山頂付近にもシカが現れていた。
山頂の周囲をネットで囲っているので、笹原もまずまずきれい。
今のネットはそのままにして、もう少し外にネットの範囲を広げたらいいけど。

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三嶺 11時57分(19分)→ 三嶺ヒュッテ 12時16分。
小屋へ入って昼食を食べ始めたら突然の雷と雨!
今日の一杯は、チキンラーメンビッグカップ「夏カレートマト風味」。
「爽やかなトマトの酸味がアクセントのカレースープに、鮮やかな夏野菜が彩りを添える、季節感たっぷりな一品です。」ということでいける!
エネルギー:516kcal、食塩相当量:7.1g。

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ランチタイムと雨雲の通過がピッタリ一致して、食事が済む頃に雨は上がった。
山頂に登り返してカヤハゲに向かう。
木陰の礫地に咲く円錐状の白い花は、シコクトリアシショウマ(四国鳥足升麻)。
剣山や三嶺の高所に分布し、草丈20~50cmと小型。
シコクフウロ(四国風露)は、フウロソウ科フウロソウ属の多年草で本州(東海以西)・四国・九州の山地の草原に分布、三嶺では山頂直下に多い。

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三嶺 13時16分(46分)→ カヤハゲ 14時02分(標準 45分)。
濃いガスの中、縦走路をカヤハゲへと向かう。

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カヤハゲからさおりが原へ下る途中のトチノキの巨木。

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カヤハゲ 14時12分(59分)→ さおりが原 15時11分(標準 1時間15分)。
さおりが原は、平坦なので早くからシカの食害が目立ち始め、今では下草がほとんどなくなった。

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ツチカブリ(土被り)とニガクリタケ(苦栗茸)、たぶん・・・。
ツチカブリは食べられないこともないようだが、ニガクリタケは猛毒。

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さおりが原 15時24分(44分)→ 光石登山口 16時08分(標準 45分)。
概ね設定どおりのタイムで順調に下山。

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慰労会の前に〔べふ峡温泉〕で汗を流した。
高知県香美市物部町別府452-8
TEL:0887-58-4181 FAX:0887-58-4183

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某所での慰労会は、盛り上がって4時間半。
乾杯やビールの写真は撮り忘たが、美味かったシカ料理とアユ。



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八ヶ岳(赤岳)2013.7.4~7③

■ 7月7日(日) ■
最終日は、遊覧船で恵那峡を観光し高知へ帰るまでの行程。
恵那峡グランドホテル - 笠岩・千畳敷 - 恵那峡遊覧船 - 恵那IC
(貸切バス)- 多賀SA(昼食)- 南国IC

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7時半から昨夜の宴会場で朝食。
まだ、ビールを飲みたい感じがしない。

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8時30分にホテルを出発。

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恵那峡の遊覧船乗り場はホテルのすぐ前だった。
遊覧船が「出港」する9時まで少し時間があるので「笠岩」を見物した。

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笠岩そばの「千畳敷」と呼ばれる広い岩。

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遊覧船の桟橋の向こうに見えるのは笠置山(1127.9m)。

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恵那峡遊覧船〕の高速ジェット船に乗船。

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大井ダムを左手に見て恵那峡大橋を潜ると、両岸にそそりたつ軍艦岩・獅子岩・屏風岩・品の字岩などを眺めながら上流へ向かう。

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船は木曽川を15分ほど遡り、付知川との合流点、品の字岩でUターンする。
晴れていれば上流に御嶽山が見えるらしいが、曇っていて見えなかった。
往復約10kmで乗船時間は30分。

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遊覧船乗り場のアヒルの子、ビフォー・アフター(遊覧船に乗る前と乗ったあと)。
乗る前は元気がないので「この子たち熱中症か?」と、思った。
遊覧から帰ってみると餌をもらって元気になっていた。
「なんだ、お腹が空いていたのか!」なのだ。

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観光が済んだら再びバスの乗って一路高知へ。
南アルプスを研究しながら、ヱビスビール!
昼食は多賀SA EXPASA多賀(下り)で。

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ラーメンか?カレーか?
My Choice は、CoCo壱番屋の多賀SA限定 「近江牛カレー」!
肉はしっかり入って美味しかったけど、プライスはちょっと高めの 1420円!

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最後に寄ったのは、立川PA。
ここによると食べたくなるのは、立川バーベキュー!
よく食べ、よく飲んだ山旅も終わりを迎える。

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八ヶ岳(赤岳)2013.7.4~7②

■ 7月6日(土) ■ 登山2日目
山旅3日目(登山2日目)は、ガスと強風のため予定の周回コースを断念、一部メンバーのみで赤岳山頂をピストン、往路と同じ行者尾根と南沢コースで美濃戸口へ下山し、宿泊先の恵那峡グランドホテルまでの行程。

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<赤岳山頂>

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■行先・位置
八ヶ岳〔赤岳〕 (一等三角点 [赤岳] 2899.2m)
長野県茅野市・山梨県北杜市、北緯35度58分15秒・東経138度22分12秒
■コースタイム
赤岳展望荘 6:58(21分)→ 赤岳 7:19/7:29(2分)→ 赤岳頂上山荘 7:31/7:36(12分)→ 赤岳展望荘 7:48/7:55(3分)→ 地蔵の頭 7:58(29分)→ 休憩 8:27(花)/8:31(18分)→ 行者小屋 8:49(※停滞)/9:37(1時間8分)→ 美濃戸山荘 10:45/11:08(39分)→ 美濃戸口 11:47
【3時間12分/4時間49分(休憩含む)】
※ヘリの荷降ろし見物のため、行者小屋で40分停滞したので、美濃戸山荘までのコースタイム、1時間40分を1時間8分に短縮してみた。
■コース水平距離 9.5㎞
■天気 曇り(稜線上は強風)
■楽しさ ★★★★★(満点!)

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赤岳展望荘から赤岳山頂往復の 0.9kmと、赤岳展望荘から美濃戸口まで往路と同じコースの 8.6kmで、計 9.5kmの行程。
【水平距離9.48㎞、沿面距離10.28km、累積標高差(+)593m (-)1833m】

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5時30分から、相変わらず貸切の食堂で朝食をいただく。
その間も強風が強くなったり弱くなったりの繰り返しで建物がガタガタ音を立てながら揺すられる。
でも、(赤岳山頂を踏まずには帰れん・・・)

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結局、4人だけで山頂を目指すことにした。
玄関前にあるウルップソウのお花畑は、被写体ブレでまともに撮れない。

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展望荘近くの分岐を過ぎると強風が吹いていた。
でも、斜めからの追い風で楽チン!?

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チョウノスケソウ(長之助草)は、バラ科チョウノスケソウ属の常緑小低木で、南アルプス・北アルプス・八ヶ岳・北海道などの高山の岩場に分布している。
岩にへばりついて風に揺れていた。


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ハクサンシャクナゲも見ごろ (*^^*)

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イワカガミのお花畑!

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イワウメ&イワヒゲの「イワイワ」コンビの群落。

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ミヤマキンバイ(深山金梅)は、バラ科キジムシロ属の多年草で本州(中部以北)・北海道の亜高山帯~高山帯の礫地や岩場に分布している。
花は同じ季節に三嶺に咲くイワキンバイに似ている。

ミヤマハタザオ?
ちょっと違うような気が・・・。

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赤岳頂上山荘が見えてきた!
山頂はどっち?
赤岳頂上山荘が建っているのが北峰なので山頂の南峰へは右へ。


展望荘から花の写真を撮りつつも、21分で山頂についた。

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<赤岳山頂 基準点の概要>
基準点コード TR15338726901
等級種別 一等三角点
冠字選点番号 以39
基準点名 赤岳

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せっかくなので「赤岳頂上山荘」に寄っていこう。

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赤岳頂上山荘で手ぬぐいをゲット。
バンダナは使わないので、山でも温泉でも使える手ぬぐいを買うことが多い。

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帰りは、赤岳頂上山荘から赤岳展望荘まで12分。
花の写真を撮りながらの往復で、35分足らず。
談話室に置いてあったザックを出して、準備ができたら先に出たメンバーを追う。

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地蔵の頭のすぐ下で追いつき、後は、ゆっくり下るだけ。

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クサリ場付近で一瞬ガスが飛び行者小屋が見えたが、すぐにかき消された。

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オサバグサ(筬葉草)は、ケマンソウ科オサバグサの多年草で日本固有種。
本州中部以北の属亜高山帯の針葉樹林帯に分布している。
花が咲いていないとシダと間違いそうな葉の形をしている。

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展望荘から54分(休憩含む)で行者小屋まで下山。
今日は登ってくる人が多い。

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30分以内にヘリが荷揚げに飛んでくるというので待っていたけど、メンバーが下ってから40分経っても来ないので諦めて後を追う。

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シロバナノヘビイチゴ(白花の蛇苺)は、バラ科オランダイチゴ属の多年草。
本州(宮城県から中部地方)・屋久島に分布し、山地帯から高山帯下部の日当たりの良い草地に生育する。
ヘビイチゴという名前だが赤く熟すと食用になる。

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ミヤマカラマツ(深山落葉松)は、キンポウゲ科カラマツソウ属の多年草で北海道・本州・四国・九州の山地~亜高山帯の林縁に咲く。
小花のように見える白い花弁状のものは雄シベが集まったもの。

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苔むして、しっとりとした南沢の森。

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南沢に沿って下る。
行者小屋からは高原を下るような感じで、勾配は緩い。

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四国ではほぼ終わりかけのギンリョウソウもまだ新しいものがニョキニョキ。

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いい感じの森の中でナチュラルキラー細胞が活性化!

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北沢、南沢の分岐に建つ美濃戸山荘で一服。
ブルーベーリーのソフトクリームで喉を潤す!

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ニシキウツギ(二色空木)は、スイカズラ科タニウツギ属の落葉低木で本州・四国・九州の主に太平洋側の山地(標高1500~2000m)に分布する。
赤い花のヤブウツギの仲間で、花は淡黄白色からピンクに変わる。

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赤岳山荘とやまのこ村周辺の駐車場は、ほぼ満車になっていた。
駐車場に咲いたヤマオダマキ(山苧環)は、キンポウゲ科オダマキ属の多年草。
日本各地の山地や草原に生えるというが、四国では見かけない。

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林道脇に生えていたのは、イブキジャコウソウ(伊吹麝香草)。
シソ科イブキジャコウソウ属の小低木で名前の通り、日本産のタイムの仲間でハッカやミントに似た匂いがする。

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カラマツ林床の笹原に陽が射してきた。

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11時47分、赤岳展望荘から 2時間37分(3時間52分 休憩・待ち時間含む)で
美濃戸口に帰還。
下界は青空ものぞいていて暑い。

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バスでレストランへ。
ビールと「信州味噌天丼」(だったっけ?)を注文。

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レストランの駐車場に諏訪湖周辺を観光する水陸両用バスが停車中。
時間ができたので山下清展を見学 (^_^)

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17時過ぎに宿泊先の恵那峡グランドホテルへチェックイン。
恵那峡グランドホテル
〒509-7201岐阜県恵那市大井町2709-77
TEL:0573-25-5375 FAX:0573-5255781

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温泉で汗を流してさっぱり!
お楽しみの宴会は、客室向かいの「緑水(RYOKUSUI)」で。

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お品書きによると、
先付の滝川豆腐(海老、陸蓮根、美味汁、ふり柚子)。
造りは、マダカ(スズキ)焼霜、勘八、鮪。

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続いて、
冷やし擂り流し(鱧、梅肉、冬瓜、南瓜)
水茄子田楽(帆立、枝豆、百合根、玉蜀黍、パプリカ)、茗荷酢取り。

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鮎唐揚げ、小芋琉球揚げ、沢蟹、獅子唐は辛子酢でいただく。
アユの目がにらんでいる!?
お酒が10本、また10本と追加される ヘ(~~*ヘ))

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宴会がはじけてからカラオケへ繰り出した。
ここもほとんど貸し切り状態。
山へ登るときより元気だ!

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八ヶ岳(赤岳)2013.7.4~7①

車窓から、そして富士山や北岳、槍・穂高などから見た、その秀麗な姿が気にはなっていたものの、なかなか登る機会がなかった八ヶ岳に初登頂。

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<山頂直下のイワカガミ群生>

深田久弥はその著書 「日本百名山」 に、
「中央線の汽車が甲州の釜無谷を抜け出て信州の高台に上り着くと、まず私たちの目を喜ばせるのは、広い裾野を拡げた八ヶ岳である。全く広い。そしてその裾野を引きしぼった頭に、ギザギザした岩の峰が並んでいる。」
と書いている。

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■行先・位置
八ヶ岳〔赤岳〕 (一等三角点 [赤岳] 2899.2m)
長野県茅野市・山梨県北杜市、北緯35度58分15秒・東経138度22分12秒
■コース水平距離 18.1㎞(往復)
【7時間20分/11時間56分(昼食・休憩含む)】

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1日目は、南沢コースで行者尾根を登り赤岳展望荘までの行程。
2日目は、赤岳展望荘から赤岳をピストン、地蔵ノ頭から往路を下山。
【水平距離18.10㎞、沿面距離19.64km、累積標高差(+)2263m (-)2250m】

今回の八ヶ岳登山は、美濃戸を拠点に人気がある赤岳~横岳~硫黄岳の周回コースを南沢から登って赤岳登頂後、赤岳展望荘に1泊し、北沢から下山する予定だったのだが・・・・・・。
このコースは健脚なら日帰りも可能だという。

■ 7月4日(木) ■
山旅初日の4日は、バスでの移動のみ。

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バスは、19時40分に南国ICから高知自動車道に入り、高松・瀬戸中央・山陽・中国・名神・東名・中央の各自動車道・高速道を走って諏訪南ICへ向かう。
(休憩は、豊浜SA・龍野西SA・草津PA・恵那峡SA・諏訪湖SAだったかな?)

■ 7月5日(金) ■ 登山1日目
山旅2日目(登山初日)は、早朝、諏訪湖SAで朝食をとって美野戸口で下車。
林道を3kmほど歩いたら美濃戸山荘から南沢コースの登山道へ。
行者小屋に着くころ、雨脚が強くなったので小屋でしばらく停滞したあと、行者尾根を登って地蔵ノ頭から宿泊先の赤岳展望荘までの行程。
稜線は暴風のため、初日の赤岳登頂は断念。

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<赤岳展望荘で停滞>

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■行先・位置
赤岳展望荘
長野県茅野市玉川11400、北緯35度58分31秒・東経138度22分19秒
■コースタイム
美野戸口 5:49(1時間1分)→ やまのこ村 6:50(トイレ休憩)/7:05(8分)→ 美野戸山荘 7:13/7:25(46分)→ 休憩 8:11/8:18(14分)→ 休憩 8:32/8:44(7分)→ 休憩 8:51/8:54(14分)→ 休憩 9:08/9:12(17分)→ 休憩 9:29/9:31(21分)→ 行者小屋 9:52(雨天停滞)/11:52(35分)→ 休憩 12:27/12:31(19分)→ 地蔵ノ頭 12:50(6分)→ 赤岳展望荘 12:56
【4時間8分/7時間7分(休憩含む)】
※体力差や天候の影響で休憩が多くなった。
■コース水平距離 8.6㎞
■天気 雨(稜線上は暴風)
■楽しさ ★★★★★(満点!)

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美野戸口(1490m)から美野戸山荘(1720m)、行者小屋(2350m)を経て行者尾根を登り、地蔵の頭(2710m)で稜線出て赤岳展望荘(2720m)までの行程。
美濃戸口から赤岳展望荘までの水平距離は、8.6㎞、標高差1230m。
(美濃戸山荘からだと水平距離 5.55km、標高差 1000m)。
赤岳まで登っても三嶺より楽か!?
【水平距離8.63㎞、沿面距離9.36km、累積標高差(+)1670m (-)417m】

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香北観光〕バスは美濃戸口には5時40分ごろ到着。
レインウェアはバスの中で着て、5時49分に出発!

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案内板と指導標に従い、初めてでも迷うことなく左の林道へ。

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緩やかな勾配のカラマツ林をのんびり歩く。
ヤグルマソウ(矢車草)は、ユキノシタ科ヤグルマソウ属の多年草で北海道(西南部)・本州に分布し、深山の谷筋など湿り気の多い林縁に生育する。
長い花茎に円錐状の花序をつけ、白い小さな花をたくさんつける。

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カラマツやアカマツ、サワグルミなどの二次林に、日当たりの良い場所を好む、色白のシラカンバが目立つ。

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「やまのこ村」?のトイレを使わせてもらってしばし休憩。

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すぐ先の赤岳山荘や周辺の駐車場を過ぎて、北沢合流点の橋を渡る。
一般車両はここから入れないが、手前のやまのこ村や赤岳山荘周辺の駐車場まで車で来る登山者が圧倒的に多い。

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北沢合流点の橋を渡ると、約200mで美濃戸山荘に着く。
ここから南沢コースで行者尾根だと赤岳までの往復は、たったの12km。
美濃戸から行者小屋までの勾配は緩く、赤岳までの標高差も1200m足らず。
地蔵の頭直下のハシゴやクサリバが少し急なのだが、やはり三嶺より楽。

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山荘前の北沢・南沢分岐から南沢の登山道にに入る。

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南沢に沿って行者小屋を目指す。

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四国でも一部の高山に咲くキバナノコマノツメ。
ゴゼンタチバナも暗くてブレるし発色が悪い、もう少し光が欲しい。

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河原のような場所を少し歩いてシラビソの林に入る。
ダケカンバ林になると行者小屋が近い。

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9時52分、5時間かかって行者小屋に着いた。
急げば3時間かからないだろう。

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早速ビールを注文!
まだ10時だけど、お腹が空いたので「特製ラーメン」も追加!

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雨脚が強くなって行者小屋で停滞。
時間をもてあまして、お酒も一杯。

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行者小屋に2時間停滞して11時52分、再スタート。
文三郎尾根(阿弥陀岳、赤岳方面)への分岐を右に見送り地蔵尾根へ。

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シラビソ・オオソラビソの樹林帯にイワカガミが群生していた。

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1つ目のハシゴを登る。
ミツバオウレンは雨に濡れ、風に吹かれて、上手く撮れない。

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シラビソの森を抜け、ダケカンバ林へ。

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ツガザクラ(栂桜)は、ツツジ科ツガザクラ属の常緑小低木で、本州(福島県~鳥取県)・四国(愛媛県西赤石山)に分布し、高山の岩場に生える。

イワヒゲ(岩髭)は、ツツジ科イワヒゲ属の常緑小低木で本州(中部以北)・北海道に分布し、高山帯の風当たりの強い岩場に生える。
髭状の茎から花柄?が出ていて変な感じ。

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2つ目の階段を登る。
イワウメ(岩梅)は、イワウメ科イワウメ属の常緑小低木で北海道・本州(中部以北)の高山帯の岩場に分布する高山植物で梅雨時が見ごろ。
秋には紅葉する。

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3つ目の階段とクサリ場を通過し、蛇篭が置かれた岩場を登る。

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ミヤマシオガマ(深山塩釜)は、ゴマノハグサ科シオガマギク属の多年草で北海道・本州(中部以北)の高山帯の礫地や草地に生える。
シダのような細かい小葉の間から紅紫色の色鮮やかな花がリース(wreath)ように輪になって咲く。

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ダケカンバが消え、ハイマツ帯になると稜線は近い。

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「地蔵の頭」で稜線に出た途端、吹き飛ばされそうな強風にたじたじ (>_<)

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「這う這うの体」で痩せ尾根を進む。

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「入口」の戸を引きあけ、「赤岳展望荘」に転げ込んだ。
もちろん、「展望」どころではない (^^;)

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とりあえず、部屋にザックを置いて登山靴を脱ぐ。

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こうなったら、ビールでも飲むしかない。
ほかの人達がどうしているか気になりながらも、気楽なものである (^^;)
ところが、後続が一向に到着しない・・・。

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30分ほどで全員到着し、一安心。
ワインを飲んでいる間にまたお腹が空いてきてカレーライスを注文!
レトルトのようだが結構美味い。

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次は焼酎!
「尾鈴山 山猿」を一杯!
湯割りを注文したのだが、焼酎1合に湯は2勺ほどなのでぬるくて濃い。

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いいかげん飲んだら夕食の前に五右衛門風呂(男女時間交代)へ。
山で風呂に入るのは初めての経験。
ぬるめの湯が気持ちいい!

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夕食タイムまで、談話室で本を読んだりビデオを見たり。

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キャンセルが相次ぎ、貸切状態の展望荘でゆっくりと夕食。
やはり食事とお酒は何よりの楽しみやね~ (^0^)
建物が揺するほどの強風だが、気を使わなくて楽チンな一夜を過ごした。

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石鎚山(裏参道面河コース)2013.6.29

6月最後の土曜日は、面河渓からの裏参道を石鎚山へ登った。
ロープウェイを使って成就からの表参道コースと土小屋コースに続き、3つ目の裏参道は初めてのコース。
ただ、もっともよく利用する土小屋からは、4回中4回とも東稜なので表参道側から登ったことがない。

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<石鎚山(天狗岳)山頂>

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■行先・位置
石鎚山 (三等三角点 [石鎚山] 1920.6m、弥山 1974m、天狗岳 [標高点] 1982m、南尖峰 [標高点] 1982m)
愛媛県西条市・久万高原町、北緯33度46分03秒・東経133度06分54秒
■コースタイム
面河渓駐車場 7:08(20分)→ 登山口 7:28(41分)→ 霧ノ迫 8:09/8:16(32分)→ 面河山 8:48(22分)→ 休憩 9:10/9:21(6分)→ 愛大石鎚小屋 9:27/9:34(34分)→ 水場 10:08/10:13(9分)→ 縦走路分岐 10:22/10:25(9分)→ 三角点分岐 10:34(8分)→ 石鎚山三角点 10:42/10:46(5分)→ 三角点分岐 10:51(7分) → 縦走路分岐 10:58(5分)→ 表参道分岐 11:03(6分)→ 弥山 11:09/11:14(8分)→ 天狗岳 11:22/11:24(5分)→ 南尖峰 11:29(2分)→ 南尖峰フェース上部 11:31/11:34(2分)→ 南尖峰 11:36(4分)→ 天狗岳 11:40(8分)→ 弥山 11:48(昼食)/12:19(3分)→ 表参道分岐 12:22(4分)→ 縦走路分岐 12:26(7分)→ 水場 12:33(28分)→ 愛大石鎚小屋 13:01/13:09(22分)→ 面河山 13:31(21分)→ 霧ノ迫 13:52/14:01(32分)→ 登山口 14:33(17分)→ 面河渓駐車場 14:50
【南尖峰先端まで 行き 3時間39分 帰り 2時間28分 計 6時間7分】
(昼食・休憩除く、行きは三角点 [石鎚山] 経由)
■コース水平距離 18.5㎞
■天気 曇り時々晴れ
■楽しさ ★★★★★(満点!)

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標高差のある面河渓からの裏参道コースを往復。
往路は、縦走路を一旦、二ノ森方向へ歩いて石鎚山三角点へ登頂。
縦走路へ戻って表参道を合わせ、弥山から天狗岳・南尖峰をピストンしたら縦走路の分岐から往路を下山する 18.5km。
【水平距離18.52㎞、沿面距離19.07km、累積標高差(+)1627m (-)1584m】

山頂(天狗岳)は、標高点のみで三等三角点 [石鎚山] 1920.6mは約800m北西のピークに設置されている。

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7時前に面河渓の駐車場に着いた(3台目)。
先着の広島の男性はすでに出発、福山の女性が準備中だった(2組とも単独)。

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7時8分、駐車場を出発!
透明な水と緑が美しい面河渓沿いに歩き始めたら、すぐに右岸へ渡る。

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遊歩道(約1.5km)を約 20分で登山口に着いた。

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急な石段に取り付き鳥居を潜る。
登山口から霧ヶ迫を経て面河山を巻くまで急登が連続する。

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登山口から 41分、小さな沢が流れる「霧ヶ迫」で一休み。

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ウリノキ(瓜の木)は、ウリノキ科ウリノキ属の落葉低木で沢筋などに多い。
カールして開く白い花が薄暗い森の中で目立っていた。

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面河山(標高点 [・1525] )南面の支尾根を北~北東方向に向かって登る。

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面河山の東面直下(30~40m)を巻いて、標高点・1866ピーク(二ノ森東方)から下る尾根に乗ったら北西(左)に折れる。

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このコースは橋が多く、濡れているとよく滑るので要注意!

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9時27分、駐車場から 1時間59分(休憩含む)で「愛大石鎚小屋」に到着。

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小屋の周辺には、木製のテント場やトイレが設置されている。
小屋は泊まり 500円、バイオトイレ 100円の協力金で利用可能。

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小さな沢がいくつも現れる。

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アワモリショウマ(泡盛升麻)は、ユキノシタ科チダケサシ属の多年草で本州(中部以西)・四国・九州に分布、沢筋で見かけることが多く梅雨時に咲く。

シコクトリアシショウマ(四国鳥足升麻)ユキノシタ科チダケサシ属の多年草で四国山地に分布、沢筋で見かけることが多く梅雨時に咲く。
トリアシショウマ(北海道・本州分布)の変種で、茎は細く全体に繊細。

カラマツソウ(落葉松草、唐松草)は、キンポウゲ科カラマツソウ属の多年草で北海道・本州・四国・九州の亜高山帯の草地に自生する。
この花もガスに濡れている印象が強い。

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ロープのある小さな崩壊地を通過する。

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群生の中に一輪だけ咲いていたシコクフウロ。

花が黄色なのに、コツクバネウツギより顎が多いし「ツクバネ」が開いていない。
キバナウツギによく似るのだが・・・・・・。

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愛大小屋から 34分で「水場」に着いた。

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水場から300mほどで、石鎚山~二ノ森・堂ヶ森方面の縦走路に出た。

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縦走路を西(二ノ森方面)に 300m ほどで急斜面の踏み跡を直登し、尾根に出たら左に折れる。

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あった~!
石鎚山の三角点に初登頂!
三角点の「石鎚山」は、3~4人が車座になって座れる程度の広さがある。

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<基準点データ>
基準点コード TR35033502801
等級種別 三等三角点
冠字選点番号 羅50
基準点名 石鎚山
位置 北緯33度46分22秒、東経133度06分33秒

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三角点を確認したら縦走路へ引き返す。

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尾根通しに踏み後もあったが、ヤブコギになりそうなので、まっすぐ下る。

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縦走路に戻ったら登ってきた面河コースの分岐を通過、三の鎖小屋直下で表参道に合流する。

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ユキワリソウ(雪割草)は、サクラソウ科サクラソウ属の多年草で、本州(中部以北)と四国の亜高山帯~高山帯の湿った岩場や草地に自生する。
ここで見かけたのはピンクのみ。

ミヤマダイコンソウ(深山大根草)は、バラ科ダイコンソウ属の多年草で北海道・本州(中部以北)・奈良県(大峰山)・四国(石鎚山)の亜高山帯~高山帯の岩場に自生するポピュラーな高山植物。

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階段の途中で先ほど登った三角点のピークが見えてきた。

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11時9分、3時間24分(4時間1分 休憩含む)で弥山に到着。
梅雨空でも20~30人の登山者で賑わっていた。

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弥山の頂上山荘と石鎚神社頂上社。

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「(ガスは)なかなか晴れそうにないな~。」

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ゆっくりしてもいられないし、お腹もすいたので、とりあえず山頂(天狗岳)へ!

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北壁上部にひばりつくように咲くイワガサ。
イワガサ(岩傘)は、バラ科シモツケ属の落葉低木で本州(近畿地方以西)・四国・九州に分布し、急峻な岩場などに生育することが多い。
イブキシモツケによく似ているが葉っぱがちょっと違う。
高いのであまりのぞかない方がよい (^^;)

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弥山から天狗岳までは10分足らずで着く。
過去5回のうち、4回は土小屋から東稜を登ったので、逆に歩くのは「表参道」を歩いて以来の 2回目。

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天狗岳の次は南尖峰(標高は天狗岳と同じ)へ。

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南尖峰ピークの先からよく利用する東稜ルートを見下ろす。

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更にその先には南尖峰フェースの上部の岩場。
フェースそのものは勾配が緩いので乾いていればそんなに怖くないが、テラスから上はあまり気持ちよくない。

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反対から見るオーバーハングした天狗岳もまたいい。

弥山に戻ったらお待ちかねのランチタイム。
日清「老舗の逸品 神田まつや監修 カレー南ばんそば」
「創業明治十七年の東京・神田まつや監修によるカレー南ばんそば。まっすぐなそばに、出汁の効いた香り立ちのよいカレーつゆ。」
店舗で使用している七味付ということで、自分的には好みだ!
エネルギー:458kcal ナトリウム:2.3g(食塩相当量:5.8g)

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面河山の尾根最上部の標高点・1866ピーク(左)と西ノ冠岳。

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標高点・1866ピークから南東に下る尾根の先の小ピークが標高点・1525 の面河山で、その左を巻いて下山する。
面河山の向こうに見えるピークは、標高点・1614。

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時々晴れ間はのぞくのに、なかなかガスが消えない石鎚山頂。

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弥山から1時間57分(2時間14分 休憩含む)で登山口に無事下山。

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上高地の長~い自然探勝路を思い起こさせる遊歩道。

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駐車場近くの橋からの上流と下流。

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14時50分、弥山から2時間14分(2時間31分 休憩含む)で帰ってきた。
初めての裏参道は、連続する急登と深い森を堪能、三角点も確認できて充実した山行となった。(まんぞく、まんぞく)



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