3連休を利用して槍ヶ岳に出かけた。
東鎌尾根から見る北鎌尾根の絶景と槍ヶ岳からの360度の展望、
そして、主稜線からみる御来光とモルゲンロートの槍ヶ岳と穂高連峰、
天狗池からの逆さ槍と見所の多い山旅だった。
<槍ヶ岳>
深田久弥はその著書「日本百名山」に、
「富士山と槍ヶ岳は、日本の山を代表する2つのタイプである。(中略)一生に一度は富士山に登りたいというのが庶民の願いであるように、いやしくも登山に興味を持ち始めた人で、まず槍ヶ岳の頂上に立ってみたいと願わない者はないだろう。」
と書いている。
■行先・位置
槍ヶ岳 (標高点 [・3180] 3180m)
長野県大町市・松本市、北緯36度20分31秒・東経137度38分51秒
※山頂の二等三角点 [槍ヶ岳] は、埋設・固定されてないため「亡失」扱い。
大喰岳 (標高点 [・3101] 3101m)
長野県松本市・岐阜県高山市、北緯36度26分09秒・東経137度38分46秒
中岳 (標高点 [・3084] 3084m)
長野県松本市・岐阜県高山市、北緯36度19分47秒・東経137度38分48秒
■コース水平距離 46.3㎞
1日目は、上高地から梓川沿いにのんびり歩いて槍沢ロッジまで。
2日目は、槍沢ロッジから水俣乗越を経て東鎌尾根を槍ヶ岳まで。
3日目は、槍ヶ岳から大喰岳、中岳、天狗池を経て上高地まで。
【水平距離46.23km、沿面距離47.29km、累積標高差(+)2722m (-) 2710m】
■ 9月18日(水) ■
今回は小屋泊なので荷物は少ない。
準備はいつもの日帰り夏山装備に中間着と着替えを少し追加するぐらいでOK。
〔いつもの日帰り装備〕
登山靴、ザック(ザックカバー附き)、レインウェア、化繊の長ズボン、化繊の長袖シャツ、靴下、帽子、サングラス、ヘッドランプ、ツェルト、エマージェンシーキット(救急セット・レスキューシート・細引き・ライター)、腕時計、多機能ナイフ、地図、コンパス、GPS、カメラ(一眼レフ、コンデジ、PLフィルター)、手拭い、タオル、ロールペーパー、ウェットティッシュ、コッフェル・ストーブなど調理器具、ドリンクボトル、ペットボトル(スポーツドリンク・水・お茶)、行動食、日焼け止め、ビニール袋、その他(スマートフォン、財布)
〔追加〕
中間着、ヤマネチTシャツ、替えの下着、トランシーバー(アマチュア無線)、シェーバー、予備電池(カメラ・GPS・スマートフォン用)、アウトドア用書類ケース(山行計画書・筆記用具・切符・お金)、香美市の資源用ゴミ袋、ウイスキー
〔削減〕
コッフェルやストーブなど調理器具
ハーネスやヘルメット、ピッケル、アイゼンなどの登攀具はもちろん、テントやシュラフなども要らないので軽くて楽チン!
⇒⇒⇒
ウイスキーはいつもどおりのニッカ!
「重厚な味わいとコク、豊かに広がる香りが特徴。モルトとグレーンの絶妙なブレンドで、本場欧州で絶大な人気を誇る、ニッカ渾身の一本!」
ということで「フロム・ザ・バレル」をチョイス。
■ 9月19日(木) ■
山旅初日の19日は、南風とさくらを乗り継ぎ新大阪へ。
新大阪からの〔アルピコ交通〕の〔さわやか信州号〕は、朝5時30分に上高地到着の予定。
土佐山田 18:50〔南風26号〕→ 21:10 岡山 21:31〔さくら572号〕→ 22:21 新大阪 23:09〔さわやか信州号〕→ 5:30 上高地
香美市の土佐山田駅に集合。
南風26号の1号車指定席に腰を落ち着けたら早速、缶ビールを開ける。
気になる予報は、「晴れ時々曇り」または「曇り時々晴れ」となっている。
切符や宿の手配をするときも、天気が一番気にかかる。
岡山からは、N700系〔さくら572号〕で新大阪へ。
〔さくら〕は、2列×2列なので、ほんの少し快適。
今年は、バスの発車時刻の関係から乗車場所を京都から新大阪に変更した。
新大阪駅北側にある阪急ビルのバス乗場へ下りてみると閑散としている。
小さな案内板を見るまでは「ほんとにここなの?」と心配になっていた。
夜行バスを待つ人々でごった返す京都駅とはえらい違いだ。
〔アルピコ交通〕の上高地行き夜行バス〔さわやか信州号〕に乗車。
バスは新大阪を出たら京都駅でも乗客を乗せ、名神高速・東海北陸自動車道を通って高山側から上高地へ向かう(途中の伊吹PA・ひるがの高原SAでトイレ休憩と運転手交代のため停車する)。
■ 9月20日(金) ■
山旅2日目(登山1日目)は、上高地から梓川沿いに明神、徳沢、そして槍ヶ岳・穂高連峰及び蝶ヶ岳の分岐点 横尾を経て槍沢ロッジ(標高1,820m)まで。
<河童橋から穂高連峰>
■行先・位置
槍沢ロッジ
長野県松本市(北アルプス槍ヶ岳槍沢左岸標高1,820m)
北緯36度19分06秒・東経137度41分01秒
■コースタイム
上高地バスターミナル 6:46(7分)→ 河童橋 6:53(河童橋~西糸屋山荘往復)/7:14(42分)→ 明神 7:56/8:05(49分)→ 徳沢 8:54/9:18(55分)→ 横尾 10:13/10:36(54分)→ 一ノ俣 11:30/11:41(35分)→ 槍沢ロッジ 12:16
【4時間02分/標準コースタイム 4時間50分(山と高原地図)※1※2】
※1 コースタイム、標準コースタイムに休憩時間は含まない。
※2 河童橋~西糸屋山荘往復除く。
■コース水平距離 15.0km(標高差 325m)
■天気 晴れ
■楽しさ ★★★★★(満点!)
コースタイム(登山用語)とは、登山コースの区間所要時間のことで休憩時間は含まない。所要時間の算出方法に明確な基準は無く長めの設定が多いが、中にはシビアなものもあるので要注意!
上高地バスターミナルから槍沢ロッジまでの水平距離15.0㎞(河童橋~西糸屋山荘往復0.45km含む)で標高差320mの行程。
横尾まで梓川沿いの緩やかなアップダウンの林道で、その先の槍沢沿いの登山道も勾配は緩く上高地から4時間ほどで槍沢ロッジに着く。
【水平距離15.02km、沿面距離15.10km、累積標高差(+)577m (-)252m】
<上高地バスターミナル>
19日は、「中秋の名月」の夜だったので空は明るく、夜明け前の平湯峠を下るバスの車窓からも笠ヶ岳の姿を確認するできた。
平湯温泉から中部縦貫道(安房峠道路)安房トンネルを抜け、中ノ湯から県道24号上高地公園線へ入り釜トンネルを抜ける。
大正池の畔を通る頃、いよいよ空が白み始め上高地バスターミナルに着いた。
大阪からの便に続いて東京からの2便も順次到着。
バスを降りた登山者たちは、上高地観光センター前の広場でそれぞれに準備を整え、蝶へ、槍へ、穂高へと三三五五出発していく。
身支度を調え、6時に開店する観光センター2Fの「上高地食堂」へ。
みんなが朝定食を注文する中、大好きなカツカレーでエネルギー充填120%!
食堂の窓からも西穂~奥穂の稜線がよく見える。コブ尾根ノ頭、ロバの耳付近に陽が射し、いよいよ明るくなってきた。
数年前に歩いた、一般ルート最難と言われる(危)マークの稜線を見上げる。
(あの日もいい天気だったな)
6時46分、食事を済ませたら、荷物を預けに西糸屋山荘へ向かう。
後方にはまだ登ったことのない、活火山「焼岳」。
上高地の象徴であり、穂高連峰の絶好の展望台である 「河童橋」 までは、
バスターミナルから5分程度、足元には水量豊富な梓川が滔々と流れる。
7時14分、下山後の荷物を宿泊先「西糸屋山荘」に預けたら河童橋を出発!
3回目の自分を除く5人全員が初めての槍ヶ岳山行となる。
上高地の豊かな自然を楽しみながら、最初の中継点「明神」を目指す。
気温は7℃と涼しい(寒い?)。
7時56分、河童橋から42分で明神に到着。
ここは、眼の前に聳える明神岳を「穂高見命」のご神体とした「穂高神社奥宮」の神域となっている。
明神岳(2,931m)は、かつてのカミコウチの中心地(神河内=現在名 上高地明神)の真上にそびえ、「穂高大明神が鎮座する山々」という意味で、穂高連峰全体をさす言葉として使われていたという。
前穂高岳の前衛峰のようなイメージがあるが、南方に伸びる広い稜線中に多数の岩峰が連なり、多くの登攀ルートを持つ。
前穂高岳(明神岳)を南から東へ巻くように蛇行する梓川を遡る。
8時54分、明神から49分で徳沢に到着。
徳沢は上高地バスターミナルから6.7km、槍・穂高の登山基地となっていて、蝶ヶ岳の長塀尾根コースの登山口にもなっている。
氷壁の宿〔徳沢園〕は、明治初頭に上高地牧場として開拓された徳沢の
番人小屋として誕生した。
前穂高の尖った峰々と徳沢園「道草食堂」の名物、ソフトクリーム。
徳沢を出たら茶臼ノ頭や奥又白谷、前穂北尾根を左に見ながら横尾へ向かう。
オヤマボクチ(雄山火口)は、キク科ヤマボクチ属の多年草。
別名を「ヤマゴボウ」といい山菜として食べられるほか、飯山市では古くからソバのつなぎとしても使われている。
ヤマハハコ(山母子)はキク科ヤマハハコ属の多年草で、四国にも見られるホソバノヤマハハコと分布域が違い、長野県および石川県以北に分布している。
10時13分、徳沢から55分で横尾に到着。
槍・穂高と蝶ヶ岳の分岐点、横尾は多くの登山者で賑わう交通の要衝。
横尾大橋の向こうに屏風ノ頭と屏風岩。
涸沢のパノラマコースは、左上の屏風ノ頭と前穂北尾根の鞍部を通っている。
今回は横尾大橋を渡らずに槍沢沿いを直進、槍沢沿いに槍ヶ岳方面へと進む。
大休止でドライを1つ!
一休みしたら槍沢ロッジを目指して出発!
キバナノヤマオダマキ(黄花の山苧環)は、キンポウゲ科オダマキ属の多年草でヤマオダマキの距と萼片がクリーム色の変種で本州中部に多い。
右のキノコは、ヒトヨタケ(一夜茸)の幼菌か?
最初は卵形だが次第に釣鐘型から円錐型に、最終的にはほぼ平に開く。
このキノコは食べない方がよい。
マイヅルソウ(舞鶴草)の赤いまだら模様の果実と
サクランボのようなフウリンウメモドキ(風鈴梅擬)の果実。
キツリフネ(黄釣船)は、ツリフネソウ科ツリフネソウ属の一年草で上高地では横尾付近までの林道沿い、水辺などの少し湿った薄暗い場所で見かける。
スノキ(酸の木)はブルーベリーの仲間で果実は甘酸っぱい。
横尾から約40分の「槍見平」では木々の間から槍の穂先を見ることができる。
一ノ俣谷を渡った先の広場で休憩しよう。
11時30分、横尾から54分で一ノ俣に着いた。
現在は利用されていないが、一ノ俣谷沿いに常念岳に登るルートがある。
一ノ俣谷の橋を通過後、5分ほどで二ノ俣谷の橋を渡る。
槍沢ロッジまであと30分ほど。センジュガンピ(千手岩菲)は、ナデシコ科センノウ属の多年草で本州(中部以北)の山地~亜高山帯に分布し、湿った林縁などに生える。
サラシナショウマ(晒菜升麻、更科升麻)は、キンポウゲ科サラシナショウマ属の多年草で名前の「サラシナ」は若菜を茹で水にさらして山菜として食べたことに由来する。
ゴゼンタチバナ(御前橘)は、ミズキ科ゴゼンタチバナ属の多年草で北海道・本州・四国に分布し、登山道沿いの木陰でよく見かける。
名前の由来は、白山の主峰「御前峰」とカラタチバナに似た赤い実から。
四国の赤石山系と石鎚山系に隔離分布している。
12時10分、河童橋から4時間56分(休憩含む)で槍沢ロッジに着いた。
槍沢ロッジは上高地から約15km、槍ヶ岳から約6kmに位置している。
コースタイムでは中間点となり、ここで一泊するのが一般的となっている。
〔一昨年8月の槍ヶ岳山行〕ではテントも背負って、上高地から槍ヶ岳山頂まで
※5時間57分(標準コースタイム 10時間50分)で一気に登ってみた。
(※休憩・昼食時間込みで7時間31分)
とりあえず、喉が渇いたので生ビール!
メンバーの誕生日と槍ヶ岳登頂の前祝いに「槍ヶ岳ワイン」も追加。
ロッジにはラーメンやうどん、カレーライスなどの軽食メニューが用意されている。
自分は朝昼晩とカレーでOK!
ロッジが設置している望遠鏡で代わる代わる槍ヶ岳を見る。
「人が見える~!」
「あんな所に行けるが~!」
ロッジの東方には常念岳の稜線も見える。
6人なので部屋は2階角部屋の「かもしか」の個室をゲット。
お腹が満たされアルコールも入ったので横になったらたちまち「グーグー」。
風呂は3時からだが、ちょっと寝すぎて目が覚めたら4時を回っていた。
混まないうちにお風呂へ行ってみた。
男性用はステンレスの浴槽2つで結構広い。
(山小屋でお風呂とは「贅沢」だな・・・)
今年、山小屋で風呂を使うのは赤岳展望荘に続いて2回目。
鶏肉がメインだったこの夜の夕食。
テントも気楽でよいけど、登山を手軽に楽しむために山小屋はありがたい存在。
夕食後は部屋に帰って「お客」の続き。
追加した「槍ヶ岳ワイン」を空けたら持ってきたウイスキーも少々。
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天狗塚 2013.9.14
2013-09-26 06:42:32 (10 years ago)
この日は、翌週に迫った槍ヶ岳山行に向けた「足慣らし」第二弾ということで、メンバー2人を連れて天狗塚へ。
<天狗塚>
■行先 天狗塚 (標高点 [・1812] 1812m)
■位置 徳島県三好市、北緯33度49分37秒・東経133度56分36秒
■コースタイム
光石登山口 7:59(31分)→ 綱附森分岐 8:30(16分)→ 八丁 8:46/8:53(26分)→ 徒渉点 9:19(1時間14分)→ お亀岩避難小屋 10:33/10:48(3分)→ お亀岩 10:51/10:55(22分)→ 天狗峠 11:17/11:21(20分)→ 天狗塚 11:41/11:47(8分)→ 岩 11:55(昼食)/12:36(12分)→ 天狗峠 12:48(3分)→ 地蔵ノ頭 12:51/12:53(1分)→ 地蔵尊 12:54/12:57(50分)→ 稜線分岐 13:47(59分)→ 綱附森分岐 14:46(24分)→ 光石登山口 15:10
【行き 3時間12分 帰り 2時間37分 計 5時間49分】
■コース水平距離 13.0㎞
■天気 曇り時々晴れ
■楽しさ ★★★★★(満点!)
今回は、光石登山口を起点に綱附森分岐からカンカケ谷・お亀岩経由で天狗塚へ登り、地蔵ノ頭から稜線分岐を経て綱附森分岐まで周回、光石登山口へ下山するコースで13.0km
【水平距離13.00㎞、沿面距離13.49km、累積標高差(+)1326m (-)1277m】
8時に光石登山口を出発!
モヤシのようなキノコは、シロソウメンタケ(白素麺茸)。
夏~秋に広葉樹林の地上に群生する細いひも状のキノコ(食)。
茶褐色のボールのようなキノコはノウタケの幼菌だろうか?
ホコリタケと同じように肉は白く、若いものは食べられる。
ヤマホトトギスもまだ残っていた。
右は、ルリソウ?ワスレナグサ?キュウリグサ・・・?
どうやらハナイバナのようだが、いずれもムラサキ科の植物なので似ている。
花の形はキュウリグサに似ているが中心が黄色くない。
ホコリタケ(埃茸)は、若いうちは内部がはんぺん状で食べられる。
成熟すると頭から液が滲み出し始め、更に成熟すると全体が茶褐色に変色、頂端に穴が開いて胞子をほこりのように放出される(別名キツネノチャブクロ)。
右はヒダの形状からすると、ヒロヒダタケか?
でも、色が違うかな・・・。
綱附森分岐は往路でまっすぐに進み、復路は左から下ってくる。
ウスヒラタケに似ている (^^)
ウスヒラタケは、さまざまな広葉樹の倒木や切り株に重なり合って生える。
色が白っぽく柄にツバがないので、ツキヨタケではないようだ。
キンミズヒキ(金水引)バラ科キンミズヒキ属の多年草。
花期は7~10月と幅があり、小さな黄色の5弁花で細い花穂に多数つける。
花の時期から見てきたツチアケビは実が赤く大きくなって倒れかかっていた。
キホウキタケは秋に林内の地上に発生する。
色はレモン色~黄土色。
普通のホウキタケは美味しいらしいが・・・。
♪きのこ のこのこ たぬきの子 きのこの山があったとさ♪
ほーれ どっさり たべりゃんせ~♪
ヤマシャクヤクは5月の連休頃から花を咲かせ、8月下旬頃に実ができる。
結実しない赤い果実が残り、結実した黒い果実は地面に落ちている。
シコクブシ(トリカブト)は春に芽を出してからやっと開花の時期を迎えた。
カンカケ谷の本流右手の小さな沢沿いに登る。
ホコリタケが木に生えている!
普通は地上に生えるキノコだが・・・。
柄にツバのあるごついキノコは・・・?
テンニンソウ(天人草)は、シソ科テンニンソウ属の多年草。
広葉樹林の斜面や谷沿いなどの湿った場所に群生し、花はあまり目立たない。
ナラやクヌギを中心に各種広葉樹の枯れ木や倒木に生えるクヌギタケ(橡茸)。
クヌギタケのカサは円錐形から平らに開き、放射状のしわがある。
左はイシヅチウスバアザミ (石鎚薄葉薊)ではないかと。
一度見たら忘れられない、アケボノソウはセンブリの仲間。
花びらにある紫色と黄緑色の斑点を夜明けの星空に見立てた名前がいい。
少しだけ色づき始めた木々とお亀岩避難小屋。
晴天続きで涸れかけていた水場の水量も復活していた。
お亀岩の鞍部から天狗(躄)峠方面。
岩の上に咲いていたゴージャスなリンドウ!
天狗峠(躄峠)の分岐とヤマラッキョウ。
帰りは左の綱附森方面へ。
天狗峠からの天狗塚。
さっきのとは花弁の雰囲気が違うリンドウ。
もうあまり見かけなくなったツリガネニンジンが一輪。
この時期めずらしいスミレとコメツツジの紅葉。
春と秋が同居?
11時41分、3時間12分(3時間42分/休憩含む)で少しガスってきた山頂到着。
山頂は虫が多かったので鞍部の岩の周りでランチタイム!
エースコック「どっさり野菜 カレーラーメン」
「全体のボリュームはそのままに野菜をたっぷり詰め込んだカロリー控えめカップめん。レタス1/2個分の食物繊維が入った人気シリーズにカレーフレーバーが登場!」ということで、基本的にカレー系は好み。
ミヤマクマザサとコメツツジ群落の稜線と正面に三嶺。
天狗峠の分岐に戻って右へ進むとすぐに地蔵ノ頭に出る。
地蔵ノ頭からほんの少し下ると地蔵尊が祀られている。
お助けロープの急坂を下り、ツタウルシの紅葉を左に見て尾根道を歩く。
稜線がなだらかになってくると分岐が近い。
鞍部の稜線分岐に出たら左へ下る。
不明瞭な沢筋の登山道を下る。
ミヤマヒキオコシ(深山引き起こし)は、シソ科ヤマハッカ属の多年草で四国の
深山の半日陰に生える。
キノコはヌメリツバタケモドキかな?
堂床谷を渡渉する。
綱附森分岐まで帰ってきた。
摩耶山でも見かけたゲンノショウコ(現の証拠)だが、摩耶山のもの(右)と花弁や雌しべの色などが微妙に違う。
ハクサンフウロやシコクフウロとまた違って綺麗。
このところ天候が悪くまともな登山をしていなかったので少し疲れた (^^;)
帰ったらビール!ビール!
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<天狗塚>
■行先 天狗塚 (標高点 [・1812] 1812m)
■位置 徳島県三好市、北緯33度49分37秒・東経133度56分36秒
■コースタイム
光石登山口 7:59(31分)→ 綱附森分岐 8:30(16分)→ 八丁 8:46/8:53(26分)→ 徒渉点 9:19(1時間14分)→ お亀岩避難小屋 10:33/10:48(3分)→ お亀岩 10:51/10:55(22分)→ 天狗峠 11:17/11:21(20分)→ 天狗塚 11:41/11:47(8分)→ 岩 11:55(昼食)/12:36(12分)→ 天狗峠 12:48(3分)→ 地蔵ノ頭 12:51/12:53(1分)→ 地蔵尊 12:54/12:57(50分)→ 稜線分岐 13:47(59分)→ 綱附森分岐 14:46(24分)→ 光石登山口 15:10
【行き 3時間12分 帰り 2時間37分 計 5時間49分】
■コース水平距離 13.0㎞
■天気 曇り時々晴れ
■楽しさ ★★★★★(満点!)
今回は、光石登山口を起点に綱附森分岐からカンカケ谷・お亀岩経由で天狗塚へ登り、地蔵ノ頭から稜線分岐を経て綱附森分岐まで周回、光石登山口へ下山するコースで13.0km
【水平距離13.00㎞、沿面距離13.49km、累積標高差(+)1326m (-)1277m】
8時に光石登山口を出発!
モヤシのようなキノコは、シロソウメンタケ(白素麺茸)。
夏~秋に広葉樹林の地上に群生する細いひも状のキノコ(食)。
茶褐色のボールのようなキノコはノウタケの幼菌だろうか?
ホコリタケと同じように肉は白く、若いものは食べられる。
ヤマホトトギスもまだ残っていた。
右は、ルリソウ?ワスレナグサ?キュウリグサ・・・?
どうやらハナイバナのようだが、いずれもムラサキ科の植物なので似ている。
花の形はキュウリグサに似ているが中心が黄色くない。
ホコリタケ(埃茸)は、若いうちは内部がはんぺん状で食べられる。
成熟すると頭から液が滲み出し始め、更に成熟すると全体が茶褐色に変色、頂端に穴が開いて胞子をほこりのように放出される(別名キツネノチャブクロ)。
右はヒダの形状からすると、ヒロヒダタケか?
でも、色が違うかな・・・。
綱附森分岐は往路でまっすぐに進み、復路は左から下ってくる。
ウスヒラタケに似ている (^^)
ウスヒラタケは、さまざまな広葉樹の倒木や切り株に重なり合って生える。
色が白っぽく柄にツバがないので、ツキヨタケではないようだ。
キンミズヒキ(金水引)バラ科キンミズヒキ属の多年草。
花期は7~10月と幅があり、小さな黄色の5弁花で細い花穂に多数つける。
花の時期から見てきたツチアケビは実が赤く大きくなって倒れかかっていた。
キホウキタケは秋に林内の地上に発生する。
色はレモン色~黄土色。
普通のホウキタケは美味しいらしいが・・・。
♪きのこ のこのこ たぬきの子 きのこの山があったとさ♪
ほーれ どっさり たべりゃんせ~♪
ヤマシャクヤクは5月の連休頃から花を咲かせ、8月下旬頃に実ができる。
結実しない赤い果実が残り、結実した黒い果実は地面に落ちている。
シコクブシ(トリカブト)は春に芽を出してからやっと開花の時期を迎えた。
カンカケ谷の本流右手の小さな沢沿いに登る。
ホコリタケが木に生えている!
普通は地上に生えるキノコだが・・・。
柄にツバのあるごついキノコは・・・?
テンニンソウ(天人草)は、シソ科テンニンソウ属の多年草。
広葉樹林の斜面や谷沿いなどの湿った場所に群生し、花はあまり目立たない。
ナラやクヌギを中心に各種広葉樹の枯れ木や倒木に生えるクヌギタケ(橡茸)。
クヌギタケのカサは円錐形から平らに開き、放射状のしわがある。
左はイシヅチウスバアザミ (石鎚薄葉薊)ではないかと。
一度見たら忘れられない、アケボノソウはセンブリの仲間。
花びらにある紫色と黄緑色の斑点を夜明けの星空に見立てた名前がいい。
少しだけ色づき始めた木々とお亀岩避難小屋。
晴天続きで涸れかけていた水場の水量も復活していた。
お亀岩の鞍部から天狗(躄)峠方面。
岩の上に咲いていたゴージャスなリンドウ!
天狗峠(躄峠)の分岐とヤマラッキョウ。
帰りは左の綱附森方面へ。
天狗峠からの天狗塚。
さっきのとは花弁の雰囲気が違うリンドウ。
もうあまり見かけなくなったツリガネニンジンが一輪。
この時期めずらしいスミレとコメツツジの紅葉。
春と秋が同居?
11時41分、3時間12分(3時間42分/休憩含む)で少しガスってきた山頂到着。
山頂は虫が多かったので鞍部の岩の周りでランチタイム!
エースコック「どっさり野菜 カレーラーメン」
「全体のボリュームはそのままに野菜をたっぷり詰め込んだカロリー控えめカップめん。レタス1/2個分の食物繊維が入った人気シリーズにカレーフレーバーが登場!」ということで、基本的にカレー系は好み。
ミヤマクマザサとコメツツジ群落の稜線と正面に三嶺。
天狗峠の分岐に戻って右へ進むとすぐに地蔵ノ頭に出る。
地蔵ノ頭からほんの少し下ると地蔵尊が祀られている。
お助けロープの急坂を下り、ツタウルシの紅葉を左に見て尾根道を歩く。
稜線がなだらかになってくると分岐が近い。
鞍部の稜線分岐に出たら左へ下る。
不明瞭な沢筋の登山道を下る。
ミヤマヒキオコシ(深山引き起こし)は、シソ科ヤマハッカ属の多年草で四国の
深山の半日陰に生える。
キノコはヌメリツバタケモドキかな?
堂床谷を渡渉する。
綱附森分岐まで帰ってきた。
摩耶山でも見かけたゲンノショウコ(現の証拠)だが、摩耶山のもの(右)と花弁や雌しべの色などが微妙に違う。
ハクサンフウロやシコクフウロとまた違って綺麗。
このところ天候が悪くまともな登山をしていなかったので少し疲れた (^^;)
帰ったらビール!ビール!
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摩耶山 2013.9.9
2013-09-26 06:36:09 (10 years ago)
六甲山系を代表する山レジャースポット・ナイトスポットとして人気の神戸の「ウラヤマ」摩耶山をJR新神戸駅からの周回コースで登ってみた。
<摩耶山三角点>
■行先
摩耶山 (標高点 [・706.7] 706.7m、三等三角点 [摩耶山] 698.6m)
兵庫県神戸市灘区
標高点 北緯34度43分59秒・東経135度12分16秒
三角点 北緯34度43分59秒・東経135度12分18秒
■コースタイム
新神戸駅 8:01(5分)→ 布引雌滝 8:06/8:08(5分)→ 布引雄滝 8:13/8:16(20分)→ 五本松堰堤(布引ダム)8:36/8:38(19分)→ 市ヶ原(桜茶屋)8:57/8:59(2分)→ 六甲全山縦走路(天狗道・稲妻坂)分岐 9:01/9:07(8分)→ 地獄谷出合 9:15(14分)→ 分水嶺越分岐 9:29(21分)→ 森林植物園分岐 9:50/9:51(4分)→ 山田道分岐 9:55/9:56(9分)→ 石楠花山分岐 10:05(8分)→ 桜谷出合(徳川道分岐)10:13(23分)→ 渡渉点 10:36(休憩)/10:45(12分)→ 分岐(鞍部) 10:57(5分)→ 三角点 11:02/11:07(1分)→ 摩耶山 11:08/11:13(2分)→ 分岐(鞍部) 11:15(1分)→ 掬星台 11:16/11:45(1分)→ 分岐(鞍部) 11:46/11:47(8分)→ 史蹟公園 11:55/11:57(18分)→ 行者堂(青谷道分岐) 12:15(23分)→ 学校林道分岐 12:38/12:44(29分)→ 新神戸駅 13:13
【行き 2時間36分 帰り 1時間22分 計 3時間58分】
■コース水平距離 13.6㎞
■天気 晴れ
■楽しさ ★★★★★(満点)
摩耶山の登山コースは、最初にどれを選んでよいか分からないほど多い。
今回は新幹線を利用する関係で、新神戸駅を起点にトエンティクロス(二十渉)から桜谷道を登り、掬星台から旧摩耶道を下る周回コースの13.6km。
コース前半は比較的なだらかで歩きやすいが、距離・標高差は三嶺に負けないぐらいなので、時間に余裕を持って歩きたい。
【水平距離13.58㎞、沿面距離13.89km、累積標高差(+)961m (-)954m】
土佐山田駅から特別急行「南風」に乗車した。
南風に使用されている2000系の車両は、急勾配・急カーブが連続する土讃線の速度向上を目的としてJR四国と鉄道総研が共同で開発した世界初の振り子式気動車(日本初の制御付)で1990年から富士重工業(SUBARU)で量産された。
エンジンはコマツ製SA6D125H形330ps×2基/1両で最高速度は120km/h。
N700系「のぞみ」に乗り継ぐと、土佐山田から2時間56分で新神戸に到着!
朝一の「しまんと2号」だと、8時36分に新神戸着で日帰り登山も余裕。
新神戸駅のコンコースからエレベーターでバス乗り場のある1階へ降りる。
(写真の改札口や土産物屋などがあるコンコースは2階でホームは3階)
「← 布引の滝」の案内に従い駅裏に出ると正面に「こうべの森案内図」がある。
トエンティクロスは勾配が緩そうだが、桜谷道は「きつそう」だ・・・。
記録用のGPSを起動して新神戸駅をスタート。
砂子橋を渡るとすぐに谷側と山側を登るコースの分岐があり、通りかかりの人に教えてもらって左の谷沿いを進んだ。
両者は、滝を通るかパスするかの違いで、初めてだと迷いそうだ。
駅をスタートから5分で布引の滝(雌滝・めんたき)に着いた。
滝前の広場からスイッチバックして手前で分かれた山手の登山道に合流すると、布引の滝(鼓滝・つつみだき)が現れる。
生田川水系の布引渓流は神戸駅の裏で苧川(おかわ)を合わせ神戸港に注ぐ。
雌滝から5分で一番大きな(雄滝・おんたき、夫婦滝・めおとだき)に着いた。
雄滝の側に建つ〔おんたき茶屋〕の住所は中央区葺合町布引遊園地45番地。
布引渓流「雄滝」(落差43m)はJR新神戸駅から10分と市街地からも近いので「おんたき茶屋」も観光客やハイカーに人気があるということだ。
そう言えばNHKの「小さな旅」に店主の女性が出ていたような・・・。
そばやうどん、おでんや布引ラーメンなどがある。
徳光院(とっこういん)への下り道を右に見送り左に折れる。
布引展望台・見晴らし展望台から見た神戸の風景。
布引ハーブ園行きの「新神戸ロープウェー 神戸夢風船」が図上を通過していく。
五本松かくれ滝は、ダムがオーバーフローしたときだけ滝水が流れる。
布引の滝から布引渓流を遡ること分で巨大な堰堤が姿を現す。
型枠用の石積をそのままに残した外壁が周辺の緑と青空に映えて美しい。
歴史を感じさせる構造物の布引五本松堰堤(布引五本松ダム)は、日本最初の重力式コンクリートダムで2006年に近代化遺産「布引水源地水道施設」の一部として国の重要文化財に指定されている。
神戸市の水瓶、布引貯水池は水道専用ダムでダム湖百選、また厚生労働省近代水道百選に選ばれている。
「夢風船 風の丘駅」(神戸布引ハーブ園)方面(右)との分岐。
新神戸駅をスタートしてから56分で市ヶ原に着いた。
滝や堰堤などの見所もあるので、初めてだとタイムはあまり縮まらない。
地形図を確認すると、桜茶屋(249.5m)の真下を阪神高速の第二進神戸トンネルが、すぐ西を同じく新神戸トンネル、少し先を北神急行北神線の北神トンネルが通っている。
六甲全山縦走路(天狗尾根)分岐まで来たところで、地図を確認しながらトエンティクロスか縦走路かどちらのコースをとるか思案。
標準コースタイムだと時間に余裕がないのだが、渓流沿いということと名前に惹かれて距離の長いトエンティクロスへ。
地獄谷出合で地獄谷コースを右に見送り、すぐ先で黒岩尾根の分岐を通過。
トエンティクロス(二十涉)の始まり?
工事箇所から分水嶺越林道を少し歩く。
ゲンノショウコ(現の証拠)は、フウロソウ科フウロソウ属の多年草でハクサンフウロなどの仲間、紅花と白花があり生薬として有名。
林道の分水嶺越分岐付近から河原へ下ったら少し上流で左岸へ渡り、砂防堰堤の工事現場を仮設道で高巻き。
森林植物園へのコースを左に見送るとすぐに橋を右岸へ渡る。
白い卵の部分が見えないが、色、姿ともにタマゴタケとしか考えられない。
「卵」は腐葉土や落ち葉に隠れていることもある。
見た目とは裏腹に美味しいキノコの代表格!
あまり歩かれていない?ような、山田道を左に見送る。
再び砂防堰堤の工事現場の上を巻いて石楠花山への分岐を通過すると、桜谷出合まであと10分ということになる。
新神戸駅から2時間12分(休憩含む)で桜谷出合に着いた。
観光しながらも時間が気になり、少し急ぎ足で来たので汗かいた~ (>_<)
左岸へ渡って徳川道を左に分けると、桜谷沿いに摩耶山へ向かって登る。
桜谷道は概ね想像どおりの登山道で急登や渡渉が多い。
汗を乾かすため渡渉点で大休止。
都会の裏山とは思えないほど森が深い。
いくつかの分岐を通過し、「産湯の井(うぶゆのい)」を過ぎたら舗装路とクロスする峠(鞍部)に出た。
ここは登ってきた桜谷道と峠越えで市街地へ下る旧摩耶道(途中で上野道・青谷道が合流)、そして尾根伝いの六甲全山縦走路とが交差する四叉路になっていて、摩耶山城の東曲輪群と西曲輪群を二分する堀切跡でもあるそうだ。
掬星台は後回しにして、峠から南西に登る踏み後をたどり山頂を目指す。
ほんの少し登ると、赤い鳥居の天狗岩大神があった。
社の前で周辺を見渡すと、右手(西・社前方)の木立の中が少し高いと感じるが、左手(東・社後方)に三角点の指導標が見える。
新神戸駅から2時間35分(3時間01分・休憩含む)で三角点に到着。
<基準点の概要>
■ 基準点コード : TR35235017601
■ 等級種別 : 三等三角点(698.63m)
■ 冠字選点番号 : 化36
■ 基準点名 : 摩耶山
摩耶山は、702mとされているので三角点の位置は「山頂」ではない。
なだらかな山頂部分を見渡して「一番高い」所を探すと、最初に感じたとおり天狗岩大神西方の一角が目測でも数m高いのが分かる。
(各種サイトで調べてみても三角点より少し西とされている。)
電子国土Web.NEXTでは、標高点が三角点から西微北に約50m(三角点と社の延長線上)の道の側にあって「706.7」と表示されている。
更に50mほど西にはNHK神戸放送局摩耶山テレビ放送所の局舎がある。
<山頂・標高点付近>
この付近に706.7mの標高点があり、山頂(※1)ということになるはずだが、標高点には標石などが設置されないのでピンポイントでの確定はできない。
手元のGPSでも電子国土に標高点が表示される位置とほぼ重なっているので、この付近を山頂ということにしておこう。
地形図の標高点は702mだが、ほんとの高さは706.7mか??
三角点と8mもの差があるようには見えないのだが・・・。
ピークハントにこだわる必要はないと思うが、 「登頂した山」 としてカウントするには、「一番高い」所を踏んでおくべきだろう。
なぜなら辞書に、
【登頂】山の頂上にのぼること。
【頂上】山などのいちばん高いところ。
とあるからだ。
富士山なら「剣ヶ峰」、立山なら「大汝山」が頂上ということになる。
富士山の場合、吉田口・須走口ルート頂上の久須志神社(3,715m)まで登ったら「富士山に登った」ことにはなるだろうが、剣ヶ峰(3775.63m(※2))に登らなければ「富士山に登頂した」ことにはならない。
久須志神社は、富士山の標高より「50mも低い」のだ。
ただし、大山や焼岳のように最高点が「立ち入り禁止」になっていることもあるので、これらは例外としたい。
※1 標高点には、現地測量(0.1m単位)のものと、写真測量(1m単位)のものがあり、三角点の値が三角点の「置かれた位置の値」であるのと同様に、標高点も「山頂の値」とは限らない。
※2 三角点から見て北にある岩(最高所)の高さは3,776.24m。
縦走路を鞍部に戻り掬星台(きくせいだい)で大休止。
掬星台(690.1m)は、山頂近くにある展望広場でここから見える夜景は「手で星を掬(すく)えるほど」ということで日本三大夜景の一つだそうな。
建物は摩耶ロープウェー星の駅と隣接するサンテレビ摩耶山送信所。
夜景が美しいという掬星台からの展望(下は4枚合成)。
ルートを知らない山なのであまりゆっくりはしていられない。
鞍部の分岐に戻って青谷道、旧摩耶道を下る。
史蹟公園は、昭和51年に火災で消失した摩耶山天上寺の跡地を公園として整備したもので、寺は山上の草創の地へ遷寺しているので、本堂や多宝塔の礎石が残るのみとなっている。
史蹟となった旧境内を抜け、急な石段を下り山門を抜ける。
「大日大聖不動明王」を過ぎると、青谷道と旧摩耶道の分岐がある。
新神戸駅に下山するには、右の旧摩耶道へ。
分岐付近にはツルボ(蔓穂)と赤花のゲンノショウコが咲いていた。
旧摩耶道の学校林道分岐へと続くトラバースは、なかなかの山道でイノシシの足跡ぐらいしか見られない。
ヤマケイアルペンガイドNEXTにも載っていた、旧摩耶道から見る摩耶山。
学校林道分岐へ出た!
学校林道・旧摩耶道(もとまやみち)分岐は、左方向が下山路で右が学校林道と呼ばれる六甲全山縦走路(天狗道出合)へのトラバースになっていて、ここからは道もよく歩かれているようだ。
ここは、変形四叉路になっていて数m先に勤労病院方面への分岐があった。
新神戸駅へは、よく踏まれている右の道を下る。
北斜面から尾根に出て小さなピークを2つほど越える。
雷声寺の参道抜け住宅地の坂道を下る。
神戸第一高等学校前の通って苧川沿いに下ると新神戸駅の上に出た。
N700系「のぞみ」16両編成で約400m、700t!
まだN700Aには出合ったことがない。
新神戸駅の駅弁人気№1の「味づくし弁当」1,000円(税込み)。
南風の下り編成の先頭車両として使われる、2150形運転台付き貫通型先頭車両は、グリーン車のないタイプで振子制御装置を搭載している。
山行記録の日程順・山域別はこちらから。
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<摩耶山三角点>
■行先
摩耶山 (標高点 [・706.7] 706.7m、三等三角点 [摩耶山] 698.6m)
兵庫県神戸市灘区
標高点 北緯34度43分59秒・東経135度12分16秒
三角点 北緯34度43分59秒・東経135度12分18秒
■コースタイム
新神戸駅 8:01(5分)→ 布引雌滝 8:06/8:08(5分)→ 布引雄滝 8:13/8:16(20分)→ 五本松堰堤(布引ダム)8:36/8:38(19分)→ 市ヶ原(桜茶屋)8:57/8:59(2分)→ 六甲全山縦走路(天狗道・稲妻坂)分岐 9:01/9:07(8分)→ 地獄谷出合 9:15(14分)→ 分水嶺越分岐 9:29(21分)→ 森林植物園分岐 9:50/9:51(4分)→ 山田道分岐 9:55/9:56(9分)→ 石楠花山分岐 10:05(8分)→ 桜谷出合(徳川道分岐)10:13(23分)→ 渡渉点 10:36(休憩)/10:45(12分)→ 分岐(鞍部) 10:57(5分)→ 三角点 11:02/11:07(1分)→ 摩耶山 11:08/11:13(2分)→ 分岐(鞍部) 11:15(1分)→ 掬星台 11:16/11:45(1分)→ 分岐(鞍部) 11:46/11:47(8分)→ 史蹟公園 11:55/11:57(18分)→ 行者堂(青谷道分岐) 12:15(23分)→ 学校林道分岐 12:38/12:44(29分)→ 新神戸駅 13:13
【行き 2時間36分 帰り 1時間22分 計 3時間58分】
■コース水平距離 13.6㎞
■天気 晴れ
■楽しさ ★★★★★(満点)
摩耶山の登山コースは、最初にどれを選んでよいか分からないほど多い。
今回は新幹線を利用する関係で、新神戸駅を起点にトエンティクロス(二十渉)から桜谷道を登り、掬星台から旧摩耶道を下る周回コースの13.6km。
コース前半は比較的なだらかで歩きやすいが、距離・標高差は三嶺に負けないぐらいなので、時間に余裕を持って歩きたい。
【水平距離13.58㎞、沿面距離13.89km、累積標高差(+)961m (-)954m】
土佐山田駅から特別急行「南風」に乗車した。
南風に使用されている2000系の車両は、急勾配・急カーブが連続する土讃線の速度向上を目的としてJR四国と鉄道総研が共同で開発した世界初の振り子式気動車(日本初の制御付)で1990年から富士重工業(SUBARU)で量産された。
エンジンはコマツ製SA6D125H形330ps×2基/1両で最高速度は120km/h。
N700系「のぞみ」に乗り継ぐと、土佐山田から2時間56分で新神戸に到着!
朝一の「しまんと2号」だと、8時36分に新神戸着で日帰り登山も余裕。
新神戸駅のコンコースからエレベーターでバス乗り場のある1階へ降りる。
(写真の改札口や土産物屋などがあるコンコースは2階でホームは3階)
「← 布引の滝」の案内に従い駅裏に出ると正面に「こうべの森案内図」がある。
トエンティクロスは勾配が緩そうだが、桜谷道は「きつそう」だ・・・。
記録用のGPSを起動して新神戸駅をスタート。
砂子橋を渡るとすぐに谷側と山側を登るコースの分岐があり、通りかかりの人に教えてもらって左の谷沿いを進んだ。
両者は、滝を通るかパスするかの違いで、初めてだと迷いそうだ。
駅をスタートから5分で布引の滝(雌滝・めんたき)に着いた。
滝前の広場からスイッチバックして手前で分かれた山手の登山道に合流すると、布引の滝(鼓滝・つつみだき)が現れる。
生田川水系の布引渓流は神戸駅の裏で苧川(おかわ)を合わせ神戸港に注ぐ。
雌滝から5分で一番大きな(雄滝・おんたき、夫婦滝・めおとだき)に着いた。
雄滝の側に建つ〔おんたき茶屋〕の住所は中央区葺合町布引遊園地45番地。
布引渓流「雄滝」(落差43m)はJR新神戸駅から10分と市街地からも近いので「おんたき茶屋」も観光客やハイカーに人気があるということだ。
そう言えばNHKの「小さな旅」に店主の女性が出ていたような・・・。
そばやうどん、おでんや布引ラーメンなどがある。
徳光院(とっこういん)への下り道を右に見送り左に折れる。
布引展望台・見晴らし展望台から見た神戸の風景。
布引ハーブ園行きの「新神戸ロープウェー 神戸夢風船」が図上を通過していく。
五本松かくれ滝は、ダムがオーバーフローしたときだけ滝水が流れる。
布引の滝から布引渓流を遡ること分で巨大な堰堤が姿を現す。
型枠用の石積をそのままに残した外壁が周辺の緑と青空に映えて美しい。
歴史を感じさせる構造物の布引五本松堰堤(布引五本松ダム)は、日本最初の重力式コンクリートダムで2006年に近代化遺産「布引水源地水道施設」の一部として国の重要文化財に指定されている。
神戸市の水瓶、布引貯水池は水道専用ダムでダム湖百選、また厚生労働省近代水道百選に選ばれている。
「夢風船 風の丘駅」(神戸布引ハーブ園)方面(右)との分岐。
新神戸駅をスタートしてから56分で市ヶ原に着いた。
滝や堰堤などの見所もあるので、初めてだとタイムはあまり縮まらない。
地形図を確認すると、桜茶屋(249.5m)の真下を阪神高速の第二進神戸トンネルが、すぐ西を同じく新神戸トンネル、少し先を北神急行北神線の北神トンネルが通っている。
六甲全山縦走路(天狗尾根)分岐まで来たところで、地図を確認しながらトエンティクロスか縦走路かどちらのコースをとるか思案。
標準コースタイムだと時間に余裕がないのだが、渓流沿いということと名前に惹かれて距離の長いトエンティクロスへ。
地獄谷出合で地獄谷コースを右に見送り、すぐ先で黒岩尾根の分岐を通過。
トエンティクロス(二十涉)の始まり?
工事箇所から分水嶺越林道を少し歩く。
ゲンノショウコ(現の証拠)は、フウロソウ科フウロソウ属の多年草でハクサンフウロなどの仲間、紅花と白花があり生薬として有名。
林道の分水嶺越分岐付近から河原へ下ったら少し上流で左岸へ渡り、砂防堰堤の工事現場を仮設道で高巻き。
森林植物園へのコースを左に見送るとすぐに橋を右岸へ渡る。
白い卵の部分が見えないが、色、姿ともにタマゴタケとしか考えられない。
「卵」は腐葉土や落ち葉に隠れていることもある。
見た目とは裏腹に美味しいキノコの代表格!
あまり歩かれていない?ような、山田道を左に見送る。
再び砂防堰堤の工事現場の上を巻いて石楠花山への分岐を通過すると、桜谷出合まであと10分ということになる。
新神戸駅から2時間12分(休憩含む)で桜谷出合に着いた。
観光しながらも時間が気になり、少し急ぎ足で来たので汗かいた~ (>_<)
左岸へ渡って徳川道を左に分けると、桜谷沿いに摩耶山へ向かって登る。
桜谷道は概ね想像どおりの登山道で急登や渡渉が多い。
汗を乾かすため渡渉点で大休止。
都会の裏山とは思えないほど森が深い。
いくつかの分岐を通過し、「産湯の井(うぶゆのい)」を過ぎたら舗装路とクロスする峠(鞍部)に出た。
ここは登ってきた桜谷道と峠越えで市街地へ下る旧摩耶道(途中で上野道・青谷道が合流)、そして尾根伝いの六甲全山縦走路とが交差する四叉路になっていて、摩耶山城の東曲輪群と西曲輪群を二分する堀切跡でもあるそうだ。
掬星台は後回しにして、峠から南西に登る踏み後をたどり山頂を目指す。
ほんの少し登ると、赤い鳥居の天狗岩大神があった。
社の前で周辺を見渡すと、右手(西・社前方)の木立の中が少し高いと感じるが、左手(東・社後方)に三角点の指導標が見える。
新神戸駅から2時間35分(3時間01分・休憩含む)で三角点に到着。
<基準点の概要>
■ 基準点コード : TR35235017601
■ 等級種別 : 三等三角点(698.63m)
■ 冠字選点番号 : 化36
■ 基準点名 : 摩耶山
摩耶山は、702mとされているので三角点の位置は「山頂」ではない。
なだらかな山頂部分を見渡して「一番高い」所を探すと、最初に感じたとおり天狗岩大神西方の一角が目測でも数m高いのが分かる。
(各種サイトで調べてみても三角点より少し西とされている。)
電子国土Web.NEXTでは、標高点が三角点から西微北に約50m(三角点と社の延長線上)の道の側にあって「706.7」と表示されている。
更に50mほど西にはNHK神戸放送局摩耶山テレビ放送所の局舎がある。
<山頂・標高点付近>
この付近に706.7mの標高点があり、山頂(※1)ということになるはずだが、標高点には標石などが設置されないのでピンポイントでの確定はできない。
手元のGPSでも電子国土に標高点が表示される位置とほぼ重なっているので、この付近を山頂ということにしておこう。
地形図の標高点は702mだが、ほんとの高さは706.7mか??
三角点と8mもの差があるようには見えないのだが・・・。
ピークハントにこだわる必要はないと思うが、 「登頂した山」 としてカウントするには、「一番高い」所を踏んでおくべきだろう。
なぜなら辞書に、
【登頂】山の頂上にのぼること。
【頂上】山などのいちばん高いところ。
とあるからだ。
富士山なら「剣ヶ峰」、立山なら「大汝山」が頂上ということになる。
富士山の場合、吉田口・須走口ルート頂上の久須志神社(3,715m)まで登ったら「富士山に登った」ことにはなるだろうが、剣ヶ峰(3775.63m(※2))に登らなければ「富士山に登頂した」ことにはならない。
久須志神社は、富士山の標高より「50mも低い」のだ。
ただし、大山や焼岳のように最高点が「立ち入り禁止」になっていることもあるので、これらは例外としたい。
※1 標高点には、現地測量(0.1m単位)のものと、写真測量(1m単位)のものがあり、三角点の値が三角点の「置かれた位置の値」であるのと同様に、標高点も「山頂の値」とは限らない。
※2 三角点から見て北にある岩(最高所)の高さは3,776.24m。
縦走路を鞍部に戻り掬星台(きくせいだい)で大休止。
掬星台(690.1m)は、山頂近くにある展望広場でここから見える夜景は「手で星を掬(すく)えるほど」ということで日本三大夜景の一つだそうな。
建物は摩耶ロープウェー星の駅と隣接するサンテレビ摩耶山送信所。
夜景が美しいという掬星台からの展望(下は4枚合成)。
ルートを知らない山なのであまりゆっくりはしていられない。
鞍部の分岐に戻って青谷道、旧摩耶道を下る。
史蹟公園は、昭和51年に火災で消失した摩耶山天上寺の跡地を公園として整備したもので、寺は山上の草創の地へ遷寺しているので、本堂や多宝塔の礎石が残るのみとなっている。
史蹟となった旧境内を抜け、急な石段を下り山門を抜ける。
「大日大聖不動明王」を過ぎると、青谷道と旧摩耶道の分岐がある。
新神戸駅に下山するには、右の旧摩耶道へ。
分岐付近にはツルボ(蔓穂)と赤花のゲンノショウコが咲いていた。
旧摩耶道の学校林道分岐へと続くトラバースは、なかなかの山道でイノシシの足跡ぐらいしか見られない。
ヤマケイアルペンガイドNEXTにも載っていた、旧摩耶道から見る摩耶山。
学校林道分岐へ出た!
学校林道・旧摩耶道(もとまやみち)分岐は、左方向が下山路で右が学校林道と呼ばれる六甲全山縦走路(天狗道出合)へのトラバースになっていて、ここからは道もよく歩かれているようだ。
ここは、変形四叉路になっていて数m先に勤労病院方面への分岐があった。
新神戸駅へは、よく踏まれている右の道を下る。
北斜面から尾根に出て小さなピークを2つほど越える。
雷声寺の参道抜け住宅地の坂道を下る。
神戸第一高等学校前の通って苧川沿いに下ると新神戸駅の上に出た。
N700系「のぞみ」16両編成で約400m、700t!
まだN700Aには出合ったことがない。
新神戸駅の駅弁人気№1の「味づくし弁当」1,000円(税込み)。
南風の下り編成の先頭車両として使われる、2150形運転台付き貫通型先頭車両は、グリーン車のないタイプで振子制御装置を搭載している。
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マウンテンハードウェア ワンドリン 48 バックパック
2013-09-17 22:52:49 (10 years ago)
-
カテゴリタグ:
- 登山道具
北アルプスなどでのテント泊縦走と山小屋泊山行を意識して、
マウンテンハードウェア ワンドリン 48 バックパック
(Mountain Hardwear Wandrin 48)を購入した。
個人的には久しぶりの「2気室」仕様となっている。
サイズ:M/L 重量:1.50kg 容量:52L(S/M サイズは 1.42kg、48L)。
カラー:ディープラグーン(青)。
日帰り山行では、35L程度の1気室モデルを利用することが多いが、山小屋泊など限られたスペースで必要なものを素早く出し入れするには、2気室が便利。
テント泊の場合も、下部はテント装備を入れるのに都合がよい。
昨年の「剱岳・源次郎尾根」のようにベースキャンプ(剱沢)を利用する場合は、容量の大きいオスプレーの「アトモス65」を使用し、テントを背負ったまま縦走する場合(キタカマなど?)に使いたいと考えている。
マウンテンハードウェアの「ナット」ロゴがかっこいい!
あまり使わないが、ヒップベルトに小物用ジッパーポケット。
トップにジッパー付きポケットとセキュリティポケット(キークリップ付き)。
フロントに大きめのコンプレッションポケットと小物用のジッパー付きポケット。
(フロントのカンガルーポケットはよく使うので個人的には必要な装備。)
通気性に優れたエアモーションサスペンションのバックパネル。
アクセスが簡単な下部コンパートメントと標準装備のレインカバー。
ジッパーや紐で1・2気室を切替るモデルが多い中、ジッパーなど装備されていないので「??」と思ったのだが、荷物を入れてみて納得!
上部と下部の仕切り部分が「優れもの」で袋状になっている。
上部だけ使用すると1気室に、下部に物を入れると2気室に。
つまり、上下の容量が変化するのみで切り替える必要がないのだ!
更に上部コンパートメントにアクセスできるサイドジッパーも付いている。
これがまた優れもので、上からも下からも開くことができる。
「上からのみ」しか開かないものが多い中、「下から」開くものが欲しかった!
左右からのチューブ引き出しと出し入れしやすいハイドレーションなど、便利な機能と豊富な収納でデビューが待ち遠しいザックとなっている。
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白髪山(香美市)2013.9.7
2013-09-16 13:32:06 (10 years ago)
悪天候で二週間連続山を空けることは珍しい。
写真の整理などは一定進んだのだが、どうも調子が出ない。
この日は、槍ヶ岳登山に向けた「足慣らし」第一弾ということで仲間を連れ「三嶺」を目指したのだが、雨に出足をくじかれ白髪山であっさり下山。
<白髪山北のテラス>
■行先
白髪山 (三等三角点 [白髪山] 1769.7m)
高知県香美市、北緯33度48分36秒・東経133度59分35秒
■コースタイム
白髪山登山口駐車場 7:12(1分)→ 白髪山登山口 7:13(39分)→ 白髪山 7:52(1分)→ 北のテラス 7:53/7:56(1分)→ 白髪山 7:57(24分)→ 白髪山登山口 8:21(1分)→ 白髪山登山口駐車場 8:23
【行き 40分 帰り 25分 計 1時間05分】
■コース水平距離 2.4㎞
■天気 雨時々曇り
■楽しさ ★★★☆☆(3点)
登山口から山頂までの水平距離 1,200m、標高差320mのお手軽コース。
【水平距離2.37㎞、沿面距離2.48km、累積標高差(+)320m (-)320m】
雲海を逆さまに見たような怪しい雲(大栃付近)。
今にも雨が降り出しそう。
曇っていても、久保高井付近の県道から見た時点では稜線が見えていた。
しかし、登山口に着く頃には雨が降り始めたので、仕方なくレインウェアを着ることにした。
今日はテンション上がらないので「白髪山止まり」かな・・・。
樹林帯を抜け笹原に出てから登山口方面を俯瞰する。
雨に濡れるアキノキリンソウとタカネオトギリ。
レインウェアを着ているので、なるだけ汗をかかないようにゆっくり登った。
三嶺は雨の幕に包まれて全く見えない。
一応、北のテラスに出てみたものの、下に広がる西熊渓谷の森も真っ白。
「こりゃだめだ。」踵を返してとっとと下山!
いつでも来られる場所なので、最初から雨だとヤル気がなくなる。
8時21分に下山、今日は、登山より車の移動に時間を割かれてしまった (>_<)。
ローソンの郷土(ふるさと)のうまいシリーズ第5弾(再発売)、「長崎のうまい! とろり ほろり 卓袱 豚角煮」219円!
午後は、プリントを頼んでおいた県展用写真をキタムラカメラへ取りに行ったついでに、南国市の「太助寿司」あとにできた「味千拉麺」へ寄ってみた。
今日の一杯は、人気メニューの「パイクー麺」850円。
「骨までとろけるやわらかさ。上質な豚のあばら肉を秘伝のたれで、じっくりとろ~り煮込みました。とんこつスープとの相性が絶妙です。」
ということだが「・・・まあまあやね。」
山行記録の日程順・山域別はこちらから。
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写真の整理などは一定進んだのだが、どうも調子が出ない。
この日は、槍ヶ岳登山に向けた「足慣らし」第一弾ということで仲間を連れ「三嶺」を目指したのだが、雨に出足をくじかれ白髪山であっさり下山。
<白髪山北のテラス>
■行先
白髪山 (三等三角点 [白髪山] 1769.7m)
高知県香美市、北緯33度48分36秒・東経133度59分35秒
■コースタイム
白髪山登山口駐車場 7:12(1分)→ 白髪山登山口 7:13(39分)→ 白髪山 7:52(1分)→ 北のテラス 7:53/7:56(1分)→ 白髪山 7:57(24分)→ 白髪山登山口 8:21(1分)→ 白髪山登山口駐車場 8:23
【行き 40分 帰り 25分 計 1時間05分】
■コース水平距離 2.4㎞
■天気 雨時々曇り
■楽しさ ★★★☆☆(3点)
登山口から山頂までの水平距離 1,200m、標高差320mのお手軽コース。
【水平距離2.37㎞、沿面距離2.48km、累積標高差(+)320m (-)320m】
雲海を逆さまに見たような怪しい雲(大栃付近)。
今にも雨が降り出しそう。
曇っていても、久保高井付近の県道から見た時点では稜線が見えていた。
しかし、登山口に着く頃には雨が降り始めたので、仕方なくレインウェアを着ることにした。
今日はテンション上がらないので「白髪山止まり」かな・・・。
樹林帯を抜け笹原に出てから登山口方面を俯瞰する。
雨に濡れるアキノキリンソウとタカネオトギリ。
レインウェアを着ているので、なるだけ汗をかかないようにゆっくり登った。
三嶺は雨の幕に包まれて全く見えない。
一応、北のテラスに出てみたものの、下に広がる西熊渓谷の森も真っ白。
「こりゃだめだ。」踵を返してとっとと下山!
いつでも来られる場所なので、最初から雨だとヤル気がなくなる。
8時21分に下山、今日は、登山より車の移動に時間を割かれてしまった (>_<)。
ローソンの郷土(ふるさと)のうまいシリーズ第5弾(再発売)、「長崎のうまい! とろり ほろり 卓袱 豚角煮」219円!
午後は、プリントを頼んでおいた県展用写真をキタムラカメラへ取りに行ったついでに、南国市の「太助寿司」あとにできた「味千拉麺」へ寄ってみた。
今日の一杯は、人気メニューの「パイクー麺」850円。
「骨までとろけるやわらかさ。上質な豚のあばら肉を秘伝のたれで、じっくりとろ~り煮込みました。とんこつスープとの相性が絶妙です。」
ということだが「・・・まあまあやね。」
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