3月最初の週末の天気は、土曜日が「曇りのち雨」、日曜日が「曇り時々雨」と生憎の予報になっていた。
(三嶺か天狗塚に行って早めに下山しよう)と思いながら光石登山口へ。
行先は、お亀岩に着いた時の天候で判断することにしてカンカケ谷を登った。
<西熊山山頂>
■行先・位置
西熊山 (三等三角点 [西熊山] 1815.9m)
高知県香美市・徳島県三好市、北緯33度50分07秒・東経133度57分50秒
■コースタイム
光石登山口 7:46(30分)→ 八丁 8:16/8:20(21分)→ 渡渉点 8:41(1時間01分)→ お亀岩避難小屋 9:42/9:47(36分)→ 西熊山 10:23/10:35(24分)→ お亀岩避難小屋 10:59(昼食)/11:28(36分)→ 渡渉点 12:04(19分)→ 八丁 12:23(25分)→ 光石登山口 12:48
【行き 2時間28分/(※1)3時間35分】
【帰り 1時間44分/(※2)2時間45分】
(※1)(※2)昭文社 山と高原地図コースタイム(夏山・休憩含まない)
■コース水平距離 11.5㎞
■楽しさ ★★★★★(満点!)
光石登山口からカンカケ谷コースで西熊山を往復。
【水平距離11.50km、沿面距離12.01km、累積標高差(+)1276m (-)1258m】
林道から見える西熊山の稜線の白さから、雪がまだ多いことが窺えた。
四国の山は3月になると一気に雪解けが進む。
さて、先着3台の登山者?に続き〔光石〕を出発したのは7時46分。
〔八丁〕へは光石から30分丁度の8時16分着、休憩後8時20分発。
少しずつガスが降りてきて、西熊山は見えなくなった。
痩せた登山道のステップと窪地に少し雪が残るカンカケ谷。
凍っている所もあるので滑らないように!
〔渡渉点〕を8時41分に通過。
〔おかめ岩〕直下の登山道は昨年末から埋まったまま。
9時42分、光石から1時間56分(休憩含む)で〔おかめ岩避難小屋〕到着。
玄関先にピッケルやスノーシューが置いてあって、中では先着した4人のパーティーがお食事中。
ガスが更に濃くなってきた。
(どうしようかな・・・)← 少しテンション下がっている。
(まあとりあえず、西熊山へは行かんと・・・) 「いかんろう!」
ここ数日、暖かい日が続いたのでササに乗った雪が少し融けたものの、登山道や稜線周辺の平坦地はまだまだ深い。
食事を済ませ雪で遊んでいるらしく、後方から賑やかな声が聞こえてきた。
三嶺から縦走した時(2月9日)より緩んでいるので「踏み抜き」が多い。
10歩のうち3~4歩は踏み抜くのでなかなか進まない。
踏み抜く度に、思わず 「あっ~!」 と声が出てしまう。
(こんな時はスノーシューがあれば楽なんだけど・・・)と思いつつ、
・荷物になる(重い)
・着脱が面倒
・下りは必要ない(「踏み抜き」が多くてもツボ足が速い)
などの理由で、せっかくの装備 MSRの〔ライトニング アッセント〕と〔EVO アッセント〕 は、めったに活用されないまま、荷台の「肥やし」なっている。
10時23分、光石から2時間28分(休憩含む)で西熊山到着。
西熊渓谷側から吹き上げる風が冷たい。
視界は40~50mというところか?
三嶺はもちろん、周辺の山は 「なんちゃあ見えん!」
【基準点の概要】
■基準点コード:TR35033670701
■等級種別:三等三角点
■冠字選点番号:坐32
■基準点名:西熊山
風が強くなってきた。
雨も時折ポツポツと。
10時35分、(カッパを着なくてもいいうちに・・・)下山開始!
おかめ小屋の下を4人が下っている。
「行き」には見えなかった西熊山が姿を現した。
10時59分、山頂から24分で〔おかめ岩避難小屋〕に帰ってきた。
この辺りに雨雲がかかるのは13~14時の予報なので、
お昼をとるぐらいの余裕はあるだろう。
今日の一杯は、日清「カップヌードル white ホワイトシチューヌードル」
がんばれニッポン! whiteトリオ
「ソチオリンピック日本代表応援トリオ商品。共通コンセプトの"white"にふさわしい、まろやかで濃厚なクリーム感たっぷりのスープです。」
ということで割りにいける。
気になるエネルギーは394kcal、食塩相当量3.8g
11時28分、おかめ小屋を出発。
(光石に帰り着くまでには追いつくかな?)と思っていた4人に
渡渉点の手前で追いついた。
12時04分、おかめ小屋から36分で〔渡渉点〕を通過。
スタスタ歩けないカンカケ谷。
12時23分、おかめ小屋から55分で〔八丁〕を通過。
おかめ岩避難小屋 11時28分 → 光石登山口 12時48分
おかめ小屋から1時間20分で〔光石〕へ下山。
雨が降り始めた。
今日は早めにビールにしよう!
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唐人駄場巨石群 2014.2.22
2014-03-02 09:13:26 (10 years ago)
2月22日(土)は、翌日の駅伝大会参加のため1泊2日で土佐清水市へ。
四国の最南端、足摺半島には唐人石(唐人駄場遺跡巨石群)という観光名所があり、巨石群の最上部が尾根上の小さなピークになっている。
断崖が連なり深い森が広がる・・・。
そんな岬の一角に展開するパワースポットを自転車で周ってみた。
<唐人駄場巨石群>
■行先・位置
唐人駄馬遺跡 (標高約275m) 北緯32度44分45秒・東経132度59分4秒
■コースタイム
民宿N田 13:45(12分)→ 松尾のアコウ自生地 13:56/14:08(11分)→ 県道27号分岐(唐人駄場入口)14:19(22分)→ 唐人石入口 14:41(4分)→ 巨石群 14:45(~15:00)(19分)→ 巨石群最高地点275m 15:04/15:05(9分)→ 唐人石入口 15:14(11分)→ 県道348号(足摺スカイライン)交差点(標高点351m)15:25(19分)→ 県道27号交差点(厚生町)15:44(11分)→ 窪津 15:55(14分)→ 津呂 16:09(16分)→ 足摺岬 16:25(13分)→ 足摺テルメ 16:38(入浴)/17:43(7分)→ 民宿N田 17:50
【自転車走行時間 2時間16分、唐人石歩行時間 32分、計 2時間48分】
■コース水平距離 34.3㎞(自転車)、0.5km(登山) 計 34.8km
■天気 晴れ
■楽しさ ★★★★★(満点!)
民宿N田を起点に県道27号を西進し、アコウ自生地から唐人駄馬遺跡へ。
唐人駄馬の巨石群を最上部まで歩いたら県道348号(足摺スカイライン)を半島付け根側に下って時計回りで帰る周回コース35.0km。
(自)【水平距離34.32km、沿面距離34.40km、累積標高差(+)805m (-)824m】
(登)【水平距離0.47km、沿面距離0.50km、累積標高差(+)60m (-)62m】
(計)【水平距離34.78km、沿面距離34.89km、累積標高差(+)864m (-)883m】
高知自動車道が窪川(四万十町)まで延伸されて、幡多路が随分近くなった。
国道321号を土佐清水へ向かうと、途中の以布利にカレー好きならちょっと気になる〔いぶりカリィ〕というモーニングとカレーの店があった。
「店主自慢の5種類のオリジナルカレーが中心のランチメニュー」
を楽しみにして寄ってみると、
「本日はモーニングのみの営業になります。」の張り紙が!
Σ( ̄Д ̄;)がーんっ!
仕方ないので 〔土佐清水さかなセンター 足摺黒潮市場〕でランチタイム。
「土佐の清水サバのぶっかけ丼」 \1200。
新鮮でプリプリした鯖がたっぷりの丼と出汁の効いた味噌汁。
これはこれで美味しかったので十分に満足 (^o^)
駐車場に戻ってみると、隣の運転席で文句も言わずに座っていたのはラブ。
ラブラドール・レトリバーはおとなしくて可愛い (*^^*)
今日の宿、うわさの〔N田〕へ一番乗り。
車を置いて自転車で出発するまでの、おじさんの応対は、(少々くどいか?)と思う程度でそんなに悪くないが・・・。
今日は、自転車でアコウ自生地と唐人駄場を巡り、足摺スカイラインを北へ下って1~3区の駅伝コースを逆に回って帰る予定。
まずは、目と鼻の先の「松尾のアコウ自生地」へ。
アコウは、クワ科イチジク属の常緑樹で寒さに弱い亜熱帯植物。
松尾神社の境内にあるアコウは周囲9m、樹高25m、樹齢300年の巨木で、国の天然記念物に指定されている。
アコウは親木に寄生して根を垂らして成長し、最後には親木を覆いつくして枯らしてしまう「締め殺しの木」のひとつだそうな。
右のアコウは中にあった木が枯れおちて空洞になっている。
松尾集落を過ぎ、鴉ノ岬(からすのみさき)のヘアピンを臼碆(うすばえ)方面に200mほどで県道(標高80m)から山手に向かう道路がある。
うすばえ桜公園を過ぎ、自転車で走るには少々きつい坂道を登る。
道路が2車線になったところで山留擁壁の上に馬がいた!
駄場の近くにいるからと言って「駄馬」ではない、ポニーだ。
これがまたおとなしくて可愛らしい。
人が近づくと子犬のように擦り寄ってくる。
鼻の上をなでなで!
14時41分、県道との分岐から22分で唐人駄場遺跡(唐人石)入口に着いた。
県道分岐からの水平距離は2.8km、標高差158m。
唐人駄場付近はなだらかな高原状になっていて人が住むのに適している。
しかし、魚を捕りに行くにはちょっと遠いか?
入口から数分で大きな岩が見えてくる。
唐人駄場の上部に、海を見下ろすように花崗岩の巨石群が屹立している。
人工的に造られたストーンサークル(環状列石)の可能性もあるという。
岩によじ登ると駄場と太平洋の展望がすばらしい。
「唐人」とは神と人、もしくは光と神の意味ではないかとも言われ、「駄場」とは平らな土地のことを指すらしい。
まるで人工的に配置されたかのようなストーン。
簡単に登ることのできる岩も多い。
目指す 「山頂」 方向。
再生のエリア(パワースポット)と呼ばれる岩。
「再生のエリア」から北に少し登ると潅木の中になだらかなピークがある。
巨石群の最上部は南~西向きに下る緩やかな尾根上の小さなコブで、山と言うほどではないが、GPSマップの275m等高線が閉じている。
「山頂」には三角点も標高点も無いが岩が乗っている。
唐人石入口(道路)からの標高差はわずか30m。
道路に戻ったら、再び坂道をこぐ。
ここもけっこうきつい。
唐人石から1.8km(標高差105m)で県道348号(足摺スカイライン)に合流。
清水港方面へ下って県道27号を時計回りで足摺岬へ帰る。
岬に戻ったら激坂を登って〔足摺テルメ〕の天然ラドン温泉で一風呂。
あとはビールタイムのスタンバイ!
民宿N田の料理、その他についてはノーコメント (^^;)
翌日の駅伝大会では女子チームが初優勝!
「よくがんばった!」
「グッジョブ」 (≧∇≦)ъ Good!!
「帰りこそ」と思って寄った〔いぶりカリィ〕には、「お休み」の張り紙が。
どうやらオーナーが大風邪で寝込んでいたらしい。
仕方ないのでお土産の物色を兼ねてサンリバー四万十の〔いちもん屋〕へ。
カレーに「念」が残っていたこともあって「鶏唐の焼カレーチーズ南蛮定食」に、
ノーマルな「鶏の唐揚」も追加して 「いただきま~す!」
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四国の最南端、足摺半島には唐人石(唐人駄場遺跡巨石群)という観光名所があり、巨石群の最上部が尾根上の小さなピークになっている。
断崖が連なり深い森が広がる・・・。
そんな岬の一角に展開するパワースポットを自転車で周ってみた。
<唐人駄場巨石群>
■行先・位置
唐人駄馬遺跡 (標高約275m) 北緯32度44分45秒・東経132度59分4秒
■コースタイム
民宿N田 13:45(12分)→ 松尾のアコウ自生地 13:56/14:08(11分)→ 県道27号分岐(唐人駄場入口)14:19(22分)→ 唐人石入口 14:41(4分)→ 巨石群 14:45(~15:00)(19分)→ 巨石群最高地点275m 15:04/15:05(9分)→ 唐人石入口 15:14(11分)→ 県道348号(足摺スカイライン)交差点(標高点351m)15:25(19分)→ 県道27号交差点(厚生町)15:44(11分)→ 窪津 15:55(14分)→ 津呂 16:09(16分)→ 足摺岬 16:25(13分)→ 足摺テルメ 16:38(入浴)/17:43(7分)→ 民宿N田 17:50
【自転車走行時間 2時間16分、唐人石歩行時間 32分、計 2時間48分】
■コース水平距離 34.3㎞(自転車)、0.5km(登山) 計 34.8km
■天気 晴れ
■楽しさ ★★★★★(満点!)
民宿N田を起点に県道27号を西進し、アコウ自生地から唐人駄馬遺跡へ。
唐人駄馬の巨石群を最上部まで歩いたら県道348号(足摺スカイライン)を半島付け根側に下って時計回りで帰る周回コース35.0km。
(自)【水平距離34.32km、沿面距離34.40km、累積標高差(+)805m (-)824m】
(登)【水平距離0.47km、沿面距離0.50km、累積標高差(+)60m (-)62m】
(計)【水平距離34.78km、沿面距離34.89km、累積標高差(+)864m (-)883m】
高知自動車道が窪川(四万十町)まで延伸されて、幡多路が随分近くなった。
国道321号を土佐清水へ向かうと、途中の以布利にカレー好きならちょっと気になる〔いぶりカリィ〕というモーニングとカレーの店があった。
「店主自慢の5種類のオリジナルカレーが中心のランチメニュー」
を楽しみにして寄ってみると、
「本日はモーニングのみの営業になります。」の張り紙が!
Σ( ̄Д ̄;)がーんっ!
仕方ないので 〔土佐清水さかなセンター 足摺黒潮市場〕でランチタイム。
「土佐の清水サバのぶっかけ丼」 \1200。
新鮮でプリプリした鯖がたっぷりの丼と出汁の効いた味噌汁。
これはこれで美味しかったので十分に満足 (^o^)
駐車場に戻ってみると、隣の運転席で文句も言わずに座っていたのはラブ。
ラブラドール・レトリバーはおとなしくて可愛い (*^^*)
今日の宿、うわさの〔N田〕へ一番乗り。
車を置いて自転車で出発するまでの、おじさんの応対は、(少々くどいか?)と思う程度でそんなに悪くないが・・・。
今日は、自転車でアコウ自生地と唐人駄場を巡り、足摺スカイラインを北へ下って1~3区の駅伝コースを逆に回って帰る予定。
まずは、目と鼻の先の「松尾のアコウ自生地」へ。
アコウは、クワ科イチジク属の常緑樹で寒さに弱い亜熱帯植物。
松尾神社の境内にあるアコウは周囲9m、樹高25m、樹齢300年の巨木で、国の天然記念物に指定されている。
アコウは親木に寄生して根を垂らして成長し、最後には親木を覆いつくして枯らしてしまう「締め殺しの木」のひとつだそうな。
右のアコウは中にあった木が枯れおちて空洞になっている。
松尾集落を過ぎ、鴉ノ岬(からすのみさき)のヘアピンを臼碆(うすばえ)方面に200mほどで県道(標高80m)から山手に向かう道路がある。
うすばえ桜公園を過ぎ、自転車で走るには少々きつい坂道を登る。
道路が2車線になったところで山留擁壁の上に馬がいた!
駄場の近くにいるからと言って「駄馬」ではない、ポニーだ。
これがまたおとなしくて可愛らしい。
人が近づくと子犬のように擦り寄ってくる。
鼻の上をなでなで!
14時41分、県道との分岐から22分で唐人駄場遺跡(唐人石)入口に着いた。
県道分岐からの水平距離は2.8km、標高差158m。
唐人駄場付近はなだらかな高原状になっていて人が住むのに適している。
しかし、魚を捕りに行くにはちょっと遠いか?
入口から数分で大きな岩が見えてくる。
唐人駄場の上部に、海を見下ろすように花崗岩の巨石群が屹立している。
人工的に造られたストーンサークル(環状列石)の可能性もあるという。
岩によじ登ると駄場と太平洋の展望がすばらしい。
「唐人」とは神と人、もしくは光と神の意味ではないかとも言われ、「駄場」とは平らな土地のことを指すらしい。
まるで人工的に配置されたかのようなストーン。
簡単に登ることのできる岩も多い。
目指す 「山頂」 方向。
再生のエリア(パワースポット)と呼ばれる岩。
「再生のエリア」から北に少し登ると潅木の中になだらかなピークがある。
巨石群の最上部は南~西向きに下る緩やかな尾根上の小さなコブで、山と言うほどではないが、GPSマップの275m等高線が閉じている。
「山頂」には三角点も標高点も無いが岩が乗っている。
唐人石入口(道路)からの標高差はわずか30m。
道路に戻ったら、再び坂道をこぐ。
ここもけっこうきつい。
唐人石から1.8km(標高差105m)で県道348号(足摺スカイライン)に合流。
清水港方面へ下って県道27号を時計回りで足摺岬へ帰る。
岬に戻ったら激坂を登って〔足摺テルメ〕の天然ラドン温泉で一風呂。
あとはビールタイムのスタンバイ!
民宿N田の料理、その他についてはノーコメント (^^;)
翌日の駅伝大会では女子チームが初優勝!
「よくがんばった!」
「グッジョブ」 (≧∇≦)ъ Good!!
「帰りこそ」と思って寄った〔いぶりカリィ〕には、「お休み」の張り紙が。
どうやらオーナーが大風邪で寝込んでいたらしい。
仕方ないのでお土産の物色を兼ねてサンリバー四万十の〔いちもん屋〕へ。
カレーに「念」が残っていたこともあって「鶏唐の焼カレーチーズ南蛮定食」に、
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小ピーク 1630m(伊予富士2/3) 2014.2.11
2014-02-22 06:58:36 (10 years ago)
-
カテゴリタグ:
- 登山
高知県全域 「晴れ」 の予報に、登山日和を期待して伊予富士を目指したものの、想定以上の積雪と吹雪で山頂を目の前にあえなく敗退。
<見えなくなった伊予富士>
■行先・位置
小ピーク1630m (伊予富士2/3)
高知県いの町・愛媛県西条市、北緯33度47分17秒・東経133度14分53秒
■コースタイム
旧寒風山トンネル南口駐車場 9:45(4分)→ 登山口 9:49(49分)→ 桑瀬峠 10:38(1時間09分)→ 支尾根基部 11:47(21分)→ 小ピーク1630m 12:08/12:18(17分)→ 支尾根基部 12:35(40分)→ 桑瀬峠 13:15(19分)→ 登山口 13:34(3分)→ 寒風山登山口 13:37
【行き 2時間23分 帰り 1時間19分 計 3時間42】
■コース水平距離 6.9㎞ ■天気 曇りのち晴れ
■楽しさ ★★★★★(満点!)
寒風山登山口から桑瀬峠を経て、伊予富士を正面に望む細長い小ピーク(約1630m)までの往復5.8km。
【水平距離5.77km、沿面距離6.91km、累積標高差(+)1206m (-)1222m】
この時期、高気圧に覆われて太平洋側(高知県)が晴れていても、寒気の影響で瀬戸内側が曇っていることが多く、標高の高い四国山地はその影響を受けてしまう。
国道194号の道路情報板には「いの町大森以遠チェーン必要」の表示が・・・。
新大森トンネルを抜けた途端に路面が凍結していたので減速。
もうすぐ9時なのに電光掲示板が「-3℃」を表示していた。
町道一の谷寒風線(旧国道)に入ったらチェーンを装着。
少し高度を上げると、トレースなしでは4駆でも厳しいぐらいの積雪だった。
この雪でもかなりの車が来ている。
「好きやねー。」 ( ← 人のことが言えるのか?)
アイゼンは10年近く前に手に入れた「エアーテック・ニュークラシック」。
ザックに入れると少し重く感じられる今日この頃。
軽量化を図りたいところだが・・・。
麓は晴れでも、寒風山周辺と三嶺周辺に雲が停滞する予報になっているのが少し気になる。
9時49分、登山口から登り始める。
登山にしては「ひだけた」時刻だ。
車が10数台あったので先行者も多いということになる。
トレースがついて快適快適!
前を行く赤いウェアの方とは、最後まで抜きつ抜かれつ歩くことになるのだが、とりあえず一旦道を譲ってもらう。
笹ヶ峰・ちち山から冠山にかけての稜線上に雲が乗ったまま動かない。
(2枚合成)
10時38分、登山口から49分で桑瀬峠着。
ここまでは自分の夏山コースタイムより少し遅い程度。
寒風山の山頂付近は高知県側に少し青空が見える。
峠から南西方向に目的地・伊予富士を確認。
桑瀬峠(登山者のいる場所に道標)と寒風山。
どうやら先行者は2人しかいないようだ。
ということは、ほとんどの人が寒風山へ向かったということか?
新雪の下の古い雪は締まっていて踏み抜きは少ない。
青空が期待できるか?
尾根が狭くなってきて、その先100mほどは北側の斜面を登る。
見覚えのあるブナの樹下を潜る。
ブナを過ぎたらすぐ南側の斜面に出る。
南側に出たら標高点 [・1649m] の支尾根基部に向かってトラバースする感じのはずだけど・・・。
「あれっ!」尾根を直登している。
(直登する方が楽なのかな?)
トレースについて行ったらすぐ先からヤブコギだった (^^;)
でも、尾根直登なので伊予富士が見えた (^o^)
ヤブコギを抜けた後、追いついて聞いてみると冬に登ったことはないそうだ。
(あれっ!?)
登山口方面を俯瞰すると、蛇行する町道・一の谷寒風線(旧国道)が見える。
意外と先行者が少なく、いつの間にか先頭になった。
転げ落ちそうな斜面で振り向いてみる。
後続が何組か続いていて、途中で追い抜いた若い3人グループもやってくる。
さて、まっすぐ進むべきか・・・? 尾根に出るべきか・・・?
確認のため右手尾根方向に這い上がってはみたが・・・・・・
ヤブコギだったので元に戻ってまっすぐ進むことにした。
それでもさっきのヤブコギの人は、またしても尾根に這い上がっていった。
なかなか強引やねー。
赤いウェアの人とまっすぐ進むと簡単に抜けることができた。
通常なら30分足らずの支尾根の分岐まで1時間10分ほどかかった。
尾根に登った人はまだヤブコギをしているようだ。
ちょっと天候が 「怪しくなってきたか?」
12時08分、伊予富士を正面に望む、稜線上の細長い小ピーク(1630m)まで着く頃には吹雪き始めた。
ここまでで、いつもの山頂到着タイムを30分オーバーしている。
後続も少し減ってきた。
3人グループは引き返したようだ。
どんどん、見えなくなってきた。
今日のところは 「撤収!」 やね。
支尾根の分岐付近まで戻って振り返ると、もう何も見えない。
帰りも 「なかなか・・・」 のもの。
寒風山も見えなくなった。
冬山は、手間が掛かって「めんどうー」だけど、面白い。
もうすぐ桑瀬峠。
桑瀬峠から下は走れるほどの登山道。(← ほんとか)
桑瀬峠 13:15(19分)→ 登山口 13:34
下りはいつも速いねー (^_^;)
ほんとに走ってるんじゃない?
稜線の吹雪が嘘のような日差しの駐車場。
それでも外は寒いので車内でランチタイム。
日清「カップヌードル カレー」が個人的には №1ヌードル。
よく晴れているのに稜線上は相変わらず雲が停滞。
山頂には着かなかったけど、なかなか遊ばせてくれる伊予富士だった。
次に訪れるときは雪がない時期かな。
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<見えなくなった伊予富士>
■行先・位置
小ピーク1630m (伊予富士2/3)
高知県いの町・愛媛県西条市、北緯33度47分17秒・東経133度14分53秒
■コースタイム
旧寒風山トンネル南口駐車場 9:45(4分)→ 登山口 9:49(49分)→ 桑瀬峠 10:38(1時間09分)→ 支尾根基部 11:47(21分)→ 小ピーク1630m 12:08/12:18(17分)→ 支尾根基部 12:35(40分)→ 桑瀬峠 13:15(19分)→ 登山口 13:34(3分)→ 寒風山登山口 13:37
【行き 2時間23分 帰り 1時間19分 計 3時間42】
■コース水平距離 6.9㎞ ■天気 曇りのち晴れ
■楽しさ ★★★★★(満点!)
寒風山登山口から桑瀬峠を経て、伊予富士を正面に望む細長い小ピーク(約1630m)までの往復5.8km。
【水平距離5.77km、沿面距離6.91km、累積標高差(+)1206m (-)1222m】
この時期、高気圧に覆われて太平洋側(高知県)が晴れていても、寒気の影響で瀬戸内側が曇っていることが多く、標高の高い四国山地はその影響を受けてしまう。
国道194号の道路情報板には「いの町大森以遠チェーン必要」の表示が・・・。
新大森トンネルを抜けた途端に路面が凍結していたので減速。
もうすぐ9時なのに電光掲示板が「-3℃」を表示していた。
町道一の谷寒風線(旧国道)に入ったらチェーンを装着。
少し高度を上げると、トレースなしでは4駆でも厳しいぐらいの積雪だった。
この雪でもかなりの車が来ている。
「好きやねー。」 ( ← 人のことが言えるのか?)
アイゼンは10年近く前に手に入れた「エアーテック・ニュークラシック」。
ザックに入れると少し重く感じられる今日この頃。
軽量化を図りたいところだが・・・。
麓は晴れでも、寒風山周辺と三嶺周辺に雲が停滞する予報になっているのが少し気になる。
9時49分、登山口から登り始める。
登山にしては「ひだけた」時刻だ。
車が10数台あったので先行者も多いということになる。
トレースがついて快適快適!
前を行く赤いウェアの方とは、最後まで抜きつ抜かれつ歩くことになるのだが、とりあえず一旦道を譲ってもらう。
笹ヶ峰・ちち山から冠山にかけての稜線上に雲が乗ったまま動かない。
(2枚合成)
10時38分、登山口から49分で桑瀬峠着。
ここまでは自分の夏山コースタイムより少し遅い程度。
寒風山の山頂付近は高知県側に少し青空が見える。
峠から南西方向に目的地・伊予富士を確認。
桑瀬峠(登山者のいる場所に道標)と寒風山。
どうやら先行者は2人しかいないようだ。
ということは、ほとんどの人が寒風山へ向かったということか?
新雪の下の古い雪は締まっていて踏み抜きは少ない。
青空が期待できるか?
尾根が狭くなってきて、その先100mほどは北側の斜面を登る。
見覚えのあるブナの樹下を潜る。
ブナを過ぎたらすぐ南側の斜面に出る。
南側に出たら標高点 [・1649m] の支尾根基部に向かってトラバースする感じのはずだけど・・・。
「あれっ!」尾根を直登している。
(直登する方が楽なのかな?)
トレースについて行ったらすぐ先からヤブコギだった (^^;)
でも、尾根直登なので伊予富士が見えた (^o^)
ヤブコギを抜けた後、追いついて聞いてみると冬に登ったことはないそうだ。
(あれっ!?)
登山口方面を俯瞰すると、蛇行する町道・一の谷寒風線(旧国道)が見える。
意外と先行者が少なく、いつの間にか先頭になった。
転げ落ちそうな斜面で振り向いてみる。
後続が何組か続いていて、途中で追い抜いた若い3人グループもやってくる。
さて、まっすぐ進むべきか・・・? 尾根に出るべきか・・・?
確認のため右手尾根方向に這い上がってはみたが・・・・・・
ヤブコギだったので元に戻ってまっすぐ進むことにした。
それでもさっきのヤブコギの人は、またしても尾根に這い上がっていった。
なかなか強引やねー。
赤いウェアの人とまっすぐ進むと簡単に抜けることができた。
通常なら30分足らずの支尾根の分岐まで1時間10分ほどかかった。
尾根に登った人はまだヤブコギをしているようだ。
ちょっと天候が 「怪しくなってきたか?」
12時08分、伊予富士を正面に望む、稜線上の細長い小ピーク(1630m)まで着く頃には吹雪き始めた。
ここまでで、いつもの山頂到着タイムを30分オーバーしている。
後続も少し減ってきた。
3人グループは引き返したようだ。
どんどん、見えなくなってきた。
今日のところは 「撤収!」 やね。
支尾根の分岐付近まで戻って振り返ると、もう何も見えない。
帰りも 「なかなか・・・」 のもの。
寒風山も見えなくなった。
冬山は、手間が掛かって「めんどうー」だけど、面白い。
もうすぐ桑瀬峠。
桑瀬峠から下は走れるほどの登山道。(← ほんとか)
桑瀬峠 13:15(19分)→ 登山口 13:34
下りはいつも速いねー (^_^;)
ほんとに走ってるんじゃない?
稜線の吹雪が嘘のような日差しの駐車場。
それでも外は寒いので車内でランチタイム。
日清「カップヌードル カレー」が個人的には №1ヌードル。
よく晴れているのに稜線上は相変わらず雲が停滞。
山頂には着かなかったけど、なかなか遊ばせてくれる伊予富士だった。
次に訪れるときは雪がない時期かな。
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三嶺 2014.2.9
2014-02-21 10:02:04 (10 years ago)
今年、まだ一度も登っていなかった三嶺の様子を見に行ってみた。
雲の動きを見ると三嶺周辺の山岳地帯は雪雲が停滞する時間が長い。
好天が期待できない中での登山だったが、登頂直後、ドラマチックな展開で青空が広がり稀に見る絶景に出合うことができた。
<三嶺>
■行先・位置(主なピーク)
カヤハゲ (標高点 [・1720])
高知県香美市・徳島県三好市、北緯33度49分41秒・東経133度59分25秒
三嶺 (二等三角点 [三嶺] 1893.4m)
高知県香美市・徳島県三好市、北緯33度50分22秒・東経133度59分16秒
西熊山 (三等三角点 [西熊山] 1815.9m)
高知県香美市・徳島県三好市、北緯33度50分06秒・東経133度57分50秒
■コースタイム
光石登山口 7:08(46分)→ さおりが原 7:54/8:01(1時間51分)→ カヤハゲ 9:52(1時間30分)→ 三嶺 11:22/11:35(25分)→ 三嶺ヒュッテ 12:00(昼食)/12:53(10分)→ 三嶺 13:03/13:08(1時間04分)→ 大タオ 14:12/14:16(25分)→ 西熊山 14:41/14:48(14分)→ お亀岩 15:02(2分)→ お亀岩避難小屋 15:04/15:11(37分)→ 渡渉点 15:48(19分)→ 八丁 16:07(26分)→ 光石登山口 16:33
【三嶺まで行き 4時間07分/(※1)4時間25分】
【三嶺から帰り 3時間07分/(※2)3時間50分】
(※1)(※2)昭文社 山と高原地図コースタイム(夏山・休憩含まない)
■コース水平距離 16.4㎞
■天気 曇り時々晴れ
■楽しさ ★★★★★(満点)
行きは光石登山口を起点にさおりが原、カヤハゲを経て南稜の急登を山頂へ。
雪に覆われたササ原と池を巡って三嶺ヒュッテで昼食後、縦走路を西へ向かい、西熊山を越えてお亀岩からカンカケ谷を下る一周16kmの周回コース。
【水平距離16.39㎞、沿面距離17.28km、累積標高差(+)1869m (-)1877m】
<雪がなかった光石登山口>
山沿いは雲が多く、西熊渓谷から見える西熊山はガスに覆われていた。
「誰か来てるかな?」
光石登山口に着くと地元高知と北九州の車が各1台ずつ駐車していた。
(2台とも単独の方で、2人とも山頂付近で出会うことになる。)
「さて、どこを登ろうかな・・・」(7時08分出発)
消化不良にならないよう、今日は山頂を踏んでおきたい。
登頂優先ならカヤハゲからの「南稜コースが無難」だろう。
最短コースのフスベヨリ谷は、2月に入るとほぼ間違いなく凍っていて、特に谷沿いの痩せた登山道や青ザレ・水場付近は滑落の危険があるので要注意!
7時54分、雪が少なかったので光石から(※)46分でさおりが原に着いた。
うっすらと積もった雪に残された足跡で先行者が1人いることを確認。
(※)標準コースタイム 1時間25分(昭文社 山と高原地図)
カヤハゲの西尾根に出ると、いつも冷たい北風が吹き付けるので防寒対策をしっかりしておきたい。
昨日から強い寒気が入り込み、四国沖を低気圧が通ったので、その影響が残っていて雲が広がり風も強い。
潅木帯に出ると南北の視界が開けるが、三嶺はガスの中。
高知県は「晴れのち曇り」で夕方から崩れる予報。
また、寒風山周辺と三嶺周辺に雲が停滞しているが、三嶺は昼過ぎから2時頃にかけて晴れ間が出る予報になっている。
雪庇のできた尾根を歩く。
積雪で地面は高くなり、木の枝は雪の重みで低くなるので通過しづらい。
霧氷が着いてアイスキャンディーのようなノイバラ。
カヤハゲ直下の鞍部で、表面が凍ってツルツルの立ち枯れ木。
(・・・・・・。)
寒いのがあまり好きでないクマ。
一瞬青空が・・・!
空気は澄んでいるのでガスが晴れると良く見える。
(後方に綱附森)
<カヤハゲ山頂から三嶺方面>
光石登山口 7:08 → カヤハゲ 9:52 (2時間44分)
さおりが原 8:01 → カヤハゲ 9:52 (1時間51分)
締まっているので割りと早かった。
でも、正面に見えるはずの三嶺はまったく姿を現さない。
「今日はダメかな~。」
14時前後に晴れ間の出る予報になっている。
モノトーンの森も綺麗だけど、青空が見たい。
木の下に潜ったり這ったりしながら前進。
濃いガスの中でも迷うことは少ない一本の尾根。
黒々として夏より立派に見える天狗岩。
天狗岩右側のクサリ場を通過する。
岩も凍り着いている。
天狗岩は展望も良く、くつろぐのに良い場所だが、今日は寄らない。
天狗岩を通過したところで下山する「高知ナンバーの方」とすれ違い。
D600をぶら下げていたので写真撮影も目的の1つだったようだ。
天狗岩上部のクサリ場を過ぎて、山頂まであとひと登りのところ。
相変わらずガスは晴れてくれない。
岩に巻きつけたクサリが「まわし」のようになっている。
山頂直下の斜面は「バリバリ」なのでアイゼンを着けたいところだ。
時折 青空がのぞき、風も幾分弱ってきた。
クサリ場を通過すると山頂はもう目の前。
「着いたー!」
「おおっ~!」
「晴れたー!」
11時22分、光石登山口から4時間14分(休憩含む)で山頂到着。
偶然、西熊山方面へ向かう (※) 趣味山さんと遭遇。
(※ 自分の到着時刻と趣味山ブログの出発時刻が一致)
青ザレ上部に差し掛かった趣味山さんの姿が小さな点に・・・。
どこまで歩くのかな?
後で確認してみると、いやしの温泉郷からの周回だった!
(いやしの温泉郷 → 三嶺 → 天狗塚 → 西山林道 → いやしの温泉郷)
累計登頂回数の 404 回目はすごい!
自分は・・・ ずっと少ないけど、数えてないので分からーん (^^;)
【基準点の概要】
■基準点コード:TR25033670901
■等級種別:二等三角点
■冠字選点番号:興28
■基準点名:三嶺
風も止んだので山頂で食事ができないほど寒くはない。
(趣味山さんの記録によると-7.2℃)
でも、天気がよくなったので池を見ておきたい。
小屋で食事ということにしよう。
山頂から少し下った鞍部から山頂。
南側の登山道は踏み抜くと危ないので使わない。
三嶺ヒュッテの手前の 「窪み」 が池のある場所。
紺碧の青空と純白の池・・・。
このコントラストが素晴らしい!
「割れたらやばい!」なんて心配ない。
跳んでも跳ねてもビクともしない「三嶺の池」。
ピッケルで思いっきり叩いても割れない。
池の上にちょこっと頭を出す三嶺もいい。
外が眩しすぎてヒュッテの中がいつもより暗く感じるし、
風も止んだので外でランチタイムをとる。
今日の一杯は 「日清庵 きつねうどん」
「麺とつゆにこだわったきつねうどん」
そりゃ、うどんがこだわるなら 「麺とつゆ」 じゃお。
エネルギー:272kcal (食塩相当量:4.1g)
昼メシが済んだら、もう一度山頂へ登らないと高知県側へ帰れない。
冬は道がないので真ん中を直登。
(さて、引き返すか、フスベを下るか、お亀岩まで縦走するか・・・)
山頂に登り返すと「北九州ナンバーの車の人」が着いていた。
昨夜はお亀小屋、今夜は白髪避難小屋ということだ (好きやねー)。
それなら、こっちもお亀まで行ってみよう。
北九州の人と分かれて西熊山へ向かう。
山頂を振り返ると北九州の人の影がポツンと1つ。
フスベヨリ谷コース分岐のある鞍部を通過。
新調した マウンテンハードウェア ハイドラプログローブ を使ってみた。
〔山と森の店 遊山〕で購入(オススメ・蒸れない)。
「ここはどこ?」 「宇宙?」
趣味山さんのスノーシューと北九州の人のアイゼンのトレースを確認。
積雪は深いが、凍っていて踏み抜きが少ないのでツボ足でも楽。
ネットの立体作品!
いつもは目障りなシカ除けネットも 「ビューティフル!」
青ザレ上部からの三嶺も美しい!
「四国の山とは思えん。」
北九州の人は白髪避難小屋泊だから時間がある。
池を見に行ったかな?
三嶺山頂は名頃からの登山者が着いて賑やかになっている。
あの西熊山を越えていくのだ。
灌木の霧氷と西熊山。
標高点・1754付近から綱附森と太平洋☆
昼でも海がオレンジ色に見えることが多い。
標高点・1754付近からの三嶺★
標高点・1754付近から西熊山☆
大タオまで下ったら西熊山への登りの始まり。
締まっているけど、ちょっとしんどい登り。
西熊山も北側を巻く登山道ではなく稜線を直登する。
大タオ付近から三嶺 その1★
「いいねー (*^_^*)」
大タオ付近から三嶺 その2★
コメツツジも雪に埋まった西熊山からの三嶺★
14時41分、三嶺から1時間29、大タオから25分で西熊山到着。
写真を撮りすぎて時間がかかったー。
西熊山にはクマが似合う?
西熊山から地蔵ノ頭を望む。
躄峠(天狗峠)の鞍部に天狗塚が頭をのぞかせている。
よく見ると、西山林道に向かって尾根を下る趣味山さんが写っている。
(ただし、このサイズでは確認できない)
西熊山 14:48(14分)→ お亀岩 15:02
夏山標準コースタイムが 「25分なんだけどー (^^;)」
お亀岩避難小屋から北九州の人のトレースが1本。
斜面は凍って滑り台になっている。
少し雪崩れた跡のある お亀岩避難小屋の前。
小屋から見えるのは左からカヤハゲ、白髪山分岐、白髪山。
カンカケ谷コースを下山。
小屋までは何人かで遊びに来たらしく往復のトレースがあった。
お亀岩避難小屋 15:11(37分)→ 渡渉点 15:48
カンカケ谷右岸の凍った斜面は、よく滑るので注意!
渡渉点 15:48(19分)→ 八丁 16:07
シカの皮剥食害がひどい。
フスベヨリ谷と長笹谷の橋を渡るとゴールは近い。
三嶺 13:08 (3時間25分)→ 光石登山口 16:33
お亀岩避難小屋 (1時間22分)→ 15:11光石登山口 16:33
※標準コースタイム (昭文社 山と高原地図) は、
それぞれ 3時間50分、2時間20分となっているので時間に余裕を持って歩こう!
また、厳冬期の三嶺登山は、一定のルートファインディングと体力を要する。
夏山のコースを熟知してから挑戦するか、経験者との同行がお勧め。
それにしても、今日の三嶺は神々しく美しかった!
あとはビールだー!
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雲の動きを見ると三嶺周辺の山岳地帯は雪雲が停滞する時間が長い。
好天が期待できない中での登山だったが、登頂直後、ドラマチックな展開で青空が広がり稀に見る絶景に出合うことができた。
<三嶺>
■行先・位置(主なピーク)
カヤハゲ (標高点 [・1720])
高知県香美市・徳島県三好市、北緯33度49分41秒・東経133度59分25秒
三嶺 (二等三角点 [三嶺] 1893.4m)
高知県香美市・徳島県三好市、北緯33度50分22秒・東経133度59分16秒
西熊山 (三等三角点 [西熊山] 1815.9m)
高知県香美市・徳島県三好市、北緯33度50分06秒・東経133度57分50秒
■コースタイム
光石登山口 7:08(46分)→ さおりが原 7:54/8:01(1時間51分)→ カヤハゲ 9:52(1時間30分)→ 三嶺 11:22/11:35(25分)→ 三嶺ヒュッテ 12:00(昼食)/12:53(10分)→ 三嶺 13:03/13:08(1時間04分)→ 大タオ 14:12/14:16(25分)→ 西熊山 14:41/14:48(14分)→ お亀岩 15:02(2分)→ お亀岩避難小屋 15:04/15:11(37分)→ 渡渉点 15:48(19分)→ 八丁 16:07(26分)→ 光石登山口 16:33
【三嶺まで行き 4時間07分/(※1)4時間25分】
【三嶺から帰り 3時間07分/(※2)3時間50分】
(※1)(※2)昭文社 山と高原地図コースタイム(夏山・休憩含まない)
■コース水平距離 16.4㎞
■天気 曇り時々晴れ
■楽しさ ★★★★★(満点)
行きは光石登山口を起点にさおりが原、カヤハゲを経て南稜の急登を山頂へ。
雪に覆われたササ原と池を巡って三嶺ヒュッテで昼食後、縦走路を西へ向かい、西熊山を越えてお亀岩からカンカケ谷を下る一周16kmの周回コース。
【水平距離16.39㎞、沿面距離17.28km、累積標高差(+)1869m (-)1877m】
<雪がなかった光石登山口>
山沿いは雲が多く、西熊渓谷から見える西熊山はガスに覆われていた。
「誰か来てるかな?」
光石登山口に着くと地元高知と北九州の車が各1台ずつ駐車していた。
(2台とも単独の方で、2人とも山頂付近で出会うことになる。)
「さて、どこを登ろうかな・・・」(7時08分出発)
消化不良にならないよう、今日は山頂を踏んでおきたい。
登頂優先ならカヤハゲからの「南稜コースが無難」だろう。
最短コースのフスベヨリ谷は、2月に入るとほぼ間違いなく凍っていて、特に谷沿いの痩せた登山道や青ザレ・水場付近は滑落の危険があるので要注意!
7時54分、雪が少なかったので光石から(※)46分でさおりが原に着いた。
うっすらと積もった雪に残された足跡で先行者が1人いることを確認。
(※)標準コースタイム 1時間25分(昭文社 山と高原地図)
カヤハゲの西尾根に出ると、いつも冷たい北風が吹き付けるので防寒対策をしっかりしておきたい。
昨日から強い寒気が入り込み、四国沖を低気圧が通ったので、その影響が残っていて雲が広がり風も強い。
潅木帯に出ると南北の視界が開けるが、三嶺はガスの中。
高知県は「晴れのち曇り」で夕方から崩れる予報。
また、寒風山周辺と三嶺周辺に雲が停滞しているが、三嶺は昼過ぎから2時頃にかけて晴れ間が出る予報になっている。
雪庇のできた尾根を歩く。
積雪で地面は高くなり、木の枝は雪の重みで低くなるので通過しづらい。
霧氷が着いてアイスキャンディーのようなノイバラ。
カヤハゲ直下の鞍部で、表面が凍ってツルツルの立ち枯れ木。
(・・・・・・。)
寒いのがあまり好きでないクマ。
一瞬青空が・・・!
空気は澄んでいるのでガスが晴れると良く見える。
(後方に綱附森)
<カヤハゲ山頂から三嶺方面>
光石登山口 7:08 → カヤハゲ 9:52 (2時間44分)
さおりが原 8:01 → カヤハゲ 9:52 (1時間51分)
締まっているので割りと早かった。
でも、正面に見えるはずの三嶺はまったく姿を現さない。
「今日はダメかな~。」
14時前後に晴れ間の出る予報になっている。
モノトーンの森も綺麗だけど、青空が見たい。
木の下に潜ったり這ったりしながら前進。
濃いガスの中でも迷うことは少ない一本の尾根。
黒々として夏より立派に見える天狗岩。
天狗岩右側のクサリ場を通過する。
岩も凍り着いている。
天狗岩は展望も良く、くつろぐのに良い場所だが、今日は寄らない。
天狗岩を通過したところで下山する「高知ナンバーの方」とすれ違い。
D600をぶら下げていたので写真撮影も目的の1つだったようだ。
天狗岩上部のクサリ場を過ぎて、山頂まであとひと登りのところ。
相変わらずガスは晴れてくれない。
岩に巻きつけたクサリが「まわし」のようになっている。
山頂直下の斜面は「バリバリ」なのでアイゼンを着けたいところだ。
時折 青空がのぞき、風も幾分弱ってきた。
クサリ場を通過すると山頂はもう目の前。
「着いたー!」
「おおっ~!」
「晴れたー!」
11時22分、光石登山口から4時間14分(休憩含む)で山頂到着。
偶然、西熊山方面へ向かう (※) 趣味山さんと遭遇。
(※ 自分の到着時刻と趣味山ブログの出発時刻が一致)
青ザレ上部に差し掛かった趣味山さんの姿が小さな点に・・・。
どこまで歩くのかな?
後で確認してみると、いやしの温泉郷からの周回だった!
(いやしの温泉郷 → 三嶺 → 天狗塚 → 西山林道 → いやしの温泉郷)
累計登頂回数の 404 回目はすごい!
自分は・・・ ずっと少ないけど、数えてないので分からーん (^^;)
【基準点の概要】
■基準点コード:TR25033670901
■等級種別:二等三角点
■冠字選点番号:興28
■基準点名:三嶺
風も止んだので山頂で食事ができないほど寒くはない。
(趣味山さんの記録によると-7.2℃)
でも、天気がよくなったので池を見ておきたい。
小屋で食事ということにしよう。
山頂から少し下った鞍部から山頂。
南側の登山道は踏み抜くと危ないので使わない。
三嶺ヒュッテの手前の 「窪み」 が池のある場所。
紺碧の青空と純白の池・・・。
このコントラストが素晴らしい!
「割れたらやばい!」なんて心配ない。
跳んでも跳ねてもビクともしない「三嶺の池」。
ピッケルで思いっきり叩いても割れない。
池の上にちょこっと頭を出す三嶺もいい。
外が眩しすぎてヒュッテの中がいつもより暗く感じるし、
風も止んだので外でランチタイムをとる。
今日の一杯は 「日清庵 きつねうどん」
「麺とつゆにこだわったきつねうどん」
そりゃ、うどんがこだわるなら 「麺とつゆ」 じゃお。
エネルギー:272kcal (食塩相当量:4.1g)
昼メシが済んだら、もう一度山頂へ登らないと高知県側へ帰れない。
冬は道がないので真ん中を直登。
(さて、引き返すか、フスベを下るか、お亀岩まで縦走するか・・・)
山頂に登り返すと「北九州ナンバーの車の人」が着いていた。
昨夜はお亀小屋、今夜は白髪避難小屋ということだ (好きやねー)。
それなら、こっちもお亀まで行ってみよう。
北九州の人と分かれて西熊山へ向かう。
山頂を振り返ると北九州の人の影がポツンと1つ。
フスベヨリ谷コース分岐のある鞍部を通過。
新調した マウンテンハードウェア ハイドラプログローブ を使ってみた。
〔山と森の店 遊山〕で購入(オススメ・蒸れない)。
「ここはどこ?」 「宇宙?」
趣味山さんのスノーシューと北九州の人のアイゼンのトレースを確認。
積雪は深いが、凍っていて踏み抜きが少ないのでツボ足でも楽。
ネットの立体作品!
いつもは目障りなシカ除けネットも 「ビューティフル!」
青ザレ上部からの三嶺も美しい!
「四国の山とは思えん。」
北九州の人は白髪避難小屋泊だから時間がある。
池を見に行ったかな?
三嶺山頂は名頃からの登山者が着いて賑やかになっている。
あの西熊山を越えていくのだ。
灌木の霧氷と西熊山。
標高点・1754付近から綱附森と太平洋☆
昼でも海がオレンジ色に見えることが多い。
標高点・1754付近からの三嶺★
標高点・1754付近から西熊山☆
大タオまで下ったら西熊山への登りの始まり。
締まっているけど、ちょっとしんどい登り。
西熊山も北側を巻く登山道ではなく稜線を直登する。
大タオ付近から三嶺 その1★
「いいねー (*^_^*)」
大タオ付近から三嶺 その2★
コメツツジも雪に埋まった西熊山からの三嶺★
14時41分、三嶺から1時間29、大タオから25分で西熊山到着。
写真を撮りすぎて時間がかかったー。
西熊山にはクマが似合う?
西熊山から地蔵ノ頭を望む。
躄峠(天狗峠)の鞍部に天狗塚が頭をのぞかせている。
よく見ると、西山林道に向かって尾根を下る趣味山さんが写っている。
(ただし、このサイズでは確認できない)
西熊山 14:48(14分)→ お亀岩 15:02
夏山標準コースタイムが 「25分なんだけどー (^^;)」
お亀岩避難小屋から北九州の人のトレースが1本。
斜面は凍って滑り台になっている。
少し雪崩れた跡のある お亀岩避難小屋の前。
小屋から見えるのは左からカヤハゲ、白髪山分岐、白髪山。
カンカケ谷コースを下山。
小屋までは何人かで遊びに来たらしく往復のトレースがあった。
お亀岩避難小屋 15:11(37分)→ 渡渉点 15:48
カンカケ谷右岸の凍った斜面は、よく滑るので注意!
渡渉点 15:48(19分)→ 八丁 16:07
シカの皮剥食害がひどい。
フスベヨリ谷と長笹谷の橋を渡るとゴールは近い。
三嶺 13:08 (3時間25分)→ 光石登山口 16:33
お亀岩避難小屋 (1時間22分)→ 15:11光石登山口 16:33
※標準コースタイム (昭文社 山と高原地図) は、
それぞれ 3時間50分、2時間20分となっているので時間に余裕を持って歩こう!
また、厳冬期の三嶺登山は、一定のルートファインディングと体力を要する。
夏山のコースを熟知してから挑戦するか、経験者との同行がお勧め。
それにしても、今日の三嶺は神々しく美しかった!
あとはビールだー!
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有子山(城山・有子山城跡) 2014.2.2-3
2014-02-20 22:29:58 (10 years ago)
黒田官兵衛ゆかりの地を巡るカニツアーに参加した。
総勢4人中、自分を除く3人は年に何回か城や古戦場巡りをしているグループのメンバーなので期待がなかったわけではないが、うまい具合に「有子山(城山・有子山城跡)」に登る機会を得た。
<出石城の登城橋と有子山>
■ 2月2日(日) ■
今回は山旅ではない。
軍師官兵衛ゆかりの城跡や古戦場を巡ってカニを食べるという、歴女(レキジョ)ならぬ、歴男(レキダン)?ツアーだ。
初日は、龍野・姫路周辺を回ってカニで有名な但馬の香住へ向かった。
_________________________________
南国IC → 豊浜SA → 吉備SA → 龍野西SA → 龍野IC → 龍野歴史文化資料館・龍野城跡 → ヒガシマル醤油 → 斑鳩寺(赤松氏供養塔)→ 南風(昼食)→ 市川SA → 朝来SA → 和田山IC → 香住 三七十館
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
南国ICから本州方面へ向かうと、たいていは豊浜SAで最初の休憩になる。
朝食は済ませてきたので 「カレー」 は我慢して 「塩バター大福」。
運転も立寄り先もすべてお任せ。
龍野西SAで目についた 「超旨い豚まん」 280円をゲット!
「大阪城公園での“大阪的グルメ”にて売り上げ№1のグランプリ受賞!」
という謳い文句に釣られて、つい買ってはみたものの 「どこが 超 ?」
最初の立寄り先は、たつの市立 龍野歴史文化資料館と龍野城跡。
たつの市と揖保川流域の古代から近世に至る歴史の流れを紹介するなかで、赤松村秀を初代城主とする代々の城主や城下町の変遷、醤油業など産業と商業の発達、町人の生活の様子などを展示している。
<本丸御殿>
元々の龍野城(龍野古城)は、官兵衛と敵対した赤松政秀が明応8年頃、鶏籠山頂に築いたとされる山城で、江戸時代に廃城となっている。
戦国後期になると防御には有利だが、住むには不便な山城から城下町を伴う平山城・平城が主流となり、脇坂安政によって再建された龍野城も山麓居館部のみの城郭になった。
本丸正面に復興整備された埋門(うずみもん)。
本丸隅櫓奥から鶏籠山山頂の龍野古城へと登城道が通じている。
龍野城から目と鼻の先の「うすくち龍野醤油資料館」は、世界初の醤油の博物館として1979年に開館したそうだ。
資料館の建物は、菊一醤油本社社屋として建てられた後ヒガシマル醤油の先代本社として使用されていたもので、江戸時代から戦前までの醤油作りに使われた道具類を展示して当時の醤油造りの作業工程を紹介している。
資料館の近くから鶏籠山と脇坂安政が再建した龍野城の城郭が見える。
龍野城から車で20分ほどの斑鳩寺(太子町)は三重塔や本尊(釈迦如来・薬師如来・如意輪観音)が国の重要文化財に指定されている。
斑鳩寺境内の三重塔と 「赤松政秀・広秀」 の供養塔。
お昼は〔南風〕の姫路名物「どろ焼き」。
「名物に・・・・・・」
播但道を走りながら車窓から見えた竹田城址。
JR西日本の山陰本線と北近畿タンゴ鉄道(KTR)宮津線が乗り入る豊岡駅。
本当は鉄道の旅が好きだ。
17時10分、今夜の宿〔香住 三七十館〕に到着。
早く風呂に入ってビールにしたい。
こぢんまりしたフロント、
「お着きのお菓子」と抹茶。
お風呂で汗を流したら、いよいよカニのフルコース スタート。
まずは、かに刺から。
かにしゃぶ鍋
焼ガニとお酒もいいねー。
かに味噌とゆでがに。
最後は、かに雑炊と、
蟹味噌を残しておいた甲羅に、日本酒を注いだ甲羅酒で締め。
「旨かった~!」
■ 2月3日(月) ■
今回は山旅ではないので登山は目的に入っていない。
しかし、自分の場合は城は二の次でとにかく山だ。
立寄り場所の周辺に短時間で登れる山がないかが気になる。
標高点、できれば三角点があれば文句ない。
<有子山・城山山頂>
_________________________________
香住 三七十館南国IC → 香住朝市 → 出石(有子山登山・昼食)→ 和田山IC → 市川SA → 花田IC → 御着城跡 → ひめじの黒田官兵衛 大河ドラマ館 → 青山古戦場跡 → 山陽姫路西IC → 吉備SA(夕食)→ 豊浜SA → 南国IC
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■コースタイム
出石城下町資料館駐車場 10:40(11分)→ 有子橋(有子山稲荷神社参道)10:51(3分)→ 有子山登山口 10:54(18分)→ 有子山(城山・有子山城址) 11:12/11:13(2分)→ 千畳敷 11:15(2分)→ 第三曲輪 11:17(2分)→ 有子山(城山・有子山城址)11:19/11:46(3分)→ 千畳敷 11:49/11:54(18分)→ 有子山登山口 12:12(3分)→ 有子橋(有子山稲荷神社参道)12:15(4分)→ 辰鼓楼 12:19(3分)→ 川﨑尚之助生家跡 12:22(1分)→ 手打出石皿そば「近又」 12:23(昼食)/12:54(10分)→ 辰鼓楼 13:04(16分)→ 出石城下町資料館駐車場 13:20
【1時間36分(昼食・休憩含まない)】
※登山口から山頂まで片道18分、往復36分
■コース水平距離 5.0km(町歩き、本丸・千畳敷の重複を含む)
■天気 曇り
■楽しさ ★★★★★(満点!)
有子山稲荷神社参道終点から尾根道へ入り、山頂直下で西にトラバース、曲輪のある尾根沿いに本丸跡のある山頂へ。
千畳敷や第三曲輪を周回して北側の尾根から元来た道を下山する。
【水平距離5.01km、沿面距離5.20km、累積標高差(+)442m (-)445m】
第三曲輪周回や2回目の千畳敷など、歩行の重複を除くと、
【水平距離4.30km、沿面距離4.46km、累積標高差(+)394m (-)397m】
ボリュームのある朝食で今日も一日頑張ろう。
まだこれに、自家製ロールケーキが付いてきた。
女将に見送られ宿を出発したのはすでに9時を回っている。
朝市の見物もそこそこに出石へ向かう。
龍野古城が鶏籠山山頂にあったように、もしかしたら出石の場合も?
調べてみると出石城の裏山に「有子山城」という城があったらしい。
国土地理院の地形図ではその名も「城山」だ。
車窓から城山が見えた時点で登ってみようと意を固めていた。
「上着は?」と薄着を心配されながらTシャツと長袖の2枚で歩き始めた。
有子山城跡の案内板と後方の(※1)城山(321.5m)
市街地に11.8m(意外と低い)の三角点があるので標高差は約 310m。
往復40分もみておけば十分だろう。
(※1 国土地理院の地形図では城山だが、案内板や道標は有子山)
有子橋を渡って有子山稲荷神社参道へ。
出石城本丸を右に見ながら157段の石段を登る。
以前の「城ツアー」で道がよく分からずリタイアしたというが・・・。
「あった!あった!」
参道終点左側に祀られる末社の側に「有子山登山口」の道標があった。
その後方に「史跡 有子山城跡(文部科学省)」の碑が建っている。
登り始めてすぐに「本丸まで 九八○m」の表示。
距離と標高差は白髪山(香美市物部)と同等ということになる。
尾根を南に向かう登山道は、お助けロープのある急登だ。
「本丸まで 八五○m」
(まだ100mちょっとしか登ってないのー?)
「本丸まで 七二○m」
登っている割に距離が縮まらない。
けっこう、きつくて汗が噴出してきた。
用心して上着を脱いで来てよかった。
急登を凌いでやっと「本丸まで 五○○m」まで登って来た。
登って来た尾根を離れ、曲輪が連なる西側の尾根までトラバース。
「本丸まで 二四○m」のヘアピンを左に折れ南東方向へ。
第六曲輪(たぶん)の城郭が見えてきた。
第三曲輪の石垣(2枚合成)。
いよいよ本丸の城郭が見えてきた。
本丸の石垣直下が第二曲輪。
11時12分、有子山登山口から18分で有子山(城山)山頂に着いたー!
本丸だー! 汗だくだー!
(3枚合成)
有子山城は山名氏によって造られた城で、わずか6年で落城、慶長9年(1604年)、小出吉英により山麓に出石城が築城されるとその役割を終えたそうな。
【基準点の概要】
■基準点コード:TR35334174001
■等級種別:三等三角点
■冠字選点番号:山四20
■基準点名:出石
■標高:321.5m
出石市街地を俯瞰すると、出石城跡や辰鼓楼が見える。
大堀切を挟んで千畳敷と呼ばれる広い平地が見える。
まだ誰も登り着かないので、先に見ておくことにした。
本丸の5~6倍はあろうかと思われる千畳敷。
南側を第三曲輪へ周ってみた。
第三曲輪から本丸に戻って第二曲輪~第六曲輪方面(西)を望む。
1人、2人と到着、一緒に登山はできそうにない。
もう登ってこないと思ったメンバーも登って来た。
「ただの山やったら絶対登らん!城やきねぇ!」
4人全員揃ったので、もう一度千畳敷を周って下山開始。
本丸と千畳敷の間の大堀切から北尾根ルートを下ってみることにした。
後方左上に本丸の石積みと東屋。
ほとんど使われていないようなので、道は不明瞭。
もとの道(遊歩道)に合流するまでに仲間が滑って尻餅をついた。
遊歩道の下りもきついので足元に注意!
有子山 11:54(18分)→ 有子山登山口 12:12(3分)→ 有子橋 12:15
お昼はもちろん出石そば。
適度な運動で、お腹ペコペコ。
黒田官兵衛とは関係ないが、前回の大河ドラマ「八重の桜」の主人公、八重の元夫、川﨑尚之助の生家跡(右)。
有名店かどうか知らないが、〔近又〕という蕎麦屋へ。
出石そばは宝永3年(1706)に信州上田から国替えになった仙石氏により伝来したといわれている。
皿そばは、何人前か(一人前5皿)を注文するだけで、出石焼の小皿に盛られたそばと、薬味、徳利に入っただし、とろろ、玉子が運ばれてくる。
辰鼓楼後方の有子山(城山)に別れを告げ出石を後にする。
次の立ち寄り先は姫路の御着城址。
御着城(ごちゃくじょう)は茶臼山城・天川城とも呼ばれ、赤松氏の一族 小寺政隆(まさたか)が築いた城で官兵衛は政隆の子小寺政職(まさもと)にその才能を認められ、家督を継ぐまで御着城で政職の近習として仕えた。
城跡には官兵衛の祖父、黒田重隆(しげたか)と生母がまつられる墓所がある。
官兵衛と父職隆(もとたか)の墓所は国府山城(妻鹿)にあるそうな。
2009年に御着城址(御着城跡公園内)に建立された黒田勘兵衛顕彰碑。
次は姫路城前の家老屋敷跡公園内にある黒田官兵衛 大河ドラマ館。
平日の、しかも閉館直前の時間帯で入場者はまばら。
鑑賞後はレストハウス「大手門茶屋」の豆大福セットで休憩。
青山古戦場跡に着いたのは、すっかり日の暮れた18時頃。
一帯は青山ゴルフクラブ敷地になっていて、敷地内の千石池(戦国池)の畔に史蹟黒田官兵衛古戦場跡碑が建っている。
(早く帰ろう)
今回の旅で最初のカレーは吉備SAでの夕食で。
最近レトルトでも美味しいものが多い中、残念ながら最下位レベル!
のんびりした旅で、21時過ぎにようやく南国ICまで帰ってきた。
官兵衛とカニ三昧で充実した旅になった。
何より山に登れたことが良かった (^^)/
(有子山は官兵衛と関係ないが・・・)
◇◆━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
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総勢4人中、自分を除く3人は年に何回か城や古戦場巡りをしているグループのメンバーなので期待がなかったわけではないが、うまい具合に「有子山(城山・有子山城跡)」に登る機会を得た。
<出石城の登城橋と有子山>
■ 2月2日(日) ■
今回は山旅ではない。
軍師官兵衛ゆかりの城跡や古戦場を巡ってカニを食べるという、歴女(レキジョ)ならぬ、歴男(レキダン)?ツアーだ。
初日は、龍野・姫路周辺を回ってカニで有名な但馬の香住へ向かった。
_________________________________
南国IC → 豊浜SA → 吉備SA → 龍野西SA → 龍野IC → 龍野歴史文化資料館・龍野城跡 → ヒガシマル醤油 → 斑鳩寺(赤松氏供養塔)→ 南風(昼食)→ 市川SA → 朝来SA → 和田山IC → 香住 三七十館
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南国ICから本州方面へ向かうと、たいていは豊浜SAで最初の休憩になる。
朝食は済ませてきたので 「カレー」 は我慢して 「塩バター大福」。
運転も立寄り先もすべてお任せ。
龍野西SAで目についた 「超旨い豚まん」 280円をゲット!
「大阪城公園での“大阪的グルメ”にて売り上げ№1のグランプリ受賞!」
という謳い文句に釣られて、つい買ってはみたものの 「どこが 超 ?」
最初の立寄り先は、たつの市立 龍野歴史文化資料館と龍野城跡。
たつの市と揖保川流域の古代から近世に至る歴史の流れを紹介するなかで、赤松村秀を初代城主とする代々の城主や城下町の変遷、醤油業など産業と商業の発達、町人の生活の様子などを展示している。
<本丸御殿>
元々の龍野城(龍野古城)は、官兵衛と敵対した赤松政秀が明応8年頃、鶏籠山頂に築いたとされる山城で、江戸時代に廃城となっている。
戦国後期になると防御には有利だが、住むには不便な山城から城下町を伴う平山城・平城が主流となり、脇坂安政によって再建された龍野城も山麓居館部のみの城郭になった。
本丸正面に復興整備された埋門(うずみもん)。
本丸隅櫓奥から鶏籠山山頂の龍野古城へと登城道が通じている。
龍野城から目と鼻の先の「うすくち龍野醤油資料館」は、世界初の醤油の博物館として1979年に開館したそうだ。
資料館の建物は、菊一醤油本社社屋として建てられた後ヒガシマル醤油の先代本社として使用されていたもので、江戸時代から戦前までの醤油作りに使われた道具類を展示して当時の醤油造りの作業工程を紹介している。
資料館の近くから鶏籠山と脇坂安政が再建した龍野城の城郭が見える。
龍野城から車で20分ほどの斑鳩寺(太子町)は三重塔や本尊(釈迦如来・薬師如来・如意輪観音)が国の重要文化財に指定されている。
斑鳩寺境内の三重塔と 「赤松政秀・広秀」 の供養塔。
お昼は〔南風〕の姫路名物「どろ焼き」。
「名物に・・・・・・」
播但道を走りながら車窓から見えた竹田城址。
JR西日本の山陰本線と北近畿タンゴ鉄道(KTR)宮津線が乗り入る豊岡駅。
本当は鉄道の旅が好きだ。
17時10分、今夜の宿〔香住 三七十館〕に到着。
早く風呂に入ってビールにしたい。
こぢんまりしたフロント、
「お着きのお菓子」と抹茶。
お風呂で汗を流したら、いよいよカニのフルコース スタート。
まずは、かに刺から。
かにしゃぶ鍋
焼ガニとお酒もいいねー。
かに味噌とゆでがに。
最後は、かに雑炊と、
蟹味噌を残しておいた甲羅に、日本酒を注いだ甲羅酒で締め。
「旨かった~!」
■ 2月3日(月) ■
今回は山旅ではないので登山は目的に入っていない。
しかし、自分の場合は城は二の次でとにかく山だ。
立寄り場所の周辺に短時間で登れる山がないかが気になる。
標高点、できれば三角点があれば文句ない。
<有子山・城山山頂>
_________________________________
香住 三七十館南国IC → 香住朝市 → 出石(有子山登山・昼食)→ 和田山IC → 市川SA → 花田IC → 御着城跡 → ひめじの黒田官兵衛 大河ドラマ館 → 青山古戦場跡 → 山陽姫路西IC → 吉備SA(夕食)→ 豊浜SA → 南国IC
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■コースタイム
出石城下町資料館駐車場 10:40(11分)→ 有子橋(有子山稲荷神社参道)10:51(3分)→ 有子山登山口 10:54(18分)→ 有子山(城山・有子山城址) 11:12/11:13(2分)→ 千畳敷 11:15(2分)→ 第三曲輪 11:17(2分)→ 有子山(城山・有子山城址)11:19/11:46(3分)→ 千畳敷 11:49/11:54(18分)→ 有子山登山口 12:12(3分)→ 有子橋(有子山稲荷神社参道)12:15(4分)→ 辰鼓楼 12:19(3分)→ 川﨑尚之助生家跡 12:22(1分)→ 手打出石皿そば「近又」 12:23(昼食)/12:54(10分)→ 辰鼓楼 13:04(16分)→ 出石城下町資料館駐車場 13:20
【1時間36分(昼食・休憩含まない)】
※登山口から山頂まで片道18分、往復36分
■コース水平距離 5.0km(町歩き、本丸・千畳敷の重複を含む)
■天気 曇り
■楽しさ ★★★★★(満点!)
有子山稲荷神社参道終点から尾根道へ入り、山頂直下で西にトラバース、曲輪のある尾根沿いに本丸跡のある山頂へ。
千畳敷や第三曲輪を周回して北側の尾根から元来た道を下山する。
【水平距離5.01km、沿面距離5.20km、累積標高差(+)442m (-)445m】
第三曲輪周回や2回目の千畳敷など、歩行の重複を除くと、
【水平距離4.30km、沿面距離4.46km、累積標高差(+)394m (-)397m】
ボリュームのある朝食で今日も一日頑張ろう。
まだこれに、自家製ロールケーキが付いてきた。
女将に見送られ宿を出発したのはすでに9時を回っている。
朝市の見物もそこそこに出石へ向かう。
龍野古城が鶏籠山山頂にあったように、もしかしたら出石の場合も?
調べてみると出石城の裏山に「有子山城」という城があったらしい。
国土地理院の地形図ではその名も「城山」だ。
車窓から城山が見えた時点で登ってみようと意を固めていた。
「上着は?」と薄着を心配されながらTシャツと長袖の2枚で歩き始めた。
有子山城跡の案内板と後方の(※1)城山(321.5m)
市街地に11.8m(意外と低い)の三角点があるので標高差は約 310m。
往復40分もみておけば十分だろう。
(※1 国土地理院の地形図では城山だが、案内板や道標は有子山)
有子橋を渡って有子山稲荷神社参道へ。
出石城本丸を右に見ながら157段の石段を登る。
以前の「城ツアー」で道がよく分からずリタイアしたというが・・・。
「あった!あった!」
参道終点左側に祀られる末社の側に「有子山登山口」の道標があった。
その後方に「史跡 有子山城跡(文部科学省)」の碑が建っている。
登り始めてすぐに「本丸まで 九八○m」の表示。
距離と標高差は白髪山(香美市物部)と同等ということになる。
尾根を南に向かう登山道は、お助けロープのある急登だ。
「本丸まで 八五○m」
(まだ100mちょっとしか登ってないのー?)
「本丸まで 七二○m」
登っている割に距離が縮まらない。
けっこう、きつくて汗が噴出してきた。
用心して上着を脱いで来てよかった。
急登を凌いでやっと「本丸まで 五○○m」まで登って来た。
登って来た尾根を離れ、曲輪が連なる西側の尾根までトラバース。
「本丸まで 二四○m」のヘアピンを左に折れ南東方向へ。
第六曲輪(たぶん)の城郭が見えてきた。
第三曲輪の石垣(2枚合成)。
いよいよ本丸の城郭が見えてきた。
本丸の石垣直下が第二曲輪。
11時12分、有子山登山口から18分で有子山(城山)山頂に着いたー!
本丸だー! 汗だくだー!
(3枚合成)
有子山城は山名氏によって造られた城で、わずか6年で落城、慶長9年(1604年)、小出吉英により山麓に出石城が築城されるとその役割を終えたそうな。
【基準点の概要】
■基準点コード:TR35334174001
■等級種別:三等三角点
■冠字選点番号:山四20
■基準点名:出石
■標高:321.5m
出石市街地を俯瞰すると、出石城跡や辰鼓楼が見える。
大堀切を挟んで千畳敷と呼ばれる広い平地が見える。
まだ誰も登り着かないので、先に見ておくことにした。
本丸の5~6倍はあろうかと思われる千畳敷。
南側を第三曲輪へ周ってみた。
第三曲輪から本丸に戻って第二曲輪~第六曲輪方面(西)を望む。
1人、2人と到着、一緒に登山はできそうにない。
もう登ってこないと思ったメンバーも登って来た。
「ただの山やったら絶対登らん!城やきねぇ!」
4人全員揃ったので、もう一度千畳敷を周って下山開始。
本丸と千畳敷の間の大堀切から北尾根ルートを下ってみることにした。
後方左上に本丸の石積みと東屋。
ほとんど使われていないようなので、道は不明瞭。
もとの道(遊歩道)に合流するまでに仲間が滑って尻餅をついた。
遊歩道の下りもきついので足元に注意!
有子山 11:54(18分)→ 有子山登山口 12:12(3分)→ 有子橋 12:15
お昼はもちろん出石そば。
適度な運動で、お腹ペコペコ。
黒田官兵衛とは関係ないが、前回の大河ドラマ「八重の桜」の主人公、八重の元夫、川﨑尚之助の生家跡(右)。
有名店かどうか知らないが、〔近又〕という蕎麦屋へ。
出石そばは宝永3年(1706)に信州上田から国替えになった仙石氏により伝来したといわれている。
皿そばは、何人前か(一人前5皿)を注文するだけで、出石焼の小皿に盛られたそばと、薬味、徳利に入っただし、とろろ、玉子が運ばれてくる。
辰鼓楼後方の有子山(城山)に別れを告げ出石を後にする。
次の立ち寄り先は姫路の御着城址。
御着城(ごちゃくじょう)は茶臼山城・天川城とも呼ばれ、赤松氏の一族 小寺政隆(まさたか)が築いた城で官兵衛は政隆の子小寺政職(まさもと)にその才能を認められ、家督を継ぐまで御着城で政職の近習として仕えた。
城跡には官兵衛の祖父、黒田重隆(しげたか)と生母がまつられる墓所がある。
官兵衛と父職隆(もとたか)の墓所は国府山城(妻鹿)にあるそうな。
2009年に御着城址(御着城跡公園内)に建立された黒田勘兵衛顕彰碑。
次は姫路城前の家老屋敷跡公園内にある黒田官兵衛 大河ドラマ館。
平日の、しかも閉館直前の時間帯で入場者はまばら。
鑑賞後はレストハウス「大手門茶屋」の豆大福セットで休憩。
青山古戦場跡に着いたのは、すっかり日の暮れた18時頃。
一帯は青山ゴルフクラブ敷地になっていて、敷地内の千石池(戦国池)の畔に史蹟黒田官兵衛古戦場跡碑が建っている。
(早く帰ろう)
今回の旅で最初のカレーは吉備SAでの夕食で。
最近レトルトでも美味しいものが多い中、残念ながら最下位レベル!
のんびりした旅で、21時過ぎにようやく南国ICまで帰ってきた。
官兵衛とカニ三昧で充実した旅になった。
何より山に登れたことが良かった (^^)/
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