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三嶺さんぽ通信

登山靴更新 2011.12.29

お気に入りのスカルパの登山靴をついに買い換えた。

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<モデルチェンジした「トリオレ プロ GTX」>

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今まで使ってきた「トリオレGTX」は購入から2年で使用回数100回超、歩行距離1,000㎞で靴底が磨耗、「スリップサイン」が出ていた。

張替えも可能らしいけど、靴底以外の部分も傷んでいるし、ワンサイズ小さくしたかったので思い切って新型に買い替え。

価格は円高のおかげか旧型(44,100円)より10%ほど値下がりして39,900円、香美市の「遊山」は更に10%値引きしてくれるので35,910円。下位モデルの「シャルモGTX(36,750円)」より安い。この位の金額になると10%が大きい。

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旧型の「トリオレGTX」からモデルチェンジした「トリオレ プロ GTX」

サイズはEU44(27.9㎝)からEU43(27.3㎝)へとサイズダウン。ちなみにLOWAのタホーは43・1/2を履いている。

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綱附森で、その履き心地を試してみた。

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旧型の「トリオレGTX(左)」と新型の「トリオレ プロGTX(右)」。
新型は明らかにワイドになっていて、「日本人向け足型」で人気のローバー同様、つま先にゆとりがある。足が幅広でスカルパを諦めていた人にもお勧め。



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忘年会 2011.12.28

12月28日、毎年恒例の香美市M町での忘年会に参加。
参加前にYちゃんの生ビールでウォーミングアップ!

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まずは乾杯!

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席ナンバーで当たるくじが始まって盛り上がる。

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まあ、当然受け狙いのくだらんモノもあるわねえ。

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そんなこんなで「おきゃく」の時間は過ぎてゆく。

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締めくくりは、マル・マル・モリ・モリ!
お開き後はYちゃんの生ビールでクールダウン!

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自分のお腹の締めくくりは定番中の定番、カップヌードルカレー!



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矢筈山 2011.12.24

クリスマス前日の12月24日は、「2011年山納め」ということで、雪が多くても雪山装備不要で楽に登れる矢筈山へと出かけた。

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<林道から見上げる矢筈山(山頂は右端)>

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■行先・位置
矢筈山 (三等三角点 [矢筈山] 1606.5m)
高知県香美市・徳島県三好市、北緯33度48分18秒・東経133度53分36秒
■コースタイム
林道ショートカット入口 8:22(12分)→ 林道ショートカット出口 8:34(6分)→ 矢筈山登山口 8:40(1分)→ 駐車場・トイレ 8:41/8:47(1分)→ 矢筈山登山口 8:48(1時間17分)→ 矢筈山 10:05/10:20(56分)→ 矢筈山登山口 11:16(昼食)/11:41(5分)→ 林道ショートカット出口 11:46(8分)→ 林道ショートカット入口 11:54
<行き 1時間43分 帰り 1時間9分 計 2時間52分>
■コース水平距離 4.9㎞
■天気 雪時々晴れ
■楽しさ ★★★★★(満点!)

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雪が降り続いていたので大事を取って、登山口から約1.6㎞手前の林道ヘアピンに車を置いてショートカットを利用したので往復4.9㎞。矢筈峠(旧アリラン峠)からの往復は約3.5㎞。

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登山口の矢筈峠へは香美市物部町大栃のふれあいプラザ駐車場から県道49号大豊物部線(五王堂まで県道217号久保大宮線と重複)と林道笹笹上線を利用して約 1時間。林道はすべて舗装されていているので夏場はよいが、標高が高いので凍結の心配がある。
このカーブが1150mラインでこの付近から上は積雪が多いので、車を路肩に駐車してショートカットを歩くことにした。

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ショートカットは約250mで時間にして10分少々。

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ショートカットと林道を合わせて約700m、20分弱で登山口に着く。

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登山口の標高が1250mなので山頂までの標高差はわずかに360mとお手軽。

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最初に「標高点・1293」の小ピークの左を巻いて、小さな鞍部へと一旦降る。

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灌木が多くなると笹原の山頂付近が見えてくる。

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クリスマスツリー!

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10時15分、登山口から1時間10分で山頂に到着。下はアルパインサーマシェルジャケットを着用しているが上はシャツ1枚。このシャツ(アディダス)が優れもので結構暖かい。

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雪が降り続いているので近くの山も遠くの山も全然見えない(左は天狗塚・三嶺方面)。風が強くて寒いし昼食には早いので、わずか7分の滞在で下山開始。

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少し陽が差してきた。

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11時16分、登山口に帰って林道の路肩でランチタイムを取った。
今日の一杯は、産経新聞大阪社会部の記者たちが、エースコックと共同開発したという「それゆけ!大阪ラーメン」。
「鶏がら醤油ベースのスープに、カップ麺では珍しい「とろろ昆布」を具材として使用。フレーバー(風味)を抽出する際にできる副産物を使ったチャーシューだれの液体スープを加えることで、素材の旨味(うまみ)がぎっしり詰まった新感覚のカップ麺に仕上がった。」ということだ。
見た目や麺にこれといった特徴はないが、飲み干せる一杯に仕上がっていて旨い。ビッグにしてはカロリーも控えめの367kcal。

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寒くて手が痛くなってきたので食後のコーヒーなしで早々に撤収。林道を歩くと1.6㎞の道程で25分ほどだが、帰りもショートカット利用で700m、13分に短縮。

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カーブミラーから人工林に入ると10分足らずで林道に出る。
ところで、クリスマスはイエス・キリストの誕生を祝う日で、クリスマス・イヴは「クリスマスの夜」という意味のはずなのに、どうしてクリスマスの前夜なのか?

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車にツララが出来ている!寒いはずだ。
答えは、教会暦(ユダヤ暦)の一日が「日没から始まり日没に終わる(日没で日付が変わる)」からで、24日の日没から25日の日没までがクリスマスで、24日の日没後が「クリスマス・イヴ」ということになるからだそうだ。ガッテン!

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クリスマス・イヴ(昼間はほんとのイヴでない)に合わせるように山も雪化粧。



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石立山(北谷ルート)・四ツ足峠 2011.12.23

一度はやってみたいと思っていた石立山「北谷ルート」を忘年登山として登ることが叶った。帰りは四ツ足峠を阿波から土佐へと越えるスペシャルコースだ。

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<北谷を登る>

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■行先・位置
石立山 (二等三角点 [石立山] 1707.7m)
高知県香美市・徳島県那賀町、北緯33度47分5秒・東経134度3分18秒
四ツ足峠 (1030m)
高知県香美市・徳島県那賀町、北緯33度46分13秒・東経134度3分32秒
■コースタイム
別府峡駐車場 8:21(2分)→ 別府峡登山口 8:23(6分)→ 北谷分岐 8:29(4分)→ 竜頭谷 8:33/8:36(2分)→ 北谷630m地点 8:38(43分)→ 850m地点 9:21(休憩)/9:33(21分)→ 1000m分岐 9:54(10分)→ 1080m分岐 10:04/10:13(11分)→ 1180m分岐 10:24/10:29(17分)→ 1380m分岐 10:46/10:53(11分)→ 1450m地点 11:04(昼食)/11:46(26分)→ 1650m地点 12:12(6分)→ 石立山 12:18/12:29(19分)→ 別府分岐 12:48(3分)→ 避難小屋跡 12:51(52分)→ 日和田(四ツ足峠分岐) 13:43/13:46(45分)→ 四ツ足峠(四ツ足堂) 14:31/14:40(33分)→ 四ツ足峠トンネル登山口 15:13(39分)→ 別府峡駐車場 15:52
<行き 2時間39分 帰り 3時間11分 計 5時間50分>
■コース水平距離 14.5㎞
■天気 晴れ
■楽しさ ★★★★★(満点!)

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別府峡から「北谷」を直登し、徳島県側の稜線に出て山頂を目指す。駐車場の標高が約540m、登山口(錦帯橋)が560m、石立山山頂が1707.7mで標高差は約1170m。帰りは日和田から四ツ足峠を越えて別府峡までの周回14.5㎞で、標高差はアップダウンを無視した単純計算で1500mと気持ちハード。登山口は一般ルートと同じ赤い吊橋。

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当初は別府峡から一般ルートを登って日和田へ下山、国道を歩いて別府峡へ帰るという計画だったが、当日朝、「北谷をやってみよう」ということになった。初めてのルートにワクワクしながら別府峡もみじ茶屋の駐車場へと向かう。服装や装備はいつもの山歩きと変わりなく登攀具やヘルメットは携行していない。

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「いざ出発!」というところで大変なこと(自分にとって)が発覚!
絶対に忘れてはならないアイテム、「カメラを忘れた~ (゜Д゜;;)!」
昨夜の忘年会の二日酔いで頭が回っていない・・・。不覚だ~! (; ̄Д ̄)
幸いキャプテンがカメラを持っていたので記録をお願いし、気を取り直して出発!とりあえず画素数の低い一昔前の携帯で撮影(約150枚)したのの、色調や解像度の悪い手ブレ写真が続出。GPSを忘れなかったのがせめてもの救いだ。

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登山道を登ること数分で北谷との分岐があるので、ここで登山道を左に分け谷の上部を直進する。

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3~4分で竜頭谷に出る。ここは百間滝の200mほど下流で、谷はすぐ下で北谷に合流する。登山道は百間滝上部(50~60m)の急峻な岩場を通っていて、下山時に百間滝、北谷方面に迷い込む遭難事故が時々発生している。竜頭谷を通過するといよいよ北谷(標高630m地点)に出合う。

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早速小手調べに岩を攀じ登る。ここは右からでも左からでも通過できる。Tさんは左からYキャプテンと自分は右側の大きな岩の更に右を巻いて通過。濡れている岩がよく滑る。

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小さな滝に出た(縦長の写真は携帯の壁紙モードで撮影)。

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いい感じのゴルジュを通過する。カメラを忘れたのが悔やまれる (T_T)

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上部の岩は右を巻く。

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凍っている岩が滑るので要注意!

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重機で並べたような岩のある場所(標高850m地点)で休憩。

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谷の勾配は概ね一定なので、一部を除き登山道より「楽」な感じもする。

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最初の分岐(標高1000m地点)は右へ。左の谷は上部で更に数本に枝分かれしながら標高点[・1472]~西峯へと突き上げている。

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二つ目の分岐(標高1080m地点)で小休止。左の谷は山頂から南に200m(標高1650m)で日和田からの登山道に出る。右の谷も左にほぼ平行していて、更に200m日和田寄り(標高1600m)へ出そうだ。ここは左を選択するが、地形図を見る限り右も登れそうな感じがする。

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大きな岩が谷をふさいでいる。

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ここは右側から取り付く。手がかり、足がかりがあるので意外と簡単。

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上から見るとこんな感じ。

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3つ目の小さな分岐(標高1180m地点)は右へ。左の谷は山頂へ向かって突き上げていて、地形図で見ると途中で岩の壁にぶつかっている様子。

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この岩はザックが閊えて身動きできなくなったので、自分は左側を迂回した。

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4つめの小さな分岐(標高1380m地点)は右へ。左の谷も一つ手前の左の谷と同様に山頂へ向かっているようだ。これは登れそうな感じがする。

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ここは足場の確保が難しい場所なのだが、岩を見るとテンションの上がるキャプテンがちょっとした足場をつくって先行したので後は楽勝か?

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右寄りに取り付く。岩の中央寄りに左足を置く小さなステップがある。右足は右側の岩の隙間へ入れるようにして登る。

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岩場の連続だけど勾配は緩いので楽しく登ることができる。

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岩に張り付くように生えているこの草は何だろう。巻いているので紫色に見えているのは葉の裏側で表は緑色だ。どんな花が咲くのか見てみたい。
勾配の緩やかな陽だまり(標高1450m地点)で大休止。少し早いけどランチタイムということにした。晴れていて風がないので暖かい。

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今日の一杯は、今回で2度目の復活総選挙で第3位の「カップヌードルスパイシーカレー」。「ビーフカレーをベースにした、風味豊かでパンチのある、ちょっぴり辛口なカレーヌードル」ということで、カレー好きの自分は2位の「カップヌードルブタホタテドリ ローストしょうゆ味」より好み。食後のコーヒーもゆっくり楽しむ。

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青空に向かって再スタート。尾根まで標高差で残り200m。空が近く感じられるようになってきた。

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低いけどちょっとテクニックのいる岩。

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ザレていて石を落としそうな場所。

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12時00分、日和田からの登山道と合流した(1650m地点)。山頂まであとほんの一登り。

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一昔前のボロ携帯にしては上等の写真!

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12時18分、約4時間(休憩・ランチタイム込み)で石立山山頂に到着!
北谷は1100mを越す標高差と登攀的要素もあって手強いが、いつもと違う雰囲気を味わえて面白い。沢筋の分岐がいくつかあるので間違えないようにしたい。

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山頂から阿南方面の展望、空気が澄んでいて視界がよくきく。紀伊水道まで見えていて、阿南の橘湾火力発電所の煙突も確認できる。

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南には太平洋が輝いている(写真左)。南西方向は高知市方面、香美市香北町のアンパンマンミュージアムも見える(写真右)。

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北北東には次郎笈(左端)とすぐ右に雪を被った剣山、そして一ノ森(右から2つ目のピーク)。

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別府へ下るルートとの尾根分岐にはトラロープが張られ通行禁止になっている。西南西へ下るこの尾根は途中で谷に下ったりしない限り尾根通しなので問題なく通行可能。少し下で県境尾根が四ツ足峠へと分かれている。

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避難小屋跡の様子を観察。

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日和田へのルートも石灰岩が露出する岩尾根が多い。「日和田登山口」の道標のすぐ下で人工林へと入る。

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伐採跡は植林されていないので “はげ山” になっている。
これはこれでなんとなくアートっぽい雰囲気はあるのだが・・・・・・。

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帰りは国道を歩く予定で日和田に下ったが、「←四ツ足峠」と書かれたプレートが目に入ってしまった。徳島側から越すことは「2度とない・・・」かもしれんねえ!ということで、ここでも予定変更、峠道(旧土佐中街道)へ入る。GPSも受信できない四ツ足峠トンネルの中へは(潜りたくない)のでよかった。

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登り始めてすぐに人工林が伐採された広い場所に出る。

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往還も風雨にさらされるので崩れたりして不明瞭になっているが、目標は峠なので尾根の鞍部に向かって前進する。

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四ツ足峠までは、概ね国土地理院の地形図に示された「往還」に沿って歩く。
標高710mの分岐から1030mの峠まで標高差320m、距離にして約1.5㎞。

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分岐から1時間10分で四ツ足峠に到着。このお堂(四ツ足堂)もあと10年位はもつだろうか・・・。

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ここからは、往還を離れいつものように沢筋のルートを下った。次の機会には往還を歩くことにしよう。

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「行者山 2011.11.6」に書いておいた、崩壊地には新しい桟道が架けられ、一部で痩せていた登山道も補修されたので安全に通行できるようになった。
▶「行者山 2011.11.6」へ


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国道195号「四足峠トンネル」の上に出た。

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トンネルの上を通過して高知県側の四ツ足峠登山口に下山した。

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ここからは国道195号を歩いて帰る。最後のヘアピンから集落内の車道と歩道を通って橋の袂へと下る。

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15時52分、別府峡登山口に帰ってきた。
石立山に行ったと思われる「なにわ」ナンバーが1台駐車中。
北谷はバリエーション的で面白い。登頂可能なルートは今回のルート以外にも、いくつか存在するかもしれない。



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二ツ岳 2011.12.18

海岸線に迫って壁のように立ちはだかる赤石山系の一角、四国有数の岩峰として知られる二ツ岳に出かけた。

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<雪と霧氷の二ッ岳>

前日までに候補に上がったのは先週リタイアした「三嶺」と「剣山」。しかし、三嶺は11月27日から12月18日までの毎週日曜日、シカの捕獲作戦が行われている。邪魔をしてはいけないので遠慮したい。剣山はアクセスに利用する剣山スーパー林道が12月1日から翌年3月31日までが封鎖されているということなので×。そこで、
 ①登山口へのアクセスに要する時間が2時間以内
 ②道路の通行止め、凍結などの心配が少ない
という条件に合う山を考えると、まず赤石山系が候補に上がる。
それは、登山口が県道6号高知伊予三島線、47号新居浜別子山線の沿線か比較的近い所にあってアクセスが容易だから。

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■行先・位置
二ツ岳 (三等三角点 [二ツ岳] 1647.3m)
愛媛県四国中央市・新居浜市、北緯33度53分17秒・東経133度25分22秒
■コースタイム
別子登山口 8:45(1時間23分)→ 峨蔵越 10:08/10:16(54分)→ 鯛の頭 11:10(53分)→ 二ツ岳 12:03(昼食)/12:53(18分)→ 鯛の頭 13:11(27分)→ 峨蔵越 13:38(52分)→ 別子登山口 14:30
【行き 3時間10分 帰り 1時間37分 計 4時間47分】
■コース水平距離 7.9㎞ ■天気 曇り時々晴れ時々雪
■楽しさ ★★★★★(満点!)

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別子登山口から峨蔵越(1,266m)を経て岩峰郡が連なる急峻な尾根道を登るコース。峨蔵越までは、かつて瀬戸内と嶺南地域(別子山)を結ぶ往還(街道)として生活物資の輸送に利用された道なので歩きやすい。峨蔵越からの尾根道は登り応えもあるが、水平距離は往復8㎞足らずと手軽。

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法皇トンネルを抜け、川之江東JCT付近から見た二ッ岳には白い雪雲が棚引いていて寒そうだった。
別子山へは国道319号を利用するので三島川之江ICで下りなければならない。ところが製紙工場の煙突が目に入った途端、カジノに大金を「注ぎ込んだ」○リ○ールの元会長のことを思い出し、うっかり通過してしまった。やられた~!
通り過ぎたのは2回目で2回とも二ツ岳に向かうときだ。どうも二ツ岳は土居ICまで行かせたいようだ。次回は土居から登ることにしよう。
法皇湖を通過、肉渕集落から県道131号「別子山土居線(行き止まり)」へ入ると約 4kmで登山ポストのある登山口に着く。登山口には3~4台駐車できる。

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登山口から12~13分ほどで支尾根を乗っ越し、東側の植林帯をトラバースするように峨蔵越へ向かう。

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登山道の木々も葉はすっかり落ちている。大木谷の支流を挟んで東にハネヅル山が見えてくる。

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雪の上にはネズミやイタチなどの小動物や鳥の足跡が点々と残されている。

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峨蔵越の鞍部に着いた。この峨蔵越は江戸時代、別子(嶺南)と瀬戸内を結ぶ重要な街道で、銅や瀬戸内の魚介類を運ぶ最短コースであったという。峠道は中ノ川登山口を経て土居へ下る。右の尾根道はハネヅル山、赤星山への縦走路。二ツ岳へは左の急登を登る。

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二ツ岳への登山道は雪のない時期でも滑り安い岩場の急登なので帰りが思いやられる。峨蔵越から見上げる山頂は寒そうだ。

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少しの間だけ青空も。太陽が顔を出すと暖かい。

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小さな岩場のアップダウンが続く。

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少しずつ積雪が深くなる。スパッツを付けた方がいいかなと思ったけど面倒なのでやめた。

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右奥が山頂部分でその手前が鯛の頭。

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展望の良い尾根上から山頂に少し雪を被った赤星山を望む。北面の裾野に新居浜平野と燧灘。右はハネヅル山。

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鯛ノ頭が迫ってきた。

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鯛ノ頭直下のハシゴを登る。

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鯛ノ頭は大きな2つの岩峰で、瀬戸内海側の土居から見上げると魚が海面から頭を出して口を開けているように見えるそうだ。山名の由来になっているとも言われるが、頂上に岩峰が2つ並んで見えるからという説の方が正しいように思う。

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霧氷がすごい。

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鯛ノ頭を過ぎると急に雪が深くなって靴に入ってきた。三嶺ならもうスパッツを付けているところだ。

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ナイフのような岩の「歯」に雪が付いてほんとに切れそうに鋭い。

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尾根は峨蔵越から西南西にほぼ真っ直ぐに高度を上げて行き、山頂直下で西北西に振っている。山頂は少し南に出た位置でなので展望が利かない時はどっちを向いているのか分からなくなる。

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12時3分、山頂についた。稜線はエビラ山、黒岳を経て東赤石へと続く。法皇山脈は「石鎚山脈」の支脈で、笹ヶ峰の東(ちち山別れ)から北東に派生し、西赤石山、東赤石山、二ツ岳、さらに東の赤星山、豊受山、翠波峰へと続く。西山付近からハネヅル山付近までは「赤石山系」とも呼ばれる。

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三等三角点の山頂はあまり広くない。四国に「岳」のつく山がいくつあるか知らないが、二ツ岳は「岳」にふさわしい岩山だ。「岳」という名前には険しそうなイメージがあり、何か惹かれるものがある。

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三角点奥の岩場は南西が開けていているのでランチタイムの場所によい。ここからは高知県境の山々と太平洋、石鎚山系を望むことができる。

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今日の一杯は、「焼豚、ホタテ、鶏肉などのリッチで色鮮やかな具材と、“コク、うまみ、キレ”と3拍子揃ったスープが特徴のスペシャルヌードルです。」ということで、12月12日(月)に復刻発売された歴代カップヌードル復活総選挙第2位の「カップヌードルブタホタテドリ ローストしょうゆ味」。まずくもないが、ちょっと変わったシーフードヌードルといった感じで、個人的には3位の「カップヌードルスパイシーカレー」の方が好みだ。
1月には第1位の「カップヌードル天そば」が発売される予定。

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もう誰も来ないだろうと思っていると地元、新居浜の若い単独登山者がやってきた。二ツ岳は初めてということだ。

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12時53分、再び雲に覆われてきた山頂をあとにする。

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上から見ると迫力のある鯛ノ頭、鯛というよりエイリアンの頭のようだ。

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下りも特に苦労することなく夏場と同じようなペースで順調に下山。ただし、木々の雪が頭や首に容赦なく降り注ぐ。山頂から峨蔵越までは標準コースタイムと同じ45分だった。

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14時30分、登山口に帰ってきた。ソールが磨り減ったトリオレ。帰りに香美市の山道具店「遊山」に寄って、トリオレの新型を注文してしまった。



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