梅雨明けが待ち遠しい海の日の連休、東北の最高峰「鳥海山」に登る機会を得て、雨とガスと雪渓に翻弄されながら、高山植物と岩登り?を楽しんだ。
<鉾立から山頂方面を望む - 山頂は左奥の雲の中>
■ 7月13日(金) ■
山旅初日は、高知から空路 山形県(庄内空港)へ入り、酒田市内観光と鳥海山4合目(約1,000m)の国民宿舎「大平山荘(おおだいらさんそう)」までの行程。
<-山居倉庫-の庄内米歴史資料館>
高知空港 10:10-11:30 羽田空港(ANA564便)
羽田空港 12:35-13:35 庄内空港(ANA895便)
庄内空港-酒田夢の倶楽-本間美術館-大平山荘(貸切バス)
雲の上は青空が広がり清々しい天気。でも庄内平野に着陸する頃は梅雨空。
全日空ボーイング767-300で庄内空港へ到着。全日空はジェネラル・エレクトリック(GE)のエンジンを採用した767-300を50機保有している。
自動着陸も可能なオートパイロット機能をもった「ハイテク機」。
今回の山旅で3日間お世話になった酒田市の「松山観光バス」
最初に立ち寄った、酒田市観光物産館 - 山居倉庫「酒田夢の倶楽」は、米倉として100年の歴史がある「山居倉庫」に平成16年オープン。
酒田の歴史と文化を展示する11号館「華の館」と、お土産品コーナーなどがある12号館「幸の館」の2棟で構成されている。
シンボルのケヤキ並木を眺めながら休憩できるオープンテラスもある。
倉庫を西日や強風から守ってきた山居倉庫のシンボル、ケヤキ並木。
山居倉庫は明治26年(1893)、酒田米穀取引所の付属倉庫として建造され、百年以上経った今も現役の農業倉庫として利用されている。
土蔵造りの12棟の屋根は二重構造で、倉の内部は湿気防止構造になっているほか、背後を囲むケヤキの大木は日よけ、風よけの役目を果たし、自然を利用した低温管理が行われている。
次に訪ねた「本間美術館」は、北前船で繁栄した湊町酒田の「芸術・自然・歴史の融合」をキャッチフレーズにしている。
別荘「清遠閣」の精緻な京風木造建築の美、庭園「鶴舞園」の幽邃な四季の風情、新館における近世の古美術から現代芸術企画展を楽しめるというもの。
本館と庭園は、本間家四代光道が文化10年(1813)、丁持(ちょうもち、港湾労働者)たちの冬期失業対策事業として築造した別荘。
島の松に鶴が飛んできたことから酒井侯が「鶴舞園」と名付けた回遊式庭園は、鳥海山を借景にしているが、曇っていて肝心の鳥海山は見えなかった。
北前船で運ばれた諸国の銘石と御影石の大小の灯籠が、時を経た木立の風情を引立たてる。
本館「清遠閣」は、茶室「六明廬」を備え、藩主が領内巡視の折度々来臨した所、柱は檜の四方柾で床の間の脇床・違棚は欅の玉杢(たまもく)を用い、京風の精緻な造りとなっている。
明治末、一部二階建てに改装され、大正14年には昭和天皇が宿泊したという。
酒田市を後に鳥海山の山麓の遊佐町に向かう。
なだらかな裾野に重い雲が垂れ込める。
右下の羽越本線(うえつほんせん)は、新潟市の新津駅から秋田市の秋田駅を結んでいる。
鳥海ブルーライン(山形県道210号鳥海公園吹浦線)で登山基地の大平へ。
今日のお宿は、登山口に程近い「国民宿舎大平山荘(おおだいらさんそう)」
夕食タイムには、もちろん軽く前祝い。
お銚子の注文が5本、10本と増える。部屋に帰っても、まだやる。
隣の隣まで聞こえたという、同室の寝言やいびきを物ともせず熟睡。
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天狗塚トレイル 2012.7.8
2012-07-21 16:23:21 (11 years ago)
梅雨前線が本州の南海上に離れて停滞しているため、高知県は移動性高気圧に覆われておおむね晴れ。南部から見る稜線上は雲は雲に覆われているものの、気持ちよい青空と濃い緑に誘われて、うっかり天狗塚に向かってしまった。
<1800mピーク付近>
■行先 天狗塚 (標高点 [・1812] 1812m)
■位置 徳島県三好市、北緯33度49分37秒・東経133度56分36秒
■コースタイム
光石登山口 9:28(22分)→ 八丁 9:50(18分)→ 徒渉点 10:08(52分)→ お亀岩避難小屋 11:00/11:05(2分)→ お亀岩 11:07/11:09(18分)→ 天狗峠 11:27(15分)→ 天狗塚 11:42/12:01(13分)→ 天狗峠 12:14(12分)→ お亀岩 12:26(1分)→ お亀岩避難小屋 12:27(33分)渡渉点 13:00(13分)→八丁 13:13(18分)→ 光石登山口 13:31
【行き 2時間7分 帰り 1時間30分 計 3時間37分】
■コース水平距離 12.8㎞
■天気 晴れ時々曇り
■楽しさ ★★★★★(満点!)
高知県側から天狗塚へは3つのルートが考えられる。光石登山口からカンカケ谷・お亀岩経由、同じく綱附森稜線分岐・地蔵ノ頭経由、の2つの直登ルートと光石登山口または白髪山登山口から三嶺、西熊山を経由する縦走ルートがある。今回はお亀岩から天狗峠を経る最短ルートのピストンで往復12.8km。
【水平距離12.76㎞、沿面距離13.19km、累積標高差(+)1259m (-)1227m】
梅雨の晴れ間を待ち焦がれていたかのように、光石登山口は車があふれそうになっていた。
八丁までのコースタイムは40~50分(今回は22分)。1回目の休憩ポイントになる。フスベヨリ谷のコースを右に見送りカンカケ谷へと向かう。
右下にカンカケ谷の瀬音が心地よい。標高は約1150m。
緑のシャワーを浴びながら、歩きやすくなった谷沿いのトレイルを進む。
渡渉点で左岸に渡り、北向きの沢を登り始めると少しずつ勾配が増してくる。
木々が林冠に葉を広げ、光合成にいそしむ季節はGPSにとって条件が悪い。
沢沿いにバイケイソウが繁茂する。(コバイケイソウの方がきれいやね。)
倒木に生えていたのは、サルノコシカケ科アイカワタケ属のマスタケ(鱒茸)。
魚のマスの肉の色に似た鮮やかな橙色からこの名が付けられた。春から秋に広葉樹の倒木、切株などに発生する木材腐朽菌で古くから食用にされてきた。ささみのような食感で天ぷらやフライ、バタ-炒めにすると美味しいらしい。
生きているアワマイマイ(阿波舞々)を発見!名前のとおり徳島県など四国の固有種で剣山地などに生息する。殻は時々見るものの、夜行性ということもあり、生きている個体を見かけることは少ない。
カツラの巨木はずっとこの森を見続けてきた森の主。
1月3日に三嶺山頂でお会いした、ジェントルな先輩登山家に遭遇。このブログも「おかめノート」の書き込みもご存知だった(^_^;)(汗)。早朝から登っておられたようで、早くも下山中だった。
お亀岩が近づくと、稜線のガスも切れ始めて青空が広がってきた。
日当たりの良い場所に多く咲く、シコクアザミも良く見るときれいなのよ・・・。
蜜を吸うのは、イチモンジセセリ。セセリチョウ科に属するチョウで後翅に白い斑点がつながった一文字模様を持つ。全国に分布するが関東以南に多い。
蝶と蛾の違い・・・?○蝶は昼行性、蛾は夜行性。○蝶はカラフル、蛾は地味。○蝶は触角が丸い、蛾はくし状か尖っている。○蝶は羽をたたんでとまる、蛾は広げてとまる・・・など。セセリチョウはどちらかというと地味だし、例外もある。
お亀岩避難小屋に寄って「おかめノート」を見ていこう。
今日は、お亀岩のコルから西に向かって天狗峠(地蔵ノ頭の右側の鞍部)を目指す。
気持ちよい笹原のトレイル。
地蔵ノ頭の東尾根から後方の西熊山の右に三嶺を望む。右奥は次郎笈。
緑の濃いカンカケ谷を俯瞰する。この付近直下が源流ということになる。登山道は写真中央付近から左側の谷を通っている。
ヤブウツギ(藪空木)スイカズラ科タニウツギ属の落葉小高木で、分布は本州(山梨県以西の太平洋側)と四国。山地の林縁など日当たりのよい場所に生育し、樹高は4~5m程度。ピンクに近いタニウツギより色が濃い。
目の前のなだらかな1800mピークと地蔵ノ頭の鞍部、標高1780mの「天狗峠」は一昔前まで「躄峠」と呼ばれていた。峠の分岐を左にとると地蔵ノ頭を経て綱附森へと至る(稜線分岐から光石へ)。
なだらかな1800mピークを過ぎるとピラミダルな天狗塚が迫ってくる。
近づくほどにガスも晴れてきた。60mほどの急登をひと登り!
牛ノ背の東端に突き出すピラミダルな天狗塚のてっぺんはあまり広くはないが、展望はすこぶる良い。360度の展望が得られる山頂に三角点はなく、地図上に標高点 [・1812] が示されるのみで三角点は存在しない。
天狗塚から西に伸びるなだらかな尾根は「牛ノ背」と呼ばれ、先端付近に三等三角点 [古味] 1757.1mが埋設されている(左)。
天狗峠と地蔵ノ頭の向こうには三嶺(写真右)。
「三嶺・天狗塚のミヤマクマザサ及びコメツツジ群落」は、規模が大きく国の天然記念物に指定されている。
コメツツジ(米躑躅)は、ツツジ科ツツジ属の落葉低木。北海道から九州の山地の岩場などに自生する。米粒のような小さな白い蕾と花からこの名がある。
牛ノ背側から登山者が続々と登ってきて山頂が賑やかになってきた。
時折、日差しが差すものの、涼しくて梅雨とは思えない爽やかさが気持ちよい。じっとしていると寒いほど。お腹が鳴ってきたので下山開始。
天狗塚の登山者に後ろ姿を見られているので、軽やかそうに駆ける (^^;)
コメツツジが点在する笹原上に三嶺の勇姿。
燃料が切れそうなので今日は三嶺までは行かない。
天狗峠から天狗塚を振り返る。いいね!
天狗峠を東に下って標高点 [・1698] の西側を巻いてお亀岩へ。
お亀岩に出ると西熊山の稜線が再び迫ってくる(2枚合成)。いいね!
キノコにょきにょき♪
木漏れ日の差すカンカケ谷(徒渉点付近)。
復路は1時間30分で光石登山口へ。
久しぶりの天狗塚は涼しくて気持ちよかった。あとは帰ってビールやね (^^)/
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<1800mピーク付近>
■行先 天狗塚 (標高点 [・1812] 1812m)
■位置 徳島県三好市、北緯33度49分37秒・東経133度56分36秒
■コースタイム
光石登山口 9:28(22分)→ 八丁 9:50(18分)→ 徒渉点 10:08(52分)→ お亀岩避難小屋 11:00/11:05(2分)→ お亀岩 11:07/11:09(18分)→ 天狗峠 11:27(15分)→ 天狗塚 11:42/12:01(13分)→ 天狗峠 12:14(12分)→ お亀岩 12:26(1分)→ お亀岩避難小屋 12:27(33分)渡渉点 13:00(13分)→八丁 13:13(18分)→ 光石登山口 13:31
【行き 2時間7分 帰り 1時間30分 計 3時間37分】
■コース水平距離 12.8㎞
■天気 晴れ時々曇り
■楽しさ ★★★★★(満点!)
高知県側から天狗塚へは3つのルートが考えられる。光石登山口からカンカケ谷・お亀岩経由、同じく綱附森稜線分岐・地蔵ノ頭経由、の2つの直登ルートと光石登山口または白髪山登山口から三嶺、西熊山を経由する縦走ルートがある。今回はお亀岩から天狗峠を経る最短ルートのピストンで往復12.8km。
【水平距離12.76㎞、沿面距離13.19km、累積標高差(+)1259m (-)1227m】
梅雨の晴れ間を待ち焦がれていたかのように、光石登山口は車があふれそうになっていた。
八丁までのコースタイムは40~50分(今回は22分)。1回目の休憩ポイントになる。フスベヨリ谷のコースを右に見送りカンカケ谷へと向かう。
右下にカンカケ谷の瀬音が心地よい。標高は約1150m。
緑のシャワーを浴びながら、歩きやすくなった谷沿いのトレイルを進む。
渡渉点で左岸に渡り、北向きの沢を登り始めると少しずつ勾配が増してくる。
木々が林冠に葉を広げ、光合成にいそしむ季節はGPSにとって条件が悪い。
沢沿いにバイケイソウが繁茂する。(コバイケイソウの方がきれいやね。)
倒木に生えていたのは、サルノコシカケ科アイカワタケ属のマスタケ(鱒茸)。
魚のマスの肉の色に似た鮮やかな橙色からこの名が付けられた。春から秋に広葉樹の倒木、切株などに発生する木材腐朽菌で古くから食用にされてきた。ささみのような食感で天ぷらやフライ、バタ-炒めにすると美味しいらしい。
生きているアワマイマイ(阿波舞々)を発見!名前のとおり徳島県など四国の固有種で剣山地などに生息する。殻は時々見るものの、夜行性ということもあり、生きている個体を見かけることは少ない。
カツラの巨木はずっとこの森を見続けてきた森の主。
1月3日に三嶺山頂でお会いした、ジェントルな先輩登山家に遭遇。このブログも「おかめノート」の書き込みもご存知だった(^_^;)(汗)。早朝から登っておられたようで、早くも下山中だった。
お亀岩が近づくと、稜線のガスも切れ始めて青空が広がってきた。
日当たりの良い場所に多く咲く、シコクアザミも良く見るときれいなのよ・・・。
蜜を吸うのは、イチモンジセセリ。セセリチョウ科に属するチョウで後翅に白い斑点がつながった一文字模様を持つ。全国に分布するが関東以南に多い。
蝶と蛾の違い・・・?○蝶は昼行性、蛾は夜行性。○蝶はカラフル、蛾は地味。○蝶は触角が丸い、蛾はくし状か尖っている。○蝶は羽をたたんでとまる、蛾は広げてとまる・・・など。セセリチョウはどちらかというと地味だし、例外もある。
お亀岩避難小屋に寄って「おかめノート」を見ていこう。
今日は、お亀岩のコルから西に向かって天狗峠(地蔵ノ頭の右側の鞍部)を目指す。
気持ちよい笹原のトレイル。
地蔵ノ頭の東尾根から後方の西熊山の右に三嶺を望む。右奥は次郎笈。
緑の濃いカンカケ谷を俯瞰する。この付近直下が源流ということになる。登山道は写真中央付近から左側の谷を通っている。
ヤブウツギ(藪空木)スイカズラ科タニウツギ属の落葉小高木で、分布は本州(山梨県以西の太平洋側)と四国。山地の林縁など日当たりのよい場所に生育し、樹高は4~5m程度。ピンクに近いタニウツギより色が濃い。
目の前のなだらかな1800mピークと地蔵ノ頭の鞍部、標高1780mの「天狗峠」は一昔前まで「躄峠」と呼ばれていた。峠の分岐を左にとると地蔵ノ頭を経て綱附森へと至る(稜線分岐から光石へ)。
なだらかな1800mピークを過ぎるとピラミダルな天狗塚が迫ってくる。
近づくほどにガスも晴れてきた。60mほどの急登をひと登り!
牛ノ背の東端に突き出すピラミダルな天狗塚のてっぺんはあまり広くはないが、展望はすこぶる良い。360度の展望が得られる山頂に三角点はなく、地図上に標高点 [・1812] が示されるのみで三角点は存在しない。
天狗塚から西に伸びるなだらかな尾根は「牛ノ背」と呼ばれ、先端付近に三等三角点 [古味] 1757.1mが埋設されている(左)。
天狗峠と地蔵ノ頭の向こうには三嶺(写真右)。
「三嶺・天狗塚のミヤマクマザサ及びコメツツジ群落」は、規模が大きく国の天然記念物に指定されている。
コメツツジ(米躑躅)は、ツツジ科ツツジ属の落葉低木。北海道から九州の山地の岩場などに自生する。米粒のような小さな白い蕾と花からこの名がある。
牛ノ背側から登山者が続々と登ってきて山頂が賑やかになってきた。
時折、日差しが差すものの、涼しくて梅雨とは思えない爽やかさが気持ちよい。じっとしていると寒いほど。お腹が鳴ってきたので下山開始。
天狗塚の登山者に後ろ姿を見られているので、軽やかそうに駆ける (^^;)
コメツツジが点在する笹原上に三嶺の勇姿。
燃料が切れそうなので今日は三嶺までは行かない。
天狗峠から天狗塚を振り返る。いいね!
天狗峠を東に下って標高点 [・1698] の西側を巻いてお亀岩へ。
お亀岩に出ると西熊山の稜線が再び迫ってくる(2枚合成)。いいね!
キノコにょきにょき♪
木漏れ日の差すカンカケ谷(徒渉点付近)。
復路は1時間30分で光石登山口へ。
久しぶりの天狗塚は涼しくて気持ちよかった。あとは帰ってビールやね (^^)/
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工石山 2012.7.7
2012-07-20 05:39:17 (11 years ago)
言わずと知れた高知県の県民の森、工石山(高知市土佐山高川)に初登頂。
思った以上に深い、雨上がりの森に遊ぶ。
<桧屏風岩>
■行先・位置
工石山 (一等三角点 [工石山] 1176.4m)
高知県高知市、北緯33度40分09秒・東経133度30分25秒
■コースタイム
工石山青少年の家 12:45(5分)→ 登山口 12:50(19分)→ 杖塚 13:09(24分)→ 桧屏風岩 13:33/13:40(8分)→ サイの河原 13:48/13:56(39分)→ 工石山14:35/14:47(21分)→ 北の頂 15:08(昼食)/15:50(9分)→ 桧の風倒根 15:59/16:01(6分) → 赤良木園地展望台 16:07/16:23(8分)→ 桧屏風岩 16:31/16:41(18分)→ 杖塚 16:59/17:01(12分)→ 登山口 17:13(7分)→ 工石山青少年の家 17:20
【行き 1時間35分 帰り 1時間21分 計 2時間56分】
■コース水平距離 8.5㎞
■天気 曇り時々晴れ
■楽しさ ★★★★★(満点!)
赤良木隋道入口付近の標高は約830m、北の頂が1177mで標高差約350m。
コース水平距離8.5km。山と渓谷社の新・分県登山ガイド「高知県の山」によると累積標高差が520mとされている。
【水平距離8.45㎞、沿面距離8.60km、累積標高差(+)573m (-)584m】
(今日はダメやね・・・)半分諦めていたけれど、雷を伴った雨も昼までに上がって晴れ間がのぞいた。そこで!ピクニック山の代表格?工石山へ出かけてみた。
駐車場に車を置いて「さあ出発!」というときに問題発覚!コンデジの電池を置いて来てしまった。仕方がないのでポンコツ携帯で急場をしのいだ。
県道16号高知本山線、赤良木隋道手前の高知市工石山青少年の家をスタートしたのは12時45分。
青少年の家の駐車場に車を置き、トンネル手前からふるさと林道を300mほど歩くと案内板が立っているので右に折れて、未舗装の林道へ入る。
ゲート手前から登山道を登ること約20分。北回り・南回りの分岐「杖塚」に出た。
杖塚から南回りの平坦なトラバース道を桧屏風岩の分岐に向かう。
杖塚から25分で桧屏風岩の分岐に着いた。まっすぐ進むとサイの河原を経て工石山山頂へ。右に登ると赤良木園地展望台・桧の風倒根を経て北の頂へ。
桧屏風岩から高知市方面の展望を楽しんでいこう。
桧屏風岩から10分足らずでサイ(犀)の川原に出る。サイの川原は、サンショウウオの棲む小さな沢で、御嶽山など信仰の山に見られる「賽ノ河原」の荒涼な雰囲気とは全く違う。
登山道は変化があって面白い。桧の大木も点在する。
言わずと知れた毒キノコのツキヨタケはブナやナラの枯れ木に生える。
青少年の家からゆっくり1時間35分で山頂到着。立派な展望台がある。
一等三角点 [工石山] 1176.4m
展望台に上がってみた。
赤いキノコは、ヌメリガサ科アカヤマタケ属のヒイロガサ(緋色傘)。
山頂から北の頂までの直線距離は100m少々、2~3分の近間だが、今日は迂回路を歩いてみた。
山頂から支尾根を南に下り、標高点 [・1122] の手前から北にトラバース、市町界尾根の手前を登り返すと北の頂に出る(20分程度)。
深い森に桧の大木が点在し目を楽しませてくれる。
尾根に乗り、山頂(南)からのルートを合わせると展望が開け、北の頂(標高点 [・1177m] )に出る。三角点が埋設されている南の山頂より60cm高い。
山名の記された方位版は、今ひとつ分かりづらい。
今日の一杯は、日清「カップヌードルGOLD 金のゴマ入りチキンソルト味」。
ロンドンオリンピック日本代表応援トリオ商品として発売、金メダルにちなみ、金ゴマの風味が特徴的な、鶏のうまみを利かせたコクのある塩スープ。具材はたっぷりの金ゴマの他に鶏肉、ポテト、たまご、レッドベル、ネギ。ということで、今日はランチがおやつの時間になってしまった。
北の頂から10分ほどで桧の風倒根。八起白鷲岩を経て杖塚へ戻るコースと赤良木園地展望台を経て桧屏風岩に戻るコースが分岐する。今回は赤良木園地展望台に向かった。
赤良木園地展望台に出た。西に二つのピークを持つ工石山山頂が見える。
赤良木園地展望台からは高知平野、土佐湾はもとより高知竜馬空港なども良く見えている。
桧屏風岩の分岐に出た。さっきは左から来て右に行った。
もう一度、桧屏風岩によじ登ってから下山しよう。
帰りは「杖塚」の分岐そばの広場に寄ってみた。
スタートも遅かったが、のんびりしすぎたので青少年の家に戻ってきてみると17時20分になっていた。
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思った以上に深い、雨上がりの森に遊ぶ。
<桧屏風岩>
■行先・位置
工石山 (一等三角点 [工石山] 1176.4m)
高知県高知市、北緯33度40分09秒・東経133度30分25秒
■コースタイム
工石山青少年の家 12:45(5分)→ 登山口 12:50(19分)→ 杖塚 13:09(24分)→ 桧屏風岩 13:33/13:40(8分)→ サイの河原 13:48/13:56(39分)→ 工石山14:35/14:47(21分)→ 北の頂 15:08(昼食)/15:50(9分)→ 桧の風倒根 15:59/16:01(6分) → 赤良木園地展望台 16:07/16:23(8分)→ 桧屏風岩 16:31/16:41(18分)→ 杖塚 16:59/17:01(12分)→ 登山口 17:13(7分)→ 工石山青少年の家 17:20
【行き 1時間35分 帰り 1時間21分 計 2時間56分】
■コース水平距離 8.5㎞
■天気 曇り時々晴れ
■楽しさ ★★★★★(満点!)
赤良木隋道入口付近の標高は約830m、北の頂が1177mで標高差約350m。
コース水平距離8.5km。山と渓谷社の新・分県登山ガイド「高知県の山」によると累積標高差が520mとされている。
【水平距離8.45㎞、沿面距離8.60km、累積標高差(+)573m (-)584m】
(今日はダメやね・・・)半分諦めていたけれど、雷を伴った雨も昼までに上がって晴れ間がのぞいた。そこで!ピクニック山の代表格?工石山へ出かけてみた。
駐車場に車を置いて「さあ出発!」というときに問題発覚!コンデジの電池を置いて来てしまった。仕方がないのでポンコツ携帯で急場をしのいだ。
県道16号高知本山線、赤良木隋道手前の高知市工石山青少年の家をスタートしたのは12時45分。
青少年の家の駐車場に車を置き、トンネル手前からふるさと林道を300mほど歩くと案内板が立っているので右に折れて、未舗装の林道へ入る。
ゲート手前から登山道を登ること約20分。北回り・南回りの分岐「杖塚」に出た。
杖塚から南回りの平坦なトラバース道を桧屏風岩の分岐に向かう。
杖塚から25分で桧屏風岩の分岐に着いた。まっすぐ進むとサイの河原を経て工石山山頂へ。右に登ると赤良木園地展望台・桧の風倒根を経て北の頂へ。
桧屏風岩から高知市方面の展望を楽しんでいこう。
桧屏風岩から10分足らずでサイ(犀)の川原に出る。サイの川原は、サンショウウオの棲む小さな沢で、御嶽山など信仰の山に見られる「賽ノ河原」の荒涼な雰囲気とは全く違う。
登山道は変化があって面白い。桧の大木も点在する。
言わずと知れた毒キノコのツキヨタケはブナやナラの枯れ木に生える。
青少年の家からゆっくり1時間35分で山頂到着。立派な展望台がある。
一等三角点 [工石山] 1176.4m
展望台に上がってみた。
赤いキノコは、ヌメリガサ科アカヤマタケ属のヒイロガサ(緋色傘)。
山頂から北の頂までの直線距離は100m少々、2~3分の近間だが、今日は迂回路を歩いてみた。
山頂から支尾根を南に下り、標高点 [・1122] の手前から北にトラバース、市町界尾根の手前を登り返すと北の頂に出る(20分程度)。
深い森に桧の大木が点在し目を楽しませてくれる。
尾根に乗り、山頂(南)からのルートを合わせると展望が開け、北の頂(標高点 [・1177m] )に出る。三角点が埋設されている南の山頂より60cm高い。
山名の記された方位版は、今ひとつ分かりづらい。
今日の一杯は、日清「カップヌードルGOLD 金のゴマ入りチキンソルト味」。
ロンドンオリンピック日本代表応援トリオ商品として発売、金メダルにちなみ、金ゴマの風味が特徴的な、鶏のうまみを利かせたコクのある塩スープ。具材はたっぷりの金ゴマの他に鶏肉、ポテト、たまご、レッドベル、ネギ。ということで、今日はランチがおやつの時間になってしまった。
北の頂から10分ほどで桧の風倒根。八起白鷲岩を経て杖塚へ戻るコースと赤良木園地展望台を経て桧屏風岩に戻るコースが分岐する。今回は赤良木園地展望台に向かった。
赤良木園地展望台に出た。西に二つのピークを持つ工石山山頂が見える。
赤良木園地展望台からは高知平野、土佐湾はもとより高知竜馬空港なども良く見えている。
桧屏風岩の分岐に出た。さっきは左から来て右に行った。
もう一度、桧屏風岩によじ登ってから下山しよう。
帰りは「杖塚」の分岐そばの広場に寄ってみた。
スタートも遅かったが、のんびりしすぎたので青少年の家に戻ってきてみると17時20分になっていた。
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第5回 高知大学農学部演習林トレイルランニングレース 2012.7.1
2012-07-08 22:57:15 (11 years ago)
昨年初めて参加した高知大演習林トレイルに再び参加。山登りは嫌いじゃないけど林道を走るのは余り面白くない。
<スタート前の様子:香美市観光協会 小谷さん提供>
<コース図・参加者募集チラシ>
■行先 四等三角点[猴躍] 906.7m
■位置 香美市・本山町(北緯33度42分19秒、東経133度36分40秒)
■コースタイム
Aスタート 9:44:55(1分21秒)→ C 9:46:16(1分8秒)→ D 9:47:24(6分35秒)→ F 9:53:59(9分21秒)→ G 10:03:20(3分3秒)→ H 10:06:23(5分58秒)→ E 10:12:21(39秒)→ D 10:13:00(1分38秒)→ C 10:14:38(2分22秒)→ Aスタート・ゴール 10:17:00(4分16秒)→ I 10:21:16(4分41秒)→ 四等三角点 [猴躍] 10:24:59/10:25:57(ロスタイム58秒)(7分8秒)→ 標高点 [・984] 10:33:05(6分48秒)→ コース最高点 10:39:53(59秒)→ J 10:40:52(6分22秒)→ K 10:47:14(3分53秒)→ L 10:51:07(11分15秒)→ M 11:02:22(2分47秒)→ M 11:05:09(38秒)→ Aゴール 11:05:47【1時間20分52秒】
■コース水平距離 9.1㎞(今年は大会資料の距離とピッタリ一致)
■累積標高差 524.4m(大会資料)
■天気 曇り時々晴れ
■楽しさ ★★★★☆(4点)
高知大学農学部演習林(嶺北フィールド)で開催されるこの大会は、赤荒峠周辺の国見山登山道や旧土佐街道(参勤交代の道・北山越)、演習林内の林道・歩道を使ってコースが設定されている。
標高は、スタート・ゴールのA地点が約 850m、コース中一番低いH地点が約 755m、J地点手前の最高点が約 1,045mとなっている。水平距離は 9.1㎞で今年は主催者発表と一致した。
記録は1時間20分52秒(GPS計測)と、昨年(1時間20分59秒)とほぼ同タイム。
トップは55分37秒なので、25分も遅い。
【水平距離9.09㎞、沿面距離9.23km、累積標高差(+)580m (-)565m】
参加者が増えたこともあり、受付場所は昨年までの宿舎前から競技会場に移った。「国見山登山口」がある県道267号上穴内本山線の「赤荒峠」を挟んで本山町側と香美市側の路側に参加者の車列ができていた。
受付を済ませて出走準備。夜明け前から降り続いた雨も上がったようだ。
出場者は個人男子77名、個人女子15名、団体21チーム63名の計115名(個人・団体重複あり)と、昨年より7割ほど増加している。
スタート地点にコナスビ(小茄子)が一輪咲いていた。
スタート10秒前になっても「個人競技」なのでドキドキしないので楽だ。
距離が短いうえ、給水ポイントがあるので飲物を持つ必要ないけれど、記録を取るためのカメラとGPSを入れたバックパックがを背負っているので、ハイドレーションにスポーツドリンク1Lを入れた。
湿ったスターターピストルを合図に 9時44分55秒(GPSトラックデータ)スタート。
スタートから1分少々、C地点で県道へ出る。峠を香美市側(左)へ100mほど下って、D地点から林道へ。
D地点から、前半上り勾配の林道をF地点へ向かう(E地点は通過)。
F地点で歩道へ入り、斜面の緩いアップダウンを繰り返す。
南から東へと向きをに変え、丸太道の急坂を下ると林道が見えてくる(G地点)。
G地点からH地点までは下り勾配の林道を走る。
コース最低地点(標高約755m)のHで小さな沢を渡渉、E地点まで急登の歩道を登り返す。
E地点(DとFの間)で再び林道に出てD地点へ。
(その後、D → C → Aとスタート地点まで戻る。)
D地点で県道に出て、C地点から再び林道に入りスタート地点へ。
人影もまばらなスタート地点へ戻って、再びエアアーチをくぐる。
スタート地点を過ぎると直ぐに歩道へ入り、北西の I 地点へ向かう。
I 地点で国見山登山道を合わせると、コースは進路を東に変えて尾根道をJ地点へ向かって登る。
I 地点から400mほど進むと小ピークに出る。コースから少し北側に離れた灌木の中に四等三角点 [猴躍] 906.7mがひっそりと立っている。
正確な地形図作成のために埋設された三角点は、登山者にとっても位置確認に重要な存在となっているが、レースには関係ないか・・・。
コースに復帰して、少し木漏れ日が差し始めた灌木のトンネルを北東に進む。
三角点から先もアップダウンが続き、標高点 [・984]を通過、最後の急登をしのぎ登山道の勾配が緩くなると、コース最高地点(約1,045m)に達する。
給水ポイントの「赤荒分岐」(J地点)で参勤交代道・土佐街道(北山越)と合流。
まっすぐ進めば林道に出た後、国見山山頂へ至る。土佐街道は左にそれ、国見峠から杖ケ森の山腹を巻き本山に至る。
レースのコースは、ここで∧ターンして右に折れ南西に向きを変える。
緩い下り勾配のトレイルは、石ころや段差に気をつけながらテンポ良く走る。
K地点で右に折れ、北山街道を左に分けると滑りやすい人工林の急坂を下る。
L地点で林道に下り付き、アップダウンのある林道をゴールに向かって走る。
ただし、素直にゴールさせてくれないコース設定になっていて、M地点からN地点にかけて歩道を下っては登るポイントが2度待っている。
M地点から下って登り、また直ぐ先で下ってNへ登る、「W」になっている。
N地点への急登を登り終えると笑顔で迎えてくれた。
11時5分47秒、ゴールテープを切った。1時間20分52秒と先頭争いとは全く関係ないタイムで、尻餅もつかずに無傷でゴール!
演習林宿舎へ移動し、昼食と表彰式(入浴可能)。
今年は昼食のサービスもあり、猪肉のカレーライスが用意されていた!
昼食後、13時から表彰式。男子のトップはダントツの55分37秒(昨年と同じ人?)。女子のトップが1時間18分03秒。一緒に参加したMさんが2位。サロモン提供のグッズや大川牛、お米など豪華景品をゲットしてうれしそう。
◇◆━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
三嶺さんぽくらぶ
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<スタート前の様子:香美市観光協会 小谷さん提供>
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■行先 四等三角点[猴躍] 906.7m
■位置 香美市・本山町(北緯33度42分19秒、東経133度36分40秒)
■コースタイム
Aスタート 9:44:55(1分21秒)→ C 9:46:16(1分8秒)→ D 9:47:24(6分35秒)→ F 9:53:59(9分21秒)→ G 10:03:20(3分3秒)→ H 10:06:23(5分58秒)→ E 10:12:21(39秒)→ D 10:13:00(1分38秒)→ C 10:14:38(2分22秒)→ Aスタート・ゴール 10:17:00(4分16秒)→ I 10:21:16(4分41秒)→ 四等三角点 [猴躍] 10:24:59/10:25:57(ロスタイム58秒)(7分8秒)→ 標高点 [・984] 10:33:05(6分48秒)→ コース最高点 10:39:53(59秒)→ J 10:40:52(6分22秒)→ K 10:47:14(3分53秒)→ L 10:51:07(11分15秒)→ M 11:02:22(2分47秒)→ M 11:05:09(38秒)→ Aゴール 11:05:47【1時間20分52秒】
■コース水平距離 9.1㎞(今年は大会資料の距離とピッタリ一致)
■累積標高差 524.4m(大会資料)
■天気 曇り時々晴れ
■楽しさ ★★★★☆(4点)
高知大学農学部演習林(嶺北フィールド)で開催されるこの大会は、赤荒峠周辺の国見山登山道や旧土佐街道(参勤交代の道・北山越)、演習林内の林道・歩道を使ってコースが設定されている。
標高は、スタート・ゴールのA地点が約 850m、コース中一番低いH地点が約 755m、J地点手前の最高点が約 1,045mとなっている。水平距離は 9.1㎞で今年は主催者発表と一致した。
記録は1時間20分52秒(GPS計測)と、昨年(1時間20分59秒)とほぼ同タイム。
トップは55分37秒なので、25分も遅い。
【水平距離9.09㎞、沿面距離9.23km、累積標高差(+)580m (-)565m】
参加者が増えたこともあり、受付場所は昨年までの宿舎前から競技会場に移った。「国見山登山口」がある県道267号上穴内本山線の「赤荒峠」を挟んで本山町側と香美市側の路側に参加者の車列ができていた。
受付を済ませて出走準備。夜明け前から降り続いた雨も上がったようだ。
出場者は個人男子77名、個人女子15名、団体21チーム63名の計115名(個人・団体重複あり)と、昨年より7割ほど増加している。
スタート地点にコナスビ(小茄子)が一輪咲いていた。
スタート10秒前になっても「個人競技」なのでドキドキしないので楽だ。
距離が短いうえ、給水ポイントがあるので飲物を持つ必要ないけれど、記録を取るためのカメラとGPSを入れたバックパックがを背負っているので、ハイドレーションにスポーツドリンク1Lを入れた。
湿ったスターターピストルを合図に 9時44分55秒(GPSトラックデータ)スタート。
スタートから1分少々、C地点で県道へ出る。峠を香美市側(左)へ100mほど下って、D地点から林道へ。
D地点から、前半上り勾配の林道をF地点へ向かう(E地点は通過)。
F地点で歩道へ入り、斜面の緩いアップダウンを繰り返す。
南から東へと向きをに変え、丸太道の急坂を下ると林道が見えてくる(G地点)。
G地点からH地点までは下り勾配の林道を走る。
コース最低地点(標高約755m)のHで小さな沢を渡渉、E地点まで急登の歩道を登り返す。
E地点(DとFの間)で再び林道に出てD地点へ。
(その後、D → C → Aとスタート地点まで戻る。)
D地点で県道に出て、C地点から再び林道に入りスタート地点へ。
人影もまばらなスタート地点へ戻って、再びエアアーチをくぐる。
スタート地点を過ぎると直ぐに歩道へ入り、北西の I 地点へ向かう。
I 地点で国見山登山道を合わせると、コースは進路を東に変えて尾根道をJ地点へ向かって登る。
I 地点から400mほど進むと小ピークに出る。コースから少し北側に離れた灌木の中に四等三角点 [猴躍] 906.7mがひっそりと立っている。
正確な地形図作成のために埋設された三角点は、登山者にとっても位置確認に重要な存在となっているが、レースには関係ないか・・・。
コースに復帰して、少し木漏れ日が差し始めた灌木のトンネルを北東に進む。
三角点から先もアップダウンが続き、標高点 [・984]を通過、最後の急登をしのぎ登山道の勾配が緩くなると、コース最高地点(約1,045m)に達する。
給水ポイントの「赤荒分岐」(J地点)で参勤交代道・土佐街道(北山越)と合流。
まっすぐ進めば林道に出た後、国見山山頂へ至る。土佐街道は左にそれ、国見峠から杖ケ森の山腹を巻き本山に至る。
レースのコースは、ここで∧ターンして右に折れ南西に向きを変える。
緩い下り勾配のトレイルは、石ころや段差に気をつけながらテンポ良く走る。
K地点で右に折れ、北山街道を左に分けると滑りやすい人工林の急坂を下る。
L地点で林道に下り付き、アップダウンのある林道をゴールに向かって走る。
ただし、素直にゴールさせてくれないコース設定になっていて、M地点からN地点にかけて歩道を下っては登るポイントが2度待っている。
M地点から下って登り、また直ぐ先で下ってNへ登る、「W」になっている。
N地点への急登を登り終えると笑顔で迎えてくれた。
11時5分47秒、ゴールテープを切った。1時間20分52秒と先頭争いとは全く関係ないタイムで、尻餅もつかずに無傷でゴール!
演習林宿舎へ移動し、昼食と表彰式(入浴可能)。
今年は昼食のサービスもあり、猪肉のカレーライスが用意されていた!
昼食後、13時から表彰式。男子のトップはダントツの55分37秒(昨年と同じ人?)。女子のトップが1時間18分03秒。一緒に参加したMさんが2位。サロモン提供のグッズや大川牛、お米など豪華景品をゲットしてうれしそう。
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三嶺トレイル 2012.6.23
2012-06-26 07:14:55 (11 years ago)
夜明け前から小雨が降り続いていた。でも空が明るいので大降りはないはず。
「明日は雨やき、今日行っちょかにゃあねえ。」
<adidas adizero XT 3>
■行先
白髪山 (三等三角点 [白髪山] 1769.7m)
高知県香美市、北緯33度48分36秒・東経133度59分35秒
三嶺 (二等三角点 [三嶺] 1893.4m)
高知県香美市・徳島県三好市、北緯33度50分22秒、東経133度59分16秒)
■コースタイム
駐車場所 9:02:25(6分02秒)→ 白髪山登山口 9:08:27(22分33秒)→ 白髪山 9:31:00/9:32:34(17分23秒)→ 白髪山分岐 9:49:57(17分20秒)→ カヤハゲ 10:07:17(30分52秒)→ 三嶺 10:38:09/10:49:40(22分23秒)→ カヤハゲ 11:12:03(16分45秒)→ 白髪山分岐 11:28:48(17分59秒)→ 白髪山 11:46:47(13分25秒)→ 白髪山登山口 12:00:12(4分4秒)→ 駐車場所 12:04:16
【行き 1時間34分10秒 帰り 1時間14分36秒 計 2時間48分46秒】
■コース水平距離 11.0㎞(車を置いた所から)
■天気 曇り
■楽しさ ★★★★☆(4点)
白髪山登山口から白髪山、白髪山分岐、カヤハゲを経て三嶺に至る尾根通しの往復約10km(車を置いた場所からだと11km・水平距離)、白髪山登山口と三嶺の標高差は僅かに435mでも、往復の累積標高差は1200m。
【水平距離11.03㎞、沿面距離11.47km、累積標高差(+)1228m (-)1213m】
台風4号、5号などの影響で大雨が続いたので心配していた林道は、光石登山口までに1箇所、白髪山登山口までに2箇所で林道が土砂で埋まっていた。1箇所目は、土木会社が排除中だったので難無く通過。次も通過できたが、登山口手前500mの3箇所目は無理だった。
登山口は近いので路側に車を置いて歩くことにした。登山道にもかなりの雨水が流れたようだ。
木段の登山道は雨水に浸食されて「ハードル」が少し高くなっていた。登山口周辺の地形は緩い谷になっているので水が集まってくる。
尾根に出るとシカにやられっぱなしの笹の若葉が伸びていた。
登山口から白髪山山頂まで22分30秒余とペースはよくない。この先も登山者はいないと思うとテンションは上がらない。人に会うと少し元気が出るのだが・・・。
バイケイソウの繁茂する尾根道を通過すると白髪山分岐に出る。
白髪山分岐のピークからのカヤハゲと三嶺。山頂まで40分程度が理想。
最近増えたような気がするシコクアザミともうすぐ開花するシモツケソウ。
白髪山分岐から韮生越に下る尾根の途中に緩やかな鞍部がある。その一角、ダケカンバの林に池ができていた。積雪の時期もここはいい感じになる。
1,730mの白髪山分岐から1,600mの韮生越へ下って、1,720mのカヤハゲへ。
ここは復路の登り返しが「いやな・・・」所だ。
コナスビ(小茄子)は、サクラソウ科 オカトラノオ属の多年草。どこにでも生えるので珍しくないが、まとまって咲いているとそれなりに綺麗。
履いているのは初めてのトレランシューズ [アディダス アディゼロ XT3]。
「トレイルでのランニングシーンを想定したスピードモデル」といううたい文句。
高知にはトレランシューズを扱う店が少ないので、モントレイルやラ・スポルティバを履く機会がない。その点、 [adizeroシリーズ] なら2005年1月発売の第1弾 [RC] から履き続けているので思い切ってネットで購入。履き心地はGood!
カヤハゲまで来ると残り30分以内で登らなければならない。
トレイル上では数少ないオオヤマレンゲが蕾を数個つけていた。
天狗岩まで来ればあと一踏ん張り。
6月初旬から7月にかけて咲く、ツマトリソウとマイヅルソウ。
登山口から山頂まで1時間28分?ちょっとかかりすぎ (>_<)
コメツツジが咲き始めていた。開花のピークは7月初旬。
「三嶺・天狗塚のミヤマクマザサ及びコメツツジ群落」は、国の天然記念物に指定されており、「コメツツジは、全国的に広く分布しているが、本地域の大規模な群落は他地域にその比類を見ることのないもので、貴重… 」とある。
コメツツジ(米躑躅)はツツジ科ツツジ属の落葉低木で北海道から九州の亜高山帯の岩場などに自生する。和名の由来は米粒のような小さな蕾と白い花から。わずかにピンクの紅をつけることもある。三嶺では梅雨時の6月下旬からから7月上旬が見頃となる。
ガスがどんどんわいてきて・・・・・・。
辺り一面真っ白になった。白髪山のテッペンが雲海?に浮かんでいる。
雲海を潜行して往路のスタート。帰りは登山口まで1時間10分。
帰っていると、愛媛と大阪ナンバーが県道を上って来た。「すきやねー!」
午後は「遊山」へ行ってみようか。注文してあるファイントラックのパンツが届いているはず・・・。夜は夏山第1弾の打合せが入ってる。梅雨明けが待ち遠しい。
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「明日は雨やき、今日行っちょかにゃあねえ。」
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■行先
白髪山 (三等三角点 [白髪山] 1769.7m)
高知県香美市、北緯33度48分36秒・東経133度59分35秒
三嶺 (二等三角点 [三嶺] 1893.4m)
高知県香美市・徳島県三好市、北緯33度50分22秒、東経133度59分16秒)
■コースタイム
駐車場所 9:02:25(6分02秒)→ 白髪山登山口 9:08:27(22分33秒)→ 白髪山 9:31:00/9:32:34(17分23秒)→ 白髪山分岐 9:49:57(17分20秒)→ カヤハゲ 10:07:17(30分52秒)→ 三嶺 10:38:09/10:49:40(22分23秒)→ カヤハゲ 11:12:03(16分45秒)→ 白髪山分岐 11:28:48(17分59秒)→ 白髪山 11:46:47(13分25秒)→ 白髪山登山口 12:00:12(4分4秒)→ 駐車場所 12:04:16
【行き 1時間34分10秒 帰り 1時間14分36秒 計 2時間48分46秒】
■コース水平距離 11.0㎞(車を置いた所から)
■天気 曇り
■楽しさ ★★★★☆(4点)
白髪山登山口から白髪山、白髪山分岐、カヤハゲを経て三嶺に至る尾根通しの往復約10km(車を置いた場所からだと11km・水平距離)、白髪山登山口と三嶺の標高差は僅かに435mでも、往復の累積標高差は1200m。
【水平距離11.03㎞、沿面距離11.47km、累積標高差(+)1228m (-)1213m】
台風4号、5号などの影響で大雨が続いたので心配していた林道は、光石登山口までに1箇所、白髪山登山口までに2箇所で林道が土砂で埋まっていた。1箇所目は、土木会社が排除中だったので難無く通過。次も通過できたが、登山口手前500mの3箇所目は無理だった。
登山口は近いので路側に車を置いて歩くことにした。登山道にもかなりの雨水が流れたようだ。
木段の登山道は雨水に浸食されて「ハードル」が少し高くなっていた。登山口周辺の地形は緩い谷になっているので水が集まってくる。
尾根に出るとシカにやられっぱなしの笹の若葉が伸びていた。
登山口から白髪山山頂まで22分30秒余とペースはよくない。この先も登山者はいないと思うとテンションは上がらない。人に会うと少し元気が出るのだが・・・。
バイケイソウの繁茂する尾根道を通過すると白髪山分岐に出る。
白髪山分岐のピークからのカヤハゲと三嶺。山頂まで40分程度が理想。
最近増えたような気がするシコクアザミともうすぐ開花するシモツケソウ。
白髪山分岐から韮生越に下る尾根の途中に緩やかな鞍部がある。その一角、ダケカンバの林に池ができていた。積雪の時期もここはいい感じになる。
1,730mの白髪山分岐から1,600mの韮生越へ下って、1,720mのカヤハゲへ。
ここは復路の登り返しが「いやな・・・」所だ。
コナスビ(小茄子)は、サクラソウ科 オカトラノオ属の多年草。どこにでも生えるので珍しくないが、まとまって咲いているとそれなりに綺麗。
履いているのは初めてのトレランシューズ [アディダス アディゼロ XT3]。
「トレイルでのランニングシーンを想定したスピードモデル」といううたい文句。
高知にはトレランシューズを扱う店が少ないので、モントレイルやラ・スポルティバを履く機会がない。その点、 [adizeroシリーズ] なら2005年1月発売の第1弾 [RC] から履き続けているので思い切ってネットで購入。履き心地はGood!
カヤハゲまで来ると残り30分以内で登らなければならない。
トレイル上では数少ないオオヤマレンゲが蕾を数個つけていた。
天狗岩まで来ればあと一踏ん張り。
6月初旬から7月にかけて咲く、ツマトリソウとマイヅルソウ。
登山口から山頂まで1時間28分?ちょっとかかりすぎ (>_<)
コメツツジが咲き始めていた。開花のピークは7月初旬。
「三嶺・天狗塚のミヤマクマザサ及びコメツツジ群落」は、国の天然記念物に指定されており、「コメツツジは、全国的に広く分布しているが、本地域の大規模な群落は他地域にその比類を見ることのないもので、貴重… 」とある。
コメツツジ(米躑躅)はツツジ科ツツジ属の落葉低木で北海道から九州の亜高山帯の岩場などに自生する。和名の由来は米粒のような小さな蕾と白い花から。わずかにピンクの紅をつけることもある。三嶺では梅雨時の6月下旬からから7月上旬が見頃となる。
ガスがどんどんわいてきて・・・・・・。
辺り一面真っ白になった。白髪山のテッペンが雲海?に浮かんでいる。
雲海を潜行して往路のスタート。帰りは登山口まで1時間10分。
帰っていると、愛媛と大阪ナンバーが県道を上って来た。「すきやねー!」
午後は「遊山」へ行ってみようか。注文してあるファイントラックのパンツが届いているはず・・・。夜は夏山第1弾の打合せが入ってる。梅雨明けが待ち遠しい。
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