9月25日(土)、三嶺山歩クラブの定例登山は久しぶり?の三嶺だ。
■行先・位置
三嶺 (二等三角点[三嶺] 1893.4m)
高知県香美市・徳島県三好市、北緯33度50分22秒・東経133度59分16秒
西熊山 (三等三角点[西熊山] 1815.9m)
高知県香美市・徳島県三好市、北緯33度50分06秒・東経133度57分50秒
■ コースタイム
光石登山口 7:58(8分)→ 堂床 8:06(57分)→ さおりが原 9:03(1時間25分)→ カヤハゲ 10:28(1時間)→ 三嶺 11:28(12分)→ 三嶺ヒュッテ 11:40(昼食)/12:52(10分)→ 三嶺 13:02(48分)→ 西熊山 13:50(26分)→ お亀岩 14:16(1時間30分)→ 八丁 15:46(32分)→ 光石登山口 16:18
【行き 3時間42分 帰り 3時間26分 計 7時間8分】
■コース水平距離 16.9㎞
■天気 曇り時々晴れ
■楽しさ ★★★★★(満点!)
光石登山口からさおりが原、カヤハゲを経て三嶺へ。ヒュッテで昼食をとって再び三嶺のピークを踏み、西熊山、お亀岩を回り光石登山口へ戻る約17㎞の周回コース。
8時前に光石登山口に着くと、駐車場はすでに満車状態。県外ナンバーの車も目立つ。
スギタケモドキだ!夏から秋にかけて広葉樹の倒木などに群生する。
美味しいらしいが食べてみたいと思わない (>_<)
緑の絨毯に生えたキノコ?
さおりが原の周辺にはトチノキが多いので、登山道沿いにも実が落ちている。
Aさん、たくさん拾っているけど、トチモチに挑戦か?
(栃餅は、栃の実をもち米と一緒に蒸してからついて餅にするのだけど、灰汁抜きに手間と時間が掛かかって大変らしい)
見上げると木々の葉も秋の装いに変わりつつある。
サンゴハリタケ発見!傘のない珊瑚形のキノコで、大きさは直径10~20㎝ほど。
キノコには見えないけど、秋にブナなど広葉樹の倒木や枯れ木上に生える。歯ごたえもよく美味しいらしいが、出合う頻度は少ない。
ピカピカ天気の予報だったのに、カヤハゲについてみると剣山は雲に覆われていた。どうやら北の山々は、時雨れているようだ。
アキグミは、グミの中では果実が小さい(6~8mm)けど美味しい。高知ではシャシャブとかグイミと言ったりする。お菓子のグミ(ドイツ語でゴムのこと)とは関係ない。実にはトマトの7~17倍のリコピンを含まれるが、タンニンも多く少し渋い。
7月頃に淡い橙色の花を咲かせる(三嶺2010.7.24参照)。
シコクブシ(四国特産のトリカブトの仲間)にはアルカロイド系の毒があるので鹿も滅多に食べないが、たまにかじられていることも。
秋の気配が漂う天狗岩周辺は、10月に入ると真っ先に紅葉する。
「おーい!飛んだらいかんで~!」
花期の長いシコクフウロは7月上旬から咲き始めるが、まだ咲いている。
可愛らしい黄色の花束は、アキノキリンソウ。
ヤマハハコは長野県以北に分布しているが、ホソバノヤマハハコは西日本の山地に生える。たたずまいなどウスユキソウに少し似ていて、いい感じ。
この日、登山道沿いで一番目についたのはヤマラッキョウ。
山頂はガスの中、それでも今日は登山者が多い。Nさんはもう燃料切れ寸前。
気温は10℃近くまで低下。結構涼しい?というか寒い!
午後は更に下がって9℃弱まで下がる。この日、富士山が初冠雪となった。
三嶺ヒュッテでお待ちかねのランチタイム。秋の味覚とビール(発泡酒)。
Aさんが作ってきてくれたチョコレートの入ったケーキと栗が美味しい!
Nさん大喜び (^_^) よだれが出てるよ!
ヒュッテは大盛況?先にランチタイムをとっていた僕たちだが、団体の勢いに圧倒されて早々に退散。気を取り直して再度山頂だ!
Mt.Nishikuma にて
ウメバチソウの咲くお亀岩からカンカケ谷を下る。
八丁ヒュッテに、ぬいぐるみがいた!
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鉢ヶ森 2010.9.23
2010-09-27 21:59:14 (13 years ago)
9月23日(木)、鉢ヶ森へ行った。当日朝の予報では午後から回復基調のはずだった・・・?
<紅葉し始めたバイカツツジ?ゴトゴト岩にて>
■行先 鉢ヶ森(三等三角点 [鉢ヶ森] 1270.5m)
■位置 高知県香美市・大豊町(北緯33度43分31秒、東経133度46分34秒)
■コースタイム
鉢ヶ森登山口 13:39(21分) → ゴトゴト岩 14:00(38分) → 鉢ヶ森 14:38(昼食)/15:13(26分) → ゴトゴト岩 15:39(17分) → 尾根分岐 15:56(23分) → 無線中継基地廃屋 16:19(6分) → 鉢ヶ森登山口 16:25
【行き 59分 帰り 1時間12分 計 2時間11分】
■コース水平距離 5.3㎞
■累積標高差 未計算
■天気 曇り時々雨
■楽しさ ★★★★★
一番お手軽な谷間林道から登った。往復2時間程度の軽いハイキングだ。
ところが、標高わずか1,100mの登山口は暴風だった。木々がゆれ、ガスが飛ぶ。こんな日に登る物好きはあまりいない。っていうか誰もいない!
それでも楽しい山登り!ってわけで、ゴトゴト岩にも秋の気配が (^_-)!
それに、さわやまの・・・いえ、たくさんのキノコ!すごいねえ!
ガスに包まれたときじゃないと出会えない美しさもあるのだ (^_^;)
瑞々しい苔と苔むしたロックガーデン。
そして河野からのルートを合わせたところに立つ1本のブナ。河野から岩屋大師堂を通って登るコースが香北町側からのクラシックルートということになる。鉢ヶ森は、規模は大きくないが春のミツバツツジとアケボノツツジで知られる。
標高1270.3mmの山頂には古びたほこらが祭られている。安徳天皇にまつわる伝説もあり、歴史を感じさせてくれる。周囲は木々に覆われ展望は良くないが、晴れていると美良布の町並みやアンパンマンミュージアムなどがよく見える。
山頂の三等三角点とそばに咲いていたキンミズヒキ。
帰りは、松尾越から少し戻ったところでルートを右に取り、稜線上を登って無線中継基地の廃墟へ下った。
林道を下り始める頃には雨も上がって土佐湾がよく見えた!
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<紅葉し始めたバイカツツジ?ゴトゴト岩にて>
■行先 鉢ヶ森(三等三角点 [鉢ヶ森] 1270.5m)
■位置 高知県香美市・大豊町(北緯33度43分31秒、東経133度46分34秒)
■コースタイム
鉢ヶ森登山口 13:39(21分) → ゴトゴト岩 14:00(38分) → 鉢ヶ森 14:38(昼食)/15:13(26分) → ゴトゴト岩 15:39(17分) → 尾根分岐 15:56(23分) → 無線中継基地廃屋 16:19(6分) → 鉢ヶ森登山口 16:25
【行き 59分 帰り 1時間12分 計 2時間11分】
■コース水平距離 5.3㎞
■累積標高差 未計算
■天気 曇り時々雨
■楽しさ ★★★★★
一番お手軽な谷間林道から登った。往復2時間程度の軽いハイキングだ。
ところが、標高わずか1,100mの登山口は暴風だった。木々がゆれ、ガスが飛ぶ。こんな日に登る物好きはあまりいない。っていうか誰もいない!
それでも楽しい山登り!ってわけで、ゴトゴト岩にも秋の気配が (^_-)!
それに、さわやまの・・・いえ、たくさんのキノコ!すごいねえ!
ガスに包まれたときじゃないと出会えない美しさもあるのだ (^_^;)
瑞々しい苔と苔むしたロックガーデン。
そして河野からのルートを合わせたところに立つ1本のブナ。河野から岩屋大師堂を通って登るコースが香北町側からのクラシックルートということになる。鉢ヶ森は、規模は大きくないが春のミツバツツジとアケボノツツジで知られる。
標高1270.3mmの山頂には古びたほこらが祭られている。安徳天皇にまつわる伝説もあり、歴史を感じさせてくれる。周囲は木々に覆われ展望は良くないが、晴れていると美良布の町並みやアンパンマンミュージアムなどがよく見える。
山頂の三等三角点とそばに咲いていたキンミズヒキ。
帰りは、松尾越から少し戻ったところでルートを右に取り、稜線上を登って無線中継基地の廃墟へ下った。
林道を下り始める頃には雨も上がって土佐湾がよく見えた!
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悪沢岳・赤石岳 2010.9.17-20
2010-09-24 05:33:26 (13 years ago)
2年ぶりの南アルプスへ!
9月17日(金)~20日(月)、3泊4日(山中2泊)で赤石山脈の盟主、赤石岳と荒川三山を巡る山旅へ出かけた。
<早朝の赤石岳・写真中央が山頂>
■行先・位置
悪沢岳(東岳) (標高点 [・3141] 3141m) 北緯35度30分02秒・東経138度10分56秒
中岳 (三等三角点 [荒川岳] 3083.2m) 北緯35度29分47秒・東経138度10分01秒
前岳 (標高点 [・3068] 3068m) 北緯35度29分38秒・東経138度09分51秒
赤石岳 (一等三角点 [赤石岳] 3120.1m) 北緯35度27分40秒・東経138度09分26秒
■関係市町村 静岡県静岡市葵区・長野県下伊那郡大鹿村
■コース水平距離 28.7km
登山1日目が椹島をベースに千枚岳南尾根を登り千枚小屋テント場で1泊、2日目が荒川岳から赤石岳へ縦走し赤石小屋(自炊小屋)で1泊、最終日に赤石岳東尾根を下る2泊3日の行程。
■ 9月16日(木) ■
出発前日は食料を中心に準備をする。
今回の食糧計画は、ほとんどフリーズドライ中心。ただし、琥珀色の液体は外せない。
⇒⇒⇒
「フロム・ザ・バレル」は、軽量化のためビンからペットボトルに変身!(^_^)v
■ 9月17日(金) ■
山旅初日の17日は土佐山田駅から静岡駅近くのビジネスホテルまでの行程。
13時29分発の南風16号。今回は公共交通を使った贅沢?な山旅だ。
JR四国よ頑張れ!高速道路無料化に負けるな!
列車に乗るとすぐに旅の安全を祈って?ビールで乾杯!これが鉄道旅行のよいところだ。
岡山からは新幹線を乗り継ぎ静岡へ。静岡駅には「のぞみ」が止まらないので新神戸で「ひかり」に乗り換え。
夜は市内の居酒屋で前祝い・・・。静岡はおでんも有名だが、駿河湾に接していて「ちびまる子ちゃん」の舞台の清水区は古くから港町として栄えており、魚も新鮮で美味しい。
■ 9月18日(土) ■
山旅2日目(登山1日目)の18日はホテルを早朝に出発して千枚小屋のテント場を目指す。
■コースタイム
椹島 8:30(14分)→ 滝見橋 8:44(1時間32分)→ 小石下 10:16(1時間0分)→ 清水平 11:16(34分)→ 蕨段 11:50(10分)→ 見晴台 12:00(昼食)/12:34(49分)→ 駒鳥池 13:23/1347(30分)→ 千枚小屋 14:17/14:23(5分)→ 千枚小屋テント場 14:28 <計 4時間54分>
■コース水平距離 11.1㎞
■天気 晴れ
翌朝、午前4時にレンタカーでホテルを出発。静岡市は南北に長く、海に接した市街地から南アルプスのある葵区までは遠くて不便だ。東海フォレストの送迎バスが発着する畑薙第一ダムの駐車場へは6時半少し前に到着した。
送迎バスの到着を待つ登山者。なんとか始発のバスに乗れそうな位置を確保。
畑薙第一ダムから登山基地の椹島までは送迎バスで約1時間、椹島にはロッジがあり宿泊・食事・入浴も可能。
神秘的なたたずまいの駒鳥池、周辺の苔と倒木が「もののけ姫」の世界を彷彿とさせる。美味しそうなベニテングタケも発見!
千枚小屋のテン場は森の中だ。今回は軽量化を気にしなかったので食料・飲物・カメラなど、約18㎏の荷物が重かった (>_<)
小屋で購入したビールと持ち寄ったウイスキーで宴会のスタート。夜中(3時頃)に、目を覚ます (@@) と満天の星空が!
■ 9月19日(日) ■
山旅3日目(登山2日目)は、千枚小屋テント場から千枚岳、荒川三山(悪沢岳・中岳・前岳)を経て赤石岳まで縦走し、赤石小屋までの行程。
■コースタイム
千枚小屋(テント場) 4:12(44分)→ 千枚岳 4:56(ご来光)/5:44(37分)→ 丸山 6:21/6:23(22分)→ 悪沢岳(東岳) 6:45/6:57(48分)→ 中岳 7:45/7:55(3分)→ 前岳 7:58/8:14(1時間2分)→ 荒川小屋(昼食)9:16/10:02(56分)→ 大聖寺平 10:58/11:16(35分)→ 小赤石岳 11:51/12:02(20分)→ 赤石岳 12:22/12:38(2分)→ 赤石岳避難小屋 12:40/14:15(1時間20分)→ 富士見平 15:35/15:45(20分)→ 赤石小屋 16:05/16:15(3分)→ 赤石小屋(自炊小屋)16:18
<7時間12分>
■コース水平距離 14.7km
■天気 晴れ
千枚岳から見た御来光と富士山。
<(_ _)>
朝日を浴びた赤石岳の雄姿、今日は荒川三山 (悪沢岳・中岳・前岳) を縦走し、あの頂を目指す 。
中岳にて。右はウラシマツツジの紅葉。
前岳からの赤石岳。眼下には荒川小屋が見えている。
ホームトレイルの石立山にも咲くタカネマツムシソウは、大きさ、色ともによく似ている。
ウメバチソウもこの時期、三嶺や石立山で周辺で見ることができる。
始めて見たイワインチンは、小さくて可愛い。
ヨモギの仲間で、黄色い花が山の秋を感じさせる。
超ミニサイズのリンドウに似た花は何?
後で調べてみると、サンプクリンドウ のようだ。
南アルプスや八ヶ岳に局所的に生え、個体数も少ない希少種。
環境省レッドデータ 絶滅危惧IB類(EN) 。
本来は山小屋での食事はご法度のテント山行だが・・・荒川小屋の玄関から漂う美味しそうなカレーの匂いに負けてしまった。右は、荒川三山を振り返って。
12時52分、一等三角点 (3,120.1m) の赤石岳山頂についた。一等三角点としては一番高い所に設置されている。山頂近くの赤石避難小屋で喉を潤す。小屋番さんに赤石岳の名前の由来になっている赤石沢の赤い石をいただいた。なんでも大昔に海の底にいた生物の化石ということだ。
赤石非難小屋から尾根を少し南に下った展望の良い場所に小屋番さんが案内してくれた。振り返って赤石岳を望む。
眼下には東尾根に赤石小屋と今夜宿泊する自炊小屋 (標高2,530m付近)の屋根が少し見える。
赤石小屋は真新しく受付のお嬢さんもきれいだが、自炊小屋は古く夜中に天井裏をネズミが駆け回る。テント泊でよいのだが、南アルプス南部の山はそのほとんどを特種東海製紙(旧東海パルプ)が所有していて、グループ会社の東海フォレストが管理する山小屋で最低1泊はしないと帰りのバスに乗せてもらえない。
■ 9月20日(月) ■
山旅4日目は、新幹線と南風を乗り継いで帰るのみ。
■コースタイム
赤石小屋 6:05(49分)→ カンバ段 6:54/6:58(42分)→ 椹島 7:40 <1時間31分>
■コース水平距離 5.7km
■天気 晴れ
翌朝、もう一度荒川三山を目に入れてから椹島に駆け下りた。シャワーで3日間の汗を流してからビールで乾杯!もうたまらんちや!
椹島で見逃してはならないのが南アルプス白旗史郎写真館だ。
白旗史郎氏は山岳写真の第一人者で、スイスのキング・アルバートⅠ世功労賞を受賞した氏の作品はその神髄を伝えてくれる。
静岡に帰って駅構内の居酒屋で軽く打ち上げ。
山に行ったのか飲みに行ったのか、よく分からなくなる山旅 (^^;) だったが現実の世界へ引き戻されつつある。
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9月17日(金)~20日(月)、3泊4日(山中2泊)で赤石山脈の盟主、赤石岳と荒川三山を巡る山旅へ出かけた。
<早朝の赤石岳・写真中央が山頂>
■行先・位置
悪沢岳(東岳) (標高点 [・3141] 3141m) 北緯35度30分02秒・東経138度10分56秒
中岳 (三等三角点 [荒川岳] 3083.2m) 北緯35度29分47秒・東経138度10分01秒
前岳 (標高点 [・3068] 3068m) 北緯35度29分38秒・東経138度09分51秒
赤石岳 (一等三角点 [赤石岳] 3120.1m) 北緯35度27分40秒・東経138度09分26秒
■関係市町村 静岡県静岡市葵区・長野県下伊那郡大鹿村
■コース水平距離 28.7km
登山1日目が椹島をベースに千枚岳南尾根を登り千枚小屋テント場で1泊、2日目が荒川岳から赤石岳へ縦走し赤石小屋(自炊小屋)で1泊、最終日に赤石岳東尾根を下る2泊3日の行程。
■ 9月16日(木) ■
出発前日は食料を中心に準備をする。
今回の食糧計画は、ほとんどフリーズドライ中心。ただし、琥珀色の液体は外せない。
⇒⇒⇒
「フロム・ザ・バレル」は、軽量化のためビンからペットボトルに変身!(^_^)v
■ 9月17日(金) ■
山旅初日の17日は土佐山田駅から静岡駅近くのビジネスホテルまでの行程。
13時29分発の南風16号。今回は公共交通を使った贅沢?な山旅だ。
JR四国よ頑張れ!高速道路無料化に負けるな!
列車に乗るとすぐに旅の安全を祈って?ビールで乾杯!これが鉄道旅行のよいところだ。
岡山からは新幹線を乗り継ぎ静岡へ。静岡駅には「のぞみ」が止まらないので新神戸で「ひかり」に乗り換え。
夜は市内の居酒屋で前祝い・・・。静岡はおでんも有名だが、駿河湾に接していて「ちびまる子ちゃん」の舞台の清水区は古くから港町として栄えており、魚も新鮮で美味しい。
■ 9月18日(土) ■
山旅2日目(登山1日目)の18日はホテルを早朝に出発して千枚小屋のテント場を目指す。
■コースタイム
椹島 8:30(14分)→ 滝見橋 8:44(1時間32分)→ 小石下 10:16(1時間0分)→ 清水平 11:16(34分)→ 蕨段 11:50(10分)→ 見晴台 12:00(昼食)/12:34(49分)→ 駒鳥池 13:23/1347(30分)→ 千枚小屋 14:17/14:23(5分)→ 千枚小屋テント場 14:28 <計 4時間54分>
■コース水平距離 11.1㎞
■天気 晴れ
翌朝、午前4時にレンタカーでホテルを出発。静岡市は南北に長く、海に接した市街地から南アルプスのある葵区までは遠くて不便だ。東海フォレストの送迎バスが発着する畑薙第一ダムの駐車場へは6時半少し前に到着した。
送迎バスの到着を待つ登山者。なんとか始発のバスに乗れそうな位置を確保。
畑薙第一ダムから登山基地の椹島までは送迎バスで約1時間、椹島にはロッジがあり宿泊・食事・入浴も可能。
神秘的なたたずまいの駒鳥池、周辺の苔と倒木が「もののけ姫」の世界を彷彿とさせる。美味しそうなベニテングタケも発見!
千枚小屋のテン場は森の中だ。今回は軽量化を気にしなかったので食料・飲物・カメラなど、約18㎏の荷物が重かった (>_<)
小屋で購入したビールと持ち寄ったウイスキーで宴会のスタート。夜中(3時頃)に、目を覚ます (@@) と満天の星空が!
■ 9月19日(日) ■
山旅3日目(登山2日目)は、千枚小屋テント場から千枚岳、荒川三山(悪沢岳・中岳・前岳)を経て赤石岳まで縦走し、赤石小屋までの行程。
■コースタイム
千枚小屋(テント場) 4:12(44分)→ 千枚岳 4:56(ご来光)/5:44(37分)→ 丸山 6:21/6:23(22分)→ 悪沢岳(東岳) 6:45/6:57(48分)→ 中岳 7:45/7:55(3分)→ 前岳 7:58/8:14(1時間2分)→ 荒川小屋(昼食)9:16/10:02(56分)→ 大聖寺平 10:58/11:16(35分)→ 小赤石岳 11:51/12:02(20分)→ 赤石岳 12:22/12:38(2分)→ 赤石岳避難小屋 12:40/14:15(1時間20分)→ 富士見平 15:35/15:45(20分)→ 赤石小屋 16:05/16:15(3分)→ 赤石小屋(自炊小屋)16:18
<7時間12分>
■コース水平距離 14.7km
■天気 晴れ
千枚岳から見た御来光と富士山。
<(_ _)>
朝日を浴びた赤石岳の雄姿、今日は荒川三山 (悪沢岳・中岳・前岳) を縦走し、あの頂を目指す 。
中岳にて。右はウラシマツツジの紅葉。
前岳からの赤石岳。眼下には荒川小屋が見えている。
ホームトレイルの石立山にも咲くタカネマツムシソウは、大きさ、色ともによく似ている。
ウメバチソウもこの時期、三嶺や石立山で周辺で見ることができる。
始めて見たイワインチンは、小さくて可愛い。
ヨモギの仲間で、黄色い花が山の秋を感じさせる。
超ミニサイズのリンドウに似た花は何?
後で調べてみると、サンプクリンドウ のようだ。
南アルプスや八ヶ岳に局所的に生え、個体数も少ない希少種。
環境省レッドデータ 絶滅危惧IB類(EN) 。
本来は山小屋での食事はご法度のテント山行だが・・・荒川小屋の玄関から漂う美味しそうなカレーの匂いに負けてしまった。右は、荒川三山を振り返って。
12時52分、一等三角点 (3,120.1m) の赤石岳山頂についた。一等三角点としては一番高い所に設置されている。山頂近くの赤石避難小屋で喉を潤す。小屋番さんに赤石岳の名前の由来になっている赤石沢の赤い石をいただいた。なんでも大昔に海の底にいた生物の化石ということだ。
赤石非難小屋から尾根を少し南に下った展望の良い場所に小屋番さんが案内してくれた。振り返って赤石岳を望む。
眼下には東尾根に赤石小屋と今夜宿泊する自炊小屋 (標高2,530m付近)の屋根が少し見える。
赤石小屋は真新しく受付のお嬢さんもきれいだが、自炊小屋は古く夜中に天井裏をネズミが駆け回る。テント泊でよいのだが、南アルプス南部の山はそのほとんどを特種東海製紙(旧東海パルプ)が所有していて、グループ会社の東海フォレストが管理する山小屋で最低1泊はしないと帰りのバスに乗せてもらえない。
■ 9月20日(月) ■
山旅4日目は、新幹線と南風を乗り継いで帰るのみ。
■コースタイム
赤石小屋 6:05(49分)→ カンバ段 6:54/6:58(42分)→ 椹島 7:40 <1時間31分>
■コース水平距離 5.7km
■天気 晴れ
翌朝、もう一度荒川三山を目に入れてから椹島に駆け下りた。シャワーで3日間の汗を流してからビールで乾杯!もうたまらんちや!
椹島で見逃してはならないのが南アルプス白旗史郎写真館だ。
白旗史郎氏は山岳写真の第一人者で、スイスのキング・アルバートⅠ世功労賞を受賞した氏の作品はその神髄を伝えてくれる。
静岡に帰って駅構内の居酒屋で軽く打ち上げ。
山に行ったのか飲みに行ったのか、よく分からなくなる山旅 (^^;) だったが現実の世界へ引き戻されつつある。
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綱附森 2010.9.11
2010-09-12 00:42:23 (13 years ago)
-
カテゴリタグ:
- 登山
2010年9月11日(土)、ブログを始めてみました!!
「りょうせんさんぽ」の脱稿が進まないので「とりあえず」ということもありますが・・・<(_ _)>。
今日、9月11日は三嶺山歩クラブの定例登山だ!ってゆうか毎週登ってるって(^_^;) ということでAさんもNさんも初めての綱附森へ。
■行先・位置
綱附森 (二等三角点 [安野山] 1643.1m)
高知県香美市・徳島県三好市、北緯33度47分57秒・東経133度56分28秒
■コースタイム
綱附森登山口 7:59(2時間4分)→ 綱附森 10:03(昼食)/10:58(2時間6分)→ 綱附森登山口 13:04 【歩行時間 4時間10分】
■コース水平距離 9.6km
■天気 曇り時々晴れ
■楽しさ ★★★★★(満点!)
矢筈山登山口の駐車場から約300m南東の鞍部が登山口となっている。林道ゲート手前から県境尾根通しに登る。最初は少しだけ急登で後は緩やかなアップダウンの快適なトレイルが続く。
岩に登ったり、木に登ったり(これはやめた)、苔と戯れたり。ワイワイと楽しい稜線山歩。
今日の天候は、曇り時々晴れ。三嶺は雲の中だったけど、天狗塚のとんがったピークや牛ノ背のなだらかな笹原を望むことができた。
ピクニコースの綱附森ではものたらない?僕とAさんは帰宅後それぞれのコースをランニング!Nさんはたぶんお昼寝?
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「りょうせんさんぽ」の脱稿が進まないので「とりあえず」ということもありますが・・・<(_ _)>。
今日、9月11日は三嶺山歩クラブの定例登山だ!ってゆうか毎週登ってるって(^_^;) ということでAさんもNさんも初めての綱附森へ。
■行先・位置
綱附森 (二等三角点 [安野山] 1643.1m)
高知県香美市・徳島県三好市、北緯33度47分57秒・東経133度56分28秒
■コースタイム
綱附森登山口 7:59(2時間4分)→ 綱附森 10:03(昼食)/10:58(2時間6分)→ 綱附森登山口 13:04 【歩行時間 4時間10分】
■コース水平距離 9.6km
■天気 曇り時々晴れ
■楽しさ ★★★★★(満点!)
矢筈山登山口の駐車場から約300m南東の鞍部が登山口となっている。林道ゲート手前から県境尾根通しに登る。最初は少しだけ急登で後は緩やかなアップダウンの快適なトレイルが続く。
岩に登ったり、木に登ったり(これはやめた)、苔と戯れたり。ワイワイと楽しい稜線山歩。
今日の天候は、曇り時々晴れ。三嶺は雲の中だったけど、天狗塚のとんがったピークや牛ノ背のなだらかな笹原を望むことができた。
ピクニコースの綱附森ではものたらない?僕とAさんは帰宅後それぞれのコースをランニング!Nさんはたぶんお昼寝?
山行記録の日程順・山域別はこちらから。
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