Deprecated: Assigning the return value of new by reference is deprecated in /home/users/0/chicappa.jp-ryousen/web/blog/class/View.php on line 25

Deprecated: Assigning the return value of new by reference is deprecated in /home/users/0/chicappa.jp-ryousen/web/blog/class/View.php on line 30

Warning: Cannot modify header information - headers already sent by (output started at /home/users/0/chicappa.jp-ryousen/web/blog/class/View.php:25) in /home/users/0/chicappa.jp-ryousen/web/blog/class/View.php on line 81
三嶺さんぽ通信

リストランテ クアットロ スタジオーニ 2012.8.29

翌日らの山行の前祝ではないが、土佐山田駅近くの「リストランテ クアットロ スタジオーニ
Ristorante Quattro Stagioni
で軽いディナー。

P1130430vga.jpg
スタートは18時なので仕事を終えると急いで土佐山田駅へ向かう。

banner_b.gif

■ディナーコース(¥4,200)
アンティパスト(前菜)
パスタ 料理
セコンドピアット(主菜)
自家製デザート盛合せ
コーヒー or 紅茶 or エスプレッソ

自家製デザート盛合せとコーヒーが出る前に帰ったので不明。

P1130431vga.jpg

P1130432vga.jpg
<前菜>

P1130434vga.jpg P1130437vga.jpg
<パスタ料理>

P1130439vga.jpg
<主菜(魚料理)>

P1130441s.jpg P1130442s.jpg
<主菜(魚料理)・飲物はリモンチェッロ>

P1130444vga.jpg
<主菜(肉料理)>

ローストビーフを食べ終えたところでタイムオーバー。
自家製デザート盛合せとコーヒーを残して帰るのはちょっとおしい。



banner_b.gif arrow02p2.gifarrow02p2.gifarrow02p2.gif 山行記録の日程順・山域別はこちらから。

ブログランキング・にほんブログ村へ
にほんブログ村

  
- The counter was installed from August 24, 2012. -

土佐矢筈山 2012.8.26

夏場はあまり登らない綱附森を目指して矢筈峠へ向かう。ところが、登山口が近づくほどに東の空が暗くなって雨が降りだした。天気予報も山では当てにならない。展望が取柄の綱附森も雨だと面白くないので行先変更。

P1130400vga.jpg
<雨に戸惑うシコクフウロ>

banner_b.gif

■行先・位置
矢筈山 (三等三角点 [矢筈山] 1606.5m)
高知県香美市・徳島県三好市、北緯33度48分18秒・東経133度53分36秒
■コースタイム
駐車場 8:43(2分)→ 矢筈山登山口 8:45(57分)→ 矢筈山 9:42/10:03(39分)→ 登山口 10:42(1分)→ 矢筈山登山口 10:43
<行き 59分 帰り 40分 計 1時間39分>
■コース水平距離 3.5㎞
■天気 曇り時々雨
■楽しさ ★★★★★(満点!)

120826_yahazu.jpg 120826_yahazu_v.jpg
矢筈山峠の登山口から山頂までは、標高差約360m、水平距離往復3.5km。
【水平距離3.54㎞、沿面距離3.69km、累積標高差(+)407m (-)398m】

P1130357vga.jpg
大栃のふれあいプラザ駐車場を出発したのは午前7時。
中番から見た矢筈山はまだ陽が射していたのだが・・・。
(この時点ではまだ綱附森の予定)

P1130359vga.jpg P1130360vga.jpg
大栃から矢筈峠まで県道49号大豊物部線、林道笹笹上線で約1時間。
駐車場に着く頃、空は雲に覆われて雨が降ってきた。360度の展望が取柄の綱附森は雨を押してまで登りたくないので、より手軽な矢筈山に変更。

P1130409vga.jpg P1130363vga.jpg
標高点・1293の小ピークを巻いた鞍部から山頂を見上げる。

P1130407vga.jpg P1130381vga.jpg 
ヤマホトトギス?セトウチホトトギス?両方の特徴を持つようなホトトギス。

P1130378vga.jpg P1130406vga.jpg
キンミズヒキ(金水引)は、バラ科キンミズヒキ属の多年草で夏から秋にかけて黄色の小さな5弁花を咲かせる。「金の水引」なので縁起がよい?
ハガクレツリフネ(葉隠釣舟)は、ツリフネソウ科ツリフネソウ属の1年草。本州(紀伊半島)・四国・九州の山地の木陰など、やや湿った場所に生える。

P1130386vga.jpg P1130387vga.jpg
ヒヨドリバナ(鵯花)は、キク科ヒヨドリバナ属の多年草。日本各地の草原や登山道沿いなどの日当たりの良い場所に自生する。

P1130391vga.jpg IMGP9315.jpg
秋を感じさせるツリガネニンジン。道沿いの日当たりのよい場所で見かける。

P1130389vga.jpg P1130404vga.jpg
咲き残っていたコメツツジと今が旬のタカネオトギリ。

P1130397vga.jpg
山頂までゆっくり1時間。今日も展望は利かない。

P1130399vga.jpg IMGP9327.jpg
雨が降り続くのでランチはお預けにしてすぐに下山開始。

P1130411vga.jpg P1130417vga.jpg
今日の一杯は、エースコック「燃え麺 HOTチリトマト味ラーメン」。
「暑さを乗り切る夏の“燃焼系”カップめんが登場!刺激的な辛さにトマトの甘みと酸味を加えたチリトマト味!なめらかで適度な弾力のある丸刃のめんです。」
ということでトマト好きなので好みの味!「燃えスパイス」が辛い!

P1130422vga.jpg
ラクチン山行でも便利なノンアルコール。



banner_b.gif arrow02p2.gifarrow02p2.gifarrow02p2.gif 山行記録の日程順・山域別はこちらから。

にほんブログ村 アウトドアブログ 登山へ にほんブログ村 花ブログ 山野草・高山植物へ にほんブログ村 写真ブログ 山・森林写真へ 
にほんブログ村  にほんブログ村  にほんブログ村

  
- The counter was installed from August 24, 2012. -

三嶺トレイル 2012.8.25

スカッとした夏らしい天気がほとんどないまま、今週末は土日とも曇り。
でも朝起きた時点では青空が広がっていたのでつい行ってしまった。

――――― NO IMAGE ―――――

<写真なし>

banner_b.gif

■行先
白髪山 (三等三角点 [白髪山] 1769.7m)
高知県香美市、北緯33度48分36秒・東経133度59分35秒
三嶺 (二等三角点 [三嶺] 1893.4m)
高知県香美市・徳島県三好市、北緯33度50分22秒、東経133度59分16秒)
■コースタイム
白髪山登山口 10:14(21分)→ 白髪山 10:35/10:37(18分)→ 白髪山分岐 10:55(17分)→ カヤハゲ 11:12(27分)→ 三嶺 11:39/11:42(22分)→ カヤハゲ 12:04(16分)→ 白髪山分岐 12:20(19分)→ 白髪山 12:39(13分)→ 白髪山登山口 12:52
【行き 1時間23分 帰り 1時間10分 計 2時間33分】
■コース水平距離 10.1㎞(駐車場から)
■天気 曇り時々雨
■楽しさ ★★★☆☆(3点)
 
120825_sanrei.jpg 120825_sanrei_v.jpg
白髪山登山口から尾根通しのピストンは約10km(水平距離)、垂直プロファイルを見たら分かるように凸凹が多く、累積標高差は1,200m近いのだ。
【水平距離10.06㎞、沿面距離10.50km、累積標高差(+)1193m (-)1169m】

GPSのスイッチを入れ、シューズを履いてザックを背負うと準備完了。
「いざ出発!」ということでカメラの電源を「ON!」・・・・・・?「んっ?」
「まさか・・・。」蓋を開けてみると電池がない (?_?)
気勢をそがれて意気消沈 (ToT)
ここまで来たら「行かんわけにはいかん・・・」ので、三嶺までピストン。
写真は帰宅してからの「今日の一杯」のみ。

P1130350vga.jpg P1130353vga.jpg
今日の一杯は、「エースコック 牛骨だしの旨炊き中華そば」。
しなやかなコシと適度な弾力を持った丸刃の麺。牛エキスをベースに魚介・野菜のうまみを付与し、すっきりしつつも味わい深い醤油スープ。別添の黒コショウが味のアクセント。ということであっさり系のスープに黒コショウが利いていてまずまず。
毎日カップ麺を食べているわけではない。山へ行ったときだけ。



banner_b.gif arrow02p2.gifarrow02p2.gifarrow02p2.gif 山行記録の日程順・山域別はこちらから。

にほんブログ村 アウトドアブログ 登山へ にほんブログ村 花ブログ 山野草・高山植物へ にほんブログ村 写真ブログ 山・森林写真へ 
にほんブログ村  にほんブログ村  にほんブログ村

  
- The counter was installed from August 24, 2012. -

三嶺 2012.8.18

このところ少し夏らしい天気になって、青空に入道雲が見られるようになった。
朝は青空が広がりよい天気。でも雷注意報が出て午後からは雨も降りそうなので、いつもより早めに出発。

P1130168vga.jpg
<標高点・1754付近で一休み>

banner_b.gif

■行先・位置
三嶺 (二等三角点 [三嶺] 1893.4m)
高知県香美市・徳島県三好市、北緯33度50分22秒・東経133度59分16秒
西熊山 (三等三角点 [西熊山] 1815.9m)
高知県香美市・徳島県三好市、北緯33度50分06秒・東経133度57分50秒
■コースタイム
光石登山口 6:57(48分)→ 八丁 7:45/7:54(22分)→ 渡渉点 8:16(1時間16分)→ お亀岩避難小屋 9:32/9:51(4分) → お亀岩 9:56(25分)→ 西熊山 10:21/10:33(20分)→ 大タオ 10:53(49分)→ 三嶺 11:42/11:48(11分)→ 三嶺ヒュッテ 11:59(昼食)/12:59(18分)→ 三嶺 13:17/13:22(1時間26分)→ さおりが原分岐 14:48(1時間8分)→ 八丁 15:56/16:01(33分)→ 光石登山口 16:34
<三嶺ヒュッテまで 行き 4時間15分 帰り 3時間25分 計 7時間40分>
■コース水平距離 16.0㎞
■天気 曇り時々晴れ
■楽しさ ★★★★★(満点)

120818_sanrei.jpg 120818_sanrei_v.jpg
ルートは、光石登山口 → 八丁(カンカケ谷ルート)→ お亀岩(お亀岩避難小屋) → 西熊山 → 三嶺 → 三嶺ヒュッテ → 三嶺(フスベヨリ谷ルート)→ さおりが原分岐 → 八丁 → 光石登山口の周回で約16km。
【水平距離15.98㎞、沿面距離16.47km、累積標高差(+)1483m (-)1456m】

P1130009vga.jpg
午前7時前の光石登山口には、県外ナンバーを中心に数台駐車している。

P1130012vga.jpg P1130013vga.jpg
沢沿いの日陰で見つけたホトトギスは残念ながら花柄が折れていた。
山に咲く小さなホトトギスが全てヤマホトトギスかというと違うことも多い。この固体は、雌しべの花柱と雄しべの花糸に紫斑がない。また、花被片が下向きに反り返っていることなどから、「ヤマホトトギス」でよいと思う。

P1130015vga.jpg
大雨で落下していた堂床・長笹谷合流点の仮設橋は予想通り流されたので、トン袋(フレコン)をまたいで渡る。

P1130021vga.jpg P1130022vga.jpg
先々週は花だったツチアケビにソーセージのような実ができていた。
右のキノコは一瞬「花 !?」かと思った。
ヒロヒダタケ(広襞茸)は、キシメジ科ツエタケ属のキノコで夏から秋にかけて広葉樹林の倒木や埋もれ木、その周辺の地面などに発生する。名前のとおりヒダの間隔が広くカサは灰色から黒褐色。放射状の繊維模様があり、老成するとカサが放射状に裂けることがある。それにしてもこの裂け方は芸術的!

P1130026vga.jpg P1130035vga.jpg
杉の切り株に群生するキノコ。

P1130037vga.jpg P1130039vga.jpg
八丁はカンカケ谷コースとフスベヨリ谷コースの分岐点。光石で出会い前後しながら登ってきたおじさんはフスベヨリ谷へ。
フスベは最短コースだが、稜線直下の胸突き八丁がちょっと「しんどい」。
カンカケもお亀岩まで少しきついが、西熊山を越える稜線歩きが気持ちいい。

ベニヤマタケ(紅山茸)は、ヌメリガサ科アカヤマタケ属のキノコ。オレンジ色の鮮やかな原色系キノコは食べても安全。仲間のヒイロガサ(緋色傘)には柄に赤い繊維紋があるが、ベニヤマタケにはない。

P1130045vga.jpg P1130051vga.jpg
タモギタケ(楡木茸)はヒラタケ科ヒラタケ属のキノコでブナやミズナラ、トチノキなどの倒木に生える。鮮やかな黄色の傘が特徴。類似の毒キノコはないので安全。栄養価も高く美味な食用キノコなので栽培物も出回っている。名前のように北海道ではニレの倒木にはえるのでニレタケとも呼ばれる。

漏斗状の白いキノコは、ベニタケ科ベニタケ属シロハツモドキ(白初擬)。
夏から秋にかけてシイやクヌギなどの雑木林の樹下に生える。全体白色で部分的に淡褐色を帯びる。ヒダが密なのでシロハツでなくシロハツモドキということにしておく。シロハツは可食でシロハツモドキは不食としている図鑑が多い。

P1130053vga.jpg
最近の「ゲリラ豪雨」で沢も荒れている。

P1130055vga.jpg P1130064vga.jpg
アオベンケイ(青弁慶)は、ベンケイソウ科ムラサキベンケイソウ属の多年草で本州(中部以西)・四国・九州のブナの樹幹や苔むした岩上に生える。蕾ができているが開花は9月頃で淡い黄緑色の小さな花を咲かせる。
雑木林や草むら、道端など、どこにでも生えるのはアキノタムラソウ。

P1130079vga.jpg P1130072vga.jpg
ヤマジノホトトギスに似ているが、黄色い蜜標(花被片下部)、雌しべの花柱と雄しべの花糸の紫斑から「セトウチホトトギス」と思われる。

P1130084vga.jpg P1130082vga.jpg
森に住んでいるタゴガエル(田子蛙)。
あまり泳ぐ必要のない環境には住んでいるので、後足の水かきは小さい。

P1130085vga.jpg P1130091vga.jpg
イヌトウバナ(犬塔花)は、シソ科トウバナ属の多年草。山地の木陰を好み稜線上で見かけることはない。
テンニンソウ(天人草)は、シソ科シソ属の多年草で北海道から九州に分布し、山地の木陰や谷沿いなどに群生する。淡黄色の花はちょっと地味。シカも食べない。

P1130093vga.jpg P1130127vga.jpg
稜線が近づくと真っ先に見かけるシモツケソウはピンクがかわいらしい。

P1130099vga.jpg
樹林帯を抜けると、お亀の別荘(お亀岩避難小屋)が登山者を待っている。
小屋の前で一息入れて行こう。

P1130105vga.jpg P1130110vga.jpg
シコクフウロ (四国風露)は、本州(東海以西)・四国・九州に分布。三嶺では1,600m付近から山頂にかけて、登山道沿いに点々と咲いている。
タカネオトギリもシコクフウロと似た環境で元気な黄色い花を咲かせていた。

P1130120vga.jpg P1130123vga.jpg
バライチゴを訪れているのはマルハナバチ。後足に花粉団子をつけている。
稜線直下の砂礫地に生えていたキノコ。

P1130129vga.jpg
お亀岩から西に見えるのは地蔵ノ頭と躄峠。天狗塚はその向こう。

P1130136vga.jpg P1130142vga.jpg
今日は三嶺なので東へ。西熊山への登路の様子と山頂。

IMGP0498vga.jpg
西熊山からは躄峠の鞍部に天狗塚を望むことができる。

P1130146vga.jpg
西熊山からの三嶺。

P1130152vga.jpg
オオタオ付近からの三嶺。

P1130153vga.jpg P1130162vga.jpg
ホソバシュロソウの花の真ん中からニョッキリと生えたように実ができていた。
イブキトラノオは、日当たりの良い場所で長い花穂に白~ピンクの花を咲かせる。伊吹山(滋賀県・岐阜県 1377m)に多い「虎のしっぽ」。

P1130122vga.jpg IMGP9203.jpg
ツリガネニンジンも風に揺れている。

P1130164vga.jpg
大タオの鞍部から登り返すと後方に西熊山。

P1130173vga.jpg P1130187vga.jpg
青ザレ付近のササの新葉が青々と伸びて登山道を覆っていた。
「三嶺・天狗塚のミヤマクマザサ及びコメツツジ群落」は国の天然記念物に指定されている。
山頂直下の砂礫地に咲くのは西日本に分布するホソバノヤマハハコ(細葉の山母子)。東日本に分布するヤマハハコより小型で葉が細長い。

P1130258vga.jpg
光石から山頂到着まで4時間45分。花やキノコが多い季節は時間がかかる。

P1130197vga.jpg
山頂でランチでもいいけど、小屋にわらじを脱いだ方がゆっくりできる。
それにしても「腹減った~!」

P1130198vga.jpg P1130201vga.jpg
アキノキリンソウ(秋の麒麟草)は、キク科アキノキリンソウ属の多年草で、かつてリンドウなどと共に秋の草花の代表的存在だった。現代では同じキク科アキノキリンソウ属のセイタカアワダチソウ(外来種)に居場所を奪われてしまい、本家は高山に人知れず咲いている。
シオガマギク(塩竈菊)は、ゴマノハグサ科シオガマギク属の多年草で北海道~九州の山地の草原などに生える。キクではないけどキクの名前がつく。

P1130204vga.jpg
おなじみの「三嶺の池とヒュッテ」の光景。

P1130223vga.jpg P1130209vga.jpg
シコクフウロの小さなお花畑とミヤマノダケ。
ミヤマノダケ(深山野竹)は、セリ科シシウド属の多年草で四国・九州の山地の湿った木陰などに自生し、複散形花序に暗紫色の花がたくさんつける。

P1130219vga.jpg
小屋の中は、泊まりでネットを修理している業者?の方や泊り・休憩の登山者でほどよい込み具合。気温は21℃、蒸し暑い下界とは比較にならない涼しさ。

P1130215vga.jpg P1130218vga.jpg
今日の一杯は、2012年7月発売の明星食品「明星の鶏ネギ塩ラーメン」。
「のど越しの良いスチームノンフライ製法の中細麺に、鶏ガラや香味野菜の効いたコク&すっきりスープを合わせ、ネギや鶏そぼろと合わせた塩ラーメンです。」ということで、エネルギーは329kcalとビッグサイズの割には控えめ。食塩相当量は6.1gでカップ麺としては平均レベル。

IMGP9234.jpg
カップ麺とプレミアム・モルツで満足。

P1130238vga.jpg P1130243vga.jpg
スノキ(酢の木)はツツジ科スノキ属の落葉低木で北海道・本州・四国に分布し、山地の日当たりの良い岩場に生育する。クランベリーの仲間なので熟した実は甘酸っぱくて美味しい。

P1130253vga.jpg
賑わう山頂をもう一度通過。綱附森付近に黒い雲が広がり、雷もゴロゴロ鳴っている。近づいてこないうちに下山したい。

IMGP9273.jpg P1130264vga.jpg
鞍部の分岐を左にとり、青ザレ手前を水場の方へ下る。

P1130270vga.jpg
麓の方は、雷ゴロゴロだけど山頂付近は青空が広がっていた(麓では一時的に大雨だったらしい)。

P1130282vga.jpg P1130283vga.jpg
ハナウド(花独活)は、セリ科ハナウド属の多年草で本州(関東以西)・四国・九州に分布し、山野の沢沿いなどのやや湿った場所に生育する。花は春の終わりから初夏に咲くので右側の花序には実ができている。よく似るシシウドとは花期(夏の終わりから初秋)がずれていて葉が違う。
シコクブシ(四国附子)は、キンポウゲ科トリカブト属の多年草。春、ニリンソウが咲く頃から葉を出すのに開花は夏の終わりが近づいてから。

P1130300vga.jpg 
P1130290vga.jpg P1130297vga.jpg
キレンゲショウマ(黄蓮華升麻)は、ユキノシタ科キレンゲショウマ属の多年草で紀伊半島・四国・九州の深山のブナ林の林床や湿った岩上に稀に生える。三嶺では見かけることが少なくなった希少種。環境省絶滅危惧II類(VU)。
数え切れないほど登っているのに、三嶺でキレンゲショウマを見たのは初めて!
先行の方が教えてくれた m(_ _)m

P1130304vga.jpg 
イヌセンボンタケ(犬千本茸)は、ハラタケ目ナヨタケ科キララタケ属のキノコ。腐朽の進んだ倒木やその周辺に群生する。さすが「千本」だ。見つけたとき、つい「オ~」と声が出てしまった。見た目はかわいらしいが美味しくないようだ。

P1130308vga.jpg P1130313vga.jpg
さおりが原分岐に群生していたのはモミジガサ(紅葉笠)。
キク科コウモリソウ属の多年草で亜高山帯の針葉樹林内に自生する。

IMGP9296.jpg P1130332vga.jpg 
ヌスビト沢合流点~ヌスビト岩上部は崩壊が進み、上部に付け替えた道ごと崩れたので元どおり川原を歩くようになった。
やがて右手からカンカケ谷が合流すると八丁も近い。

IMGP9299iiegao.jpg
八丁手前の川原は岸まで水がきて靴を脱がないと歩けなかった。

P1130342vga.jpg P1130345vga.jpg
近くに寄れなかくて観察できなかったけど、オオキツネノカミソリ(大狐の剃刀)かな。ヒガンバナ科ヒガンバナ属の多年草で本州(関東以西)・四国・九州の山地に分布、長い花茎にオレンジ色の花をつける。牧野富太郎博士が名付けたもので、牧野植物園で栽培されている。
今日は始めてのもの、珍しいものを目にして充実した山行になった。



banner_b.gif arrow02p2.gifarrow02p2.gifarrow02p2.gif 山行記録の日程順・山域別はこちらから。

にほんブログ村 アウトドアブログ 登山へ にほんブログ村 花ブログ 山野草・高山植物へ にほんブログ村 写真ブログ 山・森林写真へ 
にほんブログ村  にほんブログ村  にほんブログ村

  
- The counter was installed from August 24, 2012. -

土佐矢筈山 2012.8.12

日曜日の昼下がり、涼しい場所を求めて矢筈山へ。
天然クーラーの効いた笹原の稜線と夏の花を楽しんだ。

P1120761vga.jpg
<香美市物部町笹中番からの矢筈山(中央奥)>

banner_b.gif

■行先・位置
矢筈山 (三等三角点 [矢筈山] 1606.5m)
高知県香美市・徳島県三好市、北緯33度48分18秒・東経133度53分36秒
■コースタイム
駐車場 12:33(1分)→ 矢筈山登山口 12:34(49分)→ 矢筈山 13:23(昼食)/13:55(5分)→ 登山口 14:30(1分)→ 矢筈山登山口 14:31
<行き 50分 帰り 36分 計 1時間26分>
■コース水平距離 3.5㎞
■天気 曇り
■楽しさ ★★★★★(満点!)

120812_yahazuyama.jpg 120812_yahazuyama_v.jpg
矢筈山登山口は、土佐から祖谷へ抜ける峠にあるので標高が高く、山頂までの標高差はわずかに360mで往復の水平距離3.5kmと手軽。
【水平距離3.52㎞、沿面距離3.67km、累積標高差(+)435m (-)406m】

P1120759vga.jpg
7月11日の大雨による土砂災害で孤立した笹集落(土居番)付近の崩壊現場は仮復旧されていて、通行に支障はない。

P1120971vga.jpg P1120972vga.jpg
住友共同電力五王堂発電所の笹川取水堰堤に寄ってみた。
五王堂発電所には大小11ヶ所の取水堰堤が存在し、最大11,100kWの発電を行っている。物部町の五王堂発電所、川口発電所、そして仙頭発電所の3発電所で作り出された電気は仙頭発電所に集められ、11万ボルトに電圧を上げた後、全長70kmの送電線を使い、四国山脈を縦断して新居浜まで送られている。
大ボシ山、白髪山、赤星山などを通る送電線(物部線)は、登山中の位置確認や山座同定の目標物にもなっている。

P1120982vga.jpg P1120768vga.jpg
イワタバコは、カンカケ谷やフスベヨリ谷の岩場でも見かけるが、こんな群生は見たことない。ちょっと「変」な甘い匂いが漂い、ハチやチョウが寄って来る。

P1120951vga.jpg P1120965vga.jpg
ウバユリ(姥百合)は、ユリ科ウバユリ属の多年草で本州(関東以西)・四国・九州に分布し、山地の森の中で緑白色の細長い花を咲かせる。花盛りの頃には右の写真のように葉(歯)が枯れているので「歯のない姥」ということらしいが、葉っぱは左のように残っていることが多いようだ。

P1120964vga.jpg P1120783vga.jpg
車台の駐車場を後に登山口へ向かう。

P1120941vga.jpg P1120945vga.jpg
ダイコンソウ(大根草) は、バラ科ダイコンソウ属の多年草。日本全国の山地の渓谷や登山道沿いで見られる。根出葉がよく見るとダイコンの葉に似ている。
キツネノボタン(狐の牡丹)は、キンポウゲ科キンポウゲ属の多年草。日本全土の山野の湿地、畦などに生える。実の形(写真右の左上)からコンペイトウグサとも呼ばれる。ウマノアシガタなどと同様、キンポウゲ属共通の毒をもつ。

P1120939vga.jpg P1120922vga.jpg
バライチゴ(薔薇苺)は、バラ科キイチゴ属の落葉小低木で本州(中部以西)~九州の山地に生える。キイチゴ(木苺)の仲間で赤い実は甘酸っぱい。
右は、ハナタデ?かと思ったけどちょっと違う。タデ科の植物に見えるけど・・・。

P1120785vga.jpg
登山口は標高1240mの矢筈峠。取っ付きは、向かって右側の小ピーク(標高点 [・1293] )南から西を巻く。

P1120926vga.jpg P1120930vga.jpg
ハガクレツリフネ(葉隠釣舟)は、ツリフネソウ科ツリフネソウ属の1年草で本州(紀伊半島)・四国・九州の山地の林下や沢沿いの湿った場所に自生する。花が葉の下に隠れるようにぶら下がって咲く。
野菊の仲間は種類が多くてよく分からない。シオン属の野菊だと思うけど、葉が細長く、大き目の筒状花と白く細長い舌状花がきれい。

P1120950vga.jpg
ノリウツギ(糊空木)は、ユキノシタ科アジサイ属の落葉低木。北海道~九州に広く分布し、山地の林縁などに自生する。沢山の小さな両性花と少しの装飾花をつける。名前の由来は樹液を製紙用の糊に利用したことによる。

P1120908vga.jpg P1120914vga.jpg
ササの花?が咲いていた。

P1120792vga.jpg P1120896vga.jpg
左のキノコはロート型でねずみ色、ヒダはない。右は表面の筋に沿ってヒダがあり、2本に一つはヒダの幅が広い。よく見かけるようで分からないキノコ2種。

P1120793vga.jpg P1120817vga.jpg
セトウチホトトギス(瀬戸内杜鵑草)は、ユリ科ホトトギス属の多年草で瀬戸内海を囲む近畿・中国・四国の山野の林内、林縁に自生する。ヤマジノホトトギスそっくりだが花被片の下部(蜜標)が黄色く雌しべの花柱と雄しべの花糸にも紫斑があることから別種とされる。「セトウチ」なのに太平洋側にも咲いている。

P1120805vga.jpg P1120820vga.jpg
イヌトウバナ(犬塔花)はシソ科トウバナ属の多年草で、北海道・本州・四国・九州に分布し山地の木陰を好む。似たものに葉が細長いヤマトウバナがある。
オトギリソウ(弟切草)は、オトギリソウ科オトギリソウ属の多年草。北海道~九州の山野に自生している。山ではタカネオトギリの方が目立つ。

P1120823vga.jpg
登山道に甘い匂いを漂わせているのはリョウブの花。
リョウブ(令法)はリョウブ科リョウブ属の落葉小高木で北海道南部から九州に分布し山林に多く見られる。古くから若葉は食用とされ、花には蜜が多いのでミツバチなどが集まる。幹は茶褐色で樹皮が剥げ落ちるのでよく目立つ。

P1120824vga.jpg P1120830vga.jpg
雨水に浸食された登山道を登って行くと、標高が上がるに従い背の高いササ(スズタケ、クマザサ?)から背の低いササ(ミヤマクマザサ?)に替わってくる。

P1120826vga.jpg P1120846vga.jpg
ヨツバヒヨドリ(四葉鵯)は、キク科ヒヨドリバナ属の多年草。ヒヨドリバナの仲間で葉が4枚(3~5枚)輪生し、花の色は白~淡紫色。
ヒヨドリバナ(鵯花)は、キク科フジバカマ属の多年草で北海道~九州の山野に生える。花の色はヨツバヒヨドリと同じく白~淡紫色。
ヨツバヒヨドリ(左)の葉は3~5枚輪生し、ヒヨドリバナ(左)の葉は対生する。

P1120837vga.jpg
シコクフウロを矢筈山で見たのは初めてじゃないかな?この時期あまり登っていない証拠か?

P1120841vga.jpg P1120844vga.jpg
シコクアザミ(四国薊)は、キク科アザミ属の多年草。四国の山地で普通に見られるアザミで葉に鋭い棘があり触れると痛い。トレランの時は気をつけよう。
タカネオトギリ(高嶺弟切)は、オトギリソウ科オトギリソウ属の多年草で四国と九州の山地に分布。稜線付近の登山道沿いでよく目にする。直径2cm前後の花はトモエソウにはかなわないが、オトギリソウより2回りほど大きい。

P1120848vga.jpg P1120832vga.jpg
イブキトラノオ(伊吹虎の尾)は、タデ科イブキトラノオ属の多年草。北海道~九州の山地帯~高山帯に分布し、日当たりのよい草地に自生している。
立秋の頃から咲き始めるツリガネニンジン(釣鐘人参)は、キキョウ科ツリガネニンジン属の多年草で四国の山では稜線付近の笹原でよく見られる。山はすでに秋の気配が漂っている。

P1120851vga.jpg
山頂付近はガスに覆われ、視界は20~30m程度。

P1120854vga.jpg P1120856vga.jpg
稜線の分岐を右(東)に150mで矢筈山山頂。左は小桧曽山への縦走路。

P1120864vga.jpg
50分で山頂到着。晴れていれば見えるはずの天狗塚や三嶺も全く見えない。

P1120860vga.jpg P1120894vga.jpg
三角点をテーブルに手前の石に腰を下ろす。下界より10℃ほど低い天然クーラーつきのテラスでランチタイムにしよう。

P1120865vga.jpg
今日の一杯は、日清「錦織圭監修 カップヌードル ブイヤベース風 シーフードヌードル」。
「シーフードヌードルが好きな本人の希望にそった、ブイヤベース風にアレンジしたカロリー控えめのシーフードヌードル」ということでシーフードとブイヤベースなので違和感のない味に仕上がっている。エネルギー198kcal、食塩相当量4.6gと、カロリーや塩分が気になる人にもお勧め。

P1120877vga.jpg P1120879vga.jpg
展望のよい小さな広場から「見えない稜線」に目をやってから下山開始。

P1120907vga.jpg
しっとりした森も「悪くない」けど、「青空に入道雲」の夏らしい天気がもっとあってもいいような気がするのは自分だけではないだろう。



banner_b.gif arrow02p2.gifarrow02p2.gifarrow02p2.gif 山行記録の日程順・山域別はこちらから。

にほんブログ村 アウトドアブログ 登山へ にほんブログ村 花ブログ 山野草・高山植物へ にほんブログ村 写真ブログ 山・森林写真へ 
にほんブログ村  にほんブログ村  にほんブログ村

  
- The counter was installed from August 24, 2012. -
Calendar
<< April 2024 >>
SunMonTueWedThuFriSat
 123456
78910111213
14151617181920
21222324252627
282930
search this site.
tags
archives
recent comment
others
admin

1 | 2 | 3 | 4 | 5 | 6 | 7 | 8 | 9 | 10 | 11 | 12 | 13 | 14 | 15 | 16 | 17 | 18 | 19 | 20 | 21 | 22 | 23 | 24 | 25 | 26 | 27 | 28 | 29 | 30 | 31 | 32 | 33 | 34 | 35 | 36 | 37 | 38 | 39 | 40 | 41 | 42 | 43 | 44 | 45 | 46 | 47 | 48 | 49 | 50 | 51 | 52 | 53 | 54 | 55 | 56