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三嶺さんぽ通信

赤星山 2012.4.28

ゴールデンウイーク初日の28日、四国では生育地の限られるカタクリ鑑賞に、アルタイル★の山へ出かけた。

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<赤星山のカタクリ>

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■行先・位置
赤星山 (二等三角点 [赤星山] 1453.2m)
愛媛県四国中央市、北緯33度55分10秒・東経133度27分29秒
■コースタイム
中尾集会所 8:52(8分)→ 登山口 9:00(27分)→ 鉄塔 9:27/9:32(27分)→ 林道登山口分岐 9:59(5分)→ 岩のある広場 10:04/10:14(34分)→ 赤星大権現 10:48/10:52(6分) → 赤星山 10:58(昼食)/12:04(9分)→ 赤星大権現 12:13(19分)→ 岩のある広場 12:32(4分)→ 林道登山口分岐 12:36(20分)→ 鉄塔 12:56/13:07(10分)→ 登山口 13:17(5分)→ 中尾集会所 13:22
【行き 1時間47分 帰り 1時間07分 計 2時間54分】
■コース水平距離 6.4㎞
■天気 晴れ
■楽しさ ★★★★★(満点!)

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中尾集会所からのルートは、比較的緩やかでアップダウンの少ない登山道で、垂直プロファイルも富士山型になった。往復6.4㎞、標高差778m。

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松山自動車道を三島川之江ICで下りて国道11号(三島川之江バイパス)を西に進み、生吉の交差点から国道319号を別子方面へと向かう。
金砂湖(人造湖)畔の公園でトイレ休憩を取り、平野橋対岸の三叉路を右へ。

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県道6号高知伊予三島線を別子山方面へ5㎞ほどで「足谷トンネル」を抜けてすぐの「中尾谷橋」手前を右に折れ、中尾集落へ。「赤星山登山口4.8㎞」の表示がある林道分岐を左に分け、右へ500mほど進むと道路の右下に中尾集会所が見えてくる。集会所に車を止めて集落の坂道を登る。

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一番上の民家の横が登山口になっている。

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しばらくは、人工林の中を登る。

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香美市物部町からの送電線(住友共同電力・物部線)が通っている。

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一旦、人工林を抜けると鉄塔の広場に出る。

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シハイスミレ(紫背菫)は、スミレ科スミレ属の多年草。早春に赤みの強い紫の花をつける。長野県以西の本州・四国・九州に分布。名前の由来は、葉の裏が赤紫色だからで、花期は4~5。
ユキワリイチゲ(雪割一華)は、キンポウゲ科イチリンソウ属の多年草で本州(近畿以西)・四国・九州に分布する。花期は、2~4月、別名ルリイチゲ。

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ヤマルリソウ(山瑠璃草)は、ムラサキ科ルリソウ属の多年草で、本州(福島県以南)・四国・九州に分布する。落葉樹の林緑部、道端などに生える。花期は4~5月。

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フデリンドウ(筆竜胆)は、リンドウ科リンドウ属の越年草で、草地や低山の明るい林に咲く小型のリンドウ。根生葉がないのでハルリンドウと区別できる。

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明るい雑木林にはミツバツツジも咲いていた。

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明るい岩の広場で一休み。

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エイザンスミレ(叡山菫)は、スミレ科スミレ属多年草で、本州・四国・九州に分布、低山の日当たりのよい林縁などに生える。葉は3裂し、さらに細かく裂ける。花は赤紫色が多く、花期は4~5月。

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シコクスミレ(四国菫)は、スミレ科スミレ属の多年草でスミレサイシンの仲間。本州(関東以西)・四国・九州の太平洋側のブナなど落葉樹林に多い。フモトスミレより一回り大きく唇弁と側弁に紫色の筋がある。ハート型の鋸葉の先が尖る。花期は、4月~5月。

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ヤマエンゴサク(山延胡索)は、ケマンソウ科キケマン属の多年草で本州・四国・九州に分布する。山野の半日陰になる林縁部に生えるスプリング・エフェメラルで、紅紫色のものも見かける。花期は4~5月。

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シコクブシ(トリカブト)の群落の周辺に咲くニリンソウ。

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ニリンソウ(二輪草)は、キンポウゲ科イチリンソウ属の多年草で日本では北海道から九州まで広く分布し、湿り気のある明るい林縁などに生える。春山を代表する花のひとつで、深く裂けた根生葉を持つ。茎に3枚輪生する葉には柄はなく1本の茎から2輪の花茎が伸びることが多いのが名前の由来。花期は3~6月。
ニリンソウの若芽はフクベラ、ヤマソバと呼ばれ、春の山菜として知られるが、猛毒で有名な同じキンポウゲ科のトリカブトの葉と似ているので、注意が必要。
キンポウゲ科の仲間は毒があるのがほとんどで、フクジュソウや野山でよく見かけるウマノアシガタなどにも毒がある。

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白いフデリンドウ?

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尾根に出て、シャクナゲのトンネルを抜けると「赤星大権現」が現れる。山へ登らせていたくお礼を込めお参りしていこう。

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お目当てのカタクリが咲いていた。

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カタクリ(片栗)は、ユリ科カタクリ属の多年草で北海道~九州に分布し、やや明るい落葉樹林などの斜面に生えるが、四国の生育地は限られている。7~8年は1枚の葉で過ごし、鱗茎(球根)が大きくなると2枚目の葉が出てやっと花をつける。鱗茎からは片栗粉が作られる。花期は4~5月。

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10時58分、山頂到着。

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西には、二ツ岳と赤石山系の急峻な山並みが迫る。

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展望の良い山頂には、二等三角点 [赤星山] 1453.2m。赤星山では樹下でもないこんな明るい場所にもカタクリが生えている。

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山頂では大勢の登山者が瀬戸内海を眺めながらくつろいでいた。

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今日の一杯は、サークルKサンクス限定のエースコック「麺の街 尾道しょうゆラーメン」。これといった特徴は感じられない。こんなものかな。

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下山途中の12時50分頃にすれ違った、○ミューズトラベルのツアー。28~29日の2日でカタクリの咲く赤星山と平家平へ登るらしい。

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13時22分、中尾集会所に帰ってきた。マイクロバスが駐車している。関西からなので登りがこの時間になったがやね。



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白髪山トレイル(香美市)・山本二三展 2012.4.21

今週は休山日か・・・?
土曜日の昼ごろから日曜日の夕方まで雨の予報。土曜日の朝は、時折小雨がぱらついたものの、行けそうにないでもない。(午前中ならなんとかなるか・・・。)

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一応走っているようにみえるけど、ほとんど歩き。

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■行先
白髪山 (三等三角点 [白髪山] 1769.7m)
高知県香美市、北緯33度48分36秒・東経133度59分35秒
■コースタイム
白髪山登山口 9:42:55(20分9秒)→ 白髪山 10:03:04/10:12:53(11分48秒)→ 白髪山登山口 10:23:41
【行き 20分9秒 帰り 11分48秒 計 31分57秒】
■コース水平距離 2.0㎞(駐車場から2.4㎞)
■天気 雨
■楽しさ ★★★☆☆(3点)

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登山口から山頂まで片道1㎞、標高差310m(駐車場から1.2㎞、320m)。

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途中の県道から時折見えるはずの白髪山は雲に覆われて見えない。
「やはり麓より悪いな・・・。」
(1人や2人は物好きがいるだろう。)と思っていた光石登山口に車は1台もない。

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林の中のミツマタが満開!ヤマザクラも咲き始めた。

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小雨の降る白髪山登山口にも車はない。風も出て寒い。
(今日は白髪までにしておこう。)
テンションも低いので目的地を下方修正。

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食害が目立つ、白髪山登山口がスタート&ゴール。

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ハードル状の木段は「うれしくない。」
登山道の保護には役立つかもしれないが、登山者にとっては有り難い存在じゃない。2~3年に1度でも補修できないものか?

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ちょっといい感じのブナのプロムナード。

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笹原に出て九十九折りを登りきると、三嶺との分岐に出る。

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左に折れると、ゴールは目の前。

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白髪山までだと、走る所はほとんどない。平地並の速さで歩くのが精一杯。

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20分少々で山頂到着、速いとは言えないタイム。

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靴は雨でぐちょぐちょ。視界は20m程度で、「北のテラス」と呼ばれる岩の上からも展望はない。もちろん三嶺は見えない。

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三嶺は諦めて下山開始。(午後は美術館に行こうか・・・な。)

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下りは、楽なのが当然だけど、雨で滑るのでペースを落とす。一歩ではちょっと遠く、二歩ではちょっと近い木段もペースを乱す。約12分で下山。シカの角が落ちていた。

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そぼ降る雨の駐車場に人の姿はない。さっさと帰ろう。

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近頃、目にすることが多くなったような気がするピンクと白が混じって咲くのは、花桃(花を観賞するために改良されたモモ)というものだろうか。

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今日の一杯は、4月16日(月)新発売の『明星 ラーの道 旨とろ豚骨醤油』
「スチームノンフライ製法で仕上げた、ツルミとコシのこだわり麺質。香ばしい調味油をアクセントにしたとろり濃厚豚骨醤油スープに、肉そぼろやナルトなどの具材を取り合わせた満足な一杯。」
ということで、満足というほどではないがまずまず。エネルギーは341kcal、食塩相当量は8.4g、飲み干さんほうが「無難」やね。

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ということで、午後は美術館へ。

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シャガールもじっくり見ると結構時間がかかる。

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どちらかというと、自分としてはこちらがメインの山本二三展。

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ラピュタ。

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もののけ姫の「シシガミの森」、描写がすごい。

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あまり高くなかったので、図録を買ってしまった。

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いいね~。



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巡視船「さんれい」2012.4.18

4月18日、テレビから「さんれい」の名が聞こえてきた。
(巡視船???)
それは、高知海上保安部に新しい巡視船「さんれい」が配備され、17日、高知港で関係者に公開されというニュースだった。

新しい巡視船、「さんれい」は、33年の役目を終えた「とさぎり」に替わって高知海上保安部に配属されたもので、「とさぎり」より一回り大きく、全長46m、幅7.5m、総重量195トン、速力35ノット(時速約65㎞)以上と巡視船としては国内トップクラスのスピードが出るという。また、不審船に対応するため、赤外線を使った監視装置や目標を自動追尾できる最新の20ミリ機関砲を装備しているほか、停船命令などが、5ヶ国語で表示できる電光掲示板も備えている。

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巡視船さんれい要目(3月12日就航)
総トン数 約195トン
長さ×幅×深さ 約46.0×7.5×4.0m
推進方式 ウォータージェット推進
武 器 20ミリ機関砲 (目標追尾型遠隔操縦機能付)
速 力 35ノット以上
主な装備 停船命令等表示装置
遠隔放水銃
赤外線捜索監視装置 等

巡視船「さんれい」(新造船名)の由来
「さんれい」(三嶺)は、高知県屈指の名山で、徳島県との県境に位置し高知県の最高峰(1,893m)です。日本二百名山のひとつに数えられています。

─ 第五管区海上保安部・高知海上保安部のホームページより ─
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自治体名のほか、船や列車に山や海、川関係の名前が使われることは多い。
「さんれい」が採用されたのはちょっとうれしい。



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小富士山・経ヶ森 2012.4.15

小富士山と経ヶ森、番外編とも言える「小さな山旅」で、瀬戸内海を見渡す小粒な2峰に初登頂。

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<経ヶ森からの小富士山>

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小富士山は、「伊予小富士」とも呼ばれ、その名のとおり円錐形の端正な山容が美しい。松山市西方の瀬戸内海に浮かぶ興居島にあって、標高282.3m。

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瀬戸内海を挟んで対峙する小富士山と経ヶ峰。小さな2つのピークを巡る。

■行先(その1)
小富士山 (三等三角点 [小富士] 282.3m)
愛媛県松山市、北緯33度52分54秒・東経132度40分17秒
■コースタイム
泊港 9:33(8分)→ 農道交差点 9:41(4分)→ 分岐 9:45(31分)→ 神社 10:16/10:23(2分)→ 小富士山 10:25/11:35(2分)→ 神社 11:37(13分)→ 分岐 11:50(2分)→ 農道交差点 11:52(4分)→ 泊港 11:56
【行き 45分 帰り 21分 計1時間6分】
■コース水平距離 2.2㎞
■天気 晴れ時々曇り
■楽しさ ★★★★★(満点!)

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小富士山へは、興居島の泊港から住宅地とミカン畑の中を通って、山頂に祀られる神社への参道を登る。往復2.2㎞。

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高浜港到着は8時30分。南国ICから高知・松山自動車道、松山ICから国道33号、(松山南環状線)、国道196号、437号、県道19号松山港線を利用、所要約2時間。伊予鉄高浜線高浜駅の真ん前が高浜港で興居島(泊港、由良港)行きフェリー乗り場がある。フェリーはほぼ1時間に1本で所要約10分。9時20分の便に乗船。

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興居島(ごごしま)は、瀬戸内海に浮かぶ、松山港(高浜港)西側沖合いの島で松山市に属している。面積8.49平方キロメートルで人口は、1,279人(H22国勢調査)。島では、ミカン、桃、ビワなどが栽培されている。泊行き旅客フェリー「えひめ2」が入港してきた。
「んっ、午前中でもごご島って・・・?」

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旅客運賃は大人230円、小人120円。車両は一般的な4~5mで1,800円。特殊手荷物扱いの自転車は130円。運賃は乗船してから、乗合バスの車掌さんが使っていたような「がま口」を首から提げた船員さんに払って切符をもらう。切符は数分後、船を降りる前に回収される(あまり意味がないよな・・・)。

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フェリーが出航してすぐ、左手に見えてくるのは、夏目漱石の小説『坊っちゃん』に出てくる「ターナー島」。小説の中で坊っちゃんと赤シャツ、野だいこの3人がこの島で釣りをした際、この島をタ-ナ-島と呼ぶことになった。本名「四十島(しじゅうしま)」

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泊港が近づいてきた。

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お客さん10数人と車も数台乗船していた。短い船旅が楽しい。

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泊港の駐車場から小富士山を見上げる。地図(北が上)で言えばくびれた部分から下の、中央付近に位置する。

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フェリーを降りて駐車場に出ると、左に待合所があり、突き当たりの道路が県道195号興居島循環線。県道にに出てすぐ、「デイサービスセンターごごじま」右側の通路に入る。

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20~30m先の「小富士登山道→」に従って、左の路地に入る。迷うことはなくスムーズに進める。通りかかったおばさんに「こんにちは。」、「こふじさんに登るんな?」とうれしそうに返事が返ってきた。

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映画にでも出てきそうなどこかなつかしい雰囲気の階段を登る。

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階段を登り切るとコンクリート舗装の道が続く。

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しばらくすると興居島特産のミカン畑になる。島四国のへんろ道の道標を過ぎると、今度はびわ畑。

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両側にミカン畑、正面に小富士山を見ながら、ゆるゆると登る。

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農道との交差点に「小富士登山道→」の案内板。農作業中のおじさんが「突き当たりを右へ行って帰ってくる人」がよくいるので左へ行くようにと教えてくれた。
みかん畑の道を更に進むと・・・。

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分岐に突き当たるので、左が細くなった案内板に従い左の小さな耕作道へ。舗装された右の道は砂防堰堤に行く。この分岐のことはリサーチ済み。

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みかん畑が終わり、山に向かって登り始めると雑木のトンネルが待っている。時折クモの巣に出合うので払いながら進む。

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途中は特に見晴らしが良いわけではないが、登山道の周辺はきれいに刈り払われて歩きやすい。まだ4月中旬とは言え、日差しはキツく風がないので汗が噴き出てきた。

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ナガバタチツボスミレ(長葉立坪菫)は、本州(東海以西)・四国・九州に分布する。根元の葉は丸いけど上部の葉が細長いのが特徴。花期は3~5月。

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高度が上がって視界が開けると対岸の港も見えてきました。高浜に向かうフェリーが見える。

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石段のある登山道(参堂)を登りきると航路灯が現れる。

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航路灯のすぐ上の登山道右手、山頂のすぐ手前に、りっぱな石の鳥居のある社が祀られている。鳥居をくぐって参拝手を合わる。

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「石鎚山 吹楊山大権現 勧請所」と記されている社のそばには、小学校のタイムカプセル。「平成十六年度 五・六年 由良小学校」と記されたこのタイムカプセル、成人したら掘り出しにくるのかな?

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小富士山の山頂は、社の裏側の竹林の中にある。社の左側の登山道に戻ると、竹林の中に航空標識灯が見えてくる。

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小富士山頂に到着!山頂部分は、竹に覆われて空が狭いが、周辺は刈り払われている。下調べでは、「下草がぼーぼー」とか「眺望はまったくきかない。」と書かれたサイトが多かったので、(開けた場所まで引き返してランチか?)と思っていた。よいタイミングで登ったようだ。

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三角点は、航空標識灯の右奥(北側)4~5mの竹林の中に埋設されている。

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三等三角点 [小富士] 282.3mは、インテリジェント基準点になっているようだ。
キティ山岳会の方々は、小さなピークをこまめに歩いていらっしゃる。

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釣島(つるしま)海峡を隔てて西に釣島を望む。北には中島が見える。

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今日の一杯は、「日清 有名店が推す一杯 頑者 (がんじゃ) 濃厚魚介醤油」。
「日清有名店が推す一杯」第7弾は、「無鉄砲」店主・赤迫重之氏の推薦による、埼玉県川越市の人気行列店「頑者」のラーメンを再現している。
「動物系と魚介系のWスープに魚粉を入れ、別添のオイルで魚介の風味が一層感じられます。具材はチャーシュー、メンマ、ネギ、なると。」
と、いうことで食べてみると意外とあっさり。魚系の出汁はよく効いていて旨い。もっと「むつこい」味を想像していたけど、すんなり飲み干せる一杯だ。
瀬戸内海と釣島を眺めながら食後のコーヒー。すぐ先は山口県。

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由利島(無人島)の手前を松山空港へ着陸する飛行機が通過する。

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神社まで戻って、四十島瀬戸越しに高浜・三津から松山市街地方面を望む。石鎚山系も遠望できる。泊港右手の小さな山は黒崎山。対岸の高浜港裏手の小ピークが経ヶ森。

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みかん畑まで下ってきた。瀬戸内海らしい風景がひろがる。

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(映画にでも出てきそうな風景やね。)

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30分足らずで泊港に戻ってきた。12時10分のフェリーに乗船。

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高浜に向かうフェリーの甲板から前方に経ヶ森(中央左)を望む。

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高浜港に到着後、駐車料金を支払って52番札所「大山寺」へ向かう。

■行先(その2)
経ヶ森(きょうがもり)(標高点 [・203] 203m)
愛媛県松山市、北緯33度53分00秒・東経133度42分40秒
■コースタイム
大山寺駐車場 12:43(9分)→ 太山寺 12:52/12:58(3分)→ 登山口13:01/13:02(9分)→ 分岐 13:11(10分)→ 経ヶ森 13:21/14:04(4分)→ 分岐 14:08(5分)→ 登山口 14:13(2分) → 大山寺 14:15/14:19(6分)→ 大山寺駐車場 14:25
【行き 31分 帰り 17分 計48分】
■コース水平距離 2.2㎞
■天気 晴れ時々曇り
■楽しさ ★★★★★(満点!)

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経ヶ森は、高浜港のすぐ東、200m程度の山並みの小さなピークで、高浜からも登れるが、もっともポピュラーな大山寺からのルートを利用した。往復2.2㎞。

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太山寺駐車場には、土佐電気鉄道(とでん)のバスが駐車中。「高知の車もきちゅう。」とおばちゃんの声。(きちゅう、きちゅう。でもお遍路じゃない(^^;) )
今日はお祭りがあって混雑するので檀家の人?たちが駐車場整理をしていた。駐車場は無料、札所巡りじゃないので遠慮気味に置かせててもらう。

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お遍路さんにもザックをしょって歩いている人を見かけることはあるが、普通に登山lookで歩くのも「妙」なものだ。参道の途中、風情のあるお茶やがある。

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参道終点右側の石段を登り、山門をくぐると正面に本堂(国宝)が見えてくる。

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お祭りなので紅白の舞台ができていた。4月の3日曜日「真野長者祭」と書かれた看板が立っている。
太山寺(たいさんじ)は、愛媛県松山市にある真言宗智山派の寺院。本尊は十一面観世音菩薩、四国八十八箇所霊場の第五十二番札所。
伝説によると、豊後の国の真野長者が都へ向かう途中、高浜の沖で暴風雨に襲われた。日頃信仰する観世音菩薩に祈念したところ、経ヶ森より光が照らし、難を逃れることができた。これに感謝して太山寺を建立したと伝えられる。

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本堂右手の太子堂から本堂の裏手へ回ると、身代わり観音像が建っている。

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観音像の側に登山口があり、整備された緩やかな登山道をのんびり歩く。

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登山口から10分足らずで分岐に出る。ここは変則四叉路(五叉路)になっている。まっすぐ進むと、先ほどフェリーから降りた高浜港、右は高浜港より少し北に位置する松山観光港(広島・呉方面へのフェリー発着港)へ。右側手前の踏跡は、三等三角点 [大山寺] 172mへと続く。数歩前方(高浜港方面)へ進んで、左に折れると経ヶ森まで200m。

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シハイスミレ(紫背菫)は葉の裏が紫色になるのでこの名前が付けられた。長野県以西の本州・四国・九州に分布する多年草。雑木林のやや乾いた木陰などに生え、市街地などでは見かけない。ヒナスミレに似る。花期は4~5月。

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太山寺駐車場から30分ほどで経ヶ森山頂に着いた。山頂には、小富士山山頂にあったのと同じ航空標識灯が建っている。

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太山寺奥之院の経ヶ森、不動明王を奉る祠と十一面観世音菩薩像がある。

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山頂からは先ほど登ったばかりの小富士山の美しい姿が見えた。

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帰りは往路を下山する。

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帰りの石鎚SAから、川之江方面に向かって前方右手に沓掛山の特徴ある山容とちち山、笹ヶ峰が、更に右手に目をやると、石鎚山と二ノ森が霞んでいる。
初めての興居島とフェリーにも乗って、ちょっとした旅行気分を味わえた今日の登山。ハードさを求めないない「ちいさな旅」もたまにはいい。



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石鎚山(東稜基部付近まで)2012.4.7

4月に入っても雪が降ることは、よくあることだが、これだけ降るとまだ冬のよう。
計画では二ノ森まで足を伸ばす予定が石鎚山にも登頂せず撤退。
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■行先・位置
石鎚山 (東稜基部の約150m先 1665m)
愛媛県西条市・久万高原町、北緯33度46分01秒・東経133度07分17秒
■コースタイム
土小屋 9:16(1時間9分) → 東稜基部 10:25(10分) → 東稜基部から150m 10:35/10:40(7分) → 東稜基部 10:48(50分) → 展望園地 12:03/12:11(4分) → 土小屋 12:15(13:50 回目)
【行き 1時間19分 帰り 1時間1分 計 2時間20分/3時間50分(2回目含む)】
■コース水平距離 6.2㎞(+5.0㎞)
■天気 雪時々曇り
■楽しさ ★★★★★(満点!)

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ルートは土小屋から。二の鎖小屋跡の手前700~800m、東稜基部の少し先で中止した。往復6.2㎞。

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よさこい峠が近づくにつれ、雪は本降り?になってきた。林道に入ると帰りが心配になるほどの積雪。

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多くの登山者で賑わっていてもよさそうな、土小屋の岩黒山荘前の駐車場はガラガラ。チェーンを着けるか、四駆でないと上がって来る気にならない。

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二ノ森は、次回ということにして、とりあえず石鎚山へ向かう。

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鶴ノ子ノ頭(三等三角点 [土小屋] 1637.1m)の東~北斜面をトラバース。凍っていてスムーズに歩けない所が点在する。

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鶴ノ子ノ頭北面のトラバースが終わると、今度は稜線南側を進む。標高点 [・1677] の小ピークを巻いて、緩いアップダウンを繰り返す。

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1時間9分で東稜基部へ着いた。もちろん今日は東稜へは入らない。

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一息入れて歩き始めたものの、斜めに凍った残雪に新雪が積もった状態なのでよく滑る。

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クランポン無しでは思うように進めない。

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<今回の終点>
両手をアックス代わりに這うよう進んでみたが、帰りも同じことを強いられると思うと面白くないので、今回はここで撤退することにした。
(まあ、無理することもないわ。)

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良く滑るので、わずかな距離に時間を取られた。

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りっぱなブナ。

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標高点 [・1677] 付近から鶴ノ子ノ頭を望む。

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つかの間の青空。このあと晴れることはなかった(麓は良い天気だったらしい)。

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あまり気にすることもなかった鶴ノ子ノ頭だが、ちょっと登ってみたくなった。

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風が吹くと、雪が舞い上がる。

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鶴ノ子ノ頭のトラバースを過ぎ、展望園地(標高点 [・1524])へ寄り道。

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展望園地からの岩黒山(1745.6m 中央)と筒上山(1859.3m 右奥)。

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土小屋に帰ってきた。

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車にツララができてしまった。外は寒いので、仕方なく車内でランチタイム。

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今日の一杯は、ローソン限定の「日清カレーの極み チキンカレーヌードル」
このカップ麺は、「謎のローソン部」の「カップ麺開発プロジェクト」メンバーの要望を基に日清食品と共同開発されている。
「17種類ものスパイスを使用したスパイシー辛口カレーカップ麺です。辛口ではあるものの、ピーナッツバターなどのバター系素材と、乳素材をブレンドすることで旨味のある濃厚辛口カレーに仕上がっています。」
ということで、旨いというか、スパイシーというか、辛い!
辛さがウリの「激辛ラーメン」なるものもあるが、カップ麺でこの辛さは・・・!
食べ終わったら、汗が出てきた。でも癖になりそう。



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