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三嶺さんぽ通信::三嶺 2012.1.3

三嶺 2012.1.3

2012年山始めはホームトレイルの三嶺へ。

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<カヤハゲ(1720m)からの三嶺>

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■行先
カヤハゲ (標高点 1720m)
高知県香美市、北緯33度49分41秒・東経133度59分25秒
三嶺 (二等三角点 [三嶺] 1893.4m)
高知県香美市・徳島県三好市、北緯33度50分22秒、東経133度59分16秒)
■コースタイム
光石登山口 6:14(21分)→ 堂床分岐 6:35(45分)→ さおりが原 7:20/7:28(35分)→ フスベヨリ谷分岐 8:03(1時間39分)→カヤハゲ 9:42/9:54(1時間29分)→ 三嶺 11:23/11:29(17分)→ 三嶺ヒュッテ11:46(昼食)/12:41(18分)→ 三嶺 12:57/13:01(1時間38分)→ さおりが原分岐 14:39(1時間1分)→ 八丁 15:40/15:44(30分)→ 光石登山口 16:14
<三嶺まで 行き 4時間49分 帰り 3時間9分 計 7時間58分>
<ヒュッテまで 行き 5時間6分 帰り 3時間27分 計 8時間33分>
■コース水平距離 15.4㎞
■天気 曇り時々晴れ
■楽しさ ★★★★★(満点!)

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今回は光石登山口から尾根ルートで堂床、さおりが原、カヤハゲ(東熊山)を経て山頂へ。三嶺ヒュッテで昼食後、フスベヨリ谷ルートを下山、さおりが原分岐、八丁を経て光石へ帰る周回コース。
カヤハゲは通過点だけど、麓からも確認できるピークを持っていて「東熊山」という別名もあるので「行先」に上げておく。

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林道の凍結を心配したが、日当たりの悪い場所意外は問題ないレベルだった。
光石出発は6時14分、沢のルートをとることが多いので、今回は久しぶりにさおりが原経由とした。このコースは山頂直下を除き勾配は緩やかだが、距離が長くカヤハゲ付近からラッセルを強いられることも多い。
動物の足跡が堂床にむかって点々と下っている。
長笹谷の橋を渡るとすぐの、分岐を右へとり尾根に取り付く。

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すっかり夜が明けた頃、さおりが原に着いた。雪のさおりが原は食害の痛々しさも隠されて静かで美しい森の姿を見せている。

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さおりが原からは再び尾根に向かって登る。
途中、ニホンリスを何度か見かけた。ニホンリスは冬眠しないの?

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樹間から見えるのは雪を被った綱附森。

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カヤハゲ直下の積雪は20~30㎝。昨年はこの尾根で転倒して11針縫ったのだった。

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三嶺は雪雲に覆われて寒そう。

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登ってきた尾根の後方に綱附森、矢筈山、天狗塚。

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カヤハゲ到着は光石出発から3時間28分後の9時42分。雪のない時期の倍近くかかっている。三嶺は近づいてきたけど、まだ中央に見える尾根を登らなければならない。ここからが本番。

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雪の多い西熊山。

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地蔵ノ頭を中央に左に天狗塚、右に牛ノ背。アルプスみたいでかっこいい。

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「下らなくていいけど」と思いながら、カヤハゲの鞍部(標高差60m)へ滑り落ちるように下って再び登る。

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稜線上が雲に覆われつつある。

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天狗岩直下の登りは、積雪40~50㎝(膝下)。トレースがないので少しきつい。腰まである吹き溜まりは、泳ぐように進む。

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稜線を覆っていた雲にぽっかりと開いた青い窓が一気に広がると白い稜線が輝く。青と白のコントラストが美しい。

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天狗岩上部、鎖場付近の積雪は50~60㎝(膝辺り)、膝の高さを超えている所もあって、疲れた頃なのでちょっとしんどい。

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11時23分、登山口から5時間9分(休憩含む)で山頂到着。下から見上げたときと同じように雲に閉ざされて視界は悪い。
山頂には、下山準備中のスノーシューを履いた年配の方が1人。
「寒うないかえ?えらいねー。しかもツボ足で!雪があったろう?」
暑がりなのでジップシャツ1枚になっていた(行動中)。スノーシューも車に置いてきてしまった。

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ランチタイムは、ヒュッテでとりたいので下りないといけない。でも雪は多いし、ヒュッテ付近は雲の中なので少々ためらわれる。それでも「三嶺の池」がどうなっているか、ちょっと気になる。

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少し青空がのぞいた山頂を振り返る。

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雪に埋まった、三嶺の池と三嶺ヒュッテ。

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三嶺の池は真っ白で、その存在はほとんど分からない。あまり足跡はつけたくないけど、池の上を歩けるのはこの季節だけなので、真ん中辺りまで行ってみる。

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中食(ちゅうじき)を取るため、三嶺ヒュッテに草鞋(わらじ)、いや登山靴を脱ぐ。

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今日の一杯は、徳島製粉の「金ちゃんヌードル 旨みカレー」。
香辛料が適度に効いたスープは、「カップヌードル カレー」ほどのとろみはないが旨い。 “カレースープ” という感じで、すんなり飲み乾せる一杯になっている。基本的にカレー好きの自分としては、「定番」に入れても良い感じ。
名頃からの登山者たちも加わって、にぎやかなひと時。

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食事が済むと、ヒュッテをあとに山頂へ登り返さなければならない。

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束の間、山頂に日が当たった。わずかな日差しでも暖かい。太陽はえらい!

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今日は西熊山からお亀岩へ回る時間的余裕が無さそうなので、すぐ先の鞍部からフスベヨリ谷へ下ることにする。

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フスベヨリ谷上部の小さな沢は凍っている。

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持ってきたお茶もいつの間にか凍ってしまった。

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第3渡渉点(下流側からの順)は水量が少ないので楽に渡ることができる(右岸 → 左岸)。

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渡るとすぐに「さおりが原分岐」なので、右にとって沢沿いに八丁方面へ。

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第2渡渉点を渡る(左岸 → 右岸)。

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数頭のシカが、警戒音を発して逃げ去った。シカのいた場所は足跡だらけで、木の根元が齧られていた。
ヌスビト沢の丸太橋を渡るとすぐの、フスベヨリ谷右岸が少し崩壊しており、登山道が上部へ付け替えられていた。

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第1渡渉点を通過(右岸 → 左岸)。

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吊橋を渡る(左岸 → 右岸)と八丁は近い。

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16時14分、光石登山口に下山すると、自分の車しか残っていなかった。
まだそんなに遅い時間じゃないけど、冬は「シーズンオフ」なので、登山者は少ない。自分にとっては、年中「シーズン」だけどね・・・。



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