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三嶺さんぽ通信::御在所山 2011.10.19

御在所山 2011.10.19

吉井勇の「寂しければ」シリーズに「寂しければ御在所山の山櫻咲く日もいとど待たれぬるかな」という歌がある。桜のシーズンではないが秋の御在所山に登ってみた。ふくよかなそのおっぱいのような山容は香長平野からも他の山からもよく目立つ。今日のメンバーはK君、I君、Y君と自分の4人。

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<香美市の市街地から望む御在所山>

■行先・位置
御在所山 (三等三角点 [五在所山] 1079.1m)
高知県香美市、北緯33度42分06秒・東経133度49分23秒
■コースタイム
登山口 11:20(16分)→ 手やり石 11:36(34分)→ 鳥居の広場 12:10(昼食)/12:38(19分)→ 夫婦松 12:57(7分) → 展望所 13:04/13:08(2分)→ 尻見坂 13:10(19分)→ 御在所山 13:29/13:49(9分)→ 尻見坂 13:58(2分)→ 展望所 14:00(3分)→ 夫婦松 14:03(9分) → 鳥居の広場 14:12/14:18(14分)→ 手やり石 14:32(12分)→ 登山口 14:44
<行き 1時間37分 帰り 49分 計 2時間26分>
■コース水平距離 6.0㎞
■天気 晴れ
■楽しさ ★★★★★(満点)

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最もポピュラーな香美市香北町大屋敷からのルートを登る。水平距離は往復約6㎞で標高差は鳥居の広場まで330m、山頂まで680m。お手軽に登れる山だ。

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国道195号を徳島方面へ進みアンパンマンミュージアムを過ぎてすぐに新在所橋を渡る。突き当りの三叉路を右折して県道217号久保大宮線に入る。右奥が御在所山。

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永野を通過、市営バスの柚の木谷バス停前を左折して梅ノ久保へ入る。三叉路に設置されている「大荒の滝もみじ峡」の案内板にしたがって大屋敷の木馬(きんま)茶屋へ向かう。梅ノ久保からも登ることが可能で、大屋敷からのルートと鳥居の広場で合流する。

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山裾を縫うように4㎞ほど進んで周囲が急に開けると大屋敷に着く。平清盛の弟、平教盛が安徳天皇を護り阿波の祖谷を経て大屋敷に居を構えたと伝えられる。木馬茶屋の前の広場に車を止めて茶屋のすぐ左の道を登る。

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狭い車道を折り返しながら10分ほど歩くと終点に古い民家があり、「四国百山御在所山登り口往復3時間」と書かれた道標がある。

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沢沿いの平坦な道を200mほど歩いて沢を渡ると、分岐に「五山所道」と刻まれた手やり石があり、手のひらが右へ「どうぞ」と案内している。ここは手で示された方へ真っ直ぐ進む。左には畑か家の跡か石積みが残っている。

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手やり石からは勾配が少しきつくなり、山腹を巻くように人工林の中を登る。途中、2箇所に水場がある。I君の息が上がり苦しそうだ。

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人工林の登山道を抜け、土羽台を通って土羽の右側から林道に出ると鳥居の広場に着く。

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広場と土俵の盛土を避けて林道「御在所線」が通っている。ここまでの標高差は約330mで残りは340m。更にお手軽に登ろうと思えばここまで車で来るとよい。車が止まっているので先に登った人がいるようだ。

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既に12時を回っているので鳥居の広場でランチタイム。今日は間違いない選択で定番のカップヌードルカレー。

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鳥居を下ると石段の急登が待ち受ける。山麓に住む人々はこの参道を通って足繁く参拝に行ったのだろう。I君はこの石段でリタイア。

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長い間、参拝者を見てきたりっぱな杉の古木と夫婦松。

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岩の下に石仏が安置されている。
ゴマノハグサ科ママコナ属のシコクママコナ(四国飯子菜)は、半寄生の1年草で本州(東海~中国地方東部)・四国・九州の山野に分布している。

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展望所からは美良布周辺の街並みや香長平野、太平洋が望まれる。

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前を行く人の尻を見ないと登れない急勾配の尻見坂。

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登山の安全祈願所と書かれた富貴神社とすぐ先で睨みを利かせる狛犬。

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参道左脇の小高い岩場に祀られる大日如来の祠。南海大地震で倒壊し首と足がとれた鷹の石灯籠のある広場を過ぎると山頂は近い。

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石仏が並ぶ社からは胸突き八丁の急な石段が続く。最後の登りが一番きつい。

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石段を登りきって平坦な道を真っ直ぐ進むと鳥居が見えてくる。

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鳥居をくぐると安徳天皇と平教盛が合祀されているという韮生山祗神社(にろうやまずみじんじゃ)に着く。

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神社に参拝して山頂へ。社のすぐ後ろが山頂で、安徳天皇に仕えた147人の従者を祀る塚のそばには三角点が設置されている。

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三等三角点の基準点名は「五在所山」。木立の中を北に抜けた奥物部連峰展望所に「四国百山御在所山から土阿連山を望む」と書かれた案内板がある。

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<御在所山からの展望・クリックで拡大>
手前には神賀山、高板山、そして遠く剣山や三嶺をはじめとする剣山地の山々を望むことができる。先に登っていた単独の人は案内板では分からなかったということだ。色々登ってみないとすぐに同定できるようにはならない。ザックの中身も尋ねられたので基本装備のカッパ、ヘッドランプ、ツェルトやコンパスを見せてあげた。登山を始めたばかりのようだが、一人で登ってくるぐらいなので好きなのだろう。

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展望を楽しんだら往路を引き返す。急な石段を踏み外さないよう、急ぎつつも慎重に下る。

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帰りは1時間足らずで下山。頑張れば往復1時間半というところか?



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