
週末は天候がぐずつくことが確実だったので、台風が接近する日曜日の山はあきらめて「岳」を見に行ってやろうと考えていた。

28(土)朝、次第に空が明るくなって雨は小降りになってきた。「石立山なら半日でやれる・・・」と行く気になったけど車がない。昨日の飲み会で職場近くの駐車場においたままだ。車を取りに行く段取りをしながら「テレビが映らなくなる」日が迫っていることにふと気がついた。テレビはあまり見ない方だけど、一人では抱えられない「ブラウン管のワイドテレビ」を何とかしないとただの箱になってしまう。この日はテレビを物色に行くことにして、ついでに山道具屋へ軽量レインウェアなどを見に行った。

29(日)朝は大雨で安心して映画を見に行くことができた。今日の登山口はイオンの駐車場だ。

映画の「岳」は、少し省略された場面もあったが、概ね小説どおりで配役にも特に違和感はなくよくできていた。

内容は実際に見てもらうことにして、三歩の住んでいる所は目の前に前穂北尾根を望むことができる場所だった(北穂南稜付近か?)。

前穂北尾根のステゴサウルスの背中のような稜線は日本の山岳風景を代表する存在だ。

<奥穂高岳から槍ヶ岳を望む>
映像に映ったピークは笠ヶ岳・乗鞍岳・霞沢岳・焼岳・西穂独標・西穂高岳・明神岳・前穂高岳・ジャンダルム・奥穂高岳・北穂高岳・涸沢岳・槍ヶ岳・常念岳・白馬岳・五竜岳・鹿島槍ヶ岳など北アルプス南部と後立山を中心に白山や御嶽山なども。

飛騨の名峰「笠ヶ岳」 奥穂高岳の前衛峰「ジャンダルム」

「丸山」付近で捻挫したおじさんを救助に行った椎名が横柄なおじさんに捨て台詞を吐いて立ち去ったあと滑落する。滑落直前に歩いていたシーンは西穂山荘付近のように見えた(向かいに霞沢岳)が・・・・・・、

救出直前に映ったのは、なぜか遠く離れた後立山の鹿島槍ヶ岳だった。

谷村山荘のおばちゃん役の市毛良枝さんはベテランだけあって似合っていた。市毛さん自身登山家で、物部村(現香美市物部町)に来たとき写真を撮らせてもらったことがある。このときはイベントで白髪山に登ったはずだ。

心肺停止状態だった椎名と要救がクレバスから救出され、山を下りるラストスシーンは白山に沈む夕日に照らされていた(写真は朝の笠ヶ岳と白山)。白山は始まりの場面でも登場する。

岳のパンフレットに穂高を巡る3つの登山コースが紹介されていた。初心者向けとして上高地~涸沢2泊3日、中級者向けとして上高地~奥穂高岳2泊3日、上級者向けとして新穂高温泉(西穂高岳)~奥穂高岳1泊2日のコースだ。

上級者向けの西穂~奥穂は1日目に東京を朝一に出て昼頃に新穂高温泉、それからロープウェイで西穂高口、西穂山荘を経て一気に奥穂まで縦走しようという内容だ。小屋泊で天気が良ければやれないことはないだろうけどきつい。ガスが湧いてくるので午後遅くなってからこのルートに入るのは控えたい。

岐阜県警の「らいちょうⅡ」。

遭難者の救出活動。

登山シーズン中、涸沢には長野県警が、奥穂高岳直下の穂高岳山荘には岐阜県警が常駐している。
??なシーンもあったけど少し「ウルウル」くる場面もあったりでけっこう面白かった。
★雨の日は山をあきらめて「岳」を見に行こう!
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