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三嶺さんぽ通信::三嶺 2011.3.5

三嶺 2011.3.5

2011年が明けてまる二月が経過、旅行や駅伝の合間を縫って山歩(さんぽ)に出かけてきたが、三嶺は 1月3日以来 2ヶ月ぶりだ。

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<雪に覆われた三嶺の池>

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■行先・位置
三嶺 (二等三角点 [三嶺] 1893.4m、
高知県香美市・徳島県三好市(北緯33度50分22秒、東経133度59分16秒)
西熊山 (三等三角点 [西熊山] 1815.9m)
高知県香美市・徳島県三好市(北緯33度50分06秒、東経133度57分50秒)
■コースタイム
光石登山口 7:32(35分)→ 八丁 8:07(17分)→ 吊橋 8:24(42分)→ 第1渡渉点 9:06(24分)→ 第2渡渉点 9:30(8分)→ 第3渡渉点(さおりが原分岐)9:38(2時間9分)→ 三嶺 11:47(35分)→ 三嶺ヒュッテ 12:22(昼食)/13:10(13分)→ 三嶺 13:23(1時間25分)→ 西熊山 14:48(22分)→ お亀岩 15:10(50分)→ カンカケ谷渡渉点 16:00(20分)→ 八丁 16:20(33分)→ 光石登山口 16:53
【三嶺まで 行き 4時間15分 帰り 3時間30分 計 7時間45分】
【小屋まで 行き 4時間50分 帰り 3時間43分 計 8時間33分】
■コース水平距離 17.7㎞
■天気 晴れ
■楽しさ ★★★★★(満点!)

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フスベヨリ谷から山頂を経てカンカケ谷を下るコース。フスベヨリ谷は少しずつ勾配がきつくなる最もしんどいコースだ。

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香美市大栃の奥物部ふれあいプラザ駐車場を 6時30分に出発して、県道 49号・217号(五王堂まで重複)と林道西熊線で光石登山口へと車を進める。登山口には車が 2台、うち 1台はどこかで見たことのあるダ○ハツ・○ラ号・・・Oさんだ!好きやねー!
7時32分に光石を出発、堂床に向かった二人のトレースをたどること10数分長笹谷を渡りさおりが原への分岐へ。ここで先発の二人の足跡が八丁方面とさおりが原方面に分かれている。さて、Oさんはどっち?自分の感はたぶん八丁方面だと言っている。自分たちはフスベヨリ谷の直登コースで登る積もりなので八丁方面へと向かう。

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Oさん?の足跡は八丁からカンカケ谷へと向かっている。自分たちは分岐を右にとりフスベヨリ谷へと下る。右岸に沿って歩くこと20分足らずで吊り橋を左岸に渡る。登山道は雪が降ったり解けたりの繰り返しで凍りついているので非常に危険。カンカケ谷出会いを左手に見送って急斜面の登山道を慎重に進む。

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<第1渡渉点・右岸へ>         <盗人沢の丸太橋>
吊り橋から左岸を40分(無雪期だと20~30分)ほど歩き第1渡渉点を右岸へ渡り返す。谷沿いに進むこと15分ほどで盗人沢の丸太橋を渡る。この辺りから空が開けてきて三嶺山頂が見え隠れし始める。

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<第2渡渉点・左岸へ>         <第3渡渉点・右岸へ>
盗人沢を渡って10分でフスベヨリ谷の第2渡渉点を再度左岸へ渡る。さおりが原へのルートを右に見送ると今度はすぐに第3渡渉点だ。ここまで3つの橋が流されてはいるもののほぼ昔のままのルートだ。

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第3渡渉点からは崩壊地を谷沿いに登るが、最近新しい道が谷の上部につけられて歩きやすくなった。谷には氷の芸術品が・・・。

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テープや矢印に従い崩壊地中央の尾根状の部分を登りきると、再び樹林帯へ入る。

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崩壊地からジグザクの急登を40分で青ザレ直下の沢に出る。夏場は休憩に最適の場所だが、沢は雪崩の下に埋まっているのでゆっくりと横切る。

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光石から 3時間40分ほどで青ザレの横に出た。もちろん水場は凍っている。ここから稜線分岐までが踏ん張りどころだ。青い空に向かって登るぞー。

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水場から稜線分岐へのつづら折れがこの時期は氷の急斜面になっている。ここだけでもアイゼンとピッケルが欲しいところだ。キックステップで登りながら右手にトラバース中、アクシデント発生!Aさんが 30mほど滑落!岩場じゃないので大事に至らなかったが、リーダーとしてリスクマネジメント欠如とお叱りを受けても仕方が無い状況だ (>_<)

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登山口を出て 4時間15分で山頂到着。天気は最高!空気が澄んでいて石鎚山系・赤石山系がくっきりと見えている。

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お腹がすいたのでヒュッテに行こうとしたが、南側(右手)を巻いて下る登山道にはトレースが無い。中央付近の足跡も様子を見に行っただけのようで立入禁止の小さな標識の向こうで途絶えている。南側の登山道は危険なので尾根の中央付近を左手に向け慎重に下った。

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三嶺ヒュッテと三嶺の池。塔丸から丸笹山、剣山、次郎笈の稜線もくっきり!多分瀬戸内海も見えている。

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三嶺の池はよく見れば平らに窪んでいるが、存在を知らないと気がつかないだろう。分厚く凍っているので歩き回っても大丈夫だ。もちろん寝っころがっても!

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風が吹けば寒いし、太陽も雪も眩しすぎるので今日はヒュッテ内でランチ。名頃から登って来た数人のグループも合流して賑やかになった。

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今日は運動量が多く喉が渇いていたのでスーパードライがうまい!今日の一杯は「カップヌードルポークジンジャー ビッグ」謳い文句は「豚のしょうが焼がカップヌードルになりました・豚のしょうが焼風のローストしょうゆスープが食欲をそそる。」ということだ。確かにショウガ焼きの匂いが良いけど普通サイズが欲しいところだ。

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ランチタイムをゆっくり過ごして小屋の前に出ると、山頂に「趣味山」さんらしき単独登山者の姿が見える。山頂へ登りかえすと登山者は青ザレ上部の縦走路を離れ北に向かっている。どうやら北西尾根から西山林道に下るようだ。

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360度の展望をもう一度楽しんで西熊山へと続く銃走路へ向かう。雪は膝上位の深さだが締まっているのでスノーシューが無くても快適に歩くことができる。

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コメツツジもミヤマクマザサも雪に埋もれているので北斜面の縦走路を外して、稜線上にあったスノーシューのトレースを追った。

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西熊山から天狗塚・牛ノ背を望む。お亀岩付近から大きな声が時折届いて来る。15時10分、お亀岩の分岐に到着。数人の若い?女性も含めて大勢の賑やかな声が地蔵ノ頭手前の樹林帯の中から聞こえてくる。天狗塚方面に向かっているのか下って来るのか分からないが、すでに 3時を回っているのでお亀小屋で 1泊するため下ってきていると考えるのが普通だろう。どんな人たちか見てみたいと思ってしばらく待ってみたが、なかなか姿を現さないのであきらめてカンカケ谷へと下る。どうやらこの人たちが翌 6日に遭難した香川のグループのようだ・・・・・・。

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お亀岩非難小屋は雪崩で埋まりそうだ。 小屋の下の登山道も雪に埋まっているので直線的に下る。カンカケ谷から八丁経由で光石登山口に下山したのは16時53分。日が伸びたのでまだ明るいが、もちろんOさんの車はすでになかった。あっても困るが・・・・・・。



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