3週連続の三嶺は、2週間前と同じく白髪山登山口から歩いてみた。
高知県側から最短で往復する尾根通しのコースは、深い森や谷を通らない分、シンプルで迷う所が少なく、初めての三嶺にはお勧め。
<三嶺の池付近から見る三嶺山頂>
■行先
白髪山 (三等三角点 [白髪山] 1769.7m)
高知県香美市、北緯33度48分36秒・東経133度59分35秒
カヤハゲ (標高点 [・1720])
高知県香美市、北緯33度49分41秒・東経133度59分25秒
三嶺 (二等三角点 [三嶺] 1893.4m)
高知県香美市・徳島県三好市、北緯33度50分22秒、東経133度59分16秒)
■コースタイム(三嶺ヒュッテまで)
白髪山登山口駐車場 7:49(43分)→ 白髪山 8:32/8:35(31分)→ 白髪山分岐 9:06/9:12(27分)→ カヤハゲ 9:39/9:53(36分)→ 三嶺 10:29/10:32(14分)→ 三嶺ヒュッテ 10:46/10:47(10分)→ 三嶺 10:57(昼食)/11:43(32分)→ カヤハゲ 12:15/12:23(24分)→ 白髪山分岐 12:47/12:57(25分)→ 白髪山 13:22(1分)→ 北のテラス 13:23(展望)/13:48(1分)→ 白髪山 13:49(17分)→ 白髪山登山口駐車場 14:06
【三嶺ヒュッテまで 行き 2時間31分 帰り 1時間50分 計 4時間21分】
(6時間17分 休憩・昼食含む)
■コース水平距離 11.2km(山頂まで 10.0㎞)
■天気 曇り時々晴れ
■楽しさ ★★★★★(満点)
白髪山登山口から白髪山、白髪山分岐、カヤハゲを越えて三嶺に至る尾根通しのコースは、往復約 10㎞(水平距離)、池を周回してたので 11.2km。
登山口駐車場の標高が1,450mと高いので標高差は少ないが、尾根通しなので帰りも登りが多いのが辛いところ。
【水平距離11.18㎞、沿面距離11.66km、累積標高差(+)1271m (-)1253m】
出発前、白髪山登山口の駐車場から白髪山を見上げる。
7時50分、登山口を出発!
白髪山を水源とする物部川の下流(土佐湾・高知市方面)を望む。
よく見かけるような気もするが、タテハチョウの仲間?
今日は梅雨の晴れ間の青空となった!
白髪山からの三嶺。
カヤハゲは特にシカの食害がひどく、多数の保護柵が設置されている。
シカの食害防止ネットが施された木の下からツクバネソウが生えていた。
ツクバネソウ(衝羽根草)は、ユリ科ツクバネソウ属の多年草で北海道から九州の深山の林に分布するが、あまり見かけない。
ヤブウツギ(藪空木)はスイカズラ科タニウツギ属の落葉低木で本州(山梨県以西・四国・九州に分布し、日当たりのよい山地の林縁や林内に生える。
中国山地から北に分布する北方系のタニウツギは花の色が淡い。
ツツジなどの灌木のトンネルを抜けると、バイケイソウが咲いていた。
白髪山分岐から剣山への縦走路がある尾根を望む。
今日は、お目当てがあって高ノ瀬まで向かった登山者が多かったようだ。
9時39分にカヤハゲ到着。
ちょっと曇ってきた?
天狗岩から山頂まで急登が続く。
山頂直下のクサリ場付近でイワキンバイが咲き始めていた。
イワキンバイ(岩金梅)はバラ科キジムシロ属の多年草で、北海道から九州の山地の岩場や礫地に自生、高山帯のミヤマキンバイとは葉の付き方が少し違う。
10時29分、山頂到着。
登り始めたときは青空も見えたけど、うす曇の梅雨空に戻った。
梅雨の中ほどに咲き始めるコメツツジの開花のピークは、7月上旬。
山頂から三嶺ヒュッテ方面。
笹原が少し茶色いが、ここだけ見るとシカの食害はさほど目立たない。
それでもどこからか進入したようで、足跡があった。
見えるだけで14頭のシカがササを食べている。
山頂直下をぐるっと囲むシカよけネットをもう少し広げたい!
積雪時に痛むので、定期的な点検も必要だろう。
三嶺の池と三嶺ヒュッテの周辺を散策。
池の周りを時計回りに周回して再び山頂へ。
今日は日差しが弱いので山頂でランチとしよう。
今日の一杯は、日清の 「カップヌードル イタリアンカレー」
「ビッグで人気だったあの味がレギュラーサイズで再登場!トマトの旨みと程よい酸味の効いたカレースープはバジルがほのかに香るイタリア風仕上げです。」
ということで、カレーもトマトも大好きなのでGood!
エネルギー:396kcal ナトリウム:1.8g(食塩相当量:4.6g)
おなかを満たしたら下山開始。
特徴的な鳴き声のエゾハルゼミ(蝦夷春蝉)は、森のセミなので麓では見ない。
集団で鳴くのでけっこううるさい。
自分には「あ~ちぃ!あ~ちぃ!」と聞こえるのだが・・・?
先週、蕾だったオオヤマレンゲは、ほぼ終了し茶色く変色し始めていた。
白髪山に登ったら「北のテラス」に寄ることを忘れてはいけない。
山頂北側の西熊渓谷を俯瞰するこの岩の上からは、三嶺をはじめとする剣山地の主要な山々を望むことができる。
ただし、高いので前に寄り過ぎないように注意!
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