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三嶺さんぽ通信::三嶺トレイル 2013.5.6

三嶺トレイル 2013.5.6

ゴールデンウィーク後半は、最終日にやっと山に行く時間を確保した。
とはいえ、所要のため出発が送れ、登山開始が11時を回ってしまったので急ぎ足の軽いトレランとなった。

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<ヤマシャクヤク>

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■行先・位置
西熊山 (三等三角点[西熊山] 1815.9m)
高知県香美市・徳島県三好市、北緯33度50分06秒・東経133度57分50秒
三嶺 (二等三角点[三嶺] 1893.4m)
高知県香美市・徳島県三好市、北緯33度50分22秒・東経133度59分16秒
■コースタイム
光石登山口 11:06(24分)→ 八丁ヒュッテ 11:30(15分)→ 渡渉点 11:45(45分)→ お亀岩避難小屋 12:30/12:33(14分)→ 西熊山 12:47(12分)→ 大タオ 12:59(26分)→ 三嶺 13:25/13:30(23分)→ カヤハゲ 13:53(29分)→ さおりが原 14:22(26分)→ 光石登山口 14:48
<行き 2時間16分 帰り 1時間18分 計 3時間34分>
■コース水平距離 14.7㎞
■天気 晴れ
■楽しさ ★★★★★(満点!)

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出発が遅くなったので最短コースの白髪山ピストンにしようかとも考えたが、ヤマシャクヤクが咲いているかも、という期待と走って気持ちよいのは「西熊山から三嶺への稜線」ということでカンカケコースにした。
三嶺ヒュッテに寄らなかったので水平距離は14.7km。
【水平距離14.71㎞、沿面距離15.23km、累積標高差(+)1495m (-)1446m】

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前日(5月5日)は、満車だったという光石登山口も連休最終日の車は少なめ。

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ユキモチソウ(雪餅草)は、サトイモ科テンナンショウ属の多年草で本州・四国に分布、白い餅のような仏炎苞(ぶつえんほう)が特徴。
四国ではよく見かけるが、環境省絶滅危惧II類(VU)に指定されている。

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堂床では堂床谷、フスベヨリ谷、長笹谷の3つの谷が合流していて、長笹谷の仮設橋とフスベヨリ谷の吊橋を渡る。
ミヤマハコベ(深山繁縷)は、ナデシコ科ハコベ属の多年草で北海道(西南部)・本州・四国・九州の山地の沢沿いなどやや湿り気のある場所に生える。
5枚の花片は深く切れ込んでいるので 10枚に見える。

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パワーがないので坂道はほとんど走れない。
セルフタイマーにも時間を食う。

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フスベヨリ谷コースとカンカケ谷コースの分岐点、八丁ヒュッテを24分で通過。
頑張りすぎるとバテるのでゆっくり。
サイコクサバノオ(西国鯖の尾)はキンポウゲ科シロカネソウ属の多年草で本州(近畿以西)・四国に分布する。湿り気のある沢沿いなどで見かけることが多い。サバノオの由来はY字型に開いた果実が鯖の尾に似ているからで、仲間にサンインシロガネソウ、トウゴクサバノオなどがある。

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ユリワサビ(百合山葵)は、アブラナ科ワサビ属の多年草で山地の沢や渓流沿いの湿った礫地に自生する。名前の由来はワサビに似た味がして根茎がユリの球根に似ているから。カンカケ谷・フスベヨリ谷中流域でよく見かける。
八丁ヒュッテから15分で渡渉点を通過。

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今日、見たかったのはこれ。
まだまだ蕾が多かったので、探し回って開いている株を2本見つけた。
ヤマシャクヤク(山芍薬)はボタン科ボタン属の多年草で本州・四国・九州の広葉樹林の斜面や谷の近くなどに分布する。

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白い清楚な花が美しいが、減少傾向のようで環境省レッドデータブックの絶滅危惧Ⅱ類(VU)に指定されている。
花期は5月で三嶺山頂直下の開花は6月になる。

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トサノ?ミツバツツジも咲き始めた。
シロバナネコノメ(白花猫の目)は、ユキノシタ科ネコノメソウ属の多年草で本州(近畿・中国)・四国・九州の山地に分布する。
ネコノメソウの仲間ではもっとも目立ち、少し毛深い。
よく似たハナネコノメは四国にはないので白いネコノメはこれだけ。

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伊吹山でも見かけたヤマエンゴサク(山延胡索)は、ケマンソウ科キケマン属の多年草で本州・四国・九州に分布する。山野の半日陰になる林縁部に生えるスプリング・エフェメラルで、青色のものも見かける。
タチツボスミレは、この時期どこにでも咲いている。

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お亀岩避難小屋に寄り道してノートをチェック。
避難小屋といっても三嶺ヒュッテより、水場とトイレが近くて使い心地は良い。
小屋から西熊山山頂まで14分で到着。

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ちょっと霞んでいるな。

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セルフタイマーのタイミングがなかなか合わない。
時間のロスやね~。

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トレイルを踏み外さないように。
(こんなところでいいかな)

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大タオ付近からの三嶺は好きやね。

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ショウジョウバカマ(猩々袴)は、ユリ科ショウジョウバカマ属の多年草。
四国では笹原のある登山道脇などでよく見かける。

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光石登山口から2時間19分(寄り道・休憩含む)で山頂到着。

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ちょっと調子が悪く、三嶺からカヤハゲの23分はかかりすぎ。
カヤハゲからの三嶺(2枚合成)。

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カヤハゲから29分、三嶺から52分でさおりが原に到着。
バイケイソウが青々と繁茂している。

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三嶺山頂から1時間18分で光石登山口に下山。
睡眠不足と軽い脱水で帰りはペースが悪かった。
汗かきなので、そろそろ飲物 1リットルではちょっと足らんかな。



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