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三嶺さんぽ通信::六甲最高峰・須磨アルプス 2013.2.2-3 ①

六甲最高峰・須磨アルプス 2013.2.2-3 ①

京阪神で人気の高いトレッキングエリア、六甲山へ3年ぶりに出かけてみた。
神戸市または芦屋市の市街地から登ると、終点に有馬温泉を設定することが可能なので、下山後の入浴も楽しみに充実した山歩きが楽しめる。
今回は、世界一低いアルプス?須磨アルプスの小粒でもピリリと辛い岩稜歩きをプラスした。

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<六甲最高峰>

六甲山(ろっこうさん)は、神戸市市街地の西から北にかけて位置する山塊で、西は須磨から東は宝塚まで東西約30kmにわたる山々の連なりを指し、「六甲山地」「六甲山系」とも呼ばれる(日本三百名山)。
連山で最も高いピークが「六甲(山)最高峰」で、標高は931.3m。
他にも多くの山々が名を連ね、市内の再度(ふたたび)山から宝塚市の譲葉(ゆずりは)山までが、瀬戸内海国立公園の区域に指定されている。

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■行先・位置 〔六甲最高峰・須磨アルプス〕
<六甲最高峰>
芦屋駅前広場 (四等三角点 [船戸] 15.7m)
兵庫県芦屋市、北緯34度45分47秒・東経135度16分18秒
雨ヶ峠(あまがとうげ) (四等三角点 [雨ケ峠] 621.3m)
兵庫県神戸市東灘区、北緯34度44分06秒・東経135度18分25秒
六甲最高峰 (一等三角点 [六甲山] 931.3m)
兵庫県神戸市東灘区・北区、北緯34度46分41秒・東経135度15分49秒
<須磨アルプス>
旗振山(はたふりやま) (四等三角点 [鉢伏山] 252.6m)
兵庫県神戸市須磨区・垂水区、北緯34度38分37秒・東経135度05分41秒
鉄拐山(てっかいさん) (復興基準点 236.1m)
兵庫県神戸市須磨区・垂水区、北緯34度38分50秒・東経135度05分58秒
高倉山(たかくらやま) (四等三角点 [立原谷] 212.2m)
兵庫県神戸市須磨区・垂水区、北緯34度39分02秒・東経135度06分01秒
栂尾山(つがおやま) (標高点 [・274] 274m)
兵庫県神戸市須磨区、北緯34度39分41秒・東経135度06分26秒
横尾山(よこおやま) (二等三角点 [須磨] 312.1m)
兵庫県神戸市須磨区、北緯34度39分56秒・東経135度06分30秒
東山(ひがしやま) (253m)
兵庫県神戸市須磨区、北緯34度39分57秒・東経135度06分53秒
■コース水平距離 24.2㎞

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1日目は、JR東海道本線芦屋駅をスタートして高座ノ滝、風吹岩、雨ヶ峠、七曲りを経て六甲最高峰へ登頂後、有馬温泉へ下るコース。
2日目は、JR山陽本線塩屋駅をスタートし、六甲山縦走路起点から旗振山、鉄拐山、栂尾山を経て横尾山へ。核心部の須磨アルプスを通過し、東山から板宿へ下山するコース。
【水平距離24.13km、沿面距離24.67km、累積標高差(+)1921m (-)1546m】

■ 2月2日(土) ■ 登山1日目

インフルエンザが治りきらない状態で関西へお出かけ。
今回は、三嶺さんぽクラブ+α の総勢5人。
1日目は、JR芦屋駅を起点に六甲最高峰の登頂と有馬温泉入浴を楽しんだ。
阪急より少し遠くなるJRを利用するのは、JR四国の「阪神往復フリー切符」に乗り降り自由のフリー区間が設定されているから。

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<ロックガーデン・風吹岩からの展望>

■行先・位置<六甲最高峰>
芦屋駅前広場 (四等三角点 [船戸] 15.7m)
兵庫県芦屋市、北緯34度45分47秒・東経135度16分18秒
雨ヶ峠(あまがとうげ) (四等三角点 [雨ケ峠] 621.3m)
兵庫県神戸市東灘区、北緯34度44分06秒・東経135度18分25秒
六甲最高峰 (一等三角点 [六甲山] 931.3m)
兵庫県神戸市東灘区・北区、北緯34度46分41秒・東経135度15分49秒
■コースタイム
JR芦屋駅 10:18(12分)→ 阪急芦屋川駅 10:30(23分)→ 滝の茶屋 10:53/11:00(2分)→ 高座ノ滝 11:02/11:05(41分)→ 風吹岩 11:46/11:50(9分)→ 横池・打越峠分岐 11:59(25分)→ 雨ヶ峠 12:24(昼食)/12:43(18分)→ 本庄橋跡 13:01/13:02(4分)→ 七曲り登り口 13:06(31分)一服茶屋 13:37(9分)→ 六甲最高峰 13:46/13:52(12分)→ 一服茶屋 14:04/14:09(57分)→ 虫地獄(かんぽの宿 有馬) 15:06(6分)→ 炭酸源泉公園 15:12/15:14(9分)→ 有馬温泉バス停 15:23
【登り 2時間54分 下り 1時間24分 合計 4時間18分】
■コース水平距離 13.9㎞
■天気 曇り時々晴れ
■楽しさ ★★★★★(満点!)

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JR芦屋駅から高座ノ滝、ロックガーデン(風吹岩)、雨ヶ峠を経て六甲最高峰へ登頂し、有馬温泉へ下山する全長13.9km、標高差915.6m。アップダウンが多いので累積標高差は1,000mを楽に越えている。
【水平距離13.89km、沿面距離14.17km、累積標高差(+)1166m (-)801m】

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6時12分の南風2号で出発。
朝食を済ませていないメンバーは車内でそれぞれ朝食をとる。
鉄道の旅の始まりはいつもワクワク、朝のビールもいいね~。
岡山からは8時49分の「のぞみ8号(東京行き)」へ乗り継いだ。

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岡山からわずか32分で新神戸に到着。
三ノ宮駅まで徒歩で移動して9時53分発の「新快速(敦賀行き)」へ乗車。

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電車は三ノ宮を出ると(灘)→(六甲道)→(住吉)→(摂津本山)→(甲南山手)を通過し、10時00分、芦屋に停車した。
駅で買った定番の「六甲縦走弁当」をザックにしまって出発進行!

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阪急芦屋川駅の下を通過。

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右が芦屋川本流で、支流の高座川に架かる小さな橋を渡る。
右に渡るが、コースは左の高座川に沿って遡る。

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高級住宅街を左へ右へ縫うように歩く。

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芦屋駅から35分で「滝の茶屋」の休憩ポイントの着いた。

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滝の茶屋を抜けて大谷茶屋を過ぎると高座ノ滝が見えてくる。
滝のすぐ手前には護摩堂が建っている。
滝の左側上部の岩には六甲山を活動の場とした登山家「藤木久三」のレリーフが埋め込まれている。

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高座ノ滝から先は本格的な山登りとなって、ロックガーデン中央稜に取り付く。

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両手両足を使って岩尾根をたどる。(岩尾根といっても簡単だけど・・・)

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高座ノ滝からゆっくり40分で「風吹岩」へ着いた。
一休みしながら神戸市街と瀬戸内海の展望を楽しむ。

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深江から有馬への古くからの交通路で行商人が魚を運んだと言われる魚屋道(ととやみち)を合わせて雨ヶ峠へ向かう。
七兵衛山・打越山への分岐を過ぎると間もなく芦屋カントリークラブ敷地内に入り、ゴルフ場内の小さな尾根を通過する。

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芦屋CCを通過し、標高差で150mほど一気に登ると、「雨ヶ峠」に着く。
右手に東お多福山への分岐がある。
コース中間点の雨ヶ森にはベンチもあるので一休みするのに丁度良い。
弁当を広げる人も多いのでここでランチタイムをとった。

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峠のベンチに腰を下ろして、JR芦屋駅で購入した「六甲縦走弁当」を広げる。
「いただきま~す。」

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峠を下って住吉川の渡渉点を左岸から右岸へ渡るとすぐに分岐がある。
「左本庄橋跡を経て六甲最高峰」と「七曲りを経て六甲最高峰」。
本庄橋跡を通る方が本来のコースで、右は堰堤工事中にできたショートカットなのだが、どちらも七曲りを登るのは同じなので表示は紛らわしい。

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板の橋を左岸へ渡ると、堰堤の前に「本庄橋跡」の案内板がある。

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「七曲り登り口」の渡渉点で、再び右岸へ渡って「七曲り」にとりつく。

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最高峰から南南東に下る尾根(住吉川源流・黒岩谷西側)を縫うようにつけられた「七曲り」の九十九折りを登る。

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七曲り登り口から30分ほどで一軒茶屋に着いた。
周辺はガスっていた。

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一軒茶屋近くのトイレのある広場から雪が凍った車道を登っていくと、送信所のアンテナが見えてくる。

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JR芦屋駅から3時間28分(休憩・ランチタイム含む)で最高峰に到着。

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明治19年に標石が設置された一等三角点 [六甲山] は、当初 931.13mだったのだが、阪神大震災で隆起して 931.25mとなっている。

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少し賑わってきた最高峰をあとに有馬温泉への魚屋道を下る。

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斜面に笹が茂る気持ちよいトレイル。

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東屋に設置された「魚屋道と峠の茶屋」「有馬温泉由来の植物たち」の案内板。
牧野富太郎博士の名前に惹かれて読んでみた。

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足に優しい緩やかな九十九折りを下る。

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「かんぽの宿 有馬」のすぐ手前の虫地獄に下山。
かつて、地獄谷の射場山断層の割れ目から温泉が湧き、噴き出した炭酸ガスで虫が苦しみながら死んだと言われる。

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かんぽの宿有馬の東側を温泉街に下る途中に炭酸源泉公園がある。
炭酸泉は飲むことが可能で、口に含むと「シュワ」っとする。

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炭酸源泉公園から少し下ると趣のある商店が並ぶ通りに出る。
佃煮や竹細工、炭酸煎餅などの商店のほか、喫茶や食堂などもある。

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下山後の楽しみと言えば・・・「温泉!」。
ということで、外湯の「有馬本温泉 金の湯」に入浴。
足湯を楽しむ観光客も多い。

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有馬温泉の泉質は3種類で、そのうち金の湯は、塩分と鉄分を多く含み褐色を呈する含鉄塩化物泉で「金泉(きんせん)」と呼ばれる。また、その他の透明な温泉は「銀泉(ぎんせん)」と呼ばれている。
初めての金泉で汗を流して太閤橋へ出たら、出発直前のJRバスにタイミング良く乗ることができて時間のロスなく三ノ宮へ。

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三ノ宮に帰りついたら、またまたお楽しみのお疲れ会。
ということで宿泊先の「ダイワロイネット神戸三宮」からほど近い「炭火ダイニング ゆりの根」さんへ。

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山と温泉のあとのヱビス生ビールは「たまらんぜよ!」
まずは、鯛とホタテと・・・?「魚のお造り三種盛合わせ」に鯛の串焼き!

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ゆりの根の茶碗蒸しにたっぷり入ったゆりの根はお芋のように甘い。
神戸と言えば「神戸牛!」ということで、メインディッシュ?は「神戸霜降り牛肉と野菜の鉄板焼き」。
「いやあ~」 鉄道・山・温泉・ビールと料理で充実した1日だった。



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