■ 2月3日(日) ■ 登山2日目
2日目は、初めての須磨アルプスへ。
六甲全山縦走路は、六甲山系の西端の塩屋(須磨)から東端の宝塚に至る公称56kmの縦走路。
このうち、JR塩屋駅を起点にいくつかのピークを越えて、核心部の須磨アルプスを縦走、東山から板宿に下る海を望む起伏に富んだコースを歩いた。
<須磨アルプス>
■行先・位置<須磨アルプス>
旗振山(はたふりやま) (四等三角点 [鉢伏山] 252.6m)
兵庫県神戸市須磨区・垂水区、北緯34度38分37秒・東経135度05分41秒
鉄拐山(てっかいさん) (復興基準点 236.1m)
兵庫県神戸市須磨区・垂水区、北緯34度38分50秒・東経135度05分58秒
高倉山(たかくらやま) (四等三角点 [立原谷] 212.2m)
兵庫県神戸市須磨区・垂水区、北緯34度39分02秒・東経135度06分01秒
栂尾山(つがおやま) (標高点 [・274] 274m)
兵庫県神戸市須磨区、北緯34度39分41秒・東経135度06分26秒
横尾山(よこおやま) (二等三角点 [須磨] 312.1m)
兵庫県神戸市須磨区、北緯34度39分56秒・東経135度06分30秒
東山(ひがしやま) (253m)
兵庫県神戸市須磨区、北緯34度39分57秒・東経135度06分53秒
■コースタイム
JR塩屋駅 9:00(39分)→ 旗振山 9:30/9:30(25分)→ 鉄拐山 9:40/9:40(37分)→ 高倉山 10:00/10:00(29分)→ おらが茶屋 10:10(54分)→ 栂尾山 10:30(4分)→ 横尾山 11:00/11:00(41分)→ 須磨アルプス馬ノ背 11:10/11:10(23分)→ 東山 11:20/11:20(54分)→ 山陽電鉄板宿駅 12:00 → JR新長田駅 12:20(54分)
【計 3時間00分】
■コース水平距離 10.3㎞
■天気 晴れ時々曇り
■楽しさ ★★★★★(満点!)
JR塩屋駅から旗振山、鉄拐山(てっかいさん)、高倉山、栂尾山、二等三角点の横尾山を越えて須磨アルプスを縦走、下山は東山から板宿を経てJR新長田駅までの10.3km。
【水平距離10.24km、沿面距離10.50km、累積標高差(+)755m (-)745m】
三ノ宮駅から8時9分発の西明石行きの電車に乗車。
(途中の駅で浜坂行き特急 「かにカニはまかぜ」 に追い越されたー!)
頭にはガイド本で見た「須磨浦公園駅(山陽電鉄)」がインプットされている (^o^)
ところが、JRの車内表示には「須磨浦公園駅」がない!ことが判明 (~_~;)
そこで「須磨浦公園駅」に一番近いと思われる「須磨」で下車(8時23分)。
しかし!改札を出て「山と高原地図」を確認すると、少し先の「塩屋」が縦走路の起点になっていて、しかも、コースのラインも美しいではないか!
再び改札を通って、8時33分発の西明石行き普通列車へ乗車 (^_^;)
数分のロスで塩屋駅に到着。
駅前の三叉路は小さなアーケード?をまっすぐに進む。
アーケードを抜け商店街?に入ると塩屋の案内板がある。
まずは旗振山を目指して歩く。
「右毘沙門」の道標に従って登山道ほど急な坂道を登る。
それにしてもきつい勾配の道路で滑落しそう。
坂道を上り切った先で分岐を左へ進むと「六甲全山縦走路」の導標がある。
大津の日吉大社から勧請された山王神社は山の神様として信仰されている。
山王神社を過ぎて歩道を少し歩くと本格的な尾根道へ入る。
縦走路の森を抜けると「須磨浦山上遊園」に着く(写真は「ふんすいランド」)。
ミニカーランドとサイクルモノレールを過ぎて階段を登りきると、遊園を見下ろす高台に学問成就の守護神毘沙門天を祀られている。
「旗振毘沙門天堂前」の「日時計と青葉の笛広場」のウッドデッキから、サイクルモノレール越しに瀬戸内海と淡路島・明石海峡大橋を望む。
旗振山頂上と旗振茶屋。
四等三角点の基準点名は「鉢伏山」になっている。
旗振山と鉄拐山の鞍部へ下る。
鞍部から左にトラバースもあるが、もちろん尾根どおしに鉄拐山へ登る。
鉄拐山の山頂には神戸市三等多角点(中央下)と国土地理院復興基準点 236.1m(左端の穴の中)が設置されている。
急な石段を下り左からの巻き道を合わせると、また右に巻き道。
これはすぐに合流するので、ここも尾根どおしに歩いた。
ウバメガシのきれいな尾根道を進む。
四等三角点 [立原谷] 212.2mの横を通過して高倉台(おらが山公園)に立つ。
「おらが茶屋」の北側の急な階段を高倉台の住宅地へ下る。
住宅地を周回する道路を渡って集合住宅や学校のある一角を抜ける。
栂尾山の麓に向かって歩道橋を渡る。
栂尾山山頂尾根に向かって面白くない急な階段が続く。
振り返ると、住宅地の向こうに歩いてきた旗振山・鉄拐山・高倉山の山並みと
明石海峡の展望が広がる。
階段を登りきってウバメガシの尾根を進むとほどなく栂尾山山頂に至る。
栂尾山から少し北に向いた縦走路を約500mで今回の最高点、横尾山に着く。
一休みしたら、いよいよ須磨アルプスに入る。
横尾山の尾根の外れに出て須磨アルプスを俯瞰する。
須磨アルプスの鞍部には須磨から直接登ってくるルートもある。
須磨アルプスの核心部「馬ノ背」付近を登る。
痩せ尾根を「馬ノ背」と呼ぶことが多いが、穂高の馬ノ背と比べると象ノ背だ。
(穂高のそれは馬ノ背というより魚の背びれみたいだ)
こうして見ると日本アルプスに引けをとらないアルペンムードを感じる。
横尾山の北斜面と須磨区横尾の住宅地(2枚合成)。
東山山頂北側からの横尾山と須磨アルプス、左に栂尾山。
同じく3枚合成。
今回は、時間の都合で東山から縦走路を外れ、板宿へと下る。
山陽電鉄板宿駅を目標に里道を下る。
山麓の住宅街に下りて、700~800m歩くと商店街の中に東須磨から地下に潜っている山陽電鉄の板宿駅を発見!
更に南から東に1.5kmほど歩くとJRの新長田駅に着いた。
三ノ宮駅に戻ってランチタイム。
カレーうどんセットと生ビール1杯。
三ノ宮駅から今度は北向きに新神戸駅まで1.2kmほど歩く。
先発の700系ひかり469号を見送りN700系のぞみ29号博多行きへ乗車。
岡山で南風15号高知行きへ乗り継ぐ。
六甲の山歩きを堪能した小さな旅はもうすぐ終わる。
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六甲最高峰・須磨アルプス 2013.2.2-3 ②
2013-02-15 09:14:50 (11 years ago)
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