Deprecated: Assigning the return value of new by reference is deprecated in /home/users/0/chicappa.jp-ryousen/web/blog/class/View.php on line 25

Deprecated: Assigning the return value of new by reference is deprecated in /home/users/0/chicappa.jp-ryousen/web/blog/class/View.php on line 30

Warning: Cannot modify header information - headers already sent by (output started at /home/users/0/chicappa.jp-ryousen/web/blog/class/View.php:25) in /home/users/0/chicappa.jp-ryousen/web/blog/class/View.php on line 81
三嶺さんぽ通信::二ツ岳 2011.5.7

二ツ岳 2011.5.7

昨年から気にはなっていたが、3週間前に赤星山から目にした険阻な岩の壁に興味を惹かれ、二ツ岳に行ってみた。

DSC_1399vga.jpg
<赤星山山頂からの二ツ岳>

banner_b.gif

■行先・位置
二ツ岳 (三等三角点 [二ツ岳] 1647.3m)
愛媛県四国中央市・新居浜市、北緯33度53分17秒・東経133度25分22秒
■コースタイム
別子登山口 8:48(1時間13分)→ 峨蔵越 10:01(40分)→ 鯛の頭基部 10:41(24分)→ 二ツ岳 11:05(昼食)/11:56(18分)→ 鯛の頭基部 12:14(4分)→ 鯛の頭(顎?)12:18(6分) → 鯛の頭(頭?)12:24/12:28(5分)→ 鯛の頭基部 12:33(47分)→ 峨蔵越 13:20(1時間8分)→ 別子登山口 14:28
【行き 2時間17分 帰り 2時間32分 計 4時間49分(鯛の頭登攀含む)】
■コース水平距離 7.7㎞
■天気 曇りのち晴れ
■楽しさ ★★★★★(満点!)

110507_futatsudake.jpg 110507_futatsudake_v.gif
水平距離 7.7kmと非常に短い。峨蔵越からは急峻で登り応えもあるが、三嶺よりは楽だった。でも岩だらけで楽しい山だ。

P1140931vga.jpg
登山口へは赤星山と同じく県道6号高知伊予三島線から入るので、松山自動車道を川之江JCTからすぐの三島川之江ICで下りる・・・・・・はずだったが、うっかり通過して土居ICまで行ってしまうことに。土居ICで下りて東進、四国中央市中曽根町生吉の「らーめん工房りょう花」のある交差点を右折、国道319号を別子方面へと向かう。平野橋を渡って県道6号高知伊予三島線へ入り法皇湖を通過、肉渕集落へ。肉渕から山手の県道131号「別子山土居線」へ入る。入口から約 4kmで登山ポストのある登山口に着く。登山口は狭いので 3~4台しか駐車できない。

P1140935vga.jpg P1140939vga.jpg
登山道沿いのいたるところでタチツボスミレが咲いていた。

P1140946vga.jpg P1140949vga.jpg
エンザンスミレは細かく裂けた葉に特徴がある。淡いピンクの花がきれい。

P1140959vga.jpg P1140956vga.jpg
コガネネコノメソウ(黄金猫の目草)はユキノシタ科ネコノメソウ属の多年草で、本州(関東以西)・四国・九州の山地に分布する。四角い箱のような黄色の花がかわいらしい。花期は 4~5月。

P1140966vga.jpg
成長の途中でいじけてしまったのか、何かにぶつかって下に曲がって、また上向いたのか・・・・・・?何があったのだろう。

P1140971vga.jpg
間伐された明るい人工林の中を進む。

P1140972vga.jpg P1140973vga.jpg
黄色が薄いのが気になるけど、イワボタンのようだ。

P1140983vga.jpg
マルバコンロンソウ(丸葉崑崙草)は、アブラナ科タネツケバナ属の2年草で、本州・四国・九州に分布する。崑崙草の由来は白い花を中国の崑崙山の雪にたとえたということだが、コンロンソウの仲間で葉が丸いのためこの名前がある。花期は 4~5月。

P1140990vga.jpg
瀬戸内と嶺南地域を結ぶ往還だっただけに歩きやすい登山道。

P1140997vga.jpg
咲き始めたばかりのアケボノツツジ。

P1150010vga.jpg P1150018vga.jpg
峨蔵越の峠に着いた。峠を越えれば中ノ川登山口を経て土居へでる。尾根を右に行けばハネヅル山を経て赤星山への縦走路。二ツ岳へは左の急登を登る。

P1150012vga.jpg
急登を登り始めてすぐに見つけたスミレは、葉の光沢からシハイスミレのようだ。

P1150019vga.jpg P1150025vga.jpg
峨蔵越から右のハネヅル山方面への登山道はなだらかだが、左の二ツ岳への登山道はいきなりの急登で岩が多い。

P1150031vga.jpg P1150034vga.jpg
小さい岩のピークをいくつか巻いて登る。

DSC_1488vga2.jpg
鯛の頭が迫ってきた。山頂はガスで見えない。

P1150045vga.jpg P1150046vga.jpg
ハシゴを登るとすぐに鯛の頭の基部に着く。

P1150055vga.jpg
鯛の頭は大きな二つの岩峰で、瀬戸内海側の土居から見上げると魚が海面から頭を出して口を開けているように見えるそうだ。岩があると登りたくなる?

P1150061vga.jpg P1150066vga.jpg
命がけのところで、バイカオウレンが咲いていた。シコクバイカオウレン(梅花黄蓮)は、キンポウゲ科オウレン属の多年草で四国に分布する。本州(福島県以南)のバイカオウレンと花弁の形などが微妙に違うようだ。名前の由来は梅の花に似た白いガク片と黄色い根茎から。花期は 4~5月。

P1150072vga.jpg P1150073vga.jpg
「もう一息」の指導標を見たら山頂は近い。基本的に東から西に向かって登るが、山頂直下方向転換するのでガスっていると方角が分からなくなる。

P1150078vga.jpg P1150079vga.jpg
三等三角点の山頂はあまり広くない。

P1150081vga.jpg
ガスのかかる西のピークは、こちらから見ると少し高く見えるけど数m低い。

P1150082vga.jpg P1150084vga.jpg
三角点から少し東の開けた場所でランチタイム。今日は久しぶりに定番のカレーヌードル。山頂からの視界は開けないまま下山する。

DSC_1495vga2.jpg
お手ごろな岩があると登ってみたくなるのが人間の本能だ!?鯛の頭に登ってみよう。

P1150094vga.jpg P1150098vga.jpg
まずは低い方の顎の部分から。簡単簡単。

P1150100vga.jpg P1150113vga.jpg
次に頭の方へ。これもホールドがたくさんあるのでジャングルジム並みに簡単だ。頭には目玉もあった。

DSC_1503vga2.jpg
鯛の頭から少し下ると展望の良い場所で数人の登山者が休んでいたので、話をしながら瀬戸内海や周辺の山々の展望を楽しむ。下界は晴れているけど、二ツ岳の山頂部分は相変わらずガスっている。

DSC_1501vga2.jpg
3週間前に登ったアンタレス山は山容が美しく気品がある。

DSC_1500vga2.jpg
瀬戸内海に浮かぶ小島や本州も見えている。ビューティフル!

P1150128vga.jpg IMGP1619.jpg
アケボノツツジは午前中より少し開いたような感じがする。

DSC_1506vga2.jpg
見頃は来週辺りか?西赤石がにぎわうことだろう。

P1150164vga.jpg P1150190vga.jpg
14時28分、登山口に4時間49分(鯛の頭含む、ランチタイム除く)で帰ってきた。花や展望を十分楽しみながらも、距離が往復7.7kmと短いので早かった。



banner_b.gif arrow02p2.gifarrow02p2.gifarrow02p2.gif 山行記録の日程順・山域別はこちらから。

にほんブログ村 アウトドアブログ 登山へ にほんブログ村 花ブログ 山野草・高山植物へ にほんブログ村 写真ブログ 山・森林写真へ 
にほんブログ村  にほんブログ村  にほんブログ村

  
- The counter was installed from August 24, 2012. -
Calendar
<< May 2024 >>
SunMonTueWedThuFriSat
   1234
567891011
12131415161718
19202122232425
262728293031
search this site.
tags
archives
recent comment
others
admin