Deprecated: Assigning the return value of new by reference is deprecated in /home/users/0/chicappa.jp-ryousen/web/blog/class/View.php on line 25

Deprecated: Assigning the return value of new by reference is deprecated in /home/users/0/chicappa.jp-ryousen/web/blog/class/View.php on line 30

Warning: Cannot modify header information - headers already sent by (output started at /home/users/0/chicappa.jp-ryousen/web/blog/class/View.php:25) in /home/users/0/chicappa.jp-ryousen/web/blog/class/View.php on line 81
三嶺さんぽ通信::手箱山 2014.6.14

手箱山 2014.6.14

土小屋からのルートで1度登ったきりになっていた手箱山。
高知県最高峰の三嶺は徳島県と山頂を二分しているが、高知県単独となると氷室で知られる手箱山が一番高い山ということになる。
今回は、県道を通るたびに気になっていた大瀧登山口から登ってみた。

IMGP0210vga.jpg
<手箱山山頂>

banner_b.gif

■行先・位置
手箱山 (三等三角点 [手箱山] 1806.4m)
高知県いの町、北緯33度43分44秒・東経133度10分42秒
■コースタイム
大瀧登山口駐車場 8:06(1分)→ 大瀧登山口 08:07(1時間7分)→ 峠 9:14(32分)→ 氷室 9:46/9:48(30分)→ 氷室番所跡分岐 10:18/10:20(28分)→ 手箱山 10:48/11:42(1分)→ 三角点 11:43/11:44(30分)→ 手箱越 12:14/12:16(22分)→ 分岐 12:38(22分)→ 筒上滝見台 13:00(23分)→ 名野川登山口 13:23/13:26(43分)→ 大瀧登山口 14:09(1分)→ 大瀧登山口駐車場 14:10
<行き 2時間38分 帰り 2時間22分 計5時間00分>
■コース水平距離 約 15.2㎞
■天気 曇り時々晴れ
■楽しさ ★★★★★(満点!)

140614_tebakoyama.jpg 140614_tebakoyama_v.jpg
いの町寺川の大瀧(おおたび)登山口から手箱山に登り、時計回りで名野川登山口へ下山後、大瀧登山口まで戻る周回するコースは1周約15km。
登山口(標高約740m)と山頂(1806m)の標高差は約1,060m。
【水平距離15.142km、沿面距離15.538km、累積標高差(+)1241m (-)1216m】

IMGP0130vga.jpg
いのICから国道194号と県道40号石鎚公園線で大瀧登山口へ。
南国ICからだと2時間弱というところ。

IMGP0131vga.jpg
登山口は、石鎚山方向へ県道を徒歩約1分の路側にある。

IMGP0132vga.jpg
名野川に架かる吊り橋を渡って登り始める。

IMGP0135vga.jpg
よく整備された登山道。

IMGP0138vga.jpg IMGP0139vga.jpg
キュウリグサ(胡瓜草)は、ムラサキ科キュウリグサ属の越年草。
和名は、葉をもむとキュウリのような匂いがすることから。

IMGP0142vga.jpg
大瀧上流の沢をいくつか渡って、トラバース気味に 「峠」 へ向かう。

IMGP0143vga.jpg IMGP0146vga.jpg
ツクバネソウ(衝羽根草)は、ユリ科ツクバネソウ属の多年草。
輪生する4枚の葉の様子を羽根つきの羽根に見立ててこの名前がある。
ガクウツギ(額空木)は、ユキノシタ科アジサイ属の落葉低木で本州(関東以西の太平洋側)・四国・九州の山地の林下に生える。
近づくとキクのような濃厚な香りが漂っている。

IMGP0154vga.jpg
間伐された人工林。

IMGP0157vga.jpg IMGP0158vga.jpg
「峠」 で尾根に乗ると、右(西)に折れる。

IMGP0160vga.jpg IMGP0163vga.jpg
ギンリョウソウと朽ちた大木。

IMGP0173vga.jpg
テープがたくさんの分岐!
ここが、「氷室の分岐かな?」

IMGP0178vga.jpg IMGP0171vga.jpg
あった!「もうすぐ取り出しに来るんだったなー。」
氷室の気温は15℃、水銀柱の温度計とピッタリ同じ。

IMGP0181vga.jpg
うっとりするような気持ちよい森。
ちょっと勾配がきつくなってきた。

IMGP0183vga.jpg
苔むした大木はよいのだが・・・。
ブヨが寄ってき始めた。

IMGP0189vga.jpg IMGP0190vga.jpg
氷室番所跡分岐の気温は14℃。
分岐で右からの名野川ルートを合わせて左に折れる。
ブヨがたくさん集まってきた。

IMGP0194vga.jpg
ササ原の中を進んで左手から稜線に出る。

IMGP0197vga.jpg
山頂が近づいてきた。
予報は 「晴れ時々曇り」 ぐらいやったはずやけど・・・。

IMGP0199vga.jpg
10時48分、駐車場から2時間42分(寄り道・休憩含む)で山頂に到着。
三角点は権現祠裏側にある。

IMGP0220vga.jpg
広場の隅にある山頂の道標。

IMGP0201vga.jpg IMGP0208vga.jpg
コヨウラクツツジ(小瓔珞躑躅)は、ツツジ科ヨウラクツツジ属の落葉低木。
四国では石鎚山系や剣山系の尾根筋で見かける。
「オールフリーーー!」

IMGP0205vga.jpg IMGP0213vga.jpg
今日の一杯は、「カップヌードル ブラジリアンシーフードヌードル ビッグ」。
「BRAZILIANシリーズ第2弾! ブラジル魚介郷土料理ムケッカ味」
「カップヌードル シーフードヌードル発売30周年記念商品。」
ということで、定番のシーフードヌードルにトマトの風味が少々・・・。
エネルギー:463kcal、食塩相当量:5.8g

IMGP0215vga.jpg IMGP0214vga.jpg
日が差してきて山頂の気温は17℃に。
暖かいのはいいのだが、ブヨを何とかしてほしい。
石鎚山系にはなぜかブヨが多い。
「三嶺やったらブヨはおらんけどー!」

IMGP0217vga.jpg
ブヨがうっとうしいので、ご飯が済んだらさっさと下りよう。

IMGP0225vga.jpg IMGP0222vga.jpg
さて、「三角点は?と・・・・・・。」
祠の裏の踏み跡を少し進むとササに埋もれるように三角点があった。
<基準点の概要>
●基準点コード:TR35033417401
●等級種別:三等三角点
●冠字選点番号:玉12
●基準点名:手箱山
●標高:1806.4m
標高は最近、1806.2mから1806.4mに改訂されている。

IMGP0227vga.jpg IMGP0229vga.jpg
時期を過ぎ、わずかに残っていたゴヨウツツジ。
花弁と萼片が赤みを帯びるナンゴクミネカエデ。

IMGP0231vga.jpg IMGP0233vga.jpg
ブドウの房のような黄緑色のドウダンツツジ
小さな白い花を咲かせ始めていたコメツツジ。

IMGP0236vga.jpg
筒上山の坊主頭が迫ってきた。
今日は登らない。
もっと天気がいい、ブヨのおらん日にするわ。

IMGP0240vga.jpg
越手箱は、手箱山・筒上山・安居渓谷・筒上山トラバース(土小屋・名野川方面)の分岐になっている。
今日はトラバースから名野川登山口へ下山する。

IMGP0242vga.jpg IMGP0244vga.jpg
ユキザサ(雪笹)は、ユリ科ユキザサ属の多年草。
名前の由来は白い花を雪にみたて、葉がササの葉に似ているため。
ほんのり甘くて美味いらしい・・・。

IMGP0248vga.jpg
土小屋・岩黒山方面と名野川登山口方面との分岐。
もちろん今日は右へ。

IMGP0250vga.jpg
ササに覆われた登山道。

IMGP0251vga.jpg IMGP0253vga.jpg
クネクネとねじ曲がっている。

IMGP0254vga.jpg IMGP0255vga.jpg
登山道の右手(南側)に見えた「筒上の滝」。

IMGP0256vga.jpg
名野川を渡渉すると登山口は近いはず。

IMGP0259vga.jpg IMGP0260vga.jpg
ワイヤーで持っている朽ちた吊り橋をソロソロ渡る。
やばいと思ったら谷を渡渉しよう。

IMGP0262vga.jpg
13時23分、手箱山から1時間39分(休憩含む)で名野川登山口へ下山。

IMGP0265vga.jpg
左の「入漁者のみなさんへ」 の説明版の右側に氷室番所跡分岐に登るルート(廃道)の入口がある。
自転車をデポしている人はこのルートか?

IMGP0267vga.jpg
県道40号を大瀧登山口まで歩く。

IMGP0271vga.jpg
ヤマツツジ(山躑躅)は、ツツジ科ツツジ属の半落葉低木で北海道南西部から九州に分布していて、山野で普通に見ることができる。
雄しべは5本(オンツツジは10本)で花冠の上側に濃い斑点がある。

IMGP0272vga.jpg
水が滴り落ちる岩の斜面に青々として生えていて綺麗だったので。
ウワバミソウ(蟒蛇草)は、イラクサ科ウワバミソウ属の多年草で山地の湿った斜面や渓流沿いの岩などに自生する。

IMGP0277vga.jpg IMGP0278vga.jpg
ウワバミソウはミズとかミズナなどと呼ばれ、山菜として食用になる。
ヤマブキショウマ(山吹升麻)は、バラ科の多年草で北海道・本州・四国・九州に分布、林道縁などで普通に見られる。
葉は2回3出複葉で「ヤマブキ」に似た多数の平行脈がある。

IMGP0280vga.jpg
エゴノキは、エゴノキ科の落葉高木で雑木林の特に谷沿いなどで見かける。
たくさんの花を枝いっぱい下向きに咲かせる。

IMGP0283vga.jpg
14時10分、名野川登山口から44分で大瀧登山口駐車場に戻ってきた。
アスファルトを歩くのはなんだか疲れる。
次に来るときは名野川登山口に自転車をデポしよう。

◇◆━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
三嶺さんぽくらぶ



banner_b.gif arrow02p2.gifarrow02p2.gifarrow02p2.gif 山行記録の日程順・山域別はこちらから。
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━◆◇
ブログランキング・にほんブログ村へ
にほんブログ村

  
- The counter was installed from August 24, 2012. -
Calendar
<< May 2024 >>
SunMonTueWedThuFriSat
   1234
567891011
12131415161718
19202122232425
262728293031
search this site.
tags
archives
recent comment
others
admin