11月23日(火)、初めてシリーズの行者山へ向かった。四ツ足峠に建つ四ツ足堂も見てみたい。
<行者山山頂と石立山>
■行先・位置
行者山 (標高点 [・1346] 1346m)
高知県香美市・徳島県那賀町、北緯33度45分02秒・東経134度03分29秒
■コースタイム
登山口 10:25(1時間20分)→ 四ツ足堂 11:45(1時間17分)→ 行者山 13:02(昼食)/14:04(54分)→ 四ツ足堂 14:58(44分)→ 登山口 15:42
<行き 2時間37分 帰り 1時間38分 計 4時間15分>
■コース水平距離 10.4㎞
■天気 晴れ時々曇り
■楽しさ ★★★★★(満点!)
うまく測位できてないので登り始めの精度が低い。水平距離約 10㎞、標高差約 700mというところかな。
登山時のトイレ休憩によく利用されている香美市物部町大栃のふれあいプラザで待ち合わせ。北の山は分厚い雲に覆われているが・・・。
ふれあいプラザを9時38分に出発し、四ツ足峠トンネルの高知県側入口に10時10分到着。時間帯が悪いのか空が狭いせいか衛星の捕捉数が少なくGPSの精度が低い。
10時25分、沢沿いに登山開始。
トンネル開通後につけられた旧街道(往還)への取り付け道(登山道)がトンネル入口に有ることを現地でも、また何かの記事でも過去に見たことが有るはずなのに、そんなことはすっかり忘れて国土地理院の地図(GPSも同じ)を頼りに最初から往還をだどったのが間違いだった。トンネル入口付近の往還は急峻な地形のため、ほとんどが跡形も無く消滅していた。谷や尾根を這うように登り、トンネル上部でルートを探していると、正常に受信し始めたGPSで約 20m 下に往還を発見した。
方向や高度は概ね間違ってなかったので、経験値の向上に役立ったし、往還を見つける手前で初めて見る「ツチグリ」を発見したのも収穫だ!
ツチグリは美味しいらしい (^^) が、ホコリタケ同様 "あぎた"らダメだ (>_<)
かつては牛馬も通っていたであろう、土佐中街道は緩やかで広い。街道脇の石灰岩にいくつもの洞穴があり、利用された跡が残っている。
11時45分、1時間20分で四ツ足峠に着いた。通常のコースタイムは 40~50 分というとこか?
四ツ足堂に立ち寄ると祠の建物は登山者らによる落書きだらけだ。
四ツ足堂手前の分岐に戻り、南の尾根を行者山に向かう。約 3.3㎞ の行程で、高度感のある痩せた尾根が多い。
地形図とGPSで位置を確認。
山頂に近づくと尾根はなだらかになり、窪地には池も点在する。山頂直下はなだらかな鞍部になっている。
鞍部から高さ10m程の城郭のような斜面を登ると曲輪状の山頂部に着く。
山頂は広々としていて南には赤城尾山が見える。周辺の笹原が鹿に食い荒らされた形跡があり蕨が繁茂している。道標は東端の山頂より少し手前の石立山がよく見える所にある。
ここから望む石立山は、本峰周辺の岩場もよく見えて立派な山容だ。石立山から北の山が雲に覆われているのが分かる。
空気はひんやりしているものの、晴天に恵まれ風もなく暖かい。この日三嶺に登ったWさんの話では一日中、雲に覆われて風が強く頭?に霧氷がついたということだ。
余裕があれば赤城尾山も行く予定だったが、ロスタイムもあったのでお預けにしてゆっくりとランチタイムを楽しむことに。
本丸の曲輪から鞍部へ下る。
ミツマタと馬頭観音。
帰りはトンネル入口のすぐ上を横切る登山道を利用してすんなり下山。ただし、登山口に近いところに崩壊箇所があるので上部を迂回する必要がある。次は赤城尾山までチャレンジしたい。
国土地理院の地図上に四ツ足峠までのルートを赤線で書いてみた。
GPSの軌跡と国土地理院の地図を見比べてみると、ルートが重なるのは2つ目の谷を渡る点線で書いた部分だけで、今回利用した道は谷を渡ってから山腹を大きく巻いて緩い谷沿いに登っている。往還を発見したのが点線の起点側だから、そこまでは概ね地図に示された黒い破線を追って歩いたことになる。
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行者山 2010.11.23
2010-11-27 16:52:13 (13 years ago)
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