「しまなみ縦走2014」 に参加した。
「今治サイクリングターミナル」 から 「ONOMICHI U2」 までの、しまなみ海道サイクリングロードには、峠越えや橋へのアプローチなどのアップダウンも多く、往復約140kmの累積標高差は、1,400mとけっこうハード。
今回は、しまなみ海道往復のサイクリングに「白滝山」登山をプラスしてみた。
<生口橋のたもと(因島側)にて>
「しまなみ縦走」は、瀬戸内しまなみ海道の自転車歩行者道(約70㎞)に設けられた16箇所のチェックポイントを「徒歩」または「自転車」でまわるスタンプラリーで、2日間の開催日の中、好きな時間に好きな順序で好きな場所から自由に参加できる(無料)。
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主催:本州四国連絡高速道路(株)しまなみ尾道管理センター
しまなみ今治管理センター
瀬戸内しまなみ海道振興協議会
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■ しまなみ縦走2014 ■
<瀬戸内海と小さな公園の風景>
■行先・位置(自転車)
今治サイクリングターミナル ~ Onomichi U2
スタート(愛媛県今治市、北緯34度6分36秒・東経132度58分38秒)
ゴール(広島県尾道市、北緯34度24分07秒・東経133度11分24秒)
■コースタイム(自転車・往路)
⑯今治サイクリングターミナル 6:05(50分)→ ⑬宮窪レンタサイクルターミナル 6:55/7:00(13分)→ ⑫伯方・大島大橋 7:13/7:15(5分)→ ⑪マリンオアシスはかた 7:20/7:27(13分)→ ⑩大三島橋 7:40/7:42(17分)→ ⑧多田羅しまなみ公園 7:59/8:04(15分)→ ⑦多田羅大橋 8:19/8:32(9分)→ ⑥サンセットビーチ 8:41/8:43(32分)→ ⑤生口橋 9:15/9:18(29分)→ ④尾道市因島フラワーセンター 9:47(白滝山登山)/11:13(13分)→ ③因島大橋 11:26/11:28(10分)→ ②立花臨海公園 11:38/11:40(35分)→ ①Onomichi U2 12:15
【往路 4時間01分/6時間10分(登山・休憩含む)】
■コースタイム(自転車・復路)
①Onomichi U2 12:22(3分)→ 尾道ラーメン 味麺 12:25(昼食)/12:51(2時間25分)→ 多田羅大橋入口休憩所 15:16(休憩)/15:29(1時間45分)→ ⑭吉海レンタサイクルターミナル 17:14/17:17(7分)→ ⑮来島海峡大橋 17:24/17:28(26分)→ ⑯今治サイクリングターミナル 17:54
【復路 4時間46分/5時間32分(昼食・休憩含む)】
【合計 9時間04分/11時間49分(登山・昼食・休憩含む)】
■コース水平距離 142.4㎞(往復)
しまなみ海道サイクリングロードは片道約70km、往復約140km。
ゴールがU2に移って少し伸びた(GPSデータは142.4km)。
累積標高差は概ね1400mで、5合目からの富士登山に匹敵する!
白滝山登山を含む水平距離は145.1km、累積標高差1600m強となる。
【水平距離142.422㎞、沿面距離142.511km、累積標高差(+)1385m (-)1393m】
(自転車のみ)
【水平距離145.061㎞、沿面距離145.234km、累積標高差(+)1636m (-)1644m】
(白滝山登山含む)
登山と比べて距離が長いので縮尺を小さくしないと全体を表示できない。
ただ、小さくしすぎるとよく分からないので、スケールを1.5kmにして全体を8分割し並べている(クリックで拡大)。
チェックポイントの番号は、本州側起点の 「Onomichi U2」 から四国側起点の 「サンライズ糸山」 の順に①~⑯となっている。
チェックポイントは、どこも7時にならないと店開きしない。
開いてないポイントは帰りに拾うことにして四国側の起点「⑯サンライズ糸山」を6時05分にスタート、日の出直前の来島海峡大橋(通行料金200円)を渡る。
6時55分、チェックポイント「⑬宮窪レンタサイクルターミナル(宮窪観光案内所)」(今治市宮窪町)で通過証明をもらって1つ目のスタンプをゲット。
案内所前の三叉路から北に向かうと、伯方・大島大橋(通行料金50円)が見えてくる。
7時13分、橋上のチェックポイント「⑫伯方・大島大橋」で2つめのスタンプ。
7時20分、チェックポイント「⑪伯方島 マリンオアシスはかた」(今治市伯方町)に到着、3つめのスタンプをもらってトイレ休憩。
まだ誰も来ない。
伯方島と大三島を結ぶアーチ橋で、1979年、本州四国連絡橋の橋の中で最初に開通した大三島橋(通行料金50円)を渡る。
「⑩大三島橋 自転車歩行者道(大三島側)」を 7時40分に通過チェック。
渡ってきたばかりの大三島橋。
橋の造形美を色んな角度から見られるのも、このルートの楽しみの1つ。
7時59分、「⑧大三島 多々羅しまなみ公園 (今治市上浦町)」に到着。
ヘリコプターの下を通って多々羅大橋へ向かう。
中央支間長890mの多々羅大橋(通行料金100円)は、愛媛県大三島と広島県生口島(いぐちじま)とを結ぶ斜張橋で、1999年の完成当時は世界最長の斜張橋だった(今は・・・・・・?)。
対岸の山は、芸予諸島最高峰の観音山(三等三角点 [観音] 472.3m)。
8時19分、「⑦多々羅大橋 自転車歩行者道(生口島側)」に到着。
8時41分、「⑥生口島 サンセットビーチ(尾道市瀬戸田町)」到着。
右は、尾道市瀬戸田町の小さな漁港と高根島(尾道市)。
高根山(約310m)と右奥に少し高い標高点(322m)が見える。
9時15分、「⑤生口橋 自転車歩行者道」(生口島側)。
生口橋(通行料金50円)を渡ると因島に入る。
因島に渡って少し走ると、白滝山と思われる山が近づいてきた。
広島県道367号(中庄重井線)からフラワーセンター方面への分岐に「白滝山」の指導標が立っている。
9時47分、「④尾道市因島フラワーセンター」到着。
週1回の登山はなるだけなら欠かしたくない。
自転車の「ついで」に気になっていた「白滝山」に登ってみることにした。
■ 白滝山登山 ■
<白滝山山頂から尾道方面の展望>
■行先・位置
白滝山 (三等三角点 [滝山] 226.6m)
広島県尾道市、北緯34度20分41秒・東経133度09分29秒
■コースタイム
尾道市因島フラワーセンター 10:05(1分)→ 白滝山入口 10:06(3分)→ 百華園 10:09(3分)→ ペンション白滝山荘 10:12(2分)→ 白滝山登山口(駐車場)10:14/10:15(1分)→ 百華園・フラワーセンター分岐 10:16(2分)→ 仁王門 10:18(9分)→ 表参道・裏参道分岐 10:27(3分)→ 観音堂 10:30(参拝)/10:34(3分)→ 白滝山 10:37/10:46(2分)→ 観音堂 10:48(恋し岩)/10:50(2分)→ 裏参道・表参道分岐 10:52(5分)→ 仁王門 10:57(1分)→ 百華園・フラワーセンター分岐 10:58(4分)→ 百華園 11:02(2分)→ 白滝山入口 11:04(1分)→ 尾道市因島フラワーセンター 11:05
【行き 27分 帰り 17分 計 44分(1時間00分/休憩含む)】
■コース水平距離 2.6km
■天気 晴れ
■楽しさ ★★★★★(満点!)
「しまなみ縦走2014」のチェックポイント④ 「尾道市因島フラワーセンター」を起点に百華園入口、白滝山登山口(駐車場)を経て表参道を観音堂へ。
観音堂から南に100mほどで三等三角点の山頂に至る。
帰路は観音堂の東側から裏参道、百華園を経て尾道市因島フラワーセンター」まで一部周回の2.6km。
【水平距離2.644㎞、沿面距離2.727km、累積標高差(+)252m (-)251m】
<県道367号から見る白滝山>
10時05分、フラワーセンターの駐車場に自転車を置いて出発。
今治方向に50mほど戻って「白滝山」の指導標のある三叉路を左に折れると、正面に白滝山が見えてくる。
百華園前を右に折れ、すぐ先で左に曲がって「ペンション白滝山荘」を通過。
「ペンション白滝山荘」の建物は、アメリカ人宣教師の住居としてブォーリズの設計で建てられたもので、文化庁登録有形文化財に指定されているそうだ。
フラワーセンター駐車場から10分ほどで登山口駐車場に着いた。
「山 頂 へ 520M 徒 歩 25分」
少し歩くと「百華園・フラワーセンター」への分岐(ショートカット?)がある。
麓から歩いて登る場合は、百華園からでもいいようだ。
「登山口」から3分で仁王門を潜る。
坂道を登って分岐を左に折れると大日如来が鎮座している。
ここまで登ると展望が開けて眺めが良くなってきた。
石段の急登を登りきると、フラワーライン駐車場からの道が左から合流する。
更に表参道と裏参道の分岐を通過し、山城のような石段を登る。
石段を登りきると山門がある。
山門を潜ると観音堂があるので、参拝を済ませて山頂へ行ってみよう。
五百羅漢の坂道を抜けた先の展望台と鐘楼がある辺りが山頂のようだ。
10時37分、フラワーセンターから32分、登山口から23分で山頂に到着。
【基準点の概要】
●基準点コード:TR35133411201
●等級種別:三等三角点
●冠字選点番号:梅50
●基準点名:滝山
●標高:226.6m
<山頂展望台から西>
麓の小さな山(標高点・51m)の手前にフラワーセンターと駐車場が見える。
海に面した山は馬神山(95.9m)で、前方の島は佐木島(三原市)。
<山頂展望台から北>
「伝六夫婦像」 の越しに観音堂の屋根が見える。
<山頂展望台から東>
「阿弥陀三尊像(勢至菩薩・阿弥陀如来・観音菩薩)」 越しに向島を望む。
観音崎や百島が良く見える。
10時46分、山頂を後に観音堂へ。
観音堂の「白滝伝説 恋し岩」の案内板と「恋し岩」を見物。
観音堂裏手からの展望も、また「いいねー!」
観音堂の右手から裏参道を少し下ると表参道に合流、もと来た道を歩いて登山口手前の分岐を右に折れ、百華園の遊歩道を下ってみた。
百華園内は九十九折になっているのでショートカットにはならなかった。
11時05分、尾道市因島フラワーセンター駐車場に下山。
■ しまなみ縦走(再スタート) ■
11時13分、因島フラワーセンターからしまなみ縦走の再スタート!
11時26分、③因島大橋(通行料金50円)のチェックポイントを通過し、しまなみ海道唯一の2階建吊り橋を渡る。
11時38分、通ってきた因島大橋直下にある 「②向島 立花臨海公園(尾道市向島町)」 に到着。
気持ちよい海岸沿いのルート!
「尾道市民センター むかいしま」 のある国道317号 豊浜橋交差点を北に折れると数分で福本渡船渡場に着く。
向島から本州側起点の尾道へは通常渡船で渡る。
尾道駅前広場の東端付近と向島の小歌島(おかじま)とを結ぶ航路(0.25km 3分)は、3つある航路の中で最も運賃が安い。
料金は、大人60円+自転車(手荷物扱い)10円=70円。
頻繁に運行(ピストン)されているのであまり待つ必要もない。
尾道に上陸したら左に折れ、尾道駅方面へ向かう。
ゴールは昨年までの「しななみ交流館」ではなく、もう少し先の「U2」だ。
②向島 立花臨海公園 11:40(35分)→ ①Onomichi U2 12:15
サイクリングロード 「瀬戸内しまなみ海道」 の本州側起点 尾道に、この日「グランドオープン!」したばかりの 〔Onomichi U2 オノミチ ユーツー〕 は、自転車ごと宿泊可能な 「HOTEL CYCLE」 や 「ジャイアントストア」 も出店するなどサイクリストに必要なサービスが揃う全国初の複合施設。
せっかくなので中を少しのぞいていこう。
〔GIANTストア〕も盛況の様子。
帰りの燃料補給に尾道駅前の 「尾道ラーメン 味麺」 に寄ってみた。
ラーメン550円とギョーザ400円。
けっこうあっさりしていて食べやすい。
「さあ、がんばって帰らねば!」
ゆっくり走って、「⑭大島 吉海レンタサイクルターミナル(今治市吉海町)」 に着いたのは、17時14分。
残念ながら店じまいの最中で、スタンプはもらえなかった (>_<)
7分後に着いた⑮来島海峡大橋(17:24)は、片付けの済んだ荷物の中からスタンプを探し出して押印してくれた。
夕日に照らされる来島海峡大橋を渡ってゴールの今治へと向かう。
17時54分、尾道から5時間で⑯今治サイクリングターミナルにゴール。
ただし、「⑭吉海レンタサイクルターミナル」と「⑯今治サイクリングターミナル」のスタンプはゲットできず。
完走賞は片道でOKなので、もっと早くでるか、今治を7時以降にスタートするか、あるいは登山などのオプションはやらないか、だろう。
やっとビールの時間になったー!。
グリベルエアーテックヘルメット(Made in Itary)が数日遅れで届いた。
このヘルメットは基本的に山岳・クライミング用で自転車専用ではない。
自転車ではヘルメットをしたことはないが、山での使用を前提に自分の頭には小さかったペツルの代替に、自転車で使うことも考えて購入してみた。
グリベル製品は、他に雪山に必要なエアーテックエヴォリューション(アイスアックス)とエアーテック・ニュークラシック(クランポン)
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三嶺さんぽくらぶ
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