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三嶺さんぽ通信::白皇山(しらおやま) 2013.2.23

白皇山(しらおやま) 2013.2.23

足摺半島で行われる駅伝大会に参加するため土佐清水市へ。
足摺へ行った 「ついで」 というか、山が 「さき」 で駅伝が 「ついで」 か・・・。
ということで、半島中央に位置する白皇山へ登ってみた。

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<白皇山・コンドル岩からの展望>

■行先・位置
白皇山(標高点 [・458]、三等三角点 [佐田山] 433.2m)
高知県土佐清水市 (北緯32度44分42秒・東経133度00分08秒)
(三角点 北緯32度44分39秒・東経133度00分07秒)
■コースタイム
白皇山登山口 15:05(1分)→ 分岐① 15:06(2分)→ 分岐② 15:08(8分)→ 分岐③(神社跡)15:16(7分)→ 三角点 15:23/15:24(2分)→ 白皇山 15:26/15:35(7分)→ 分岐③(神社跡)15:42/15:44(15分)→ 分岐① 15:59(2分)→ 白皇山登山口 16:01
【行き 20分 帰り 24分 計 44分】
――― おまけ ―――
白皇山登山口 16:01(46分)→ 足摺岬灯台 16:47/16:56(11分)→ 白山洞門 17:07/17:15(5分)→ ホテル椿荘 17:20
【灯台まで 46分 ホテルまで 16分 計 1時間2分】
■コース水平距離 2.3km、8.1km(おまけつき)
■天気 晴れ
■楽しさ ★★★★★(満点)

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(白皇山から足摺岬灯台、白山洞門を経て足摺岬まで)
【水平距離8.10km、沿面距離8.23km、累積標高差(+)328m (-)593m】

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(白皇山)
足摺スカイライン沿いの登山口の標高が 320m、山頂が 458m なので標高差はわずかに140mほど。
【水平距離2.16km、沿面距離2.23km、累積標高差(+)191m (-)188m】

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2月23日(土)、四万十町まで延伸された高知自動車道を利用して足摺へ。
四万十町中央IC(終点)で国道56号に降り、自動車道延伸に合わせて移転した「ゆういんぐ四万十」でランチタイム。

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今日の一杯は、人気№1の「ゆういんぐラーメン」730円。
無難な味だが、「こりゃあ旨い。」というほどではない・・・かな?

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白皇山は、円錐形の優美な山容(車窓から撮ったのでブレてしまった)。

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足摺スカイラインを岬に向かう途中、「唐人駄場遺跡」からの道を合わせ、スカイラインの最高点から岬側に700~800mほど下った左手に鳥居(登山口)があるのだが、うっかり通り過ぎて500mほど歩いて戻ることになった。
佐田山シイ保護林の案内板のある登山口からスタート。

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<ヤッコソウ自生地と分岐①>
鳥居を抜けるとすぐに左にヤッコソウ自生地、東に150mほどで分岐①がある。
帰りは右手からここに帰ってくることになる。

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<指導標のない分岐②と左のルート>
すぐ先の分岐②はまっすぐ(右)のきれいな道がが正解!
ところが、東に少し進んで北に折れるイメージがあったのと早く登りたかったからか、位置を確認しないまま、左(北)にとってしまった。

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このルートもテープと踏み後があるので、「大間違い」という訳ではないようだが、ほんの少し遠回りになる。参道なのだから歩きやすい方を選ぼう。
大きな木の下の小谷を渡って再び進路を東へとる。

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すぐ南側を並走する正規ルートに合流してヤッコソウ自生地を通る。

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<分岐③の指導標と手水石>
突き当たりのT字(分岐③の神社跡)は左の「佐田山・石鎚神社」へ。
右の「保護林」コースは帰りに行ってみることにする。

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この一帯は、金剛福寺の奥の院・白皇権現(しらおうごんげん)があった場所で、拝殿の石段や井戸の跡が残る。
明治初期の神仏分離令により廃寺となり、佐田山神社と称していた。

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尖がった大きな岩は、神石(ご神体)の「烏帽子岩」。

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烏帽子岩を過ぎると「急登」というほどでもない、普通の登りになる。

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唐人駄場遺跡にあるような大岩の右側を通過する。

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大岩を過ぎるとすぐ左手の尾根上に三角点(433.2m)が設置されている。
基準点コード [TR34933009001]
等級種別 [三等三角点]
冠字選点番号 [河34]
基準点名 [佐田山]。

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三角点からほんの少し進むと、緑色のトタン葺きの石鎚神社が建っている。

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三角点から約100m、神社から巨石の間をひと登りで山頂に達する。
中央奥の岩には石鎚神社の祠と手水石がある。

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足摺半島には唐人駄馬に代表される巨石が多い。
祠の裏にはコンドル岩と呼ばれる巨石があるので忘れずに寄っていこう。

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コンドル岩からは、足摺半島東側の眺めが良い。

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緊急編成の「なんちゃって登山隊」、山頂で記念撮影。

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分岐③(神社跡)に戻ってT字をまっすぐ進む。
ヤッコソウ自生地が点在するシイ林を「保護林順路 →」の指導標に従い歩く。
最初の分岐を左にとると、南の尾根沿いにスカイラインを1kmほど下った、岬に近い登山口に出る。

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保護林を一回りして分岐①へ戻るには、保護林の分岐は時計回りで右へ。
(2つ目の分岐は、左に下ってもすぐにスカイラインに出るはずだが・・・。)

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佐田山林木遺伝資源保存林にはシイ(スダジイ、ツブラジイ)やアカガシの巨木が生え、貴重な生態系を作っており、10月下旬から12初旬ごろシイの根に寄生する不思議な植物ヤッコソウが姿を現す。
※ヤッコソウ(奴草)は、ヤッコソウ科ヤッコソウ属の寄生植物でシイノキ属の植物の根に寄生する。秋に 「やっこ 」に似た白い花を付けるところから牧野富太郎博士によって命名された。葉緑素を持たないところはギンリョウソウやツリアケビなどの腐生植物に似ている。

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西向きのなだらかな尾根を越え、小谷を渡渉したら分岐①に戻るので左に折れ、あと少しの道を登山口へ戻る。

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山頂と保護林一周 44分で、ゴール!
走った訳ではないが、山好きのランナー達なので時間はあまりかからない。

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スカイラインに出たら、岬の宿まで約4kmのロードをランニング。

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道路沿いにタチツボスミレとヒメハギが咲いていた。
タチツボスミレはよく見かけるがヒメハギを目にした(気づいた)のは始めて!
(珍しい植物というわけではない)
ヒメハギ(姫萩)は、ヒメハギ科ヒメハギ属の多年草で山野の日当たりのよい乾いた場所に分布する。花期は4-7月とされているが、足摺はちょっと早い。

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この際なので、ついでに足摺岬灯台へ向かう。
田宮虎彦の小説「足摺岬」を思い出すのは自分だけか?

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灯台から遊歩道を白山洞門まで歩いた。
夕照の海岸線も美しい!

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温泉街のはずれに建つ白山神社(はくさんじんじゃ)は、三十八番札所金剛福寺の奥の院、白皇権現を合祀し、足摺岬集落の氏神となっている。
加賀国の白山比咩神社を勧進して白山洞門の頂上に祀られ、白皇権現を合祀してから現在地に移ったが、白山洞門には今も白山本宮として祠が祀られる。
(白山の登山経験があると、名峰白山と白山神社には特別の感情を持つ)

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白山神社の少し西側に白皇神社のおじぞうさん?も人知れず鎮座していた。
割り当てられたホテル椿荘はなんだかのんびりした宿だ。

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風呂で汗を流したら、宴会を待ちきれずにウイスキーまつり。
宴会がスタートしたらビールに切替えて、お酒もたっぷりと注文。
「飲めや唄えや!」のおおさわぎ?
どこかの部屋ではビロー園音頭も・・・!
「つばつば!つばつば!」椿荘バージョン。

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翌日は雲ひとつない快晴に恵まれた。

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長年、駅伝大会に参加してきたが、白山神社の祭りと重なったのは始めてのような気がする。
こども御輿が白山神社に向かったあと駅伝大会がスタートした。

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アルコール燃料を燃やし尽くして走ったあとは、エネルギーを注入する必要がある。
のどが渇いて「たまらん」のでサンリバー四万十でプレミアムモルツを調達。
今日の一杯は、「サンタンメン」Bセット(鳥の唐揚げとライス)。
待っている間にビールが2杯、3杯と・・・。

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山とお酒とランニングを楽しんだ、足摺駅伝2013。
「しめ」は生ビールと焼酎の湯割り。
よく飲んだな・・・。



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