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三嶺さんぽ通信::三嶺 2012.6.10

三嶺 2012.6.10

今日はどこへ行こうか?と悩んだときは、やはり三嶺!
梅雨に入ってぐずつき気味の空模様が続くけど、さわやかな青空に得した気分。

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<青ザレ付近からの三嶺>

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■行先・位置
西熊山 (三等三角点[西熊山] 1815.9m)
高知県香美市・徳島県三好市、北緯33度50分06秒・東経133度57分50秒
三嶺 (二等三角点[三嶺] 1893.4m)
高知県香美市・徳島県三好市、北緯33度50分22秒・東経133度59分16秒
■コースタイム
光石登山口 7:24(42分)→ 八丁ヒュッテ 8:06/8:15(24分)→ 渡渉点 8:39(1時間14分)→ お亀岩避難小屋 9:53/10:11(3分)→ お亀岩 10:14(20分)→ 西熊山 10:34/10:44(15分)→ 大タオ 10:59(41分)→ 三嶺 11:40/11:46(11分)→ 三嶺ヒュッテ 11:57(昼食)/12:54(20分)→ 三嶺 13:14/13:20(47分)→ カヤハゲ 14:07/14:15(40分)→ 分岐 14:55(33分)→ さおりが原分岐 15:28(47分)→ 八丁ヒュッテ 16:15/16:17(25分)→ 光石登山口 16:42
<三嶺ヒュッテまで 行き 3時間50分 帰り 3時間32分 計 7時間22分>
■コース水平距離 18.9㎞
■天気 晴れ
■楽しさ ★★★★★(満点!)

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今回のルートは、光石登山口 → 八丁 → お亀岩 → 西熊山 → 三嶺 → 三嶺ヒュッテ → 三嶺 → カヤハゲ → さおりが原分岐 → 八丁 → 光石登山口の周回で約19㎞。タイムは、写真撮影の時間が多いので標準コースタイムに近いと思う。累積標高差は未計算だが、1400~1500m程度あるのではないだろうか。時間があるときに計算してみよう(いつのことか・・・)。

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さて、今日はどのルートにしようかな・・・。
(登山口に着くまで決まっていないことが多い)

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たぶん初めて見た、ちょっとグロテスクなこのキノコ。
フデリンドウには種ができていた(ともに堂床付近にて)。

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ヒトリシズカ、フタリシズカ、サンニンシズカ・・・。なんちゃって (^^;)
これは全部「フタリシズカ」。
ヒトリシズカの花は糸状で葉に光沢がある。石立山でよく見かける。

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シコクテンナンショウ(四国天南星)とアオテンナンショウ(青天南星)。
ともにサトイモ科テンナンショウ属の多年草で山地の林床、渓谷に生育する。
シコクテンナンショウの花(仏縁苞)は黒紫色で筒部に白い条がはいる。環境省レッドデータブック絶滅危惧ⅠB類(EN)。アオテンナンショウの仏炎苞は淡い緑色で先端が細長く垂れる。

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八丁ヒュッテで一休み。

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「クヌギタケのこども・・・?」                    「ワッ!」

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カンカケ谷の痩せた登山道が整備され、嫌な岩の「出っ張り」もなくなっていた。

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渡渉点も石が敷かれて歩きやすくなっていた。

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(そのもの 青き衣を纏いて 金色の野に・・・・・・。) オウムの抜け殻??

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日差しは日に日にきつくなるものの、森の中には優しい陽が注ぐ。
カツラの巨木も若葉が青々と。

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頭を持ち上げつつあるギンリョウソウ。
オククルマムグラ(奥車葎)は、アカネ科ヤエムグラ属の多年草で山地の林下に生える。白い花片が4枚、先が短く尖った葉が6枚ある。

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キシメジ科クヌギタケ属のクヌギタケは、夏から秋にかけて、広葉樹の倒木上などに生えるのをよく見かける。あまり美味しくはないらしい。
タゴガエル(田子蛙)は、本州・四国・九州の主に山地に生息する。小さな沢の石の隙間で「グッグッ・・・」と鳴く声をよく耳にするが姿はあまり見かけない。

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ウマノアシガタ(馬の足形)は、キンポウゲ科キンポウゲ属の多年草で日当たりの良い山野に生える。お亀岩周辺と三嶺直下の鎖場付近に多い。別名のキンポウゲ(金鳳花)は、右のような八重咲きのものに付けられた名前。

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リゾート地のペンション?は大げさかもしれない。でも、いい感じのお亀小屋。

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小屋の中をのぞいて行こう。

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すばらしいイラストマップ(原稿が手書き)!絵も説明分も上手い。
三嶺を愛する気持ちが伝わってくる (^_^)

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お亀岩で稜線に出て西熊山へ向かう。
三嶺の付属山みたいだけど、どっしりとした西熊も「えい」のよ。

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三等三角点の山頂から登ってきたカンカケ谷を俯瞰する。緑の森が美しい。
西には地蔵ノ頭、天狗塚、牛ノ背。

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西熊山から見ると、ピラミダルな山頂部を持つ三嶺。

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オオタオ付近からの三嶺も Good !

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オオタオから西熊山を振り返る(2枚合成)。

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青ザレ付近からの三嶺、水場付近と天狗岩周辺にツツジが咲いている。

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青ザレを過ぎ、フスベヨリ谷ルートを合わせると山頂までもう一息。
光石から、ゆっくり歩いて4時間16分(休憩含む)で山頂到着。

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歩いてきた西熊山の稜線と天狗塚・牛ノ背を望む。「いいね!」

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山頂から東には、左から塔丸・丸笹山・剣山・次郎笈。

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三嶺ヒュッテに寄ってランチにしよう!

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明星「チョッパヤ 超バリカタ麺&ピリ辛高菜豚骨」
「とんこつに合う硬さの超バリカタ麺に、豚骨のコクがありながらも後味の良いスープを合わせ、しゃきしゃきのキャベツや辛子高菜などのかやくを組み合わせました。」ということで辛子高菜は好み。速いのもいい。
ビッグサイズにかかわらずエネルギーは意外と低めの311kcal、でも食塩相当量は7.6gと結構多いので汗をかいた後だけにしておこう。

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賑わう三嶺ヒュッテでランチを楽しんだら再び山頂へ向かう。
「わいわい、がやがや。」楽しそうに団体さんが登ってきた。どこから来たのか、数えていたら20人を超えて、まだ続く。
名頃からのルートは、三嶺の全容を見ることなく山頂に出てしまうところが、ちょっと 「残念・・・」。

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山頂までゆっくりと登り返す。

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山頂でも登山者たちが弁当を広げてランチを楽しんでいる。
カメノコテントウは、よく見かけるナナホシテントウより一回り大きい。高い所が好きなのか、昨年は白山で見かけた。

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山頂直下には、シコクハタザオとウマノアシガタの小さなお花畑。

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マイヅルソウ(舞鶴草)は、ユリ科マイヅルソウ属の多年草。
北海道~九州の山地帯上部から亜高山帯に分布する。本州では高山で、北海道では低地でも見られるという。秋に赤く透き通るような実を付ける。
ツマトリソウ(褄取草)は、サクラソウ科ツマトリソウ属の多年草で北海道・本州・四国の亜高山帯に分布する。和名の由来は、花片の先端がまれに赤くなり、褄取っているように見えるから。
この個体は花片が6枚で、うち3枚が少し割れている。

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ツマトリソウの花片の数は7枚が多く、雄しべの数は花片の数と一致する。
左の個体がわずかに褄取っている。

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天狗岩に寄っていこう。寄り道・道草が多い ^_^;

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新緑にツツジが色を添える。

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天狗岩直下から天狗岩と山頂部分を仰ぎ見る。

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カヤハゲで一休みしらた尾根ルートをさおりが原方面へと下る。

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この分岐を左へとると、トチノキの巨木を経て20分でさおりが原へと下る。
遠回りだけど、右のトラバースでフスベヨリ谷へ出てみよう。

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フスベヨリ谷第3徒渉点近くの「さおりが原分岐」に出た。

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苔むした岩に咲くのはタニギキョウ。
沢沿いに落ちているのはトチノキの花で白に濃いピンクが目立つ。

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歩きやすきなったフスベヨリ谷の登山道に木漏れ日が差す。

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吊り橋を渡ると八丁は近い。

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歩いた距離は約19㎞。天気も良く充足感のある山歩きで「もうけた」気分。
撮影枚数は約300枚。フィルム交換のないデジカメは撮りすぎるのが難点。
宿題がたくさんできてしまった (>_<)



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