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カヤハゲから望む三嶺
   【登山道情報(2016年4月2日現在)】  
光石登山口からの登山道は崩落のため立入禁止になっていますが、通行可能です。
西熊林道ゲートの少し先から堂床へ下る迂回路はあまりおすすめできません。
利用する場合は高知中部森林管理署が設置した光石登山口(西熊林道への歩道入口)の「迂回歩道経路図」をご確認下さい。
西熊林道ゲートまでは車の進入が可能です(駐車スペースが限られています)。
[三嶺の概要]  [主なコースと山小屋]  [アクセス]
   ●三嶺の概要
 三嶺は剣山国定公園内に位置し、香美市物部町(旧物部村)と三好市東祖谷(旧東祖谷山村)にまたがる。山頂部は徳島県と二分しているが高知県の最高峰であり、高知県屈指の名山である。
 眺望がよく、天気のよい日は剣山や次郎笈はもとより石鎚山系や明石山系、太平洋を見渡すことができる。また、山頂付近から西熊山を経て天狗塚へ至る尾根上の「ミヤマクマザサ及びコメツツジ群落」は国の天然記念物に指定されている。
 三嶺の高知県側には、豊かな原生林が広がり四国で最も自然が残された山と言われてきたが、増えすぎたニホンジカの食害による「ミヤマクマザサ及びコメツツジ群落」への影響と希少植物の消滅が心配されている。被害の多いカヤハゲ周辺では笹原が枯れてしまい、登山者が本来の登山道を外して歩くため、植生へのダメージが更に大きくなっている。
 被害は白髪山から高ノ瀬・丸石・次郎笈、三嶺から天狗塚・牛ノ背・綱附森へと広がりつつあり、笹原の消失に加え樹皮を剥がれたウラジロモミなどの枯死も進行している。
 【標  高】 1893.6m
 【所  在】 高知県香美市・徳島県三好市
 【位  置】 北緯33度50分22秒、東経133度59分16秒
 【公  園】 剣山国定公園 、奥物部県立自然公園(高知県)
 【その他】 200名山(深田クラブ)、花の百名山(山と渓谷社・NHK版)
 高知県側の主な登山口である光石(ヒカリイシ)からは、フスベヨリ谷沿いに登るコースとカンカケ谷沿いにお亀岩の稜線に出たあと、西熊山を経て頂上に至るコース、さおりが原を経てカヤハゲ(東熊山)に出たあと、剣山・白髪山からの縦走路を登るコースがある。
 また、かつてはメインルートであったフスベヨリ谷のコースは台風災害の大崩落により上部が荒れてしまったが、カンカケ谷のコースとともに渓谷と原生林の魅力を堪能できるコースだ。
 峰越林道の西熊別府線開通後は、白髪山を経て白髪分岐で剣山への縦走路を分け三嶺の雄姿を正面から眺めながら高度を稼ぐ白髪コースも人気がある。
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   ● 高知県側の主な登山 コースと山小屋
1.フスベヨリ谷コース
  [ 光石登山口〜堂床〜八丁〜フスベヨリ谷〜三嶺 ] 三嶺ルートマップ
   2004年秋の台風被害でアオザレ西方の稜線付近から崩壊し、盗人沢付近まで土
  石流に埋まった。最近は明確な踏み跡ができ登山者数も回復しつつあるが、一部の
  渡渉点は増水時に靴を脱ぐ必要も出てくる。危険箇所(お助けロープあり)も点在する
  ため、初心者のみでの入山は、あまりお勧めできない。
  2.カンカケ谷コース  
  [ 光石登山口〜堂床〜八丁〜カンカケ谷〜お亀岩〜西熊山〜三嶺 ] 三嶺ルートマップ
   シカの食害による笹や下草の減少以外は目立った変化はない。八丁から20分弱で
  カンカケ谷に出合う。この辺りの登山道が痩せていているが、お助けロープもあるので
  問題ない。カンカケ谷本流の徒渉点(1カ所)は、増水時注意!
 
3.さおりが原コースA
  [ 光石登山口〜堂床〜さおりが原〜カヤハゲ〜三嶺 ] 三嶺ルートマップ
   堂床からさおりが原へ、そして森の巨人100選に選ばれたイヌザクラとトチノキを巡
  り、カヤハゲから三嶺に至るこのコースはこれといった危険箇所もない。距離は長いが
  足には比較的優しいコース。
4.さおりが原コースB
  [ 西熊林道ゲート〜さおりが原〜カヤハゲ〜三嶺 ] 三嶺ルートマップ
   西熊林道ゲートを起点に林道を歩き、長笹谷の橋を渡ってさおりが原へ。コースAより
  片道で10分程度の時間短縮が可能(長笹谷の橋は大雨が降ると流される)。
5.韮生越コース
  [ 西熊林道ゲート〜韮生越〜カヤハゲ〜三嶺 ] 三嶺ルートマップ
   4.と同じく西熊林道ゲートが起点。危険箇所が点在するうえ、ルートも不明瞭なため
  一般コースとは言い難い状況。目印のテープがあるので慣れている人は大丈夫だが、
  初心者向けではない。韮生越周辺はシカが多い。
6.白髪山コース
  [ 白髪山登山口〜白髪山〜白髪分岐〜カヤハゲ〜三嶺 ] 三嶺ルートマップ
   最短コース(水平距離で片道約5.0q、累積標高差1,230m)。初めての三嶺は、ま
  ずこのコースからか?白髪山で一服し「北のテラス」と呼ばれる岩の上で西熊の森と
  三嶺から天狗塚へと続く稜線を眺めよう。尾根通しなのでアップダウンはあるが往復
  のコースタイムは5時間55分と最も短い。
  ※ 光石登山口〜西熊林道ゲート間は整備された登山道あり(10分程度)。
        三嶺コース図                    山小屋
           (クリックで拡大)              (クリックで詳細ページへ)
  三嶺コース図   
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   ● 高知県自動車道南国ICからのアクセス
  アクセス道は改良工事などで時間制限がされていることもありますので確認して下さい!  
●所要時間
   南国ICからR195まで15分、香美市土佐山田町から香美市物部町大栃まで30分、
  大栃から県道217号と林道西熊線で光石登山口まで50分、計1時間45分だが初めて
  の場合は2時間みておくとよい。
●南国ICから香美市のR195まで(右ルート)
  1. ICを降りて最初の信号を右へ。
  2. 500m先の道の駅「南国風良里」前の信号を左へ (上り坂)。
  3. 300m先で「香美市」の案内看板に従って三叉路を右へ。右、左とカーブしながら少     し下って信号のない三叉路 (道の駅から約600m) を右へ (広域農道)。
  4. 約2.5qで国道195号高知バイパス (あけぼの街道) の信号のある交差点を左へ。
  5. 約1.3qで最初の信号を右へ (R195)。
  6. JR土讃線を高架橋で横断して、突き当たりの信号のあるT字路 (左にローソン) を
    左へ (R195)。
●南国ICから香美市のR195まで(左ルート)
  1. ICを降りて最初の信号を左へ。
  2. 500m先のローソンのある交差点を右へ。
  3. 右折して橋を渡ると直ぐのGS前の信号を右折し県道31号へ。
  4. 約3.5qで突き当たりの信号のあるT字路を右へ。
  5. 約1.7qでJR土讃線の踏切を渡り、250mで踏切から2つ目の信号 (向かい右角に
    フォトスタジオあり)を左へ(R195)。
●香美市土佐山田町から大栃まで
  1. R195号へ乗って約13q (17分) で香美市香北町美良布のアンパンマン・ミュー
    ジアム前を通過。
  2. 2本のトンネル (臼木トンネル・大比トンネル) を抜け、永瀬ダムに架かる赤い橋
     (大栃橋) を渡ると香美市物部町大栃へ入る (約11q・13分)。
●大栃から光石登山口・白髪山登山口まで
  1. 橋を渡って直ぐのY字路 (※1) を左へ。
  2. Y字路から200mでJRバス大栃駅前を左へ (大栃のバイパス)。
  3. 上韮生川左岸の県道217号 (五王堂まで49号と重複) を道なりに進む。
  4. 大栃から約6qの市営バス笹口バス停のあるY字路 (五王堂の手前) の県道の
    案内板に三嶺 → の表示があるので右へ (左は土佐矢筈山、綱附森方面) 。
  5. 大栃から約9qの南池で県道が右岸へ渡る。
  6. 大栃から約15q (30〜40分) で市営バスの終点、久保影を通過。
  7. 久保影から約1qで再び左岸に渡り、カーブの続く林道を約4q進むと 「三嶺・光石
    登山口」 の看板とトイレのある駐車場 (標高約900m) に着く。
  8. 白髪山登山口は更に10〜15分先の峠 (標高約1400m) まで進む。峠の手前左に
    登山口、右下に駐車場とトイレとバンガローがある。
  9. 峠を越えて林道を下ると別府峡を経て別府 (※2) で R195 へ出る (30〜40分)。
     (白髪山へは別府側からのアクセスがおすすめ)

  ※1 Y字路左の奥物部ふれあいプラザに駐車場とトイレがあるので集合場所などとし
      て登山者によく利用されている。
  ※2 別府には 「べふ峡温泉」 があり宿泊・食事のほか日帰り入浴もできるので三嶺
      や白髪山・石立山からの帰りに利用する登山者も多い。
    
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