三嶺 梅雨明け直後の展望を楽しみに久しぶりの白髪コース・ジョグ
剣山地 (さんれい・みうね 1893.4m)2010年7月24日日帰り
    
行  程 ■1日目
1日目 白髪山登山口〜白髪山〜三嶺〜白髪山〜白髪山登山口 【白髪山登山口】08:00→【白髪山】08:22→【白髪山分岐】08:39→【カヤハゲ】08:57→【三嶺】09:31/09:40→【カヤハゲ】10:01→【白髪山分岐】10:19→【白髪山】10:40→【白髪山登山口】10:53
山は梅雨明け後の10日が良いとよくいわれている。今日も良い天気で展望が期待できる。しかし、午後から仕事関係のイベントがあるので昼までに帰らなければならない。
コースタイム
登り 1時間31分
下り 1時間13分
2時間44分  
コース距離(水平)
10.0q (白髪山登山口〜三嶺〜白髪山登山口)
 
 
光石登山口を通過し、林道西熊別府線を峠の白髪山登山口へ向かう。駐車場から白髪山がよく見える。
累積標高差(往路)
1174m(+802m -372m)
メンバー
単独
天気
晴れ
翌日に実施されるニホンジカの駆除について、注意の看板類がある。
今年設置されたばかりの木段(左)が早くもこんな状態に・・・。以前のものは完全にハードル状態で歩きづらい。
この時期、タカネオトギリソウによく出合う。オトギリソウより高いとことに咲くが、混生していることもある。
今日は、おっぱい山がよく見える。
8時22分、白髪山山頂から三嶺を望む。暑いのでゆっくりのペース。
8時39分に白髪山分岐についた。小ピークから三嶺と西熊山を眺める。
白髪山分岐から韮生越に向けて少しくだった位置からの三嶺とカヤハゲ。
同じ場所から三嶺〜綱附森のパノラマ(3枚合成)
8時57分、カヤハゲ山頂からの三嶺。
アキグミ(秋茱萸)は、北海道南部から九州に分布する落葉低木で、花弁はなく萼が花の形になっている。萼筒の先端が4つに分かれていて淡い橙色。果実は小さい(6〜8mm)が、10月から11月に紅色に熟す。高知県ではグミのことをシャシャブ、グイミと呼ぶ。
バライチゴ(薔薇苺)、は、本州の関東地方以西、四国、九州の山地に生えるバラ科キイチゴ属の落葉低木。葉は披針形の奇数羽状複葉で鋸歯があり先は尖っている。花は白く、直径 4 センチくらいで花期は6〜7月。実は赤く熟し食べられる。和名の由来は、薔薇のような大きな花をつけることから。別名ミヤマイチゴ(深山苺)。
アワモリショウマ(泡盛升麻)はユキノシタ科の多年草で本州近畿地方以西・四国・九州の山地の岩場などに生え、また、観賞用としても栽培されている。高さ50cm位で、花期は5〜7月。白く小さな花が集房状にたくさん咲く(円錐花序)。名前の由来は白い花序を泡が盛り集まったように見立てたもの。
ホソバシュロソウ(細葉棕櫚草)はユリ科の多年草で、本州から四国、九州に分布する。山地の林縁や草地に生え、高さは30〜80センチになる。アオヤギソウの変種で、花が紫褐色。ナガバシュロソウ(長葉棕櫚草)とも呼ばれる。花期は7〜9月。臭いが悪いようだ。クロユリも変な臭いがするが、この手の色の花は変な臭いが多いのか?右のイブキトラノオ(伊吹虎の尾)は、タデ科の多年草で登山道でよく見かける。
ノリウツギ(糊空木)は、北海道から九州に分布する落葉の低木。葉には鋭い鋸歯があり、先端はやや長く伸びて尖る。ほとんどの花は小さな普通花で5枚の花弁と10本の雄しべを持っている、周辺に点々と装飾花を付ける。装飾花の萼片は花弁状に変化していて、白色から淡く赤色を帯びる。花期は7〜8月。和名は樹液を和紙を漉(す)くときのの糊として使ったことによる。
夏山らしい、爽快な風景が広がる三嶺山頂からの展望をしばらく楽しんで9時40分復路スタート。
イワキンバイ(岩金梅) オトギリソウ(弟切草) ??
カヤハゲ通過は10時01分。コナスビ(小茄子)は、日本各地の平地から山地の道端や畑に生える多年草。どこにでも咲いているので珍しくないが、笹が減って目立ち始めた。
トゲアザミ(棘薊)はキク科の多年草で、四国の山地や草原に分布し、尾根筋の登山道脇でよく見られる。山野で普通に見られるノアザミの変種で草丈は風が強い環境に適応するため矮性化して低い。葉には刺が多く、しかも長いので短パンで走っていると痛い目に遭う。頭花は上向きにつき、径3〜4pもある。トゲが多いからか鹿も好まないようだ。花期は5〜8月。あまり見向きもされないが、けっこう綺麗だ。
10時19分、白髪山分岐まで帰ってきた。ここから白髪山までの緩い登りが少ししんどい。
10時40分、白髪山山頂へ到着。南には石立山が見える。右側の尾根を横から見るとそれほど急登とも思えない。
10時53分、白髪山登山口に帰ってきた。往復で2時間44分、今日は写真を200枚ほど撮ったので時間がかかった。
GPSマップ
【今回のコース(クリックで拡大)】
        垂直プロファイル  
【垂直プロファイル】
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