石立山 石立山の希少植物を見にタイムトライアル! | |||||||
■剣山地 (いしだてやま 1707.7m)■2010年6月5日■日帰り■ | |||||||
行 程 | ■1日目 | ||||||
1日目 | 大栃〜石立山登山口〜竜頭谷〜岩場〜西峰〜石立山〜西峰〜岩場〜竜頭谷〜石立山登山口〜大栃 | 【大栃】06:25〜【石立山登山口】06:52:26→【竜頭谷】07:13:30→【岩場】07:55:16→【西峰】08:46:56→【石立山】08:52:46/10:02:56→【西峰】10:12:14→【岩場】10:33:26→【竜頭谷】10:55:29/10:56:30→【石立山登山口】11:09:50/11:27〜【大栃】11:55 | |||||
Oさんが天狗塚に行くということだったので一緒に行こうかと思っていたが寝不足と前日の飲酒がたたり、少し寝過ごした。ビールの準備もしてないゾ。そこで先週同様アクセスの近い石立山でタイムトライアルということに。ゴヨウとミツバは終わっただろうか・・・。ムシトリスミレは?イシダテクサタチバナも開花はまだだろうなあなどと考えながら別府峡に向かう。今日も駐車場には県外ナンバーの車のみ2台。 | |||||||
コースタイム | |||||||
登り | 2時間00分20秒 | ||||||
下り | 1時間06分54秒 | ||||||
計 | 3時間07分14秒 | ||||||
※参考にしないで下さい | |||||||
コース距離(水平) | |||||||
8.1q (石立山登山口〜石立山〜石立山登山口) | |||||||
別府渓谷の入口でツキノワグマが迎えてくれる。 今日もスタートは赤い吊り橋(錦帯橋)だ。 6時50分14秒スタート。 |
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累積標高差(往路) | |||||||
+1204.9 -71.5 | |||||||
メンバー | |||||||
単独 | |||||||
7時13分30秒竜頭谷徒渉点通過。 この辺りにはクルマムグラが咲く。花に出合うのはうれしいが、タイムはどんどん遅くなり時間短縮を狙えない。 |
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天気 | |||||||
晴れ | |||||||
モリイバラ(森茨) | キヌタソウ(砧草) | ヒメキリンソウ(姫黄輪草) | |||||
10時33分26秒中間点の岩場に到着。 | |||||||
今日も「岩場」から白髪山、三嶺がよく見える。 | |||||||
今日の服装は、ノースフェイスのジップシャツにパタゴニアの短パン、ナイキのランニングシューズ。カメラは、パナソニックの防水コンデジだが、お目当てのものになかなかピントが合わない。スポットにしても全然関係なしで後ピンになってしまうのだ(他メーカーも同様の傾向)!一眼なら測距点にほぼ確実に合うのに・・・。「顔認識」などより「花認識」を搭載してもらいたい! | |||||||
ギンラン(銀欄) | ギンリョウソウ(銀竜草) | ホソバノアマナ(細葉甘菜) | |||||
イシダテクサタチバナ(石立草橘)ももうすぐ開花する。黄色の蕾の先は少しピンク色。 | |||||||
そろそろ終わっているだろうと思ったが、ミツバツツジもまだまだ十分楽しめる。 | |||||||
何度も登場しているので珍しくはない遅咲きのセントウソウ。 | |||||||
西峰と山頂の中間地点から捨身嶽と白髪山、三嶺を望む。シロヤシオ(ゴヨウツツジ)もまだ数日は大丈夫。 | |||||||
8時52分46秒、山頂に到着。1分ほど周囲を眺めて、8時53分54秒、写真を撮りながら西峰に引き返す。 | |||||||
一旦、木陰のある西峰に戻ってゆっくりと昼食を取る。 スポーツと考えれば休憩無しで下ってよいが、それではもったいないので付近の風景と植物を堪能して帰らなくては! |
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キバナノコマノツメ(黄花駒爪)がかわいらしい花を咲かせている。名前は葉の形が馬の蹄に似ていることに由来し、スミレの仲間なのにただ一つスミレという名前がつかない。北海道や本州中部と四国、屋久島の高山に咲く。四国では石鎚、赤石、石立など石のつく山にあるようだ。 | |||||||
シライトソウ(白糸草)は、まだ完全には開いてないようだ。 | |||||||
ちょっとしたお花畑になっている。 | |||||||
メギ科のヤチマタイカリソウ(八街碇草)、紅紫色の普通のイカリソウの母種なのだそうだ。 | |||||||
高山植物のユキワリソウ(雪割草)は、花片の色が白とピンク、淡いピンクがあって形も微妙に違う。 ※キンポウゲ科のミスミソウも雪割草と呼ばれるがあれとは違います。 |
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ムシトリスミレのロゼット葉の表面は粘液の球を付けた細かい腺毛で覆われ、動けなくなった虫を消化吸収する。花茎がまだ出てないので開花もう少し先だろうが、葉はすでに虫を捕まえている。ムシトリスミレの花はスミレににているがスミレの仲間ではない。高山植物なので栽培は難しいとされる。絶対に取らないで下さい。撮るだけ!! | |||||||
花がまだなのではっきりしないがコウスユキソウ(小薄雪草)と思われる。ウスユキソウの変種で紀伊半島と四国にあるらしい。ヨーロッパアルプスのエーデルワイスの仲間。 | |||||||
もう夏と言っていい季節だがミヤマハコベ(深山繁縷)がまだ咲いている。 10時12分14秒、下山開始の再スタート。 |
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ミツバツツジと狭い尾根道をふさぐビャクシン。 | |||||||
10時33分41秒、岩場を通過。 | |||||||
10時55分、竜頭谷を渡ったところでクルマムグラ(車葎)が咲いていた。1つの花を最低でも4〜5枚は撮るのだが、すぐにピントが合わないので1分以上かかってしまう。 | |||||||
11時9分50秒、西峰の再スタートから57分36秒で登山口に到着。 上りが2時間00分20秒、下りが1時間6分54秒の計3時間7分14秒(コース上での写真撮影時間含む)。 余裕は十分あるので途中に花がなければ3時間を切ることは十分可能だろう。 石立山はおもしろい植物が多いのでしばらく目が離せない。 |
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【今回のコース(クリックで拡大)】 | |||||||
【垂直プロファイル】 | |||||||
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