三嶺 新緑のフスベヨリ谷のクラシックコースをつめ、展望の頂へ! | |||||||
■剣山地 (さんれい・みうね 1893.4m)■2010年5月15日■日帰り■ | |||||||
行 程 | ■日帰り(大栃〜三嶺〜大栃) | ||||||
日帰り | 大栃〜光石登山口〜八丁〜ヌスビト岩〜さおりが原分岐〜三嶺〜カヤハゲ〜さおりが原〜光石登山口〜大栃 | 【奥物部ふれあいプラザ】07:02→【光石登山口】07:45/07:52→【八丁】08:27/08:33→【カンカケ谷出合】08:46→【ヌスビト岩】09:13→【さおりが原分岐】09:26→【水場】10:36→【三嶺】10:49(昼食)11:58→【三嶺ヒュッテ】12:07/12:13→【三嶺】12:22/12:26→【カヤハゲ】12:56/13:03→【さおりが原分岐】13:48/14:53→【さおりが原】14:10/14:32→【堂床さおりが原分岐】14:58→【光石登山口】15:11→【奥物部ふれあいプラザ】 | |||||
かつては高知県側からのメインコースとして人気のあったフスベヨリ谷を源頭部まで遡りアオザレから山頂へ。そして帰りはカヤハゲからさおりが原をを経て堂床へと下った。 | |||||||
コースタイム | |||||||
登り | 2時間57分 | ||||||
下り | 2時間45分 | ||||||
計 | 5時間42分 | ||||||
コース距離(水平) | |||||||
14.8q (光石登山口〜三嶺〜光石登山口) | |||||||
累積標高差 | |||||||
+1223.5 −1213.9 | |||||||
メンバー | |||||||
Aさん、Nさん、自分 | 7時52分に光石を出発。この日はユキモチソウをよく見かける(登山口から谷の源頭部近くまで点在)。ヒメウツギも綺麗な花を咲かせていた。 | ||||||
天気 | |||||||
晴れ | |||||||
登山口から堂床キャンプ場に下り、フスベヨリ谷、堂床谷、長笹谷の出合い近くで長笹谷を渡る。以前はもっと丈夫な橋があったが台風災害で流され、仮設?の橋になっている。更にさおりが原との分岐を通過し、フスベヨリ谷に架かる吊橋を渡る。 | |||||||
スタートから35分で八丁に着いた。近頃ペースが早いのか遅いのか良く分からなくなってきた。(^^;) | |||||||
一休みして今日はフスベヨリ谷(右)に下る。ペンキマークなどを頼りに10分ほど右岸を歩き、カンカケ谷出合いの手前で吊り橋を左岸に渡る。卯の花(ウツギ)も咲いている。♪卯の花の匂う垣根に〜時鳥(ホトトギス) 早も来鳴きて♪忍び音も〜らす〜夏は来ぬ〜♪、ついつい歌いたくなるが、♪匂う垣根に〜♪から後が思い出せなかった・・・(>_<) | |||||||
右岸に渡る吊り橋は、手前のハシゴ状の部分のみ最近架け直された。ハシゴ状の部分が上り勾配になって丸太へ続く。 | |||||||
新緑の渓流にツツジの赤が映える。 | |||||||
お助けロープのあるガレ場。ロープはなくても大丈夫だが、高いところが苦手の人は積極的に使いましょう。 | |||||||
左岸の河原を少し歩き以前は丸太橋のあった場所を右岸へ渡る。 | |||||||
右岸をしばらく歩くとヌスビト岩(9時14分)だ。この辺りも昔はこんなに明るくなかった。 | |||||||
盗人沢の丸太橋を渡り(9時17分)、開けた樹林帯を歩く。 | |||||||
岩をジャンプして左岸に渡る(9時23分)。増水時は飛べないこともあるので、その時は諦めて靴を脱ごう!先週、TWさんが山頂で登山靴と靴下を乾かしていたのを思い出した。 | |||||||
渡渉するとほんのわずかでさおりが原分岐に着く(9時27分)。ここから南に進むと30〜40分でさおりが原とカヤハゲの分岐に出る。 | |||||||
分岐から数十メートル上流で今度は右岸に渡る(9時29分)。ここも災害前は橋があった場所だ。このあたりから台風災害の崩壊地を歩く。 | |||||||
ペンキマークやテープを頼りにしばらくは右岸の斜面を、後半は崩壊地中央の尾根状の部分を登る。 | |||||||
渡渉点から25分で崩壊地を抜け、登山道に戻る(9時53分)。 | |||||||
樹林帯に入って直ぐのところでミヤマハコベ(左)とセントウソウ(右)がかわいらしい花を咲かせていた。 | |||||||
上部の沢で休憩し、崩壊地から40分弱でアオザレの横に立つ(10時31分)。 | |||||||
水場の近くにワチガイソウが咲いていた。急登を一気に登り道標の立つ稜線へ出ると山頂は目の前。 | |||||||
山頂到着(10時51分)。ゴールデンウイークと比べると静かな山頂だ。それでも昼が近づくと少しずつ人口密度が高くなる。 | |||||||
燃費の悪い人もいるので早速昼食タイムということにするが、とりあえず乾杯!キンキンに冷えたビールが旨い!これがあるから山はやめられない! | |||||||
(クリックで拡大) 今日は太平洋と瀬戸内海も石鎚山系、赤石山系も見えている。 天狗塚ではOさんとWさん、Kくんが酒盛りをしているはずだが・・・ 後で聞くと天狗塚にいた山マニアックなおじさん(人のことは言えん・・・)が「手箱、筒上の左に石鎚」と話していたらしいが、それらの山々は剣山系から見るとほぼ真西になるので、手箱・筒上から6〜7q北西に位置する石鎚山は右に見えるのが正解 (^_^)v |
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東の剣山周辺もよく見えている。 | |||||||
笹原を歩く人の姿がなんだかいい雰囲気を出している。 山頂からヒュッテまでピストンして12時26分下山開始。 |
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カヤハゲには京都から来たという3人組の若者がいた。彼らは服装から山男には見えなかったが旨そうにカレーを食べていた。 光石からさおりが原経由で登ってきたということだが、「緑に覆われたさおりが原が見たかった。」と言っていた。全くだ! これから三嶺に登りフスベヨリ谷を下るということだ。我々と逆のコースだ。 |
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尾根沿いに、「こんなにあった?」と思えるくらいミツバツツジが咲いていた。きっと良いタイミングに巡り合ったのだろう。 | |||||||
新緑が陽光を浴びて美しい。 | |||||||
2週間前には幹と枝だけだった栃の木に若葉が茂っていた。 | |||||||
小鳥のさえずりを聞きながらちょっとだけ森に浸る。 | |||||||
堂床には通ったばかりの足跡が、しかも登山靴ではないのが混じっている。KKくんは登山靴を持っていないはずだ・・・もしや合流か?と思っていたら登山口に天狗塚組の3人がいた。ちょうどよい!5時に「Yちゃん」集合に山男4人に異論はない。麦酒!麦酒! | |||||||
【今回のコース(クリックで拡大)】 | |||||||
【垂直プロファイル】 | |||||||
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