石立山 三嶺に行くつもりが通行止めで春の石立山へ。  
剣山地 (いしだてやま 1707.7m)2010年4月17日日帰り  
    
行  程 ■1日目
1日目 大栃〜石立山登山口〜竜頭谷〜岩場〜西峰〜石立山〜西峰〜岩場〜竜頭谷〜石立山登山口〜大栃 【大栃】〜【石立山登山口(別府)】09:43→【竜頭谷】10:12→【岩場】10:49→【西峰】11:46→【石立山】11:54(昼食)/12:01→【西峰】12:08→【岩場】12:41→【竜頭谷】13:01→【石立山登山口(別府)】13:17〜【大栃】
この日、いつものように三嶺へ山歩に行こうと思って光石に向かった。ところが光石まであと4qの所で土砂崩れのため通行止めになっていた。どうしよう・・・。綱附森か矢筈山が近いが・・・。しかし、綱附・矢筈では少し物足らないゾ・・・(両方行く手もあるけど)。いろいろ考えながら大栃へ引き返す。結局別府から白髪山登山口へ向かうことにして別府へ向かう。
ところが、別府渓谷へ入ると石立山が見えてきた。久しぶりに石立もいいなあ・・・。あまり一人で登りたい山でもないが、駐車場に車があるということは誰かが登っているはずだ・・・。石立にしようっと!
コースタイム
登り 2時間11分
下り 1時間16分
3時間27分
コース距離(水平)
8.1q (石立山登山口〜石立山〜石立山登山口)
累積標高差(登り)
+1204.9 -71.5
メンバー
単独
天気 もみじ茶屋の下の駐車場に車を置き、石立山登山口の赤い吊り橋へ。橋を渡って直ぐ竜頭谷の西尾根に取り付きいきなりの急登をすたすた登る。ふくらはぎが気持ちよい?
晴れ
登山道にキランソウ(別名ジゴクノカマノフタ)が咲いていた。
少し登ると西側の斜面付近にヒトリシズカが咲いていた。咲き始めのユキモチソウの雪餅部分の出始めは人形のようだ。ユキモチソウはよく見かけるが、レッドデータの絶滅危惧種だそうだ。雌雄異株のため一株では繁殖できないらしい。植物は写真に撮るだけにしよう!
登山口から標高差で280m登って尾根を乗越し、竜頭谷を徒渉する。
竜頭谷は雨の少ない時期は涸れていることが多い。
渡渉点を左岸に渡ると「石立山植物群落保護林」の説明版がある。ここから登山道は一旦南(右)に向かい、直ぐに東北東へ向きを変えて西峯に向け尾根を登る。
竜頭谷から少し登ると岩が多くなり石立山らしくなってきた。岩の間にタチツボスミレが咲いている。
眼下に別府渓谷入口の茶店や駐車場が見える。歩行距離の割に高度差が大きい。
いつもこの岩の前では立ち止まってしまう。石立山は石灰岩の山だがこの石はどういった経過で浸食されたのだろう?石立山の下には大きな鍾乳洞があるかもしれない。竜頭谷か北谷のどこかに小さい入口があるかも・・・・・・
傾斜が緩くなり少し進むと標高点1181だが特に目印はない・・・と思う。
更に進むと標高1200m辺りから再び傾斜がきつくなり「岩場」に出る。岩場の前後にはアケボノツツジが咲いている。北には白髪山がよく見える。
しばらく岩の多いルートを進むと再度傾斜が緩んで標高点1472(小ピーク)を通過する。この後、千葉県から来た人に会ってしばらく話しをした。夕べは「べふ峡温泉」に宿泊したそうだ。1週間くらい四国に滞在し、明日は綱附森と矢筈山ということだ。
(バイケイソウ) (シコクブシ) (セントウソウ)
11時46分、西峯到着。ここから左(北)に少し下れば捨身ヶ獄。また、中東山を経て三嶺と剣山を結ぶ稜線へ出る縦走路もある。山頂へは右(南)へ下ってから東へ進む。
11時54分、石立山山頂到着。写真もたくさん撮ったので2時間11分かかったが急げば2時間を切るだろう。
数年前まで背の高い笹に覆われ、太平洋側は見えなかったが鹿に食べられて見晴らしがよくなった。
ひざに良くないガラガラの岩稜帯を下る。つまづくと危険なので慎重に!
13時17分登山口にゴール。下り1時間16分で往復3時間27分、目標は3時間以内というところか?それでも、平均時速は3〜4q程度で平地の1/2だ。
【今回のコース(クリックで拡大)】
【垂直プロファイル】
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